絶望と復讐。己の自死で苛まれる父を想像するロマンチストに響くか人生5分の1
テレフォン人生相談 2022年2月15日 火曜日
三石由起子 「3日目は忘れますよ」
もちろん、意味がないことを悟って思いとどまることを期待してのこと。
期待に反して、だからインパクトが必要と考えるのが無差別テロ。
加藤諦三
「殺すのは誰でも良かった」という人は、ほとんどの場合、殺すのは母親だったんです。
<文化放送 大竹まことゴールデンラジオ>
相談者 「死んで楽になってしまいたい」
フム。
アンタには少なくとも一人、苦しみを共有している人がいそうだけど違うかしら?
相談者 「妹も虐待みたいなものを受けてて、それにちょっと自分が耐えられなくなってしまって」
お兄ちゃん、自分だけ、いいの?
いつぐらいからか、どうやって格好良くフェードアウトするかを考えるようになっていたんだけど、生への執着の大きさというのは大切な人の存在が大きいんだなと思う今日この頃。
生きてればいいこともあります。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男20歳 父47歳 離婚して家を出ている母親43歳 妹16歳 3人暮らし
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし?
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
えーっと、ここ最近、
今井通子:
はい
相談者:
死にたいという、気持ちが、強く・・強くて、
今井通子:
はい
相談者:
・・ちょっと、落ち込んでる状態が続いてるんですが・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
あなたおいくつですか?
相談者:
えっと、二十歳です。
今井通子:
二十歳?
相談者:
はい
今井通子:
まず、お父さま、お母さまは?・・おいくつとおいくつ?
相談者:
&#△、えっと父親が47・・
今井通子:
はい
相談者:
で・・母親が、43です。
今井通子:
43歳?
相談者:
はい
今井通子:
お兄さん、お姉さん、または、あの、妹さん弟さんいらっしゃる?
相談者:
と妹が1人います。
今井通子:
お妹さん、おいくつ?
相談者:
はい。16歳です。
今井通子:
16歳
相談者:
はい
今井通子:
あなたがだから長男ね?
相談者:
あ、そうです、はい
今井通子:
うん
相談者:
あ、そうです。
今井通子:
で、これ、今、4人で一緒に生活してんの?
相談者:
えーっと、母親が今、家を出てて、
3人暮らし、なんですけど&#△
今井通子:
あ、お父さんと一緒に、生活してらっしゃる?
相談者:
はい、父親と、あと妹ですね。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
お母さまは、「出てて」というのは・・ん
相談者:
えーっと、連絡がちょっとつかない・・状態で・・
父親と、
今井通子:
うん
相談者:
妹は・・連絡を、取ってるらしいんですけど、
僕はちょっと連絡・・が、できない状態・・
今井通子:
あなたとは取れてない原因は何?
相談者:
えーと、父親と母親がもう離婚してるんですが、
今井通子:
あ、離婚してんのね?
相談者:
離婚してます、はい
今井通子:
はい・・ちょっと子どもだから知らないかもしれないけど、
離婚の原因はなんだったか分かります?
相談者:
あ、えっと母親の不倫です。
今井通子:
あー、なるほど。
・・さっきの質問はちょっとまだなんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
あなたは知らない・・あ、お母さんの場所知らないけれど、
相談者:
はい
今井通子:
うん、お父さんと、お妹さんは、
相談者:
はい
今井通子:
お母さんが、と連絡は取れてる?
相談者:
そうです。
今井通子:
その理由はなんだった?・・と思う?
相談者:
自分が、
今井通子:
うん
相談者:
母親が、い、家にいた頃、かなり喧嘩を・・とか、して・・
今井通子:
あ、やっぱりね。
相談者:
く、かなりあの、仲が悪くて、
今井通子:
うん
相談者:
ま、僕から縁を切ったような、形なんですが・・
今井通子:
うーん、なるほど、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
一番仲が悪かったのはあなた
相談者:
はい
今井通子:
ていうこと?
相談者:
・・あ、家族みんなが、こう、喧嘩をし合ってるみたいな状態で・・
今井通子:
え?(苦笑)・・ちょっと待ってよ。
相談者:
はい
今井通子:
えーと、お母さんと・・
相談者:
はい
今井通子:
あなたとは喧嘩してました。
相談者:
はい、はい
今井通子:
お父さんとお母さんも、なんか、お母さんの不倫だから喧嘩してますよね?(含み笑い)
相談者:
はい、そうですね、はい
今井通子:
うん
相談者:
あ、妹も・・母親から言葉の、その虐待みたいなものを受けてて、
それ、に、ちょっと自分が耐えられなくなってしまって、
今井通子:
はい
相談者:
自分の親とは思いたくないくらいに、嫌いになって。
今井通子:
はい
相談者:
で、もう・・母親が突、ある日突然・・家からいなくな・・て,
今井通子:
はい
相談者:
あれからもう・・僕は、母親とはもう一切、会ってもいないような・・状態なんです、が・・
今井通子:
うん
相談者:
高校2年生の、
今井通子:
はい
相談者:
12月で、
今井通子:
はい
相談者:
中退して、
今井通子:
はい
相談者:
えっと、その翌年(よくとし)の4月から、
今井通子:
はい
相談者:
予備校に通っていたんですが、
今井通子:
はい
相談者:
その年の・・予備校に通い始めてから・・その1ヶ月くらいして・・そう、い、いなくなったっていう・・
今井通子:
うん、ふん、ふん、ふん
相談者:
大学受験の勉強をこう・・始めた、あたりから、その・・&#△%
今井通子:
あ、高校は中退したけどお・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、そうすると何?
相談者:
大学受験、はい
今井通子:
大学受験はしたのね?
相談者:
その、高卒認定試験という・・
今井通子:
あ、試験受けたのね?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
それと、大学受験を、あの、並行してやって。
今井通子:
うん、うん
相談者:
あの、大学に、行ったんです、が・・
今井通子:
はい
相談者:
その大学はあ・・えーと、去年辞めてしまって・・
今井通子:
・・
相談者:
就職活動とかも、あの・・
今井通子:
あ、就活はした?
相談者:
していて、
今井通子:
はい
相談者:
なかなか、受からないみたいな・・
今井通子:
うん
相談者:
のが、かなり多くて、
今井通子:
はい
相談者:
受かっても、その、全然、続かないような、形・・職業は、いろいろ変わったりとかで・・
今井通子:
いくつぐらい?
相談者:
そうですね、10個ぐらいは、ん、あの1日で辞めた仕事もあっ・・とか、
今井通子:
うん
相談者:
うん、1ヶ月続いたことはあんまりないですね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
その原因はなんなの?
相談者:
・・なんでしょう、声が出ないとか、
あとお、コミュニケーションが、うまくできない・・ていうので、
今井通子:
はい
相談者:
その職場に、居づらくなって・・結局辞めてしまう、みたい・・感じ・・です・・
今井通子:
今、ここにお電話くだすってんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
お父さんとか妹さんには・・
「なんかちょっと今、死にたいんだけど」って言ってる?
相談者:
・・言ってないです。
今井通子:
あ、言ってないのね?
相談者:
はい
今井通子:
はい、じゃあ・・あの、本題に入りますが。
相談者:
はい
今井通子:
今「すごい死にたいんです」と、言われましたけど、
相談者:
はい・・はい
今井通子:
え?どうして?
相談者:
えーっと、過去の、
今井通子:
うん
相談者:
あのお・・いろいろな辛い思い出とか・・
今井通子:
はい
相談者:
嫌な思い出?
今井通子:
はい
相談者:
あと、怒りとか、憎しみとか・・
今井通子:
はい
相談者:
恨み・・
今井通子:
はい
相談者:
つらみみたいなのが・・ちょっと自分の中で大きくなりすぎてしまって、
今井通子:
うん
相談者:
これに・・これを抱えながら、こ、この先生きてくのが・・物凄く辛いというか・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
死んで楽になってしまいたい・・
今井通子:
あー、なるほどね。
相談者:
ていうことですね。はい
今井通子:
うん、うん・・で?
あなたとしては、今日のご質問はそうすっとなあに?
相談者:
・・父親あ・・が・・実は一番嫌いで、
今井通子:
うん
相談者:
ま、虐待のような・・ことをずっとされて来たんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
・・その父親あ、は、そ、どんなに自分が・・苦しんでるんだってことを言っても・・
今井通子:
はい
相談者:
全然分かってくれないような人で、
今井通子:
うん
相談者:
死んで復讐したい、というふうに・・考えるようになってしまって・・
今井通子:
あー、なるほどね。はい
相談者:
ま、そんて死ぬほど憎んでるような、かた、父親、ち、死ぬほど・・あ、憎んでるような今状態で・・
今井通子:
うん・・はい、それが一番?
相談者:
そうですね、はい
今井通子:
ほかには?
相談者:
・・社会に対して・・
今井通子:
はい
相談者:
すごい自分だけ人間扱いされないような・・疎外感みたいな物があって、
今井通子:
うん
相談者:
その社会に対しての憎しみも、すごい強いし、
今井通子:
はい
相談者:
その、すごい差別されて来たっていう意識が強くて・・今後社会でこれから、やってっても別に・・楽しいことなんかないんじゃないかな、というような・・
今井通子:
うん、こっちはあれね?・・復讐というより・・
相談者:
はい
今井通子:
これ以上社会にいても、楽しくなさそうっていうことね?
相談者:
・・もう生きていてもしょうがいないっていう・・
今井通子:
うん
相談者:
感じ&#△%
今井通子:
ということで、その何?、えー、
相談者:
はい
今井通子:
復讐したい、も、ふ、あの、含めて死にたい?・・どういう死に方がいいですか?っていう話?、それとも・・
相談者:
違いますね、えーと・・その原因、じさ、死にたいっていう、の、原因が、
今井通子:
うん
相談者:
その自分を差別して来た人間に対しての、
今井通子:
うん
相談者:
その、怒りみたいなものから来てると思うんですが、
今井通子:
ん、うん
相談者:
それをどうしたら・・その、気にしなくなれるか?、な?という・・
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい、すいません。
今井通子:
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
あー・・はい・・はい
今井通子:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
私は死にたいとは思ってないけど、三石さんの言葉に励まされました。
そして元気が出ました。
相談者さんも早く自分の居場所をみつけて、幸せを感じれるようになって欲しい。
人生5分の1。死んでる暇は無い。
虐待したり不倫したりする精魂の持ち主は子供の自殺にも冷淡だろう。だから虐待や不倫ができるわけで。相談者自身の就職難に目を向けた方が良い。前日相談の言葉を借りるなら、相談者自身が現実否認をしている。怒りで現実を誤魔化して、逃げの口実に父母を利用している。
相談者は差別されてきた、って言ってたけど、そこは無視で良いのかな?仕事が続かない遠因ではないのかな。
やっぱり今井先生と三石先生のコンビが一番!
自分を好きになることが大事。
嫌いな人間に囚われてる時間はない。
過去より酷いことはない。
男一匹、どうやっても暮らせる。食わなければいかんからつまらん喧嘩しない…
三石先生のお話は自分にも実感として納得できる。
これほどストンと腹に落ちて分かりやすいアドバイスできる回答者は他にいない。
心理学を振り回す老害とは雲泥の差だ。
(老害)のときは聞かなかったら、良いだけです。
最後の一行が余計だわ
ここは個人の見解を自由に書く場所です。
それにケチをつけるのはやめましょう。
自由という事を履き違えているヤカラが多いのは嘆かわしい。自由には節度とか慎みというモノも伴ってて貰いたい。
何でも自由自由と云うなら何を書き込まれても文句言うな、という事だよ。
個人の見解を書く自由もあるならケチをつける自由もあるんだよなあ
反論とケチは違うんだよなぁ
健全な議論ができたら有意義で楽しいよねぇ
同好の士じゃないの
ここは個人の見解を書く場の方へ、あなたの意見は正しいかも、ただし、あなた自信も、ケチをつけた方にあなたもケチをつけています。
三石さんはいいこと言ってるけど、今回の回答者として向いてないと思う。この相談者、京アニ模倣しそうな空気を感じるよ。怖いわ。
私の勤め先の社長の奥様に誘われてランチしました。
ランチの間中旦那(社長)の悪口を言い続け、最後に「私は自殺して主人を苦しめたい」と言いました。(しかも彼女が誘ったのに、ランチ奢ってくれなかった。割り勘で12000円!!)
その彼女の旦那は遊び人で、自殺しても3日たったら忘れて、1年経てば若い女と結婚するような男です。そんな事も想像できないのか?と本気で悲しくなりました。
家を出ればいいのに、自殺して苦しめたいって思う60過ぎの女の人にびっくりしました。その考えのねじれ具合と負のオーラを持つ彼女をみて、女癖の悪い社長に同情してしまいました。ランチも奢ってくれないし二度と会わない事に決めました。
自殺して憎い相手を苦しめたいとかいう人この相談者さんで2人目です。いるんだな。若くても。
永遠の愛を誓ったはずの
「糟糠の妻」に
『自殺して主人を苦しめたい』
とまで言わせてしまうほど
女房にひどいことをし続ける、理性と倫理観の無い女癖の悪い社長に同情する人がいるなんてびっくりして悲しくなりました。
永遠の愛を誓ったかもしれないけど
ランチに誘っておいて割り勘(しかも1万2千円。1200円ではなく。)
させるような奥さんです。
割れ鍋に綴じ蓋なんじゃないでしょうか。
というか、1万2千円払ってこんな話を聞かされた匿名さんが
一番の被害者ですねえ。
1万2千円あったら家族でいい焼肉食べられたのに。
社長の「コレ」じゃないかと疑われた匿名さんが奥さんに呼び出されて…からのワリカンじゃないかと
思ってた。そうでもなければ普通奥さんが払うだろうから。
自分の命かけて何十人と殺した京アニやクリニックの放火犯だって世間の99.9999パーセントには何の関係もなくニュース見て大変だねーと消費されて、終わり。復讐にもならない。
ただこの人の場合就職がうまくいかず自立して食べてく方策もないようだから最悪自殺もありなんじゃないですかね。
でもそれで他人の心を動かそうとかは考えないこと。
今井先生:それを含めて、どういう死に方がいいですか?って話し?
↑
うん?質問おかしくない?www
心療内科ってとこは歩いてればたくさんあるんだから早く行けばいいのに
お母さんの不倫にはちょっと驚かされましたが、とにかく命は決して軽いものじゃないので、あきらめないでしっかり生きていってもらたいです。
少し前に「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」って本が流行ったけど、三石御大の言ってるのも同じこと
憎悪の対象に憎悪で復讐するより、憎悪の対象から離れて自由になったほうがよほどいいし、
見返す気持ちがあるなら、死んで呪うより、生きて幸せをつかんだ方がよほど復讐になる
ただ、大学辞める前にテレ人に電話してたらなあと思う
前日の相談者は大学生の間に目が覚めたけど、この回の相談者は憤怒の河をもう半分以上渡ってしまってる
高校を辞め、大検まで受けて入った大学も辞め、就職もうまくいかず、自分の人生にも半ば自暴自棄になってる感がある
あまつさえ、憎悪の対象が、暴力親父や、そこから一人で逃げ出した母親にとどまらず、具体的な話こそなかったけど疎外感や差別を感じて、社会への恨みに転化しかかってる
バカなこと考えてないで幸せになれよ、って三石御大もアラート鳴らしてたし、それが相談者に響くことを期待するけど、
管理人さんや何人かの方のご指摘どおり、社会への復讐=拡大自殺まであと一歩の危うさを感じる
管理人さんの「生きてればいいこともあります」に、なんか感動しました
生への執着は大切な人の存在が大きい、至言
、、、大切な人がいらっしゃるんですね
相談者にも見つかるといいのに
妹さんは、どうなんでしょうか
根の良さを感じる方でした。礼儀正しいし、アドバイス、あまり響いてない感じがしたけど、最後までちゃんと聞いてたし。こんな人が同じ職場に入ってきたら友達になりたい。馴染めないと思っているのは当人だけかも。周りは案外早く慣れて欲しいなと思ってるかもしれない。
両親のこと、大嫌いとか喧嘩ばかりしてたって言ってるけど、本当はどうなんだろう。大好きだからこそこうなってしまってることがショックなんじゃ?
わかんないけど、自身のこと誤解して勿体ない!と思います。
三石さんが家を出なさいと言っていました。
確かにその通り。
しかし今は低家賃の家は少ない。
以前のように住み込みとか寮のある仕事も減った。
たくさんある空き家をこういう人のために低家賃でマッチングできたらいいのですが。
彼の人生に光がありますように。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は文化放送です。
TBSラジオではありません。
ですね。^^;
アリガト。
こんなに真面目な男の子をこんな風に苦しめる親がいるんだね
苦しめようと思ってるわけじゃなく親にも力量がないのだと
思うけど・・・この青年に良い出会いがあって欲しいな
良いアドバイスだった。。。
親から肯定されないと、なかなか自分が好きになれないね。でも、ほんとはまじめな良いとこたくさんあるとおもう。
ここに、電話した勇気がすごいよ。
死なないで。
親からは逃げていいよ。
相談者さん、がんばれ。君なら、できるよ。
大丈夫。死なないでね。おたのしみは、これからだよ。