教育ママの本当の矛先。大原敬子「娘さんが勉強するのは向上心ではなく‥」
テレフォン人生相談 2023年5月26日 金曜日
パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 男46歳 妻44歳 長女10歳 長男3歳 四人暮らし
田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、もしもし。
田中ウルヴェ京:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
田中ウルヴェ京:
まず年齢から、お願いします。
相談者:
46歳です。
田中ウルヴェ京:
46歳。ご結婚はされてますか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
奥様の、年齢は、おいくつでしょう。
相談者:
妻が、ええ、44歳。
田中ウルヴェ京:
44歳。お子さんは?
相談者:
2人おりまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
上の娘がああ、10歳。
田中ウルヴェ京:
10歳、はい。
相談者:
で、下の息子が、3歳にな・・◆#$
田中ウルヴェ京:
息子さんが、3歳。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
4人家族で、らっしゃいますか?、そしたら。
相談者:
はい、そうです。
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。では、ご相談は、何でしょうか?
相談者:
娘のお、勉強の件なんですけども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
周りの友達とかあ、にですね、学習面でえ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
後れを、取ってしまうんじゃないか、という、危機感はあるようなんですけども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
やる気が出ないと。なので、親としてですね、どういうことを、してあげたらいいのかな?と、いううう、相談です。
田中ウルヴェ京:
学習の、危機感って、どういうことなんでしょうか?。なんかこううう、成績がって、いう意味ですか?
相談者:
例えば、テスト・・でですね、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
大体、80点ん、ぐらいは、取れる子なんですけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
大きな、あの、テストで、こないだ・・ちょっと、あのう、失敗というか、(吸って)かなり想像とは、あのううう、離れたですね、点数を取って、しまったんですね。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで、本人も反省、をして、「これから頑張る」という話、に、なっ・・たんですけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
準備ができてなかったりですとか。
田中ウルヴェ京:
ああああ、なるほど。
相談者:
それでえ、話を聞いてみると、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「ちょっと、やる気が出ないんだよね」と。「どうしたら・・やる気が出るんだろう」って話、を、まあ、してきてですね。
田中ウルヴェ京:
なるほど。では、落第点を取り続けているという、状況では、無いのですね?
相談者:
はい、違います。
田中ウルヴェ京:
つまり、これ・・お成績、全体的に、良いっていうことですよね?、でも、そうすると。
相談者:
そうですね。良かった、って、感じですかね。
田中ウルヴェ京:
あ、「良かった、」
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
「けれども」って事ですね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
じゃあ、低学年の頃、は、どんな感じでした?
相談者:
まあ、宿題をしっかりとして。まあ、あの、理解力うう、が、無いわけではないので、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
わからないことは、無いんですけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
例えばテストで、問題読まない。とか、そういう、ちょっとうっかりとした、失敗があったりしてですね。
田中ウルヴェ京:
ああ、はい。
相談者:
ちょっとおお、そこら辺の、あの、上下というのは、あったんですけども、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
問題無かったかな、と思ってます。
田中ウルヴェ京:
そうすると、お父様としての、あなたか、ら、観て、食欲がないとか、
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
寝付きが悪いとか、何か、あります?、お嬢さんの。
相談者:
んまああ、ちょっと、健、康、面では・・そんなに、心配はしてないですね。
田中ウルヴェ京:
じゃあ、学校は、行ってらっしゃるん、です、か?
相談者:
はい、あのう、学校も、はい、行ってまして。楽しく、通学してます。
田中ウルヴェ京:
はい。では、あなた、あるいは・・奥様、自体が、
相談者:
はい、ええ。
田中ウルヴェ京:
どんな、ご両親なんですか?
相談者:
私い、は、「なるようになる」っていうふうに、考えちゃうタイプなんですが、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
妻は、テストは、90点、とって、当たり前だっていう、考え方もあるので、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
たまには、ちょっと、そのううう、激しい言い方になってしまう事もありますね。
田中ウルヴェ京:
じゃ、お母様側とし、ては、・・この、大きなテストで、少し、周りとは離れた、時、には、どんなふうな、態度だったんですか?
相談者:
やはり、ちょっと、あのうう、娘え、に対して、かなり強く叱責をするような、事がありました。
田中ウルヴェ京:
強く、叱責は、言葉ですか?、それとも、何か・・ぶったりとかっていう事ですか?
相談者:
暴力というか、まあ、言葉と、あと、まあ、本、投げてしまうような、事もあった・・かと、思います。
田中ウルヴェ京:
その時に、お父さんとしての、あなたは、
相談者:
◆#$
田中ウルヴェ京:
どのような・・状況なんですか?
相談者:
見てるときは、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
止めるというか、「いんじゃないの?」っていう話、を、したりとかあ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「それよりも、ちょっとおおお、これからどうしたらいいか、考えましょう」っていうような、お話・・を、したりとかしますね。
田中ウルヴェ京:
じゃあ、それは、(苦笑)言いにくいわけでは、無いのですか?
相談者:
はい、そこら辺はもう、あのう、しっかりと、物が言えるので。
田中ウルヴェ京:
あああ、(含み笑い)例えば、奥様が「ワーッ」って、そうふうな状況になると、パパが何か言うと、
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
「アンタは、黙ってたよ!」みたいな・・ところも、あるかもしれませんが(苦笑)、
相談者:
そうですね。
田中ウルヴェ京:
そういう状況では、無いのですね?
相談者:
そういうこと、言うときもありますけど、
田中ウルヴェ京:
◆#$
相談者:
こちらとしては、あのう、問題無く、物は言えるという、状況です。
田中ウルヴェ京:
お嬢さんは、家で、勉強しているお姿を、聞きたいのですが、どんな感じですか?
相談者:
そうですね。自分の部屋だったりとか、ま、ダイニングで・・勉強したりとか。いろんなとこで、(苦笑)勉強してます。
田中ウルヴェ京:
わかりました。今日のご相談は、こういう状況の、お嬢さんに対して、あなたが、できることがないだろうか?、ということで、よろしいですか?
相談者:
はい、お願いします。
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。今日の回答者は、幼児教育研究の、大原敬子先生です。大原先生お願いします。
(回答者に交代)
10歳でテストで大失敗といわれる娘さんが可哀想になった。
感性豊かで頭の柔らかい子供には大人にはない発想力が備わっていて
豊かな時間を過ごせる貴重な時期だと言うのに
頭の固い、古臭い平凡な大人がそれに見向きもせず
自分たちの理解できる競技で自分の子供をよその子供と比べようとする愚かしさ。大人は子供に何かを教えてやるのではなくむしろ子供から学ばねばならない。
41年前に大ヒットしたデュエット曲「3年目の浮気」の歌詞の一部を引用してしまいますが、奥さん、大目に見て欲しかったかなあと思います。
「3年目の浮気くらい大目にみてよ」ならぬ、「今回の失敗くらい大目にみてよ」と。スーパーマンじゃないから、得手不得手は必ずありますよ。
夫への不満、他にも不満だらけなんでしょうね、この妻。それが娘に向かっている。例え毎回百点とっても満足することは無いんじゃないか?共に毒親として将来恨まれるでしょうね。
もう10歳じゃなくて、まだ10歳。
中学受験を目指しているご家庭かもしれませんが、お嬢さんが息苦しさを感じていることを
ズバリ大原先生が指摘されていてスカッとしました。
相談者さんの「うん、うん」という相槌は納得されていなかった様子だけど。
相談者さまの、お悩み質問に対して上っ面の回答するだけじゃなく、その本質を問う回が、とても好きです。
夫婦関係にまで切り込み問題の本質を見抜く眼力、端的でわかりやすい言葉選びと説得力、相談者の立場に寄り添った的確なアドバイス、どこをとっても素晴らしいです。
相談者さんの相槌も、上部のものではなく、しっかり噛み締めてるようでした。
このような上質な回答、もっと聴きたいです。
やはり回答のレベルが頭ひとつ抜けてますね。
父親、うん、うん、と言ってる時点で国語0点。テストというノルマ漬けで燃え尽きる10才。母親、ブラック度100点
多くのリスナーが始まって2〜3分で、
「あ、これ夫婦の問題だろ」て思ったんじゃないでしょうか。
もはやテレフォン人生相談の様式美ですね。
90点取って当たり前、
80点ないとキレるって、昭和の教育ママみたい。
表面的で思いやりのない旦那へのイライラ。
その犠牲者が、優しくて真面目な長女。
やる気が出ないって、結構なSOSな気がします。
いい歳こいて電話で親しくもない、ましてや相談し教えを乞う相手にうん、うん、うん、うんって。小学生かなと思いました。