言われたお婆ちゃんもビックリ。孫はいいから育て損なった娘にこう言いなさい
テレフォン人生相談 2021年1月12日 火曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女77歳 息子52歳 娘50歳 娘の長男17歳(高2)
今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
どうぞよろしくお願いいたします。
今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
あのお、すっかりスマホゲームにハマってしまった孫に、
今井通子:
あー
相談者:
なんて声を掛けてやっていいか・・
今井通子:
あ、お孫さんに?
相談者:
はい(ため息混じり)
今井通子:
あなたおいくつ?
相談者:
77歳です。
今井通子:
77歳、はい
相談者:
はい
今井通子:
あなたのお子さんは?
相談者:
はい。あのお、上が52歳・・
今井通子:
はい
相談者:
男です。
今井通子:
男の方。
相談者:
下は50歳、女です。
今井通子:
はい
相談者:
この子の、長男のことでお願いしたいんですけれど・・
今井通子:
50歳のお嬢さんの?
相談者:
はい。17歳高2です。
今井通子:
男の子さん?
相談者:
はい
今井通子:
いつ頃から始められたか分かる?
相談者:
高校1年生のときにスマホを母親が買い与えましたので、
今井通子:
はい
相談者:
その頃は、ちょろちょろはやってたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
コロナ休暇になってから、
今井通子:
あーあ
相談者:
激しくなって、
今井通子:
はい
相談者:
夜中の、2時頃までやってるようです。
夜学校から帰って来て、ご飯食べてゴロゴロしてて。
んでえ、やるみたいですねえ。
今井通子:
うん
相談者:
母親の話ですとね。
今井通子:
はい
相談者:
母親も「夜中は」あ、ね?、「下の家(うち)の方にも」、あの「集合住宅ですので、迷惑かけるから」、も、ん、「やるなとは言わないけれども」、あの「せめて12時には寝るように」と、「明日の学校のことにも・・差し障るし」と言うんですけれども、ますますひどくなって・・
でゲームやりながら大声で・・相手の方と喚(わめ)き合ってるみたいですね。
今井通子:
あーあ、そちらが問題なわけ?
相談者:
ええ、それが第一ですし、
そうなったのも、たぶん娘との確執があったから、んでえ、えー、そっちにのめり込んじゃったのかな?とわたし達は思うんですけれども。ええ
今井通子:
坊ちゃんにしてみれば、お母さんとの、確執?
相談者:
そうそう。あのお、いつか、娘から呼ばれて行ったことがあるんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
「俺は、17歳になるまで、母親の箱の中に閉じ込められとったんだ」と喚きました。
今井通子:
ああ
相談者:
本音をたぶん言ったんだと思います。
今井通子:
はい
相談者:
で母親が・・あああ・・そうだ、この子は・・母親は、キチキチっとした子ですもんですから・・
今井通子:
はい
相談者:
ちょっと、躾がキツかったんかなと、
今井通子:
うん
相談者:
この子にはキツかったんかなとわたし達は思って・・おりましたけれども・・
今井通子:
あの・・お母さんとの確執って、要するにどんな話だったの?
相談者:
あの、そのときは母親に呼ばれて行ったんですね。
今井通子:
ええ
相談者:
ほいでえ・・あの子がいなかったですもんですから・・
今井通子:
はい
相談者:
わたし達、そこら中、近くを探したんですね。
今井通子:
あ、家出しちゃったの?
相談者:
・・プチ家出ですね。
今井通子:
はい
相談者:
「じゃ出てくわ」、て、捨て台詞を言って出てったみたいですね。
今井通子:
はい
相談者:
んで行ったら・・
今井通子:
その・・
相談者:
結局は・・
今井通子:
そのお、「じゃあ出て行くわ」の原因はなんだったの?
相談者:
んだから母親に「勉強、勉強ってうるさく、言われたから」と。
「スマホをやるなと言われたから」と。
今井通子:
あーなるほど。
相談者:
でもそのときは結局は塾へ・・
今井通子:
うん
相談者:
ほんにゃ、ま、塾行くか、と思ってあの子は塾行ったみたいなんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
プイっと出てってしまいましたので、わたし達呼ばれて・・そのときに、「俺は17歳まで、母親の、箱の中に詰められとった」と言いました。
今井通子:
あ、はい
相談者:
「もうちょっと、お母さん優しくしてやってね」って言って、そう言って帰って来ました。
ただそのときも、わたし達には「ありがとう」言って「さようなら」言って、あの子は手を振るんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そいで、この間も娘が「夜中にそういうことをやるから寝れないから寝かせてくれ」と言って泊まりに来ました(ため息)。
今井通子:
あー、その声がうるさくて?
相談者:
ええ(ため息)、だって3部屋しかない部屋ですので。
その一番端っこの部屋でやっとって、もう、うるさくて寝られなくて、体調が悪くて泊まりに来ましたけど、ただただ寝て、ただただ泣いて帰って来ました。
今井通子:
うーんーん
相談者:
で、母親が注意するともう何かに・・
今井通子:
あの・・
相談者:
つけて食ってかかるみたいですね。
今井通子:
お父さんのほうはどうなの?
相談者:
うんと、「ゲームをやめろとは言わないけれども12時までには」・・優しく父親のほうは言うんですけれどもお・・
今井通子:
はい
相談者:
ただ・・娘曰くですよね、
「ただ口で注意するだけであって、そのほか、夜中にやっとってもほんじゃ夜中に起きてって、やめろと言うわけではなし」っていう報告でしたね。
今井通子:
・・ふうん、そうすると、お父さんのほうは・・あんまり・・
相談者:
はい
今井通子:
育児、ていうか、うん
相談者:
そう・・
今井通子:
関わってらっしゃんないの?
相談者:
「俺は注意をしとる」って言うんですけれども、娘に言わせると「あんなのは注意ではない」と「ただ口先だけで、『俺は注意はちゃんとしたぞ』って言って」・・そういう、状態なんですね。
今井通子:
あのお、お父さんのほうは、あれですかね?、自営ですか?会社とかにお勤めですか?
相談者:
会社
今井通子:
会社なの?、うん
相談者:
はい、会社勤めでして。今ちょっと職場は変わりまして、
今井通子:
ええ
相談者:
あのお、早出も遅出もあるところになりましたので、
今井通子:
はい
相談者:
お酒飲んで寝てしまったらあの子がギャーギャー騒ごうがどうしようが(苦笑)寝てるみたいです。
今井通子:
あー、なるほどねえ。
相談者:
うーん
今井通子:
あの、世間では、
相談者:
はい
今井通子:
ゲーム依存症になってるとかっていう・・話・・
相談者:
うん、娘言わせると、「もう依存症だ」って言うんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
あの子に言わせると、「こんなのは依存症のうちに入らん」
本人がですよ?
今井通子:
ええ
相談者:
(苦笑)やっとる本人がそう言うらしいですね。
今井通子:
あ、じゃその・・要するに、依存症なることが、もう、世の中で起きていることについては・・
相談者:
それは知っているみたい&#△%
今井通子:
みなさんご存知なわけね?
相談者:
はい。あのお、いつかも新聞に、依存症になるとこういうふになりますよとかっていうの大々的に載っておりましたので、わたし、切り抜いて取っておいて、わあ、こうなったらうちは大変だなと思っておりましたら・・自分の孫がそういうふうに・・なりつつあると思うと・・恐ろしいです(ため息混じり)。
今井通子:
学校の先生達は何かおっしゃってる?
相談者:
あー父親が、二者会談のときに行って、行ったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
その話は「そんーなふうなことは見受けられない」と言って、いいアドバイスはなかったみたいですねえ。
今井通子:
あの、
相談者:
学校の、あの、態度から見てね、あの子が母親とそんな、言い合ってスマホゲーム夜中までやっとるという・・対する、対処方法というか、そういうのはなかったみたいです。
今井通子:
あ、なるほどね。
相談者:
ええ
今井通子:
小学校のとき・・
相談者:
はい
今井通子:
中学校のときのお・・
相談者:
はい
今井通子:
坊ちゃんはどうだったわけですか?
相談者:
まあ、普通の子でしたね。わたし達にも普通だし、母親にも反抗しますけども、「フン」って言いながら・・あのお・・やってましたねえ・・なんでも。
今井通子:
うん、じゃあ、その頃からお母さんとは折り合いが悪い?
相談者:
・・うーん・・折り合いが悪いというか、母親がキツすぎるというか・・
わたし達は、まあ、娘としては、100%い、世間一般の当たり前のことを・・「弁当箱出しなさい」とか、そんなのは当たり前のことなんですけど、あの子には、あた、そして
「いちいちいちいち、いちいちいちいち、いちいち」と、「小さいことを言いやがって」と・・根に持ってたみたいですねえ。だから「17歳まで、箱に詰められとった」と、喚きました。
今井通子:
・・
相談者:
今は、孫になあんて言って声を掛けたらいいか?・・このままですと、ほん、とにスマホ依存になって、学校にも行かなくなるんじゃないか・・どうなってしまうんか?と思ってそれが心配で心配で夜中に目覚めるともうあの子のことばっかり考えて、寝られません。
今井通子:
あ、は、は・・ていうことは今日のご質問は・・
相談者:
はい
今井通子:
まとめるとどうなります?
相談者:
あの、孫に・・
今井通子:
はい
相談者:
祖母(ババ)としてどういうふに言葉を掛けてやったらいいか?
今井通子:
はい
相談者:
孫の気持ちを・・どうしたら前向きにしてやったらいいか?
娘に・・も、どういうふうに、声を掛けてやったらいいか?
教えていただきたい・・(ため息混じり)
今井通子:
分かりました。
今日はですね・・
相談者:
はい
今井通子:
三石メソード主宰で・・作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので・・
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、すみません長々と。
(回答者に交代)
躾がキツかったのにスマホを与えるときに親子間で、何の取り決めもしなかったの?
過干渉と放任の結果だと思う。
わたしは20代の頃から実家の母親から
「あんたの愚痴は聞きたくない」と、義父母の話をしようとしても電話を秒で切られてきました。
ん〰、正しい対応だったのかな??
もう少し娘の話し(正しくは愚痴)聞いてよー!!
と、寂しく思っていましたが…
この相談者のようにあからさまな困り声を演出するタイプの人は、人のことに口出さない方がいいですね。煽るだけで、本質的に問題を解決する気も力も全くないと思います。
管理人さん、あつもアップありがとうございます!
こどもに対して「このままだとああなっちゃうんじゃないか」とか、そういう心配って、すごく失礼な心配だと思います。
本人の自制心とか良心とか、諸々の本人の意志の存在を認めていないから、先回りして勝手に心配する。本当に失礼です。
夜中の騒音など迷惑行為に関しては、母親である娘さんが「このままでは、ここに住んでいられなくなるから、やめるように。」と強く言うべきです。
それでだめなら、迷惑をかけているであろう部屋の住人に菓子折りでも持っていって、謝って回る。(眠れないから、と実家に逃げている場合ではないです。)そうやって謝って回った話を、息子に聞こえるように夫に話す。夫と口裏を合わせて、夫には「お前だけに謝らせて、済まなかったなあ。」と言ってもらう。
そうやって、自分のしたことが実際、迷惑行為であることを自覚させる。
それでもだめなら、大家や警察に事情を話して協力してもらい、親が大家や警察から注意されて謝っている姿を息子に見せる。
(この年頃のこどもは、親の言うことはいい加減に聞いても、親を注意する他人の言葉には耳を傾ける。)
息子は親の覚悟を試しているように感じます。なめられてはいけない。(もちろんおばあちゃんは、親子の問題に立ち入ってはいけない。)
そんなふうに思います。