吃音をからかった父と物差しで叩いた母。吐き出す相手は嫌がる妻しかいない
テレフォン人生相談 2024年5月25日 土曜日
今井通子 「(苦笑)あなた、自分がしたことは記憶ないんだけど親に叩かれたことだけ覚えてるっていうことですね?」
アタシは心から共感できますが、そういう体験のない人にはおかしなことらしい。
親の虫の居所なんて子どもに分かるわけないやろが。
これも。
塩谷崇之 「言わなきゃいいじゃないですか」
相談者: 男62 妻71 ふたり暮らし 両親健在 実家で両親と暮らす弟56
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
お世話になりますう。
今井通子:
はあい。今日はどういったご相談ですか?
相談者:
(吸って)小さい時からずうっと、虐待を、受けてまして、両親から。
今井通子:
・・
相談者:
それでえ、おそらく、今日にい、至るまで、そういうなのが、トラウマになってですね、
今井通子:
はい
相談者:
それであのお、家内にですねえ、小さい時の、こととかですねえ、いろいろ、文句を言っちゃってですねえ、家内があのお・・「別れるかどうか」とかっていう、そういう話まで・・ ちょっと言っちゃ、ってることなんですがあ、
今井通子:
はい
相談者:
そこで、あの、私いの方の、メンタル面でですねえ、どういうふうに、今後、持ってたらいいだろうかってことを、ご相談したくて、お電話させていただきました。
今井通子:
まず、あなた、おいくつ?
相談者:
はい、62です。
今井通子:
62歳。
奥様は?
相談者:
71です。
今井通子:
71歳。
で、お子さんいらっしゃいます?
相談者:
いえ、いません。
今井通子:
で、あなたは、まだ、現役かな?
相談者:
会社員でえ、毎日頑張って仕事させてもらっております。
今井通子:
(苦笑)あ、なるほど、はい。
で、奥様は?
相談者:
専業主婦です。
今井通子:
専業主婦ね?、はい。
相談者:
はい
今井通子:
ま、ず、あなたが、生まれて育った、家庭ね?
お父様と、お母様がいて、
相談者:
はい
今井通子:
それで、親から虐待されてたって言うんだけど、兄弟はいたの?
相談者:
下に、弟がいますが・・
今井通子:
じゃあ、あなたと、弟さんと、2人だったわけ?
相談者:
はい
今井通子:
今、弟さんも、ご存命ですか?
相談者:
あ、(苦笑)え、ご存命って、生きてます、はい。
今井通子:
ウッフフ(苦笑)おいくつ?
相談者:
56ですね。
今井通子:
あ、56歳。でえ、弟さんも、弟さんで、別家族、が、あるんでしょ?
相談者:
実家に、親と一緒に住んでるんですが。
今井通子:
結婚してない?
相談者:
してません。
今井通子:
でえ、親に、虐待を受けたっていうのは、どんなことで、どう、なりました?
相談者:
記憶、今、遡ってるんですけど。
今井通子:
ええ
相談者:
例えばですねえ、母親は四六時中、あの・・三寸物差しってご存知ですよねえ?、竹のやつ。
今井通子:
うん
相談者:
裁縫用の。
あれで、お尻、結構、叩かれたりなんかしましたね。
今井通子:
何をしたの?
相談者:
今もって思うんですけど、記憶ありません。
今井通子:
(苦笑)あなた、自分がしたことは記憶ないんだけど、親に叩かれたことだけ覚えてるっていう・・ことですね?
相談者:
はい。
痛みを覚えてるんです。あと、それから、あのお・・おねしょをしてですねえ、すごい怒られたことありますね。
今井通子:
それ何歳ぐらいの時?
相談者:
一番の、記憶では、あの・・10歳前後は、まだ、あるっていうのは記憶してますが・・
今井通子:
これは、10歳前後で、おねしょをして、怒られたんでしょ?
相談者:
はい。
あと、それからあああ、あの、 父親の方には、
今井通子:
はい
相談者:
も、そうなんですけどお。これも、なんかわからないんだけど、暴言は、四六時中でですねえ、ほで・・ たまにい、なんか、急に、殴られたとかっていうのはありますね。
今井通子:
暴言ってどんな言葉だか覚えてます?
相談者:
あ、はい。
あの、私、小さい時はあのお・、吃音でえ、
今井通子:
はい
相談者:
それで、父親が、「ううう」という、真似するのを、子供ながらに、すごい、未だに、傷ついてますね。
今井通子:
あああ、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
でも、今は、非常に滑らかな・・お話の仕方で、
相談者:
はい、あ、
今井通子:
いつ頃治りました?
相談者:
結、婚、してから治りましたねえ。
今井通子:
あああ、なるほどお。
親御さんからの虐待っていうのはわかったんだけど。弟さんに対しての、親御さん、は、そういう虐待はしてなかったの?
相談者:
あの、私の知る限りでは、
今井通子:
うん
相談者:
弟に関しては、一切ないですね。
今井通子:
あ、そう。
相談者:
あ、弟は、なんか、あれですね。
私と違って、こういうソフトじゃなくて、すごい、あの、どちらかというと、獰猛なんでえ、すごい、「ガーッ」と言う方のタイプですねえ。
今井通子:
あ、(苦笑)弟さんの方、がそういう意味じゃ・・口喧嘩でも、強かったのかなあ?、親御さんより。
相談者:
はい。ああ、そうですね、はい。
どちらかというと、すぐ、「カーッ」となるタイプ◆#
悪しき人なんでえ。
今井通子:
(吸って)さて、それで・・あなた自身が、大人になって、でも、◆#$・・結、婚、したら、そのおおお、吃音も治ったわけじゃないですか?
相談者:
はい
今井通子:
っていうことは、今の生活ね?
相談者:
はい、はい。
今井通子:
今の生活としては、あなたと、ええ、奥様と、で、実は、本当は、平穏な生活になってる、はずですよね?
相談者:
向こうにいる時から見たらあ・・全然平穏ですね。
今井通子:
だから・・血のつながりよりも、他人同士で、
相談者:
はい
今井通子:
結婚してからの方が、あなたにとっては幸せじゃないですか。
相談者:
ただ、あのお・・これ、わったしの勝手な想像なんですけどお、
今井通子:
うん
相談者:
私よりもですね?、 親の方が、あの・・子離れしでないみたいなんでえ。時あらばですねえ、絡まってくるんですよ。
それが、すごい、迷惑でえ、
今井通子:
はい
相談者:
それで、参っちゃってって、分も、あるんですけどねえ。
今井通子:
あ、(苦笑)ちょ・・ちょっと待ってください。(含み笑い)
相談者:
はい
今井通子:
次々み、(吸って)(苦笑)あの、なんか、相談っていうか、質問が変わってちゃうんだけど。フー(吸って)・・
相談者:
あ、要するにね?
今井通子:
うん(含み笑い)
相談者:
全部が、一言でいうとお・・メンタル面でですね?
今井通子:
はい
相談者:
もう、すごい・・かっこ(過去)、の、トラウマが、ことあるごとに、なんか、湧き出てきちゃってえ。
今井通子:
はい
相談者:
それでえ、まあ、自分でも、我慢できないんでしょうねえ。
それを、家内に話して、それで、家内が・・もう参っちゃってっていうようなことですね。
だから・・そういうことを、話さないようにい、するっていうかあ。・・まあ、なくすことはできないんでしょうけどお、抑えるようにするっていうのは、どうすればいいのかって、私も・・ まあ・・わからないんで(苦笑)、それで、お伺いしたいと思ってお電話差し上げたんですが。
今井通子:
・・あ、結局、だから・・最終的には、
相談者:
はい
今井通子:
奥様に、愚痴を、どんどん言っちゃうもんだから、
相談者:
はい
今井通子:
奥様は、それに、いちいち返答してて・・どうしたらいいみたいに言うから・・返答して、た、結果・・
相談者:
はい
今井通子:
「もう、やってられないわ」ってなったわけ?
相談者:
・・まあ、そういう感じですね(苦笑)。
今井通子:
で、結局う、奥様としては、「もう離婚しましょう」みたいな状況?
相談者:
・・まあ、そういうことも、はっきり、言われちゃってますし。
今井通子:
それは、いつ頃言われ、ました?
何ヶ月前とか、何週間前とか。
相談者:
ずっと前から(含み笑い)言われてます。
今井通子:
エッへッへ(苦笑)
相談者:
はい
今井通子:
(苦笑)何年も?
相談者:
・・ええ、そうですねえ。
今井通子:
あ、っていうことは、あれかなあ、 「うーるさいなあ、もう、そんなこと、聞かせないで」って思った時に、時々言ってるだけで、本気ではないのね?
相談者:
とは思いますけどお、
今井通子:
うん
相談者:
はい。
私としてはあ・・まあ、かなり、深刻に受け止めていて、
今井通子:
うん
相談者:
そこの部分は・・あの、まあ、絶対何とかしたいっていうふうに、思っていて。まあ、なんていうんでしょうかね、覚悟を決めてるっていうか、なんていうか・・
今井通子:
でも、覚悟を決めてながらあ、
相談者:
はい
今井通子:
奥様に甘えてえ、あれやこれや・・要するに、だからね?、「親が、子離れしない」とか・・
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
全部、愚痴ってるんでしょう?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
それをなんとかしろっていうのが・・どうしたらいいかというのが、今日のご質問なのよね?
相談者:
そうです、はい。
今井通子:
(吸って)さあて、難しいですけどお、今日はですねえ、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてますので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
悪口を言っていても始まらないし、年齢的には介護のことを心配しなきゃならないだけに、悪口をやめて、介護のことを考えていって欲しいです。
トラウマを抱えていることは気の毒だと思うけれど
それを聞かされ続ける、無関係な奥さんの身にもなってやって欲しい。
相談者さんが愚痴らないと体調が悪くなるのと同じことが奥さんに起こるということ。
過去の事を思う出したりする余裕があるのは暇だからなのではと思う。
生活苦もしくは病苦だったら忙しくてそんなこと思い出す暇もないかも。
相談者さん、可哀想。私も親に叩かれたことや座らされて延々と説教されたことは覚えてるけど理由なんか覚えてません。
ご両親と別居できたのは良かったけど、そのうち介護しろと言って来そう。もしかしたら奥さんはそれもイヤなのでは。
相談者のはない口調からは深刻さは表面に出てきてないですが、かなり重い状態なんじゃないでしょうか?
父親からは突然頭から水かけられたり、殴られて気絶したり、雪の日に裸で外に出されたり。母親からは、毎晩恒例のちゃぶ台返しの片付けしてると「お前がいるから別れられない」って言われながら育ったので、相談者さんの気持ちがよく分かる。
奥さんや普通の人には多分理解出来ないでしょうね。
奥さんに吐き出してもどうしようもないので、秘密の日記に自分の正直な気持ちを書いてみることをおすすめします。
誰も見ないんだから、恨みつらみの羅列で良いと思います。
塩谷氏の、奥さんに話すのをやめたらいい。話さないとどうなるのですか?
のあたりですが、理解できない人の典型的な回答だと思う。自分もときどき、親にされたイジメや肉体的な痛さを思い出すし、なぜされたのか?なんてわからない。とにかく話したい吐き出したいという衝動にかられる。自分は旦那に、10分ただ聞いてくださいとお願いし、最後にありがとう助かりましたと伝えている。聞かされる側としての苦はないそうだ。でも嫌がる奥さんに無理に聞かせるのは良くない。スマホにでもなんでもサッと書く作業もよいそうです。
この手の話は本当にキツイ
子どもの頃に親にビクビクする感覚は、経験した人しかわかるまい
息子を感情のはけ口にする母親と、無神経極まりない父親への恨み、怒りはいかばかりか
相談者ご本人もネガティブな感情を吐き出さないと体内の毒が暴れ始めるから、やむに已まれず愚痴ってるんだろうし、その感覚はわかる
ただ、相談者も奥様を感情のはけ口にしてきたことには変わりない
その自覚が今までなかったってのが深刻だし、たぶん頭ではわかっても、また体内の毒が暴れ始めたら理性が利かなくなるんだろう
でも奥様は愚痴聞き地蔵様じゃない、いくら母親役でも甘えるには限度があろう
そして、怒りの本当の矛先は相談者自身がよくお分かりだろうに
心療内科にかかるのも一手だけど、むしろ老いた両親が生きているうちに、今までの恨みつらみを正面切ってぶつけるべきじゃないか
相手が悔い改めるとも思えないけど、そうでもしないと自分に決着を付けられまい
このままでは毒は抜けないし、奥様にも愛想を尽かされる
加藤・マド愛両先生案件だった気がするなあ