嘘つき強いられた母子家庭。老いた自己中母にぶつける怒りの繰り返しに嫌気差す
テレフォン人生相談 2020年10月15日 木曜日
20年前から母親の家で同居する相談者家族。
相談者への愛情が感じられず何事にも自分中心な母に気を使う生活。
母に感情をぶつけても変わらず、これからもこれを繰り返しながら自分が歳を重ねていくかと思うとやりきれない。
齢(よわい)83の母親に今だにかしずく娘。
隠せるもんかしら?
父親の死、夫の死。
引っ越しもせず。
この時代の小学校では家庭訪問ってのがしっかりあった。
玄関先ではなく家に上がる。
こういう大嘘をつき通すには随所で小嘘をつき続けないといけない。
いくらなんでも大人は気づいてる。
騙されたフリ。
父親がいないことを受け入れられない女の子・・不憫 (T_T)
みたいな。
てか、
「『愛人の子や』という噂が出てたよ」
バレとるやん。
てか、却って色眼鏡。
せめてもの救いは、ジモティを続けるおかげで、近しい人には、実は嘘だったと、実は嫌だったんだと告白する機会を得たことかしら。
友人の愛人云々の返しも、聞きようによっちゃ、さすが大阪。
笑いに変える思いやりにあふれた突っこみ。
もちろんそれは同時に、母娘の異常な関係をバラすことでもある。
母親の世間体とやらも台無しだ。
最初は軽い気持ちでついた嘘。
まさかこんなに長く続くとは思わなかった。
いつかバレる爆弾に耐えられなくなった女。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 関西なまりの女54歳 夫52歳 結婚して独立している息子 同居の娘23歳 父は3歳のときに他界 同居の母83歳 結婚している兄がいる
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちはあ
柴田理恵:
今日はどんなご相談ですかあ?
相談者:
えー、同居してる母のことに関してなんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
えー・・
柴田理恵:
あなた、おいくつですか?
相談者:
わたしは54歳です。
柴田理恵:
はい。ご結婚なさってるんですか?
相談者:
はい、してます。
柴田理恵:
旦那さんおいくつでしょうか?
相談者:
52歳です。
柴田理恵:
はい。お子さんは?
相談者:
男の子と女の子1人ずつで、
柴田理恵:
はい
相談者:
男の子はもう結婚して独立してます。
柴田理恵:
あ、はい、はい
相談者:
で、女の子は、社会人1年生、23歳で今同居です。
柴田理恵:
同居。
お母さんは、あなたのお母さんですか?
相談者:
はい、そうです。
柴田理恵:
はい
相談者:
わたしの母です。
柴田理恵:
はい、はい
おいくつですか?お母さん。
相談者:
えーと83歳です。
柴田理恵:
て、この、お母さんはどうなさいました?
相談者:
・・ま、あの、過去から・・
柴田理恵:
はい
相談者:
んん、母に対して、まあ、あたしは、ずっとあのお・・怒りを(苦笑)、があって、それをまあ、最近になって、15年ぐらい前から、たまにこう、ぶつけたりしてるんですけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
でもまあ、まったく解決できずに同じこと繰り返してるので、
柴田理恵:
うん
相談者:
どのようにしたらいいかな?と思って、
柴田理恵:
はあ、は
相談者:
も、自分でも、ま、おんなじことばっかり繰り返してんのが嫌で、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、今日お電話させてもらったんですけど。
柴田理恵:
はい
で、お父さんはいらっ、ご、ご健在ですか?
相談者:
いや、あたしの父は、
柴田理恵:
うん
相談者:
え、3歳のとき病気で亡くなってるんです。
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
じゃあ、一緒に暮らしてらっしゃるってことは、
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、お母さんの家(うち)に・・
相談者:
そうです。
柴田理恵:
いらっしゃるってことなんですか?
相談者:
そうなんです。
柴田理恵:
じゃ、だから母1人子1人で暮らしてらして・・そこにご主人が一緒に住んでくださってるって、ことですか?
相談者:
えーとね・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、あたしが、同居したのは・・
柴田理恵:
ふん
相談者:
20年ぐらい前からで、
柴田理恵:
ああー、え?
相談者:
え、結婚してからしばらくは、あの、別に暮らしてたんですが。
そんときは、兄夫婦が一緒に住んでたんですけど、
柴田理恵:
あ、お兄さんがいらっしゃる?
相談者:
はい
柴田理恵:
あ、え・・
相談者:
でも・・
柴田理恵:
うん
相談者:
兄夫婦は、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、ちょっと、ま、母と合わないってことで出て行ってしまったので、
柴田理恵:
ふん
相談者:
わたしが、そのあと何年かして・・一緒に暮らすようになったんですけれども・・
柴田理恵:
あ、じゃ、お兄さん夫婦とも、あんまりうまく行ってない・・かったってことですか。
相談者:
そうですね、へへ(苦笑)、はい
柴田理恵:
あー、なるほど。
相談者:
母が、まあ、すごく、ま、世間体がすごい、一番っていう感じの、母で、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、まあ、3歳で父親亡くなってるんですけども、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、病気で亡くな・・ってえ、いるんで離婚したわけでもないんですが、
柴田理恵:
はい
相談者:
小さいときからやっぱり・・父親がいてないっていうことを母は・・
柴田理恵:
うん
相談者:
すごく隠したがったんーですね。
柴田理恵:
うん、ふん、ふん
相談者:
で、ま幼稚園ぐらい、に、行くときから、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま「お父さんがいてないってことは言ったらダメよ」っていうふうに、言われてて、
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
ま、あたしはずっと、こう、幼稚園のときも友だち、に、が家に遊びに来ても仏壇を隠してみたりとか・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
ま、幼いんで。
柴田理恵:
うん
相談者:
そういうことをしたりとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
小学校の、父親参観のときも、こう、友だちに、取り繕ったりとか、ま、そういうことをずっとして来たあ、わけなんですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
自分が親になって、
柴田理恵:
はい
相談者:
母親はなんでそんなことを子どもにさせたんだろう?っていうことがすごく疑問になって来て、
柴田理恵:
うん・・うん
相談者:
わたしのことは、全然、兄もそうだったんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
考えずに、自分が、い、主人がいてないってことが嫌で、
柴田理恵:
うん
相談者:
そういうふうにして来たんじゃないか?っていうことが、も、すごくなんか腹立たしく思えて来て、
柴田理恵:
うん、そのこと・・
相談者:
ほんで・・
柴田理恵:
お母さんに聞きました?
相談者:
ええ、聞きました。
柴田理恵:
はい
相談者:
そしたら・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「いや、そのときは」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
やっぱり、あの「いてなかったら、バカにされたらあかんと思った」みたいなことを言うんですね。
柴田理恵:
ふん、うーん・・うん、ふん
相談者:
でも、なんか、あたしは、
柴田理恵:
うん
相談者:
そ、バカにされるより、子どもがどんだけ傷つくかっていうことのほうが大事、じゃないの?って、自分が子どもが・・
柴田理恵:
その・・すいません、どのように、傷つくというか、具体的な・・
相談者:
あー
やっぱり、友だちにもいつも嘘をついて、いないといけないし、
柴田理恵:
うん
相談者:
やはりなんか大人になってから、聞いたあ、あ、友だちの話では、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんか、まあ、あたしのことは「みんな、『愛人の子や』という噂が出てたよ」っていうことも聞いたりとか(苦笑)・・
柴田理恵:
あー、そうか。
相談者:
するぐらいで。
柴田理恵:
うん
相談者:
学校自体も・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あたしが、父親がいてることになってたんですよ。
柴田理恵:
うん、うん、うんふん
相談者:
うん、なので、もう先生にも嘘つかないといけないしっていう・・
柴田理恵:
あ、先生にも嘘ついてたっていうことか
相談者:
はい。そうですね。ま、それだけじゃなくって、
柴田理恵:
うん
相談者:
例えばまあ、一緒に住んでたり、し、20年前から一緒に住んでるんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
も、なんせ自分、が一番、なんですよ。
柴田理恵:
うーん
相談者:
だから、もうあたしの家庭のことはまったく気にせずに自分のことをまずやれっていうような感じで、
柴田理恵:
うーん?それどういうところで?
相談者:
うーん
柴田理恵:
具体的に。
相談者:
んん、だから、もう・・
柴田理恵:
うん
相談者:
普通だったら、ま、自分らの家族が、あ、いて、そこに母がついて来る、みたいな感じだと思うんですけど、
柴田理恵:
うーん
相談者:
もう、なんせ、もう主人のことには、ま、とりあえず後回しで、母とどっかに行く。旅行も行く。
全部そういうふうになってて、
柴田理恵:
あ
相談者:
主人が我慢するっていうのが、も、当たり前の・・パターンになってったりとか、
柴田理恵:
あー・・す、お母さんの、家だから・・
相談者:
うん、うん・・そうです。
柴田理恵:
わたしの好きにするっていう・・
相談者:
うん、そうです、そうです。
柴田理恵:
気持ちが強いわけですか?
相談者:
はい、そうですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
なんか、愛情を感じないんですよね。
◆#かも、兄のことばっかりで、わたしはもう、どっちかいうとみんなにも、「姑さんと住んでるみたいやね」とか。
やっぱり言われます。
柴田理恵:
それはお友だちが?
相談者:
うん、みんなやっぱりそう、いつものあたしじゃないと。
友だちと付き合ってるときのあたしじゃなくて。
柴田理恵:
うーん
相談者:
母には常に気を使ってて・・自分の家族はそっちのけで「母」「母」っていうような、じゃないとすごく機嫌が悪くなるんですね。
柴田理恵:
同居、し、するときに、
相談者:
はい
柴田理恵:
ほらお兄さんが・・出て行かれた・・
相談者:
はい
柴田理恵:
その話、は・・お兄さんとはなさったんですか?その・・
相談者:
あ、お兄さんのお嫁さんとはもう・・我慢できないっていうことで、
柴田理恵:
うーん、やっぱり・・
相談者:
うん
柴田理恵:
厳しい・・
相談者:
いやあ、うん、そうだと思います。
柴田理恵:
うーん
相談者:
たぶん、すごかったと思います(苦笑)。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
あー、も、兄が出て行くんじゃ仕方ないから・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
と思って、
柴田理恵:
うん
相談者:
うん、あの、入る、ことにしたんですけど・・
柴田理恵:
うん
お母さんなんて言ってたんですか?・・お母さんは。
相談者:
ま、何も言わないです。
柴田理恵:
え?「あらあ、ありがと、嬉しいわ」とか。
相談者:
そんなことは絶対言いません(苦笑)。
柴田理恵:
はあ
相談者:
絶対言わないです。そんなことはまず言いま・・
柴田理恵:
ふうん・・じゃ、あんまりニコニコしない、怖いお母さんなんですかねえ?
相談者:
いやもう、お、常に怯えてました、ハハ(苦笑)
柴田理恵:
うん・・なるほどねえ。
相談者:
はい、家にいても・・小さいときから寛(くつろ)ぐっていうことがありませんでしたね。
柴田理恵:
あ、それはその・・お母さんがお家にいらっしゃるときも・・
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
お母さんが外に働いてるときも?
相談者:
はい、それはもう・・はい、今でも、そうですね。
柴田理恵:
ふうーん、なるほどね。
相談者:
帰ってきたら、機嫌が悪くならないように、
柴田理恵:
うん、ふん
相談者:
母が帰って来たら、荷物を取りに行くとか。
柴田理恵:
うん、うん、ふん
相談者:
あ、こ、パッと、冷たいお茶を出すとか。もう、お手伝いさん・・
柴田理恵:
あーあ、厳しい・・じゃ・・
相談者:
お手伝いさんのような感じです。
柴田理恵:
じゃ、今日のご相談はあ・・
相談者:
はい
柴田理恵:
えっとその同居、なさってるお母さんと、どのように付き合って、てったらいいか?っていうことでよろしいんですか?
相談者:
いや・・じゃなくって、
柴田理恵:
はい
相談者:
この、んー、わたしのこの、なんかこう、過去に、こんなやった、あんなやったって思う気持ちを、
柴田理恵:
うん
相談者:
どうやったら・・
柴田理恵:
うん
相談者:
消化でき、て、こう気持ちよく・・今、もう、だんだん介護になって来てるんですね?
柴田理恵:
はい、はい、はい、はい
相談者:
ときに、このままやったらもう、気がつけばもう、お母さんが亡くなる頃には(含み笑い)、70ぐらいになるの?とか思うと、
柴田理恵:
うーん、うーん
相談者:
もっと自由にしてほしかったなあとか、
柴田理恵:
うーん
相談者:
いろんなこと思うと、こう、急に怒りが出て来るんですよ。
柴田理恵:
うん、なるほどお
相談者:
うーん・・で、その気持ちを、ぶつけたりとか、の・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
繰り返しを、どうやったら、
柴田理恵:
ふん
相談者:
なんかこう、スッと、気持ちよくう?
柴田理恵:
はい
相談者:
母に・・毎日こう・・
柴田理恵:
お母さんに対する気持ちをね?
相談者:
はあい
柴田理恵:
はい
じゃあ、先生に聞いてみましょう。
相談者:
はい、すいません、ありがとうございました。
柴田理恵:
はい・・今日の回答者の先生は、心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生です。
相談者:
はい
柴田理恵:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
母親にしてみれば子どもがいなければ再婚出来たのにと思っているよ。子どもが嫌いなんだよ。嫌いな子どもが入れ替わり立ち替わりに家に居るなんて我慢ならないんだよ。
さっさと母親を独りにさせてやりなよ。
母親は子供に依存してるから
母親は謝る訳がないという
マドモアゼル愛さんは流石と思いました
母親からの承認を求める続ける限り客観視できないにも納得です