次女の重い決断に冷水浴びせたコントロールマザー。一心同体の双子の姉の激怒
テレフォン人生相談 2021年1月18日 月曜日
仲がいい双子の娘。
姉の方から「お母さんの今の性格だと親子としてやっていけないからカウンセリングを受けてほしい」
と突然言われた。
が、娘曰く「ずっと前から言ってきた」
今後、どう付き合っていけば?
身に覚えがないと言いながら話す、もうそれしかないっていうぐらいのエピソード。
お母さん、それ、身に覚えがあるってことじゃありません?
嘆く妹に、心配になった姉が帰国したっていう流れ。
相談者 「簡単に『ごめんね』って言うような内容じゃなかった」
言いたいことは分かるよ。
娘の将来を案じてのこと。
きれい事じゃ済まない。
しかも普通の人よりは知見があるもよう。
母親だからこそ言えることだとも言えるし、母親だけには言われたくなかったとも言える。
むしろ問題はその悪気がないってところかしら。
長女が言いたいのもそこ。
次女が怒ったのも、長女が輪をかけて激怒したのも、事実迷いがあるからなの。
本当のことを言っちゃだめ。
言葉だけの反省ならしなくていい。
心からの反省じゃないと、この先、娘が弱音を吐いたときなんか、アンタならきっとこう言うから。
「だからお母さんが言ったでしょ」
嫁と仲良くしようとして言った一言は致命的だった。
本音を口にして人間関係を破壊する女に今井砲が炸裂「よく生きて来れましたね」
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女69歳 夫73歳 二人暮らし 双子の娘38歳(姉は独身、妹は家庭持ち) 息子35歳
今日の一言: 感情は抑えることはできるけれども、消えることはありません。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、お世話になりますう。
加藤諦三:
はい
最初に、年齢教えてください。
相談者:
はい、えーと69歳で、すう。
加藤諦三:
69歳、結婚してます?
相談者:
はい、してますう。
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
73ですね。
加藤諦三:
73
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
38の双子の女の子とお・・
加藤諦三:
はい
相談者:
35の男の子ですね。
加藤諦三:
はい
今はそうすると、5人で暮らしてんですか?
相談者:
え、今は夫と2人暮らしです。
加藤諦三:
あ、2人暮らし・・
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。
ん、じゃ、どんな相談ですか?
相談者:
双子のうちの、1人は結婚してまして、
加藤諦三:
んはい
相談者:
もう1人の娘のほうからあ、少し前にい、
「お母さんの今の性格のままだとお、もう親子の関係を続けてられないから」あ、わたしに「カウンセリングを受けてほしい」っていうようなことを突然言われたんですね。
加藤諦三:
ちょっと・・もう結婚してるって言いましたね?
相談者:
あ、&#△%はね、してないんです。
加藤諦三:
1人は、結婚してないの?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、1人は結婚してるわけ?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
それでその親子の縁を切りたいって言ったのは、
相談者:
うん。独身のほうですね。
加藤諦三:
独身のほうですね?
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
それで?
相談者:
わたし的にはちょっとあんまり身に覚えがなかったんでえ(苦笑)
加藤諦三:
うん
相談者:
と、わたしはどうしたらいいのかな?っていうふうな・・ところでちょっとずっとあの迷ってるんですけども。
で、それであの・・ちょっと事の発端っていうのはあ、双子の1人のほうが今妊娠中でしてえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その子があの、ちょっと子供に障害があるっちゅうようなことが分かってえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
カウンセリング受けたりもしながらも、本人たちはどんなことがあっても産むっていうようなことを決めたんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その経過の中でわたしが途中で、自分もいろいろと障害児に関わって来た経過があったりしたもんですから、
「今回は諦める選択肢はないの?」っていうようなことを娘に、話したところお・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま、娘はかなり怒ったりして、2人で決めたことだからっていうことで、ま、あったんですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
んで、この、1人の娘はわたしにカウンセリング受けるようにって娘・・すごくあのお、頼りにしてましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
そんなこともあってこの子はあの外国にいたんですけどお、今回ちょうどあの、日本に帰国して、妊娠中の娘と一緒にいるんですけどもお、
加藤諦三:
&#、△%、外国にいたっていうのは、どこにいた・・
相談者:
えーとね、ベトナムのほうですかねえ・・
加藤諦三:
べ、ベトナムのほうですか。
相談者:
ええ、ええ、ええ
加藤諦三:
はい
相談者:
であのお・・
加藤諦三:
で、いつ頃ですか?帰って来たのは。
相談者:
つい1ヶ月ほど前ですう。
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでさっき言った「親子の縁を切りたい」って言ったほうの、お嬢さんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
突然そういうこと言い出したの?
相談者:
ま、わたしにしては突然だったんですけどお、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま、娘は、あの、何回とわたしには、そのね?、言って来たとは言うんですけどお、ちょっとわたしには残ってないんですね。そういうふうに言われた記憶がなくってえ。
加藤諦三:
あなたから見ると・・
相談者:
うん
加藤諦三:
突然ということですね。
相談者:
そうですねえええ
加藤諦三:
どういう言葉で言ったわけ?
「親子の縁を切る」という・・
相談者:
えーとね、そうなんです。
加藤諦三:
そういう言葉で言ったんじゃないんでしょ?
相談者:
いや「親子として、やっていけない」って言いましたね。
加藤諦三:
「親子としてやっていけない」?
相談者:
はい。で、その前にその、先ほどの双子の相棒の妹の妊娠に対して、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしがそう言ったもんですから、その帰って来たときにい、その言った発言に対して「お母さんはそのことに謝ってない」って言うんですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
うん、で、ま、わたしとしてもちょっとすぐにその簡単に「ごめんね」っていうような内容じゃなかったんで、ま・・謝ってはいないんですけどお。
「謝りもしないでいる」っていうような表現しましたね。
「そんなひどいことを言っておきながら」。
加藤諦三:
ということはですねえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
38歳の・・
相談者:
うん
加藤諦三:
双子のお嬢さんのうちのお・・
相談者:
はい
加藤諦三:
「親子の縁を切りたい」って言った・・お嬢さんとあなたとの関係・・
相談者:
そうです。
加藤諦三:
も、あるかもしれないけど。
相談者:
うーん
加藤諦三:
それ以上にい・・
相談者:
うん
加藤諦三:
あなたと、結婚しているほうのお、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんね?
相談者:
はい
加藤諦三:
その、3人っていうか・・親子2人の関係の中で言われたことじゃなくて、
いろいろな、人間関係の中で言われたことじゃないのかな?
相談者:
確かにそうだと思いますう。
加藤諦三:
そうですよね。
相談者:
そうですね、一つ、つ、積み重なって来て・・ま、2人はとっても仲がいいんでえ・・
加藤諦三:
だから、2人は非常に仲がいいと。
相談者:
そうですねえ。
加藤諦三:
ね。で、その仲のいい・・2人の、一方のほうに・・
相談者:
うん
加藤諦三:
あなたの、言ってることが気に入らなくて・・
相談者:
まーそうですね。
加藤諦三:
そして、あなたに対して・・
相談者:
うーん
加藤諦三:
親子としてやっていかれないと。
相談者:
ええーえ
加藤諦三:
だから、これは難しいですねえ。
相談者:
あー、わたしも・・
加藤諦三:
非常に、人間関係が2人だけの人間関係の結果じゃないですからね。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
そいで、ずうっとその38歳の、2人の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
双子は仲は良かったんですか?小さい頃から。
相談者:
あ、そうですね、お互いにあの、うん、良かったですね。
加藤諦三:
それで結婚したときにはどうでした?
相談者:
姉は喜んでました。妹の結婚を。
加藤諦三:
今独身のほうも喜んでた?
相談者:
うん、喜んでました。とても。
加藤諦三:
うーん
それで今日のあなたの相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
この「親子の縁を切りたい」と言った人と・・
相談者:
うん・・うん
加藤諦三:
どういうふうに、接したらいいかっていうこと?
相談者:
あ、そうですね。はいそうです。
加藤諦三:
ていうことですか。
相談者:
はいそうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのスタジオに心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい。ありがとうございますう。
(回答者に交代)
相談者さん 障害児をみた と言ってませんでしたか?
保育士または教師?
障害児を育てる大変さを知っているから そのようなアドバイスをしたのかも。
仲の良い双子さんに 育ったのですから そんなに悪い母親ではないはずです。
私はそうは思いません。
匿名さんに同意です。
保育士や教師なら、なおさら酷い言葉を掛けたことになります。
障害を持った子どもを懸命に育てる親や、障害を持ってるけど可愛い子たちを何人も見てきたはずですから。
普段から何も考えずポンポン頭に浮かんだことを言う母親に、アスペの疑いを感じたから、カウンセリングを勧めた気がします。
私の母親はどんなに人を傷つけても何とも思わないし、反省なんて人生で一度もしたこと無い、人の話は聞かない、ましてや人生相談に電話なんて絶対あり得ないような見事な鬼ババァ!
それに比べると、この相談者のおばさんはまだマシかと思う
私には年子の妹がいるのですが、最近同じような経験をしました。
3年前、私が第一子を産んだ時の母の対応がきっかけで私と母の折り合いが悪くなり、その2年後に「なるべく連絡を取り合わないようにしたい」と私から伝えました。
私としてはかなり勇気を持って伝えたのですが母はずいぶんと軽く捉えていたようでその後もアポなしで家に来たりしていました。
昨年、妹が出産し、私と全く同じ目に遇って妹から母に絶縁宣言しました。
絶縁宣言したのは妹(だけ)なのですが、それ以来私とも絶縁状態になりました。
母は昔から正解の範囲が狭いというか、自分と異なる価値観を完全に否定するところや謝らないところ、自分に自信がないところが相談者さんと似ているな…と思いました。
>母は昔から正解の範囲が狭いというか、自分と異なる価値観を完全に否定するところや謝らないところ、自分に自信がないところが相談者さんと似ているな…と思いました。
私は男ですし子もおりませんが、人間関係の学びに非常に勉強になる意見だと思いました。記述ありがとうございます。
上の匿名です。
ありがとうございます。母親とは仲良くするのが当たり前のような風潮がある中で中々周囲の人には話ずらく、こういった場があることに感謝します。
私事ですが、幼い頃から「早く大人になりたい」「一人暮らしがしたい」「早く働きたい」が口癖でした。
当時は子供だったこともあり自分の本当の気持ちに気づいていませんでしたが、自分の家庭を持つようになって『母(家)から逃れたい』という気持ちが隠れていた事に気づきました。
現在3歳になった娘が冬休みに入って早々に「早く幼稚園始まってほしい!」と言うので、かつての母と私のように安心(リラックス)できる家庭がつくれていないのではないか?母と同じ事を娘にしてしまっていないか?と考えることがあります。
(下に赤ちゃんがいて娘に十分に手をかけてあげられていないというのもありますが…)
乱入すみません。お子さんは「早く先生や友達に会いたい」、つまり社会性が順調に育っているのだと思われます。匿名さんのご尽力ご人徳です。むしろ気楽に‥。
昨日は相談者さんを擁護する方への怒りが言語化できず、ただ「私はそうは思いません。」とだけコメントしましたが、管理人さんのコメントを読んで、まさにその通り!!と思いました。
そうなんです。悪気がない分タチが悪いんです。
私も母親から、以前これと似たような状況で似たような言葉を言われ、絶句しました。そして、後から怒りがふつふつと沸いてきました。
こちらの覚悟をちっとも考えようとしないで、そういう人は平気で言うんです。
ただその後、年月を経て思うのは、母親というのは同性である娘には何を言ってもよいと思っている節があるということ。しかも母親は、歳をとるにつれどんどん感性が鈍り、抑制力がどんどんきかなくなって思ったことを考えもせず口に出してしまうようになっていくこと。そういう生き物なんだと。少なくとも私の母親はそうなんだと。
そう思ったら、自分はこども達にどう接すればよいかがわかってきました。今後自分がどういう親でありたいかを、よく考えるようになりました。
大人になってからの親子関係は、不仲で絶縁、冠婚葬祭のみの付き合い程度、友人のように旅行なども楽しむ、様々な人がいますね。
娘さんがそう言ってるのなら仕方がないのでは?と思いました。
過去の言動の蓄積がこの結果だと思います。
どんな言葉掛けがベストだったんだろう。
アスペ体質気味の私もこの相談者の様な言葉掛けをして娘の反応にオタオタしてしまうだろう。
過去何度もこういう経験をしてきた。
学習した結果娘の顔色を伺いオドオドしてしまう。
又それがイライラするといわれる。
今は娘が私を必要とする時のみ連絡がくる。
私からの連絡は冷たくあしらわれるので怖くて連絡できない。
全てはあなたの子育ての結果と人は言うだろうし私も思い返せば反論できない。
でも言えるのは娘は大事だということ。
辛い時苦しい時1番に支えたい。
私はこういう相談を聞く度
又親に傷つけられた方のコメントを読む度に
残された私の人生の内で取り戻す方法はないのだろうか考えます。
必要とされて連絡が来るのだから大丈夫だと思います!
娘さんを思う気持ちが文面から伝わってきます。この短い文で伝わるのだから娘さんも感じていると思います。
匿名さんありがとうございます。
とても嬉しく力になりました。
障害云々よりも相談者の底の浅さが、二人の娘にとって問題か。それとも、埋められない世代間格差か。相談者のデリカシーの無さも否定できないが、障害抱えて生きることの大変さも否定できない。やまゆり園の事件について今でもネットで侃々諤々である。犯人にも根強く信者がいる。世間の向こうから迫るハードルを娘たちは理解している。だからこそ、相談者の一言で火が付いた。
最近の母子手帳に「祖父母世代の常識は子供世代にとって非常識かもしれない。安易な口出しすな」と書かれている理由も分かる。最終的に決めるのは次女夫婦。
なんか熱くなってるコメも見ましたが、第三者の感想としては健常者以外をわかっててわざわざ増やしなさんな、それだけ。
個人の感想です。
語尾がきっつい。相談内容が入ってこない。