婚費か離婚か?実家を出るか否か?毒親を嘆くも分かってもらえずジレるママ
テレフォン人生相談 2020年12月29日 火曜日
夫に懇願して始めた実家暮らし、母親との確執を夫にぶつけていたら夫が家出(行き先は夫自身の実家)。
毒母を避けて自立すべきか?
婚費12万をもらいながら実家で暮らす生活も悪くはないが・・
離婚の是非と実家暮らしの是非がごちゃまぜ。
「毒親」というタグ(分類)を作っているんだけど運用が難しい。
むしろ毒などというワードが登場しない相談にこそ毒親が多いから。
逆に、「毒親」というワードを使って親を下げる相談のときは、さほど毒は感じられない。
もしかして、すべてを毒親のせいにする大人にしてしまった親だから毒親って言うのかしら?
以下はそういう相談。
題して、毒親のスネをかじる人たち。
自立したいのに選んでるのは楽な方。父の干渉がウザい無職男40歳
相談者: 女36歳実家暮らし 夫36歳とは別居中 娘6歳 息子5歳 父68歳 母65歳 祖母97歳
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
すいません。はい
今井通子:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
今、旦那さんとは別居してるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
離婚して・・
今井通子:
はい
相談者:
子供たちと・・
今井通子:
はい
相談者:
えー、今実家に住んでるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
実家を出て、1からやり直すか?、このまま離婚せずに、
今井通子:
はい
相談者:
旦那さんから婚姻費用をもらい続けて、今の実家で暮らすか?
今井通子:
はい
相談者:
ていうのを悩んでます。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
まずあなた、おいくつ?
相談者:
36歳です。
今井通子:
36歳。ご主人は?
相談者:
36歳です。
今井通子:
あ、同い年?
相談者:
はい
今井通子:
と、ご結婚何年目?
相談者:
7年目です。
今井通子:
「お子さん達と」っておっしゃったからお子さんいらっしゃんのよね?
相談者:
はい2人います。
今井通子:
はい
相談者:
えっとお、上が女の子で6歳で。
今井通子:
はい
相談者:
下が男の子で5歳です。
今井通子:
分かりました。
ご実家に今いらっしゃるっていうけど、お父さま、お、お母さまご健在なのね?
相談者:
はいそうです。
今井通子:
お父さまおいくつ?
相談者:
68歳です。
今井通子:
お母さまは?
相談者:
65歳です。
今井通子:
65歳・・お祖父さんお祖母さんいらっしゃる?
相談者:
母方の、えー、祖母が、
今井通子:
はい
相談者:
えーと最近一緒に、住み始めたんですよね。
長男夫婦と一緒に住んでたんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、仲が悪くなっちゃって、
今井通子:
ンフフフ(苦笑)
相談者:
うちに、今はずっといます。
今井通子:
ふうん
お祖母さんは、
相談者:
はい
今井通子:
おいくつ?
相談者:
97歳です。
今井通子:
97歳、おー、ご長寿ですね。
相談者:
はい・・はい
今井通子:
そうすると、あなたが今ご実家に・・
相談者:
はい
今井通子:
えーと、あなたと、お子さんお2人とでいらっしゃるわけでしょ?
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、親御さんのほうとしてはあ・・
相談者:
はい
今井通子:
どう言ってらっしゃんの?
相談者:
特に・・あんまり話をしないので・・
今井通子:
え?
相談者:
えっとお・・
今井通子:
それはどうして?(笑いながら)
ご主人と別居するときにい・・
相談者:
はい
今井通子:
なんか理由もあるだろうし(含み笑い)・・
相談者:
あの・・
今井通子:
そっちへ・・
相談者:
はい
今井通子:
行っていいかどうか?も聞かなきゃいけなかっただろうし。
相談者:
コミュニケーションがまったくない親子なので、
今井通子:
・・
相談者:
わたしのお、話は、一切聞かない親なので・・
今井通子:
・・へえー
相談者:
全然、そういう話は・・してないです。
今井通子:
・・
相談者:
あっ、元々実家で・・旦那さんも一緒に暮らしてたんですよ。
今井通子:
あ、じゃ、あなた達が実家に出てったわけじゃなくって、
相談者:
あ、はい。そうです。
今井通子:
ご主人が出てっちゃったの?
相談者:
そうです。あの、最初、一番最初結婚した当初は、2人でアパートで暮らしてたんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
妊娠して体調崩して・・えーと、旦那さんにもワガママ言って・・実家に、入らせてもらったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
・・それで・・もう・・入った初日から・・元々仲が悪い親子だったので、
今井通子:
・・
相談者:
親からの評価が元々、低いっていうか、こう、な、なに、「なにやってもダメな子で」みたいな感じで・・言われてから、親の前で、こ、完全に、いしゅ、萎縮しちゃって、なんにもできな、くって・・あれしたいこれしたい、子供ができたからあれ買いたいとかって思っても、全然こう、あー、でも、お母さんになんか言われるからできないなとか・・ま、ストレスがすごくって、
ん、旦那さんに、この、そのストレスを、あてちゃ・・たんですよね。
今井通子:
なるほど。
そして?ご主人は・・家を出ちゃった・・
相談者:
はい
今井通子:
ていうことね?
相談者:
・・突然、ま、なんにも持たずに・・
「ちょっと行って来る」って言って・・
今井通子:
ええ
相談者:
それきり、帰って来ない・・
今井通子:
うん
相談者:
です。はい・・はい
今井通子:
ご主人は・・今、どこで暮らしてるかは分かってんですか?
相談者:
あ・・旦那さんの実家です。
今井通子:
あーあ、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
・・そうすると、あなたとしては、何をどう考えて・・
どうしたらいいか?っていうご質問をされたのか?、ちょっと、経緯をおっしゃってみて。
相談者:
旦那さんが出てってから・・
今井通子:
うん
相談者:
えーと、婚姻費用をもらってるんですね。
今井通子:
はい
相談者:
毎月、ちゃんと、ん、は、えーと振り込まれていて、
今井通子:
はい・・
相談者:
えー・・一応・・
今井通子:
ちなみに、いくらぐらい?
相談者:
はい・・12万円です。
今井通子:
はい
相談者:
でえ・・なので、で、今実家なので、
今井通子:
はい
相談者:
家賃も掛からないし、
今井通子:
うん
相談者:
で、もうちょっとま自分でも少し働けば・・まあそのまま行けば、別に子供も、不自由なく暮らせる・・ていう状況・・だと思うんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
ただ・・元々わたしは両親と、あんまり仲が良くないですし、
今井通子:
うーん
相談者:
その理由っていうのは・・両親のモラハラ・・んん・・わたしが自分が親になって・・なんかこう・・すごく自己肯定感が低いというか、わたしはもうほんとにダメな、人間、子供育てるには、ちょっとダメな人間だから、と思って、結構こう、いろいろ調べたりとか・・
今井通子:
うん
相談者:
そういうふうには、な、んー、ま、いい親になりたくって・・
今井通子:
うん
相談者:
いろいろ調べるうちに、あー、うちの親って毒親っていうものだったんだっていうことに気づいて、
今井通子:
うん、なるほどね。
相談者:
・・やっぱり・・2人子供がいて上の、子お、は結構お祖母ちゃんと寝ることとか多いんですけど、
すごい、その言動とかがお祖母ちゃんに似てきてて、
今井通子:
ふん
相談者:
弟に対してすごいこう・・もう、ほんとにこう・・なんていうのかな?、こう、もう何、有無を言わさず・・否定するというか、すべてを。
それでもう弟が悔しくなって泣き叫んで叩いちゃうみたいな・・結構そういううう、こととかも出てきたし、
今井通子:
うん
相談者:
お金は、あっても、そういう家庭で育てる、のは良くないんじゃないかな?って思って。
今井通子:
うん
相談者:
それだったら・・子供たちと3人でもうほんとに1からやり直そうかな?、ほかのところへ引っ越してって。
どっちがいいかな?って・・
今井通子:
うん。それで、それはあなたの考えね?
相談者:
はい
今井通子:
で・・要するにお母さんとお父さんは、あなた達に「ずっといていいよ」ってもう、言ってるわけ?そうすと。
相談者:
・・こ、将来の話をするときに・・
今井通子:
うん
相談者:
こうまだ、わ、わたし達がずっとそこに住んでる設定で話をしてるんですよ。
今井通子:
ふうーん
相談者:
なんかもう、勝手にその、あたしはすぐ出る気でいるのに・・なんで子供たちの前でそんなこと言っちゃうの?とか思っちゃうんですけど、わたしは、
今井通子:
うん
相談者:
ん、ん、お母さんは・・ずっと一緒に暮らす、なんか設定で、いますね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
ほんとに嫌い、もう・・それも伝わってるし、
今井通子:
うん
相談者:
ま、受け止めてるんだか、スルーしてるか分かんないんですけど。
今井通子:
うん・・そう・・うん、だからそうすっとお母さんのほうは・・
相談者:
はい
今井通子:
嫌われてるっていうのは分かってるけど、
相談者:
はい
今井通子:
あなたを嫌っている、かどうか?は分かんないんでしょ?あなたには。
相談者:
・・はい。んー、はい。一応、はい
今井通子:
・・はい。そこで、あなたのご質問としては・・実家で暮らすか?、実家を出て暮らすか?
相談者:
はい
今井通子:
どっちがいいでしょう?っていう、ご質問でいいのかな?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、弁護士の、野島梨恵先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、はい
今井通子:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
両親が嫌いなのはよくある話にしても
その両親にがっつり世話になっておいてよく悪く言えるな。
相談者は36年間一度も自立したことが無いとみた。
家賃と言うのは、請求されなくても月初めに払うもんだ。
中学生ですか?
うちの娘の方がまだ、マシだなぁと思いました。
贅沢な悩み
親が金銭感覚教えてやればいいんだよ
親を憎みながら依存するのは側から見ればツッコミ所満載なんだけど意外とそういう場合多かったりしますよね。共依存ってやつ?
金銭的援助=自立をさまたげる、スポイルするタイプの親ってこともあるし…
毒親という概念はあくまで主観的なものだから、相談者が毒親だと感じ、それに救われるのであれば客観性はどうあれ毒親認定でOKだとは思います。
今回は若干アンタそれ毒親じゃないよとまず言われたことで逆に意固地になってしまった感があるというか。
まずは、そうですね、毒親かもしれないですね、辛かったですね(知らんけど)と嘘でも受け止めてから
でも旦那さん悪くないよね?離婚はあなたに責任があるよね?
ひどい親なんだね、じゃあなんでそんな親に今も頼るの?と詰めた方がまだ現実を見たのかも(見ないかも)等と思いました。
この相談者さんは甘すぎる。
毒親育ちである事、同情するけれども、最後の今井先生との会話には引いてしまった。「そうさせたのは親です」と言いきれるあたり。
親への憎しみを深く掘り下げ、自分が何に逃げているか向き合わない限り、相談者は元より、お子さんにも影響が出てしまうと思う。
毒親に育てられた人って親から離れたい気持ちと離れられない気持ちがずーっと葛藤してるんです。幼少から否定されて親の言いなりになるしかなくて顔色ばかり伺ってました。相談者の気持ちわかります。何で親に感謝出来ないの!は正直辛いです。ここでもまた否定されたって。親から離れて暮らしたら大変な事もあるけど親への見方も変わるし自立してる自分を肯定出来ると思うので頑張って!応援してます!