66歳のマザコンは母の愛情充足じゃなく愛情不足と聞いて泣いて張り切る代理母
テレフォン人生相談 2024年3月25日 月曜日
敬子のマザコンチェーック!
頭痛持ち
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女63 夫66 3人娘のうち三女30と三人暮らし
今日の一言: 欲求は抑えることができるけれども消えることはありません。
加藤諦三:
もしもし
相談者:
あ、もしもしい?
加藤諦三:
はい、テレホン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いしますう
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください
相談者:
はい、えっと63です。
加藤諦三:
63。結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
66です。
加藤諦三:
66。お子さんは?
相談者:
娘が3人いますう。
加藤諦三:
お嬢さん3人。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今は、ご主人と2人で暮らしてんですか?
相談者:
一番下の、娘が、30歳で、
加藤諦三:
ええ
相談者:
3人で、暮らしてます。
加藤諦三:
はい、わかりました。それで、どんな相談でしょうか?
相談者:
はい。 えっとお、主人が、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと母親に、対しての思いが強すぎて、
加藤諦三:
はい
相談者:
どう接していっていいかなあって・・いう、悩みなんですけれど(苦笑)
加藤諦三:
それは苦労してますねえ。
相談者:
あはは・・
加藤諦三:
あのお、母親に対する思いが強すぎるっていうのは?、基本的な欲求が満たされてない男性なんですよねえ。
相談者:
あ、そうですか?
加藤諦三:
ええ
相談者:
基本的な欲求って、どういうことですかね?
加藤諦三:
ええ、保護と安心という言い方をすんですけどね
相談者:
はい
加藤諦三:
人間は全くの、無力に生まれますから、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんといってもとにかく、保護されて、
相談者:
はい
加藤諦三:
生きる以外にないわけですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、そういうことで、保護されること、
相談者:
はい
加藤諦三:
安全を確保するっていうことが、
相談者:
はい
加藤諦三:
人間の基本的な欲求なんですよ。
相談者:
はい
◆#$%□&▽*+
加藤諦三:
それでこの基本的な要求を
相談者:
はい
加藤諦三:
満たされないと、
相談者:
はい
加藤諦三:
他の欲求に先駆けて、それを満たそうとする。
相談者:
はい。
加藤諦三:
だから恋愛をしても、
相談者:
はい
加藤諦三:
男と女の関係より前に、
相談者:
はい。
加藤諦三:
その保護と安心という欲求を満たそうとしちゃうわけですよ。
相談者:
あー
加藤諦三:
だから
相談者:
はい
加藤諦三:
単純に言うと、マザコンという言葉ですよね。
相談者:
ああ、そうです。はい
加藤諦三:
それが強いから、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人に、
相談者:
はい
加藤諦三:
ここは頑張って成長してもらう以外にはないんですよね。
相談者:
はあ
でえ、そのお、私いの、その、今の夫婦の接し方で、どういうふうにしたらいいんでしょうか?
加藤諦三:
一つには
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに、ご主人は?
相談者:
はい
加藤諦三:
小さい頃、
相談者:
はい
加藤諦三:
人間の基本的欲求が満たされてない・・ということですよね。
相談者:
ああ・・あ、そうですか?
加藤諦三:
ええ
相談者:
ちょっともう、母はなくなったんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
半年前に。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、そのお、仏壇を、実家から引き取って、
加藤諦三:
ええ
相談者:
今、お参りして、遺影もちゃんと、お参りもしてるんですけど
加藤諦三:
ええ
相談者:
もおのすごくもう、色から食べ物から何でも母が好きだったものを、求めてるっていうか
加藤諦三:
そうなんですよ。他の欲求に先駆けてそのことを満たすと。
相談者:
ああ、はい。
加藤諦三:
人間の基本的なもう、第1の欲求ですから。
相談者:
じゃ、あの、小さい時の、
加藤諦三:
ええ
相談者:
母との関係で、母親としての親子関係で満たされなかった、主人が。
加藤諦三:
そういうことです。
相談者:
あ、私が思ってたのと真反対です(苦笑)
加藤諦三:
ええ
相談者:
も、満たされすぎて、いつまでも忘れられないんだなぁと思ってたんですよ。でも、主人に対しての思いがちょっとね、
加藤諦三:
ええ
相談者:
やっぱ、反対に、ちょっとこう、可哀想っていうか・・今までは私の方が辛いって思ってたんですけど(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
(涙声)なんか、かわいそうやなっていうか・・うん
加藤諦三:
そうなんですよね。
相談者:
うん
加藤諦三:
さらにちょっとその、申し訳ないことを言うんですけれども、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
その欲求は、
相談者:
はい
加藤諦三:
外側からしか、
相談者:
はい
加藤諦三:
満たされないというんです。
相談者:
今度なんかね、姉に、それを求めてるんですよ、姉。
加藤諦三:
だけど、
相談者:
はい
加藤諦三:
お姉さんそのもの、に、愛を求めているんではないですから。
相談者:
ああ、そうですか?
加藤諦三:
うん
母親の代理として
相談者:
うんうんうん
加藤諦三:
お姉さん・・を、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
利用してる。これは代理母(だいりぼ)という言い方するんですけどね。
相談者:
あー、代理・・はい。
加藤諦三:
で、 マザコンの男性は本来は、
相談者:
はい
加藤諦三:
奥さんが、代理母になれば、
相談者:
はい
加藤諦三:
いいんですけどね
相談者:
はい。
加藤諦三:
奥さんの・・がいながら、
相談者:
はい
加藤諦三:
母親、を求めてますから、
相談者:
はい
加藤諦三:
奥さんを代理母にしちゃった時には、
相談者:
はい
加藤諦三:
これはしつこいですよ?
相談者:
しつこい?
加藤諦三:
悲鳴あげますよ?
相談者:
悲鳴?
加藤諦三:
だってね、
相談者:
はい
加藤諦三:
無条件な称賛を求めるんです。
相談者:
やっぱりこう、あんまりにも母にこおぉ、なんていうかなあ、否定しまうと・・ちょっと嫌味を言ったりするんですけど、それってもう、逆効果ですよね?
加藤諦三:
ええ、逆効果です。
相談者:
もうあなたは素晴らしいぃって、褒めるっていうか
加藤諦三:
も、褒めるっていうか、称賛ですよ。
相談者:
称賛して、はい。
加藤諦三:
うん
大人同士の関係でこんな、関係ないでしょ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
ところが、大人同士の関係を求めてんではないんです。
相談者:
あー、代理母って
加藤諦三:
ええ、代理母なんです。
相談者:
私が、それに、ならなくっちゃいけないっていうか
加藤諦三:
そういうこと。それを求めてるわけです。
相談者:
ああ・・
それ、今ちょっと、まあ、やっぱり逆のことを私は、してしまうので、やっぱり、ちょっと、改めないといけないっていうか
加藤諦三:
うんだから、
相談者:
はい
加藤諦三:
逆のことを、してると、
相談者:
はい
加藤諦三:
夫婦関係が、
相談者:
はい
加藤諦三:
ごたごたするでしょ?
相談者:
そうです。もう、大喧嘩なったり
加藤諦三:
喧嘩になりますよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だって小さな赤ん坊が
相談者:
はい
加藤諦三:
お母さんが自分の思うようにならないと、
相談者:
はいはい
加藤諦三:
泣いて騒ぐでしょ?
相談者:
はい
加藤諦三:
それと同じです。
相談者:
あー
加藤諦三:
ご主人がなんかやってるのは、あなたに対して泣いて騒いでるだけの話ですよ。
相談者:
あー・・わかりましたあ。
加藤諦三:
だから、母親が、
相談者:
はい
加藤諦三:
赤ん坊を
相談者:
はい
加藤諦三:
あやすように、
相談者:
はい
加藤諦三:
66歳の男性を、
相談者:
はい
加藤諦三:
あやす覚悟ができれば、あなたが。
相談者:
そおなんですよねえ。も、本当に心立て直して、すごいねえとか言ってみようって、やって、できた時はやっぱりいい関係になるんですよ。
加藤諦三:
うん。
相談者:
それでもやっぱりまた主人がこう、お母さんが大事にしてたものを、大事ぃぃって言うと、またカーッとなってしまったり、私のほうが?
加藤諦三:
うんだから、あなたが、カーってなっちゃうのは、代理母には普通の女性はなれません。
相談者:
はい
どうしたらいいんですかね?(苦笑)どうしたらっていうか、
加藤諦三:
どうしたらいいかっていうのを
相談者:
はい
加藤諦三:
これから、
相談者:
はい
加藤諦三:
話をきて、いただきます。
相談者:
ああ、お願いし・・
加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生です。
(回答者に交代)
「だあい好き」なんて言える旦那さんは、どんな人なんだろう?
代理母となれるように頑張って〜
オトーチャンかっこいい!
オトーチャン世界一!
とある意味相談者さんがアホになる必要があるのかもしれない。
旦那さんがだあいすき♡ならやむを得ない。
イメージは籠池夫妻、やったことはさておき今時素晴らしい夫婦愛だと思う。マネできないが。
「マザコンは母の愛情不足」なんですね。
うちの兄(独身)がそうです。
母が厳しい・きつい人だったので女性が苦手になった。でも死ぬ前に一度、全てを受け入れてくれる女性に甘えたいと。たぶん付き合う女性がいても、兄の要求の高さに逃げ出したと思います。
相談者さんのご主人はこんなに思ってくれる奥さんがいて幸せですね。
語弊がある発言になるが、旦那さん、相当立場が弱かったのではないか。
男性1人なら、どうしても女性の我が強そうな気がして、厳しいのでは?
高齢になってもマザコンの方と、上手に付き合っていく方法はわかりました。
この場合、一生変わらないのでしょうかね?
それとも、代理母の愛を受けて、少しずつ育っていくのでしょうか?
正気ならマザコン爺のお世話なんてやなこったでしょう
でもマザコン爺が好きでたまらないって?
じゃ、ホントのママ(故人)を打ち負かす(死んでるけど)大きな愛で、今度は上手に育てようね笑