やたら家族に噛みつく24の妹に手を焼く男に刺さる三石節「幸せを見せびらかせ」
テレフォン人生相談 2023年4月28日 金曜日
パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男27歳 父68歳 母64歳 3人住まい 受験のため実家戻る妹23歳
田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもしい。
田中ウルヴェ京:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。
田中ウルヴェ京:
まず最初に、年齢を教えてください。
相談者:
27です。
田中ウルヴェ京:
27歳。ご結婚はされてますか?
相談者:
わ(は)、してないです。
田中ウルヴェ京:
お仕事、されてらっしゃいますか?
相談者:
はい、してます。
田中ウルヴェ京:
お1人で、住んでらっしゃいますか?
相談者:
えっとお、両親、と、一緒に住んでます。
田中ウルヴェ京:
ご両親と。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ご両親は、おいくつでいらっしゃいますか?
相談者:
父が、68。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、母が、64。
田中ウルヴェ京:
はい。あなたにご兄弟は、いらっしゃいますか?
相談者:
はい。4歳下の妹が、1人ます。
田中ウルヴェ京:
はい。妹、さんも、お仕事をされてらっしゃいますか?
相談者:
いや、今は、何もしてません。
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。では、今日のご相談は、どのようなご相談でしょうか?
相談者:
今後の、妹に対する、対応のことについて、伺いたいなと思いまして。
田中ウルヴェ京:
はい。少し教えてください。どういったことなんでしょうか?
相談者:
妹が、今年でえ、4歳下ですから、2じゅうう、3、になるんですけれども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
受験をするために、実家の方に、今、戻ってきまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
約、1年前、に。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それでええ、「受験、をする」って言ってるんですけどもお、実はちょっと、この、妹の方が・・ちょっと、癖が・・ありまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
高校を、卒業して、まず最初に、専門学校に行くと言って、他県の方に、出ていったんですけれども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「専門学校が、合わない」と・・いうことで、すぐに、退学をして、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
その後おおお、今度は、別の、放送大学に通うと言って、心理学を学ぶと・・言って、ずーーっと、それから、やり続けていて。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
でも、どうやら、単位も、あんまり取れてなさそう・・な感じで、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
でえ、その、他県にいる間も、ずっと、夜の、お仕事をしてたらしくて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで、いろんなあああ、知恵が、ついちゃって。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「私はあ、夜の仕事をしたから、人に対しての、対応が、うまい」とか、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
こと、あるごとに・・僕たちに、噛みついてくるようになったんですね。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで、ずうっと、僕たちに対して、「私は、小さい頃から、愛がもらえなかった」と。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ずうっと言うんですけど。兄、からしてみると、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
全然、そんなことなくてえ。専門学校、辞めたときも、ずうっと・・両親は、最低限の生活をできるような、お金を、ずっと送り続けてきてるんです。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それでも、「愛が足りない」「私を愛せ」、と、言い続け、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
でえ、2年前に、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
もう一度、その、他県から、帰ってきたんです。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
したら、最初はああああ、平穏、に、過ごしてたんですけれども。「どうするんだ?今後は」、みたいな話になったときに、ちょっと揉めまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
でえ、もう・・すごい、暴れて・・カーテンを引きちぎって、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
もう、本当に、手もつけられない・・ぐらいになっちゃって。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「なんで、私のことを、信用しないんだ!」、とか。
田中ウルヴェ京:
あああ、なるほど。
相談者:
はい。でえ、もう、何とか仲裁に入ってえ、抑えたんですけどもお、「私は帰る!、ここ、には、私の居場所はない」と言って、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
本来は、・・もっと長く、いる予定だったんですけど。「次の日に帰る!」と言って、飛行機を予約して、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「私を空港に送れ!」っと言って、
田中ウルヴェ京:
ハハ(苦笑)でも、空港に送れ、なんですね?
相談者:
もううう、はい、「送れ」、なんです。基本、妹は、文句言う割にはあ、自分で、1個も、行動しないんです。
田中ウルヴェ京:
確かに。
相談者:
はい。自転車もあるのに、自分で出かけようともせず。にもかかわらず、「私はどこにも連れてってもらえない」「私は愛されてない」「私は、かばってもらえない」っていうふうに、常に、受身でありながら、被害者意識が強い感じで。
田中ウルヴェ京:
うんうん。・・ちょっと質問をしたいのですが。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
夜のお仕事っていうのは、どんな、お仕事でしょうか?
相談者:
最初はあああ、キャバ、レーで、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
いろんな男性の方と、お話をして、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
盛り上げたりとか、してたらしいんですけど、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
途中から、もうちょっと・・踏み込んだ、サービスをする、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
お仕事の方にも、手を出したみたいで。◆#$
田中ウルヴェ京:
それは、妹さんが言ったんですか?
相談者:
はい、言ってます。
田中ウルヴェ京:
あ、なるほど。はい。
相談者:
父には、一応は、言ってはいなかったんですけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
特に、こっちに戻ってきた、1年・・ぐらいからは、「私は、あの頃すごい輝いていた。私は、人々を救っていた」、みたいな感じで。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
過去にやってた、その仕事を、ほのめかすんです。
田中ウルヴェ京:
あー、なるほど。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
もしかすると、言いたいのかもしれない、ぐらいな、感じですね?
相談者:
そうなん・・ですよね。で、「私のその仕事に、偏見を持つな!」
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
って、言って。そもそも話が、全然前に進まないんです。
田中ウルヴェ京:
なるほど。ご家庭で、小さい頃、の、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
妹さんは、どのような感じ、でした、か?
相談者:
もう、本当に、甘えっ子で。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
住んでた、地域が、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
田舎だったもんですから。学校自体も、人数が、ものすごく少なかったんですよ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
同、級、生の、友達も、少なくてえ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、もう、ほん、とに、ずうううっと、その子にいい、ついて回る。で、その子が、ちょっとでも何か・・自分を、けなすような言動をすると、もう、「何とかちゃんに、嫌われたあ」「何とかちゃんとは、もうやっていけない」とか、もうずうっと、すぐ、両親に、愚痴ったりするような、子だったんですね?
田中ウルヴェ京:
あ、あ、あ、なるほど。
相談者:
すごい、依存心が強くてえ。
田中ウルヴェ京:
は、は、はあ。お兄さんと、妹さんとで、何か、こう、比べられたりするような、ごきょうだいなんですか?
相談者:
言葉で、とか、いううう、のは、ないんですけれどもお。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
僕は、どっちかっていうと、自分のおおお、好きなことを、とことん、やる、たちですから。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
そうすると・・だんだんと、そのおお、評価も、いただきますしい。
田中ウルヴェ京:
ふんふんふん。
相談者:
両親からも、世間からも。
田中ウルヴェ京:
なるほど、
相談者:
だんだんそれを・・妹からすると、「お父さんとお母さんは、いっつも、お兄ちゃんばっかり!」って、言うんですけれども、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
僕からすると、それは、あくまで、僕が、自ら勝ち取ったものですから。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「そんなこと言われる筋合いはない。」ずーっと、思ってるんですよ。
田中ウルヴェ京:
そうすると、妹さんはもしかすると、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
「ずるいなあ」とかあ、「お兄ちゃんばっかり恵まれてる」みたいに、思っ・・てる。ってことですね?
相談者:
はい。お酒がもう、だいぶ・・深く入っちゃった、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ときにはあ、よくそういうふうに、言いますし。
それこそ昨日なんですけれども、夜ううう、3時ぐらいまで、結局僕たちが寝た後も、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
タバコ吸い・・お酒を何本も、開けてえ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
荒れ狂ってたもんですから。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
父親、が、最初、目を覚まして、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「こんな状態じゃあ、もう・・県外、なんかに、出せないぞっ」て、そういうふうに言ったら、もう・・ガアーッと、言い合いになっちゃって。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
で、僕も、間に入って、何とか、を、諌めてえ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、もうううう、やっぱり、お酒が残ってるから、結局、夕方、ぐらいまで、寝てて。むすううううっとした状態なんです。はい。
田中ウルヴェ京:
わかりました。もちろん、妹さんには、妹さんの、何か・・いろいろ、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
問題はある、のだとは思いますけれど。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
(吸って)今日、お兄さん、という立場であなたがお電話を、してきたわけ、で、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
どんな相談に、しましょうか?
相談者:
おそらくもう、妹を、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
どうにかするってことは、無理だと思うんですよ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ですから、今後、僕と、両親が、妹に対して、何か・・やれる、ことみたいなことが、あるのか。
田中ウルヴェ京:
はい。そ◆#$%
相談者:
それとも、もう・・ずうっと、見守るべきなのか。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ということを、教えていただきたいなと、
田中ウルヴェ京:
そうですね。
相談者:
思います。
田中ウルヴェ京:
もちろん、その・・他人を、変えることは、できないけれども。あなただったり、ご両親だったりが、何か、やれることがあるのか?、ということですね。
相談者:
はい、そうです。
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。今日の回答者は、三石メソード主催、
相談者:
はああ、
田中ウルヴェ京:
作家で翻訳家の、三石由起子先生に、お話をいただきます。
(回答者に交代)
猛獣のような妹さんに手を焼いているお兄さんの相談でしたね。
確かに聞いててイラって来ますね。夜の仕事をしてた私は輝いていて人を救ってたって…結局続いてねぇじゃん!とか突っ込んだら柱を破壊しかねませんな。
でもそんな猛獣に怪我させられながらも可愛がってるのはご両親…
ここはもう兄ちゃんが家を出て人生エンジョイするっきゃない!
飲んだくれる妹を心配するのは分かるが、何年も「楽しい事をしていいのか?」って悩んでいたってのが、私にはイマイチ理解出来ない。
三石先生が暗におっしゃる通り、この相談者さんの隠された悩みが、妹を通して表出した相談だった様な気がします。
何故か坂口杏理様なワガママ娘になったか…。😮💨
機能不全家族であり、兄妹ともにアダルトチルドレンであると解釈しました。兄はヒーロー・いい子として、妹はスケープゴート・問題児として振る舞うことで無意識に家庭内のバランスを取っているのでは。そして共依存だから適度な距離を妹とも取れないし、幸せになることに罪悪感を感じる。実家や両親の抱える葛藤を子が背負うことはないんですよ〜
実際はどうなのか分かりませんが、長男又は長女は大事にされて下は割を食うってことはよくあるのでは?そして親や兄姉は全く気付かないで平等に育てたと思っている。この妹も何かで差別されたことを、ずっと根に持って生きてきたのかも知れない。
まあ、娘さんの当面の目標は放送大学卒業でいいんじゃないかと思いますねえ。大学卒業、定職について、夢はキャリアウーマンでもいいかなあ?
恐らく両親とも優しい毒親だったんだと思う。両親とも過干渉、過保護気味で「子どものために生きてる」といった重たい親。子どもは親の期待に答えるために必死で生きなければいけない。
途中でお兄さんが結果を”努力して勝ち得た”と言っていましたが、それも両親から認められたい一心でしていたのではないでしょうか。努力して真面目じゃないと家から居場所がなくなるという焦燥感から突き動かされていたでは?
お兄さんが「自分だけ楽しい思いをしていいのか」という葛藤も、今まで育ててくれた両親ともに家族みんなで幸せにならないといけない、という強迫観念があるのかもしれないね。自分だけが幸せになるのは裏切り行為になってしまうという恐怖心。
とりあえず、お兄さんここ読んでたら何か言い訳つくって早めに家から出たほうがいいと思う。
相談者のお兄さんは心配したくてしてるわけではなくて心配せずにはおれない家庭だったのだろう。
毒親から無意識に家庭の面倒や厄介ごとを押し付けられる、いわゆる良い子によくあるタイプだ。
親はこの妹をあえて甘やかすことで兄に心配の種を植えつけ実家に引きつけてがんじがらめにしている可能性もある。
親としたらこの妹にはトラブルメーカーでいてもらわないと困るわけだ。
兄妹の問題というよりこの家庭そのものに深い闇がありそうです。
それにしても三石先生はいつも表層的な回答しかしないがもっと相談者の身の上を案じて本質的な回答をしてあげてほしい。
こんな回答では気休め程度にしかならない。
歳の割には暗い声色で驚いた。Twitterでもここでも「相談者一家は歪みある家庭」と異口同音の意見であり、私もそう思った。とりあえず相談者も相談者妹もそれぞれ家を出たら、あとは自浄作用が働くだろう。
自ら勝ち取ったもの、
ずーっと思っている、
のときの相談者の言い方、凄く見下しや怨念が込もってる。頑張らないと見下されるように思い込まされて育ってきたのかな。
皆さんコメントのとおり、この家族自体が病んでる
おそらく諸悪の根源は、条件付きで愛情を与え続けた相談者の両親
夫婦とも40前後で授かった子供で、経済的には余裕があるんだろうけど、子どもにも相当高いハードルを課して、できた結果を褒めてたような子育てだったんだろうなと推察する
でなきゃ、27にもなって相談者が「自分は結果を出して親の愛情を勝ち取ってきたのに、ろくでもない妹は親の庇護を受けててずるい」なんてことを訴えまい
妹は妹で「お兄ちゃんばっかり構ってもらってずるい!でも私は優秀じゃないから褒めてもらえない」ってなろうし、歪んで飛び出て行っても無理からぬこと
とにかく、相談者が独り立ちしないと何も始まらない
一人暮らしを始めるのが一番だけど、趣味もなさそうな人っぽいし、何か親の評価以外に自分を満足させるものをすぐに探したほうがいい
何より、親の毒が確実に自分自身に回り始めてることを、相談者は自覚しないといけない
勝ち取った
ずーっと
のイントネーションに傲慢、怨念を感じる
ウザってぇ兄貴だな
機能不全家族の、一見うまくいっているように見える息子。泣き出したのはどうしてかと思ったら、とっても無理してたんですね
三石先生は、心の中のことを心理学的にいうのではなく、こうしたほうが楽しいよ、こうしたほうがいいよ。という形でそれぞれが楽しく生きることをいつも提案してくれる。その明るさと健康さで、病んでる人は道を見つけることができるのだと思いました。