笑い袋の正体。簡単には壊れない柔らかな鎧。脱共依存に体からのシグナル
テレフォン人生相談 2022年3月21日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女65歳 35年前に離婚して現在35歳の息子と2人暮らし 息子が18歳までは母と3人で暮らしていた。
今日の一言: 許されない感情に従って生きたときに、人は自分を自分が軽蔑するようになります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です
相談者:
よろしくお願いします
加藤諦三:
最初に年齢教えてください
相談者:
65歳です
加藤諦三:
65歳
結婚してます?
相談者:
35年ぐらい前に(苦笑)離婚しました、はい
加藤諦三:
あ、そうすると、35年間は、お一人ですか?、それともお子さんと一緒だった・・
相談者:
あ、はい、あの、長男だけなんですけど、わたしと息子と2人です
加藤諦三:
で、今長男の方何歳ですか?
相談者:
もう、35です
加藤諦三:
35歳
で、今、一緒に住んでるわけ・・
相談者:
はい、◆#$%
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
実の母の、ことなんですけれども
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしが、30歳で、離婚、したんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そのとき、あの、ま、乳飲み子の子どもを連れてきたんです
加藤諦三:
はい
それが35歳になってる◆#$%、はい
相談者:
そうです、そうです。
そして、行くとこが(苦笑)ないので
加藤諦三:
ええ
相談者:
母の家に、帰ったんです
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そんとき、も、父は死んでしまっていたんです。
加藤諦三:
ああ、そうですか、はい
相談者:
ですから、母とわたしと息子と3人暮らしに、なりました
加藤諦三:
はい
はい
相談者:
で、離婚は殺人と同じだ、みたいに、随分そのときも、すごく怒られたんですけれども
加藤諦三:
あなたのお母さんから怒られたの?
相談者:
そうです、だから正座させられて、「離婚と殺人は、わたし同じだと思っているから、どんなにはずかしいか分かるか?」みたいな、お説教はありました、すごい
加藤諦三:
はい
相談者:
だけどここの家でお世話になるんだから、
加藤諦三:
はい
相談者:
母がそういうふうに思っている以上は、そういうふうに考えなきゃいけないんだな(苦笑)とは思いました。
加藤諦三:
はい
相談者:
だけど心の中でえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
殺人と離婚(苦笑)◆#$%□本当は思っていました。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたしはすぐ仕事を探して
加藤諦三:
はい
相談者:
お仕事に就けました。
加藤諦三:
はい
相談者:
そして、あのお、ま、一応、5年間ぐらいは順調に、働けたんですけどお
加藤諦三:
はい
相談者:
35で、わたくしが、躁うつ病に、なりました。
加藤諦三:
はい
相談者:
そいで、その、ウツの間に、その、何も出来ないですよね?、たとえば洗濯とか掃除とか
加藤諦三:
それは出来ないですね。
相談者:
できない・・それを、やっぱ、すごく母としては不満で、「もういなくていい!」とか、「もう、こんなだったらどうだ」とかって、ガンガン、ガンガン言われました。
加藤諦三:
おそらく小さい頃から、あなた、責められてたんじゃないの?
相談者:
◆#$%そうです。
母、怒るの好きなんです(笑)
加藤諦三:
いや、怒るの好きというよりも、あなたを、責めないでは生きて行かれない、かったんじゃないのかな?
相談者:
んー、なんかよくわかんないけど、いっぱい怒られおりました(笑)
加藤諦三:
それで?、今日の相談というのはどういうことですか?
相談者:
あ、そいでえ、息子が18のときに、もう、これじゃダメと思って家を出たんです、2人で。
加藤諦三:
だけど、2人で出るってことは、
相談者:
はい
加藤諦三:
2人で生活を立てていかなきゃいけないですね。
相談者:
でも、マンションとかも自分であの、貯金で買えましたし、仕事もしてたので大丈夫でした。
加藤諦三:
マンション買うだけの、
相談者:
ええ
加藤諦三:
貯金あったということは、この間に、
相談者:
ええ
加藤諦三:
ウツとはいいながら、
相談者:
ええ
加藤諦三:
働いて、あなた、貯金が出来てたわけね?
相談者:
そうです、ずうーっと働いてました。
そしたら、ま、具合悪くても、母に怒られる心配も全然ないから
加藤諦三:
はい
相談者:
随分楽になりました。
加藤諦三:
はい
相談者:
そして、去年母が、ガンで手術をしたんです、すごい大きな。
加藤諦三:
はい
相談者:
そしたらやっぱりカラダが弱って、その、元気はもう歩けたりはするんですけど、些細なことを気に入らなく、なっちゃったあ、んですよね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
そいで、またあ、すべての気に入らないことを、全部あたしに言うんですよ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
そしたら、こんなにひどいことを言われるんだったら、もう、会うのはやめようって思ったんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
そいで、一年でも、2年でも会わないって決めたらあ、カラダの調子が悪くなってきちゃったんですよね。
加藤諦三:
カラダの調子が悪いってのは具体的に言うと、どう
相談者:
あ、胃腸、とかですね。特に
加藤諦三:
胃腸ですか
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
それに対してどうするか?ということです・・
相談者:
ええ、だけど母とのことは、どうやったらいいんだろうか?と・・はい
加藤諦三:
はい、今日はスタジオに心についてのエッセイストとして、おなじみの
相談者:
はい
加藤諦三:
マドモアゼル愛先生がいらしてるので
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います
相談者:
あ、お願いします
(回答者に交代)
相談者さん、
理解出来な〜いんじゃない?
う〜ん・・・みたいな感じね
シングルマザーで頑張ったと思いますが、シニアの仕事で新しい出逢いを作ろうか?
介護や仕事に相当時間が行っていたと思うので、何とか自分の時間も作って欲しい!
体調不良と親子の確執の相談に「仕事で出逢い」を勧めるのおかしいでしょう。
「離婚と殺人はわたし同じと思っているから……。」
ってすごい思考だな。
心身共に傷ついて帰ってきたのに、
こんなんネチネチ怒られたらソッコー縁切るわ。
相談者さんには、さっさと新しい人生を生きてもらいたいです。
この相談者さんに限らず
変なとこで笑ったり不思議な癖のある人は多いけれど
みんな鎧だったのかと思ったら納得。
軽めの鎧なら大人は皆装備しているもんだとは言え
ふさわしくないところでは脱げる人になりたいなと
思いました。
テレ人にも妙にケラケラ笑う相談者多いよね。笑って誤魔化す人生の人。女性に多いわね。この相談者は驚くほど自分見つめのしてこなかった人なのね。一見楽天家ぽくても、それでも鬱になるんだね。憶えとこう。
毒母だと思うのだけど。
憎しみは墓場まで持っていくつもりだったって。
相談で聞いて欲しかっただけだったのかな?
お互い高齢になり、今のままなんとか穏やかにやっていけたら
いいのかな…とも思いました。
https://telephone-soudan.com/20210825-tamaoki-ai/
↑「鎧」と聞いて、上の相談に寄せられたコメントを思い出す。
「(相談者の)長男、家に居座って我が儘放題だな。普通の大人はみんな無理して鎧兜を着て、やりたくない仕事を我慢してやってるというのに。(略)」
鎧を着て頑張ってるつもりなのは当人だけ。世間の目には歪んだ人間にしか見えない。相談者の母親もこのように歪んでいたのかもしれない。「離婚せずに頑張った。私は娘よりマシ」という自負を最期まで持って墓場へ行った。これはこれで幸せかもしれない。相談者から見れば堪ったものではないが。
過去に正義マンの相談者を非難してたけど
あなたたちこそ正義マンだね