家族と距離を置くようになった次男26歳を気にかける親父には思い当たるフシがない

テレフォン人生相談 2023年6月30日 金曜日

パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男56歳 妻58歳二人暮らし 長男30歳(結婚して独立) 次男26歳一人暮らし

田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、こんにちは。

田中ウルヴェ京:
よろしくお願いします。

相談者:
お願いします。

田中ウルヴェ京:
最初に、年齢から、お願いします。

相談者:
私、56歳です。

田中ウルヴェ京:
56歳。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ご結婚はされてますか?

相談者:
はい、してます。

田中ウルヴェ京:
奥様の、年齢を教えてください。

相談者:
58歳です。

田中ウルヴェ京:
58歳。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
お子さんはいらっしゃいますか?

相談者:
はい。二人いまして、長男が30歳。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
次男が、26歳です。

田中ウルヴェ京:
ご家族、一緒に住んでらっしゃいますか?

相談者:
いや、今は、夫婦2人です。

田中ウルヴェ京:
それぞれ、ご長男、次男は、ご結婚はされてますか?

相談者:
長男は、結婚して外に住んでまして、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
次男は、一人でアパートに暮らしてます。

田中ウルヴェ京:
わかりました。今日は、どのようなご相談でしょうか?

相談者:
次男のことなんですけどお、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
ちょっと、心を、閉ざしてしまってるように、感じて、ですね。今後、どういうふうに付き合・・っていけばいいのか?、というご相談なんですけれどもお。

田中ウルヴェ京:
はい。「心を閉ざしているようだ」と、お感じになった、経緯を教えてください。

相談者:
大学卒業して、まあ、大学出たところで就職してえ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
2年間くらい、勤めたんですけれどもお、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
辞めて、帰ってきたん・・ですよね。自宅へ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
それで、1年、くらい、勤めたぐらいから、家族と食べない日が続いたんですね。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
でえ、それから・・半年ぐらい、経った頃からあ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
急に、「もう、一人暮らす」と。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
いうことで、アパートを借りて、住んでるんですけれども。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
その間に、兄の結婚式とか、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
私の父親の法事とかあったんですけれどもお、

田中ウルヴェ京:
・・

相談者:
何かと理由をつけて、「来れない」ということ、で。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
で、私も、電話したりするんですけども、出ないと。

田中ウルヴェ京:
なるほど。で・・

相談者:
で、LINEとか送っても、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「わかった」とかあ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
一言・・返ってくる、くらい、なんですよね。

田中ウルヴェ京:
なるほど。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
この、アパートは、お近くですか?、あなたのおうち(家)と。

相談者:
車で、30分くらいです。

田中ウルヴェ京:
アパートには、行ったことはありますか?、あなたは。

相談者:
無いです。

田中ウルヴェ京:
では、どのような・・一人暮らしの状況かは、わからない?

相談者:
わからないです。

田中ウルヴェ京:
この、アパートの家賃は、誰が払っていますか?

相談者:
本人が、自分で払ってます。

田中ウルヴェ京:
次男は、そうか、働いていらっしゃいますね?

相談者:
はい、働いてます。

田中ウルヴェ京:
いわゆる、自立はしてらっしゃる、ということかな?

相談者:
っそう、です、ね。

田中ウルヴェ京:
では、「心を閉ざしている」のは、あなたに、対してですか?、それとも、奥様や、ご長男に対して、という意味ですか。

相談者:
そうですね。私にも、妻にも、ですね。

田中ウルヴェ京:
で、お兄さんとも、話してない。

相談者:
はい。長男の結婚式の前に、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
両家の、顔合わせあったんですけど、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
そのときは、来てたんですよ。

田中ウルヴェ京:
なるほど。はい。

相談者:
ええ。そのときい、向こうの、家族も集まったんですけれども、ほとんど、一言も、喋らないような状況でえ。

田中ウルヴェ京:
いわゆる、無表情ですか?、それとも、嫌々来てるんだ、みたいな、反応は、

相談者:
あ・・

田中ウルヴェ京:
あるんですか?

相談者:
もう、無表情ですしい、嫌々来てる感じです。

田中ウルヴェ京:
何か嫌な、理由は・・あなたはわかるんですか?

相談者:
(吸って)・・わからないんですよ。

田中ウルヴェ京:
お引越しをするときに、何か、理由を言ってましたか?

相談者:
いや、言ってないです。

田中ウルヴェ京:
あ・・突然、ですか?

相談者:
事前に話はあったものですから、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「じゃあ、引っ越しの日は、手伝うね」とかって話も、してたんですけどお、「いや、手伝わなくていい」と。

田中ウルヴェ京:
では、引っ越しをしてから、「話してくれない」よりは、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
夕飯を1人で食べるようになったりした頃からは、もう・・

相談者:
そうですね。もう、一緒に住んでる頃から。

田中ウルヴェ京:
次男・・そうですね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で・・もう一度聞きますが、何か、あなたの言動、奥様の言動などで、「もしかしたら、あの言葉が、きっかけだったかな?」とか、何か、ないんでしょうか?

相談者:
まあ、いろいろ考えたんですけどお、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
思い当たるう、節があ、あんまり、思い、浮かばないんですよ。

田中ウルヴェ京:
喧嘩をした、とかも、ない?

相談者:
ないです。大学在学中は、母の誕生日ですとかあ、母の日に、なんか、送ってきてくれたりとかあ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
卒業して、就職するときには、私や妻にも、プレゼントしてくれたりとかあ、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
そういうことは、してくれてたんですよね。

田中ウルヴェ京:
なるほど。では、大学卒業するまでは、特に何か・・次男との、コミュニケーションで問題があるとは、感じたことがなかった?

相談者:
(吸って)感じたことは、なか、った、ですねえ。それで、大学卒業後も「彼女ができたから、紹介するね」とかっていう話もあったしい。

田中ウルヴェ京:
あ、なるほど。ご相談としては、そうしましたら、心を閉ざしている、次男が、いる。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
どう、なさりたいですか?

相談者:
男ですしい、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
自立もしてますのでえ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
このままでもいい・・よう、な、気も・・するんですけれどもお、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
やはり・・将来的に、当然、一人では生きていけないですし、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
無理に、何か、話いい、合いを、進めた方がいいのかあ?

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
このまま、ちょっと、様子見た方がいいのか?っていうところを、一番・・ちょっと、ご相談したいところなんですけれどもお、はい。

田中ウルヴェ京:
わかりました。では、この・・次男との、関係・・で、何か、できることがないか?
あるいは、この状況で、良いのか?、というような、ご相談ということで、よろしいですね?

相談者:
はい、はい、お願いします。

田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。
今日の回答者は、幼児教育研究の、大原敬子先生です。大原先生よろしくお願いします。

(回答者に交代)

「家族と距離を置くようになった次男26歳を気にかける親父には思い当たるフシがない」への14件のフィードバック

  1. あーだこーだ言うけど、単純にこの次男は
    親兄弟とのしがらみをすっぱりリセットして、一人静かに暮らしたいだけでしょう。
    大原先生も指摘していた幼児期からの親の態度や兄との関係の積み重ね
    ひとつひとつは小さく親も兄も無意識で接していたけど、次男にとっては嫌なことの許容量を越えたのかと思う。
    バリスタになりたいのか、サ店のマスターになりたいのか、いつか夢をかなえてほしいと願わずにはいられない。

  2. 次男さんのことも気になりますが、ご相談者さんも定年が60歳から65歳に延びますから、お体を大切にしっかり働いてほしいなあと思います。
    次男さんに関しては、もしという場合には、若者サポートステーション、サポステなどの支援施設もあるので、そちらにもご相談いただければ…。

  3. 愛情からの心配ではなく世間体、親にはむかう怒りからの相談で
    みっとも無い事は内心気付いているのに口に出さないから回答も明後日の方向になってしまう

    本当の問題は相談者の古腐った固定観念

  4. 息子さんの家族への態度の評価が記念日の贈り物であったり家族顔合わせへの出席だったり非常に表面的。息子さんの不満というか諦めはその辺りだと思う。彼は家族から離れて水を得た魚のように活き活きと社会を泳いでいるはず。心配することは何も無い。
    むしろ相談者さんは自分の将来が心配で電話をしたのだろうと思う。

  5. 住所知らないって…駄目駄目じゃん。
    長男片づいたから、次は次男って思ってたんでしょうね。お父ちゃん。

    次男よ、大人になって、ちょろっとだけ相手してあげて。相続の時、お前にゃ何にもやらん!!なんてことにならない程度にね。

    1. 次男さんも遺留分だけでいいと思ってるからその態度なんだと思う。

      変に付き合って介護させられるよりは相続少なくなる方がましでは。

    2. 相続を盾にすり寄っても「そういうところだよ」と次男から鼻で笑われるだけ。そもそも次男を「長男のスペア」程度にしか見てなかった相談者がマトモに遺産を考慮しないだろう。次男が初めて「口を利いて意志がある存在」と知って驚いた感じもする。
      電話したのも「家や土地は長男へ。次男には介護と墓守りを頼む」プランが崩れたから慌てたんだろう。

  6. 具体的な例を話さなけりゃ、超能力者じゃ無いんだから分からないよ。母親だと言葉の端々でヒントを話すので、問題の内容も少しは想像できるんだけど、父親は全く思い当たることが無いのか、それとも妻に言われて電話して来たのか、何を聞きたいのか分からん。分からんからどうしたらいいんですか?って他人に丸投げしてどうする。ちゃんと息子と向き合え

    1. 聴いてて怒りを感じました。
      思い当たるフシがないって…そういう想像力がなくて無神経な所が次男に嫌われたんでしょうね。
      無責任な親戚の言うことなんかほっとけ。

  7. 6/24の相談者と歳も「同性の子供から避けられる」境遇も似てる、本件の相談者。
    「自分から逃げた子供への怒りが滲み出てる」ことと、「頑なに頭を下げない態度」が特に似てる。
    差異もあって、6/24分は元夫からも逃げられて、どちらかと言えば孤独に対する恐怖が強め。理由も自覚(最も子供へ頭を下げる気は無いようだ)。本件は本当に次男から逃げられた理由が分かってない模様。こればかりは性差なのか?
    なんにせよ「子供に去られた怒りと屈辱と、自省したくないプライドの間」で煩悶するしか無さそうだ。どちらも。

  8. この相談者
    親戚のあつまりなどで「次男くんは?」と聞かれることに屈辱でも抱いているのではないかね
    要するに悩みの根底は世間体
    人の目を気にしなければ楽に生きられるのさ~

  9. 次男が仕事辞めて帰ってきた理由とか
    なぜ一緒に食事取らなくなったか
    お父さんやお母さんは聞いているのかねえ
    心配じゃなかったのかねえ
    ホントに心配なら、なぜ下宿に押しかけないのか?
    「なぜ拒絶するのか」と直接聞けばいいのに

  10. 大学生の時に母の日のプレゼントをした、かあ。親に関心を持って欲しかったんだね。
    どう頑張ってもちゃんと向き合ってくれないことがわかって、諦めて離れて行ったんでしょうね。
    次男にやりたいことが見つかった時、世間体も外聞もなく、「へえ、そういうことに興味があるんだね!面白そうだね!やってみたら?」って背中を押してあげてたら、全然違った結果になっていたのに、と思いました。
    次男は、自分のことは自分でちゃんとする人だから、何の口出しも必要なかったのに、信じて任せてみればよかったのに、と思います。

  11. 田舎のそこそこ名士家庭にありがちな親子関係(本件が田舎が舞台かは不明だが)。まず子供は自分の所有物の延長上。一人愛玩子を定めたら残りの子供は所有物扱いすら怪しくなる。
    次男にとって今回がラストチャンスだったのだろう。年齢上がる程、毒からの脱出は困難になるから。

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