コロナ禍中の活動再開についていけない女の罪悪感を払拭した宮司の言葉

テレフォン人生相談 2020年10月22日 木曜日

コロナ禍から次第に活動が戻りつつある中、必要以上に怖がる自分に情けない気持ちになる。

 

こういうのは色んな所で起きてる話。

給付金はマイナンバーカードの普及の遅れを顕在化させたが、未だに取得しようとしない人たちの理由は個人情報が取られる恐怖らしい。

清潔中毒の母は子どもに必要な免疫すら獲得させず、アレルギーまみれにしたりする。

 

怖がりは一次と二次がある。

一次怖がりは理屈じゃない。

誰だって暗がりは怖い。
これは暗がりでも活動できる捕食者から身を守るために組み込まれた本能らしい。

初めて目にする蛇を恐れるのも一緒。
蛇を怖がる本能を持たなければ、毒蛇にやられてしまう。

分からないものは怖い。

で、二次怖がりというのが理解した上での恐れ。
塩谷弁護士が言う「正しく恐れる」

悩ましいのが二次怖がりは人によるということ。

差が生まれる原因は色々。

情報弱者、
科学に疎い、
数字が苦手、
偏見、先入観
トラウマ、
頑固、
不安障害

原発、放射能、食品、衛生、資産運用、個人情報、憲法改正・・
二次怖がりすべきものでも一次怖がりに留まっている人に何を言っても無駄。

てか、二次怖がりの顔をしたイデオロギーに利用される。

相談者は自覚があるだけいい方。

 

今日は塩谷崇之弁護士のこじつけ屁理屈に脱帽。

ディスってるわけじゃないよ。
見事に女に刺さったんだから。

もっとも、ダイレクトに刺さったわけじゃない。
不屈の精神でやっと見つけた黄金の矢。

恐れの正体を暴こうとして、

コロナそのものではなく、世間の目でしょ?
これが跳ね返され、

自分が加害者になるのが怖いんでしょ?
これも跳ね返され、

諦めず、原因をすっ飛ばし、
そして編み出したトンデモ理由。
”世の中のどこかにいる一番過敏な人に寄り添ってるアタシ”

大逆転。
一見すると相談内容は宮司(塩谷弁護士の別の顔)向きだけど、やはり弁護士の職業柄が出た。

 

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女52歳 夫55歳単身赴任 別に暮らす長男22歳 次男18歳 三男15歳 平日は3人暮らし

玉置妙憂:
もしもしい?

相談者:
あ、もしもしい?

玉置妙憂:
はい、テレフォン人生相談です。今日は・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
どんなご相談でしょうか?

相談者:
このコロナ禍において、自分だけじゃなくて家族にも、こう、あの出掛けることを・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
制限させてしまったりとか、

玉置妙憂:
はい

相談者:
あの、不安になりすぎて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの、過分に心配しすぎてしまう、ことが多くなって・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
元々ちょっと気にする性格だったので、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの(苦笑)、みなさんが、あの、自粛してた頃には、あの、出掛けなかった・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
社会の動きが止まっていたので、

玉置妙憂:
はい

相談者:
出掛けないことには自分自身は別に・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
そんなに苦ではなかったんですね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
ラジオ聴いたりとかそういう気分転換もしていたので。

玉置妙憂:
はい

相談者:
だけどこうやって世界が、き、動きはじめて行く中で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっとやっぱり、自分も、あの、子ども達が学校行ったりとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
主人が会社に行ったり、ん、か、動くことによって、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あ、もし、なったらどうしよう?とか、あの、なったら、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
あの、こう学校に迷惑かけてしまうんじゃないか(苦笑)とかっていうことに、怯えてしまって、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なかなか、動き&#△%ない自分がいて、これから、も、どういうふうな気持ちを持って・・

玉置妙憂:
うーん、うん

相談者:
あのお、あの、やっていったらいいのかな?っていうような・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
気持ちをちょっと、あの、ご相談させていただきました。

玉置妙憂:
あー

相談者:
はい

玉置妙憂:
分かりましたあ。
え、まずご年齢、を教えていただいてよろしいですか?

相談者:
はい・・はい、52歳です。

玉置妙憂:
旦那さまは?

相談者:
55歳です。

玉置妙憂:
はい
お子さまは?

相談者:
男の子が、3人です。
22、18、15です。

玉置妙憂:
じゃあ、今、5人暮らしですか?

相談者:
あ、えっと主人は単身赴任してるので、

玉置妙憂:
はい

相談者:
週末だけ帰って来るという生活で。
長男はもう・・

玉置妙憂:
週末だけね?
うん

相談者:
はい、長男はもう社会人なので、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの、一緒には、暮らしてい、いません。

玉置妙憂:
そうですか。

相談者:
はい

玉置妙憂:
そうすると、

相談者:

玉置妙憂:
あと2番目と3番目の、も、息子さんと、

相談者:
はい・・はい

玉置妙憂:
3人暮らし?

相談者:
そうですね。平日は3人になります。

玉置妙憂:
ていうことですね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
うん
それでお仕事はされてるんですか?

相談者:
あ・・

玉置妙憂:
は、は

相談者:
うんとこう、今は休んでる感じ状態です。

玉置妙憂:
今は休んでいる?

相談者:
はい

玉置妙憂:
それで、えー・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
ま、いろいろと、心配になりすぎるということですよね?

相談者:
(苦笑)はい、ええ

玉置妙憂:
うーん

相談者:
はい

玉置妙憂:
具体的にはなんかあります?どういう、ことが心配・・

相談者:
えっと、ん、ん、次男のほうが・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
お友だちと、出掛けたりとか、

玉置妙憂:
はい

相談者:
滅多にしないんだけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっと、会い、「会いたい」とか言われても・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんか一言、メールとかで(苦笑)

玉置妙憂:
うーん

相談者:
言ってしまうんですよね。
あのお、「すぐ帰っておいで」とか(苦笑)

玉置妙憂:
うーん

相談者:
あの、心配だからね?

玉置妙憂:

相談者:
相手になんか、&#△%とか、そういうふにすぐ思ってしまったりとか、

玉置妙憂:
うーんうん、うん

相談者:
3番目は割とわたしに近い性格なので、

玉置妙憂:
ええ

相談者:
滅多に出掛けることはないんですけれども、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ちょっと様子が変わると、

玉置妙憂:
うん

相談者:
すごくなんか心配して、

玉置妙憂:
うん

相談者:
余計に、あの、いつもより、「大丈夫?」とか「熱あるんじゃないの?」とか、そういう形で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
マイナスのことを言ってしまったり?(含み笑い)

玉置妙憂:
うんうん

相談者:
あと、そうですね、自分も、あの、お友だちとそんなに、あの、今は会ったりとかも・・しない感じですかね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
そんなに気をつけたく、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ないようにしたいのに(含み笑い)、

玉置妙憂:
うん

相談者:
気づくと、そうなってしまってる自分がいる?・・

玉置妙憂:
うん・・うーん

相談者:
て感じですかね?

玉置妙憂:
そ、うん、そうかそうか

相談者:
はい

玉置妙憂:
あ、自分としては、ま、もう、もういいんじゃないかと思っている反面・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
すごく気をつけちゃってる自分がいて、

相談者:
はい

玉置妙憂:
困った?

相談者:
身動きが取れない。

玉置妙憂:
身動きが取れないっていう感じなんですね。

相談者:
うーん、で・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
はい
いつの間にか自分の中にストレスを抱えて、る・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ていうところもあるかなと思います。はい

玉置妙憂:
そうですね。

相談者:
家族にもすごく、たぶん、あの、迷惑を掛けてると思うんですよね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
主人とかにも言われますし、子ども達にも、

玉置妙憂:
うん

相談者:
「考えすぎだよ」とか(苦笑)・・

玉置妙憂:
あー

相談者:
て言われて、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
「ちょっとそれは大げさだよ」とかって言われる・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
たりとか、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
あの、姉とか、&#△%持っている姉にも、あの「もっと笑って過ごしてたほうがいいよ」って言われるのに、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
自分のなかで、どんどん溜め込んで、

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
怯えてる自分っていうのは、

玉置妙憂:
あーあー

相談者:
良くないなとは思ってるんですけど・・

玉置妙憂:
うーん、怯えてるんですね。そっか。

相談者:
はい、母としてちょっと・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
自分でも、あ、情けないって思ってしまうことが多くて。

玉置妙憂:
そうですか。
えーと、あとは、そ、あれですか?
あなたさまは守ってらっしゃるじゃないですか。

相談者:
・・

玉置妙憂:
要するに出掛けないし、子ども達にも注意してるし。

相談者:
はい・・ええ、ええ

玉置妙憂:
でも世の中は、

相談者:
はい

玉置妙憂:
先ほどもおっしゃったように、

相談者:
はい、はい

玉置妙憂:
動き始めてますよね?

相談者:
そうなんですよね。はい、はい

玉置妙憂:
そうやって、もう、なんか平気な顔して動いちゃってる人見て腹立つってことはないんですか?

相談者:
あ、それは反対です。
もう、すごいなと思ってて。

玉置妙憂:
あ、あー!、そうなんですね!?

相談者:
で、反対に「すごいな」と思ってて、あの、だから医療従事、

玉置妙憂:
あーあ、尊敬の眼差し?

相談者:
そう

玉置妙憂:
あー、そうですか。

相談者:
医療事、医療従事者の方とかも、含め、みんなはできるのにどうして、わたしは、こんなにビクビク怯えているんだろう?っていう。

玉置妙憂:
あー、そうなんですね。

相談者:
そういう気持ちが・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんか・・あの、自分にもちょっと情けなく、思うことが(涙声)・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
すごくあって、はい

玉置妙憂:
そうですか・・

相談者:
なんとかしなくちゃ、って思いながら・・

玉置妙憂:
あー

相談者:
いろいろ気分転換もしてみたり、

玉置妙憂:
うん

相談者:
考えないようにしてるんですけど・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ていう感じですかね?

玉置妙憂:
うん・・

相談者:
うーん

玉置妙憂:
ちょっとビクビクしている自分に、

相談者:
え・・はい

玉置妙憂:
ただひたすら困ってる?・・ていう?

相談者:
そうですね、はい

玉置妙憂:
感じるんですねえ?

相談者:
はい、ええ、ええ

玉置妙憂:
ふうん、そうですか。

相談者:
すいません。

玉置妙憂:
ん、いやいや、あの・・善良な市民という感じがいたしましたけれどもですね。

相談者:
いえいえいえ、へへ(苦笑)

玉置妙憂:
でもね?ご本人としたら・・困ってるんですもんね?

相談者:
そうですね、ちょっと苦しいです。なんかなったこと、方のこと考えると・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
あ、この、ね、ね?方の、ご家族はきっとね?

玉置妙憂:
うん

相談者:
辛い思いするだろうな、とか、そういうことまで想像して考えてしまったりして(苦笑)。

玉置妙憂:
うーん・・あ(苦笑)、そうですね。

相談者:
なんか、あー、考えすぎかな?とは思ってるんですけど・・

玉置妙憂:
うーん・・そうですか、そうですか。

相談者:
はい

玉置妙憂:
では今日は、このご時世の中で、

相談者:
あ・・はい

玉置妙憂:
心配で心配で、

相談者:
はい

玉置妙憂:
身動きが取れなくなっていると。

相談者:
はい・・はい

玉置妙憂:
で、そこを、ちょっと、破りたいんですね?

相談者:
はい・・はい、そうです。

玉置妙憂:
うん

相談者:
はい

玉置妙憂:
だからその方法がもしあれば・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
お聞きしたいですねえ?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
お願いいたします。

玉置妙憂:
分かりました。

相談者:
はい

玉置妙憂:
では今日お答えいただくのは、

相談者:
はい

玉置妙憂:
弁護士の、

相談者:
はい

玉置妙憂:
塩谷崇之先生です。

相談者:
はい、お願いいたしまあす。

玉置妙憂:
先生よろしくお願いいたしまあす。

(回答者に交代)

「コロナ禍中の活動再開についていけない女の罪悪感を払拭した宮司の言葉」への6件のフィードバック

  1. ふうん。塩谷先生すごいなあ。

    社会に、周りに迷惑かけちゃいけない、って、優等生的な気持ちがコロナでマイナスに傾いているところを、逆に優等生の自負や使命感?を引き出してプラスに傾けてあげた。

    私はコロナをすごく怖がっている人に寄り添うつもりはあんまりないし、自分でできる対策をしてるから過剰な不安もない。でも怖がっている他人に寄り添って行動できると不安がなくなる人もいるんだな。

    募金やボランティアで自分の気持ちを満たすのと似たような話かな。
    仕事を休んでることをぼやかして話すのが気になるけど。

  2. もしコロナにかかったら社会に迷惑をかけてしまうことを気にするという相談者
    加藤先生なら、あなたには隠された敵意があると言うでしょうね。
    人に迷惑かけたくないと言いすぎる人って言い返せば
    私に迷惑かけんなよオラァ!!ってことじゃないかなと思いました。

  3. なんか、漠然としてるね。

    このコロナ禍、不安でたまらない人はたくさんいるわけで(感染す伝染さないだけじゃなくて、金銭的な生活不安や業種的な先行き不安を含めれば膨大な人数だろう)。この相談者さんもその内の一人だということは理解できた。でも、この社会で一番、過敏な人の行動規範に寄り添おう、みたいな回答で不安って収まるもんかね?

    そこがわからんかったんよ。
    不思議な回ですな。

  4. 自己学習と自衛で片付く自分だけの問題を、わざわざ相談番組に電話してきて一方的に早口でまくしたててスッキリしたうえで優しくされたら泣きだすあたり、誰とも交流してないただの暇人だったのでは。

  5. 必要以上に恐れて落ち込んでるみたいですが、この方も繊細なHSPさんなのでしょうか?

    繊細さんって、一種の自己防衛反応なんじゃないかと思うんですよね。
    考え過ぎて混乱する自分を「HSP」っていう表現で武装してる様な気がします。
    その繊細さんに、前向きな理由を見つけて肯定してあげることって、凄く有効なのかなって思いました。

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