骨肉の離婚闘争で息子ゲットのシンパパ。安定の面会交流に水さす元妻の出産
テレフォン人生相談 2020年5月28日 木曜日
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 男40歳自営 3年前に離婚したシングルファザー 息子6歳 二人暮らし 別れた妻34歳は再婚して出産間近
柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、こんにちはあ
柴田理恵:
はい、今日はどんなご相談ですか?
相談者:
はい。わたしが、あの、シングル、ファザーなんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
えーと元、奥さんが、あの、再婚してですね。今度あの、子供が・・産まれるんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、あの、今、あのお・・面会交流をさせてる息子お・・を、これからどういうふうに・・あのお、息子とか、お母さんの関わりを・・考えてけばいいのかなっていうのを、ご相談したくて、電話しました。
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
えとあなた今、おいくつですか?
相談者:
あ、わたし40です。
柴田理恵:
で離婚なさって何年ぐらい経つんですか?
相談者:
3年ん、ぐらいです、はい
柴田理恵:
はあー、向こうの奥さまは、おいくつぐらいなんですか?
相談者:
30う・・4
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
柴田理恵:
分かりました。えと、お子さんは今おいくつですか?
相談者:
6歳です。
柴田理恵:
6歳
相談者:
ええ
柴田理恵:
息子さんですよね?
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃ今、お父さんと、あの、息子さんで、一緒に暮らしてらっしゃる?
相談者:
あ、はいそうです。
柴田理恵:
あーそうですか。大変ですね?お仕事しながら子育て。
相談者:
アハハ(苦笑)、や、だ、はい大丈夫です、はい
柴田理恵:
え?お2人い、で、住んでらっしゃるんですか?
相談者:
はいそうです。
柴田理恵:
ああ、そうですか。
で、前の奥さんが、
相談者:
はい
柴田理恵:
再婚なさって、
相談者:
はいそうです、そうですね。
柴田理恵:
んで、お子さんが・・お産まれになるんですか?今度。
相談者:
あ、はい、あの・・
柴田理恵:
うん
相談者:
離婚してから、あの、ずっと面会交流は、毎月2回、しておりまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
それがあの、えっと小学校に、上がるまでの一応、約束事というか、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、なってたんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
今度・・息子が小学校に、あの、入学するう、このタイミングう、で、また・・今後の面会交流の話を、
柴田理恵:
ん、うん
相談者:
あの、どうしましょうかっていうような時期に、ちょうど来ていたんですけれども、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
ま、そのタイミングで、あの、えとお、代理人の弁護士の、方から連絡がありまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、「実は」あの「お母さんのほうが、今度」あの「子供が産まれることになっ」・・
柴田理恵:
はい
相談者:
「なりました」と。
柴田理恵:
はいはい
相談者:
えー、ま、ただ・・そのまま、あのお、「小学校にあがられても」その「息子との面会交流は続けたい」・・「ので」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あのま、「息子に」その、子供が、「『赤ちゃんが産まれるよ』っていうこと、伝えたいーんですけれども」・・
柴田理恵:
はいはい
相談者:
「お父さんにまず、事前にお知らせしました」って言って、今後のことを、ま、どうするか、ちょっと話し合いをしたいっていうご連絡があったん、です。
柴田理恵:
うん、うん、はい、はい、はい
相談者:
はい・・で、ま、その、息子お・・もですね、お母さんと会うのとても楽しみに、していましてですね、
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、わたしも、お母さんとの関わりはもう、ずっと続けさせてあげたいなと思って、今までやって来たんですけれども、
柴田理恵:
うん・・はい
相談者:
ま、赤ちゃんが産まれてからの、その、息子がお母さんとの面会をした時にですね?
柴田理恵:
はい
相談者:
息子お、が、ま、どんな気持ちになるのか、なあ?という、ところが、あの・・心配になったというかですね。
柴田理恵:
あーあー
相談者:
はい
柴田理恵:
なるほど
相談者:
はあ
柴田理恵:
でも今まではずっとお・・
相談者:
はい
柴田理恵:
お母さんと会うのを楽しみにしてるわけですよね?
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
はい
柴田理恵:
で・・の、お母さんも会いたい・・で、えーと、お父さんであるあなたも、会ったほうがいいなと、今までは思ってらっしゃったんですよね?
相談者:
そうですね、はい、あの・・
柴田理恵:
うん
相談者:
これからも、あの、会えればいいなと思ってるんですけれども・・
柴田理恵:
あ、これからもそう思ってらっしゃるんですね?
相談者:
はあい
柴田理恵:
ふうーん
でもやっぱりその、息子さんがどんな、これからどんな気持ちになるかどうかっていうのが、ご心配だってことなんですね?
相談者:
はい、あの、ま、どうしてくべきかっていうのはちょっと・・これから先のことがちょっと、分からなくて、はい
柴田理恵:
うーん
相談者:
相談しました
柴田理恵:
あの、お子さんは、自分のお母さんが、ほかの、人と、再婚してるってことはご存知なんですか?
相談者:
何年か前に、あのお、伝えてはいるんですけれども、
柴田理恵:
うん、ふん
相談者:
面会のときは、その、再婚、された方とは、ま、会わないという約束で、
柴田理恵:
あ
相談者:
きているので、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
会ったことはないんですね。
柴田理恵:
うん
でも・・
相談者:
で・・はい
柴田理恵:
一応再婚してるんだって、自分のお父さん以外、ん、ん、違うお父さん・・と今、一緒にいるんだっていう・・
相談者:
はい
柴田理恵:
ことは知ってるわけですね?
相談者:
・・はい、ちょっと、ま、なんとなくは分かってると思います、あの、はい
柴田理恵:
うん・・ふーん、分かりました・・えと・・離婚の・・理由っていうのは、どうして離婚なさったんですかね?
相談者:
あ・・えっと、ま、元々はその性格の不一致というか、あの、ま・・
柴田理恵:
うん
相談者:
そうですね・・
柴田理恵:
うん
相談者:
そういうところで、ちょっと、「離婚したい」ということは、あの、妻のほうから・・
柴田理恵:
うん
相談者:
言われまして。
(息を吸って)でま・・あの、子供が小さかったので、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、ま・・その辺の(息を吸って)やりとりをしてるうちにちょっといろんな、いろいろなことがあって、ま、結果的に、わたしが、育てることになったという・・
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
はい
柴田理恵:
なんか・・んま、
相談者:
はい
柴田理恵:
世間一般のっていうか・・
相談者:
はい
柴田理恵:
お子さんが小さいときっていうのは、
相談者:
はい
柴田理恵:
お母さん、と一緒に、こう、暮らす方多いですよね?
相談者:
あ、そうですね・・
柴田理恵:
うん
相談者:
はい
柴田理恵:
どうしてそうじゃないのかなあ?と思って。
相談者:
あ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あのま・・最初は離、ま、離婚は・・子供小さいし、あの・・ま、考え直して?
柴田理恵:
うん
相談者:
あ、3人で・・やって行ける方法・・で、あの、考えて行こうっていう話をしていたんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
その、えー、数ヶ月後に、あの・・一度、子供、を・・お母さんのほうが連れて、ちょっと遠方のほうに、連れて出て行っちゃ・・たんですね。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、僕、5ヶ月間、ま、子供と会えてなかったんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
あの、ま、5ヶ月後ぐらいに、あの、また向こうの弁護士さんのほうから連絡がありまして、
柴田理恵:
ふん
相談者:
「実は」、あの、「子供さんが『お父さん、に会いたい』と」
柴田理恵:
うん
相談者:
んで・・「お父さん、がいい」っていうことも・・
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、毎日のようにこう、言って、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、そういうこともあって、あの、子供の心療内科みたいなとこに連れて行ったら・・ま、あの、「お母さんのこと嫌いじゃないけど、お父さんとの結びつきが」ま、「強いんでしょうね」ということで、
柴田理恵:
うーん
相談者:
ま、あの、ま、そういう諸々色々あってあのお、お母さんのほうから、あの、「そういうふうにお医者さんに診せたら、そんなふうにも言ってて」・・「できれば息子のあれ(希望)を叶えてあげたいのでお父さんのところに戻したい」っていうことで、あの、お母さんのほうから、連絡が、ありまして。
柴田理恵:
はあ
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃ、お子さんのほうがお父さんを選んだってことなんですね?・・うーん
相談者:
・・結果としてはそうかもしれません、はい
柴田理恵:
その後、お父さん・・と、その息子さんと一緒に、2人で暮らしてて、
相談者:
はい
柴田理恵:
息子さんのほうは、全然もう・・幸せな感じ?
相談者:
あ、その、まあ、息子の、ホントの心の中を見ることは、できないので。
柴田理恵:
うん
相談者:
あれですけど、あの、まあ、従兄弟とか、
柴田理恵:
うーん
相談者:
あの、お祖母ちゃんとかも、あの、よく、会えるので、
柴田理恵:
ふうーん、はい、うん
相談者:
ま・・普段と変わらず楽しくはしてるとは思うんですけれども、
柴田理恵:
うーん
相談者:
やっぱりあの・・お、ま、お母さんと、面会がなかったらやっぱり寂しい思いは・・
柴田理恵:
ま、それはそうですよねえ。
相談者:
あの、今・・してただろうなとは思います。
柴田理恵:
うーん
相談者:
はい
柴田理恵:
なるほど、分かりました。
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃ、あのお、ちょっと先生に聞いてみましょうかね?
相談者:
あ
柴田理恵:
はい
相談者:
はい、ありがとうございます。
柴田理恵:
今日の回答者の先生は、精神科医の高橋龍太郎先生です。
先生お願いします。
相談者:
あ、はい
(回答者に交代)
別れた女房がヨロシクやっているのが気に入らなかったのかな。
でもシンママ子育て、元旦那再婚と、今回と逆パターンはよくある事ですよね。
あと養育費はどうしているのでしょうね。
面会交流は、子供側になって相談者も
考えると答えはでると思うよ
よくある自分側の主観的に考えると
どうしても悩むでしょ~ね
面会交流で揉める原因はよくある傾向は
「自分側の主観的な思考から感情論」
子供側から見ればお父さんお母さんは
たった2人だもんね~別れ要が…
受け入れようと子供は無意識化で発達して
いるから大丈夫だよ
子供の心理的な最悪は「棄てられた」
コレは避けたいね…だから今まで通り
面会交流を継続して下さい
笑顔で子供は「お父さんただいま」って
態度にでる事を願っています
この相談を聴いていて、ダスティン・ホフマン主演の『クレイマー、クレイマー』(1979年)という映画を思い出して、思わず涙が出てきた。
相談者は、離婚というつらい経験はしたものの、これほど息子に慕われて、ある意味、幸せ者だと思う。
元妻に子供ができたことについては、成り行きに任せても、心配ご無用の事のような気がする。
裁判所経由の離婚、弁護士経由の連絡…
再婚や出産のタイミング…
当時、奥さまに不義や不貞はなかったのですか?
話を聞いた限りで考えても、きっと間違いなくあるでしょ。
相談者様が離婚時に奥様を疑わない、何も調べないのツケが来たような気がします。