(CM明け)
垣花正:
さあ、『ゲストとハッピー』ということで引き続き、看護師で、そして、僧侶の、玉置妙憂さんとお送りして参ります。
やっぱりあの、僧侶、ということで今日は作務衣(さむえ)、をお召しでね。
玉置妙憂:
はい
垣花正:
あの、すごく・・スレンダーなんですけど、
玉置妙憂:
うん
垣花正:
体から発してる、パワーがすごいすね。
玉置妙憂:
あ、そうですか?(笑)
垣花正:
(笑)やっぱり。
玉置妙憂:
まあ(笑)
垣花正:
はい。何かあの、テレフォン人生相談、という番組はもうニッポン放送で一番長い番組、ですけども、
玉置妙憂:
はい
垣花正:
その水曜日、いよいよ、4月1日?
那須恵理子:
4月1日・・
垣花正:
からね?
那須恵理子:
はい、明後日からね。
垣花正:
えー、新パーソナリティ・・
那須恵理子:
ご登場いただきます。はい
玉置妙憂:
はい
垣花正:
ご登場ということになるんですけれど。
あの、僕は、聴くばっかりで・・当然、こうパーソナリティとかやったことはないですけども、
玉置妙憂:
うん
垣花正:
1回、ドリアン助川さんと特番をやったときに、ドリアンさん回答者で。
玉置妙憂:
うん、うん
垣花正:
人の悩みに、向き合うって・・こんなに大変なんだなって思った経験があるんですけど。
玉置妙憂:
うーん、そうですね。
垣花正:
そうですよねえ。
玉置妙憂:
やっぱり、それぞれの人って自分の価値観とフレームを持ってますから、
垣花正:
はい
玉置妙憂:
そのフレームで物を言いたくなっちゃうんですよね。
垣花正:
ええ
那須恵理子:
うん
玉置妙憂:
でも相談者の方っていうのは、相談者の、価値観とフレームを持ってるじゃないですか?
垣花正:
はい
玉置妙憂:
それに合わせるのがね、また大変なんですよ。
垣花正:那須恵理子:
ふうーん
玉置妙憂:
ねえ。
だから必ず、話を聞いた人もケアされないといけない。
那須恵理子:
あー
垣花正:
あー、ホントは相談事ってそうなのか。
玉置妙憂:
うーん・・はい
頑張り過ぎる人と頑張らない人はまったく一緒
垣花正:
え?、玉置妙憂さんは・・
玉置妙憂:
うん
垣花正:
人に相談されることいっぱいあると思いますけど・・
玉置妙憂:
はい
垣花正:
立場上ね?
玉置妙憂:
ええ、ええ
垣花正:
ご自身のケアはどうされてんですか?ケアは。
玉置妙憂:
うんとね、わたしなんかその辺がこう、あのお、ポロっと取れちゃったみたいで、
垣花正:
はっ
那須恵理子:
ンフ(笑)
玉置妙憂:
あまりね・・(苦笑)
那須恵理子:
ポロっと(苦笑)
玉置妙憂:
何も感じない(苦笑)。
垣花正:
ホントに?
玉置妙憂:
ええ
垣花正:
も、鋼(はがね)のメンタルを(笑)・・
玉置妙憂:
(笑)
垣花正:
手に入れてしまった。
玉置妙憂:
というよりも・・流してるんだと思います。
垣花正:
あ、むしろ柔軟な・・何かを、こうね?、流すというよりも、なんかそ、柔らかいん、ですね、きっと。
あ、それが本のタイトルにも繋がってますね?
玉置妙憂:
はい
垣花正:
先月マガジンハウスからあ、出されました。
玉置妙憂:
はい
垣花正:
本のタイトルがですね?
『頑張りすぎない練習』・・『無理せず、ほどよく、上手に休む』
玉置妙憂:
はい
垣花正:
はい
那須恵理子:
うん
垣花正:
頑張りすぎない、練習。
玉置妙憂:
そうなんですね。
垣花正:
これ練習が必要なんですね?
玉置妙憂:
練習なんです。
垣花正:
はあ
玉置妙憂:
ほんーとに、物事全部ね。
垣花正:
ああ
玉置妙憂:
癖なんですよ。
那須恵理子:
あー
垣花正:
は、は、は・・ああ
玉置妙憂:
だから・・頑張りすぎちゃうって、いうふうな、ふうに、でも疲れ切っててね?
だから回りから見ると分かりますでしょ?
那須恵理子:
うん
玉置妙憂:
「あなた少し休んだほうがいいわよ」って声を掛けても、もう、その方癖なんでね。
那須恵理子:
&#△%
玉置妙憂:
そうなんです。
那須恵理子:
&#△%なっちゃいますね。
玉置妙憂:
癖なんですよ。
垣花正:
あの、また、頑張りすぎる癖をお持ちの人は・・ある程度やっぱ「自分」ん、「がしっかりしなきゃ」、とか、
玉置妙憂:
うん
垣花正:
「こういうことが起こってしまったのはわたしがあれを」、「しなかったからだ」
玉置妙憂:
うん
垣花正:
「ああいうこと言ってしまったからだ」とか・・
玉置妙憂:
うーん
垣花正:
こう、自分を責める?
玉置妙憂:
うん
垣花正:
頑張りす、頑張り屋さん故に。
玉置妙憂:
そう、そう、そう、そう
垣花正:
そういう傾向の人多いですよね?
玉置妙憂:
多いですよね。
で、でもじゃあ、あのお、全く世の中に頑張ってない人もいるじゃないですか。
垣花正:
うん
玉置妙憂:
「もうちょっとお前頑張れよ」って・・
那須恵理子:
ンフフ(笑)
玉置妙憂:
言われちゃうような人もいるじゃないですか。
那須恵理子:
ええ
垣花正:
はい、はい、はい、はい、はい
玉置妙憂:
んに、くら・・
垣花正:
ハハハハ(笑)今、手上げてます。
玉置妙憂:
あ、手が、手が挙がってますけれども。
でも、そういう方に比べたら、頑張りすぎてるほうがいいじゃないかと・・
那須恵理子:垣花正:
うん、うん
玉置妙憂:
頑張りすぎて、お、るほうが・・
那須恵理子:
ちゃんと◆#$%□&▽
玉置妙憂:
「わたしのほうが」・・
那須恵理子:
はい、はい、はい
玉置妙憂:
「まだいい」って思うかもしれないけど、実はこのお二方一緒なんですよ。
垣花正:
一緒?
那須恵理子:
同じですか?
玉置妙憂:
おんなじです。全く一緒。
垣花正:
頑張らなすぎる人と頑張りすぎてる人は一緒?
玉置妙憂:
一緒なんです。
那須恵理子:
ほお
垣花正:
へえ
玉置妙憂:
それ、そのバランスを取って、真ん中を、ちょうどいいあんばいの真ん中を行く、中道を行くというのが難しいわけですよ。
那須恵理子:
はあ
垣花正:
はあ
玉置妙憂:
うん
垣花正:
難しいですね、どこまでが頑張りすぎなのかが・・
那須恵理子:
うん
玉置妙憂:
そうですね。
垣花正:
分からないですよね。
那須恵理子:
そうですね、それ、自分の感じ方、だから。分からないでやってることが。
玉置妙憂:
うーん。そう、そう、そう、そう
垣花正:
うーん
那須恵理子:
なるほど。
評価軸を外ではなく自分に
垣花正:
でも・・ま、玉置妙憂さんが、この本の中で、しきりにおっしゃっているように感じたのは、やっぱり・・「自分を責めないで」っていうニュアンスに、感じたんですけどね。
玉置妙憂:
うん、ホント・・おっしゃる通りですねえ。
最終的にはわたし達は自分で作っている、自分のじっ・・世界にね、生きてる、わけですよ、所詮は。
垣花正:
うん、うん
玉置妙憂:
うん、だから、人、からどうこうこうこうっていうのも大切だけども、最終的には自分が自分を、きちんと認めてあげないといけないし、
垣花正:
うーん
那須恵理子:
うん
玉置妙憂:
自分自身で、立ってないといけないですもんね。
垣花正:
うん、うん
那須恵理子:
はい
垣花正:
あの、みんなおんなじように・・物を見ててもニュースを見ても・・
世の中を見ても、人を見ても、おんなじように見てるようで・・見えてる物は全然違うじゃない?
玉置妙憂:
違う、違います、違います。
那須恵理子:
そうですね。
垣花正:
それが合うことは絶対ないですよね?
玉置妙憂:
うん
那須恵理子:
うん
垣花正:
で、それを前提にしておかないと・・
玉置妙憂:
うん
垣花正:
あーなんか・・
玉置妙憂:
(笑)
垣花正:
なんていうんでしょうね?
玉置妙憂:
うんうんうん
垣花正:
いろんな物を・・背負いすぎたり・・
玉置妙憂:
うん
垣花正:
誰かの期待に応えようとしすぎたり、
玉置妙憂:
うん
垣花正:
あとは人の気持ちを、勘ぐりすぎたりとか。
玉置妙憂:
そう、そう、そう
要するに自分を評価するために、その評価基準が人に在る・・軸が全部外に出ちゃってるとホントに大変ですよね。
那須恵理子:
あー
垣花正
うん
玉置妙憂:
ええ、参考にしてもいいけど、自分の軸に戻るっていうことがすごい大切だと思います。
那須恵理子:
うん、うん、うん、うん
自己中との違い
垣花正:
うーん
だから僕みたいな人間からするとね?、必ずそういう話を聞くと、
「え?自分中心ってことで、自己中で、いいんですか?」っていう反応は必ず来るでしょ?
玉置妙憂:
うん、来ます、か、来ます。
垣花正:
はい、はい
玉置妙憂:
あの、自己中とは違って、まず自分を、軸を持ってきちんと立てるのは何のためか?っていうと、その力を人にあげるためなんですよ。
那須恵理子:垣花正:
あー
玉置妙憂:
うん、だから自己中とは、その・・蓄えた、力とか・・あー、良かったっていう思いを自分のためだけに使っちゃいます。
垣花正:
は、は、なるほど。
玉置妙憂:
そ、それは自己中。
垣花正:
あー、は
玉置妙憂:
でも自分が、美味しい物食べて、ゆっくり寝て、エネルギー一杯になった、それで、隣りの人の、平たく言えば、肩揉んでよってことなんですよ。
垣花正:
はあ
那須恵理子:
自分がなんか、いっぱいいっぱいだったら人に優しくなれないですもんね?
玉置妙憂:
やらない、やらない、そうですよ。
垣花正:
うん、ふん
那須恵理子:
うーん
玉置妙憂:
自分が空っぽだったら、ね?、「退け、お前」って言っちゃいますでしょ?
那須恵理子:
うーん、アハ(笑)うん、そうですもねえ。
垣花正:
うん、ふん
玉置妙憂:
うん、だから・・
垣花正:
ちゃんと・・
玉置妙憂:
そう
垣花正:
人に対する思いがあったり・・
玉置妙憂:
うーん
垣花正:
お裾分けをしたりとか。
玉置妙憂:
うん
垣花正:
そういったことを、
玉置妙憂:
そうです。
垣花正:
気持ちのお裾分け、物のお裾分け、行動のお裾分け・・等ですると。
玉置妙憂:
うん、そう・・そうです。
でも、最初に、満たす最初に、整えるのは・・
那須恵理子:
自分。
玉置妙憂:
自分ですよっていうこと、そこから回るんです。
垣花正:
うん。特になんか、あの、家族の介護とかね?
那須恵理子:玉置妙憂:
うーん
垣花正:
そういったことでえ・・
玉置妙憂:
そうですねえ。
垣花正:
すごく頑張ってる方には、このお・・玉置さんの言葉っていうのがあ・・肩を揉んでもらってるみたいにそれこそ・・
玉置妙憂:
そうですね。
垣花正:
うん
玉置妙憂:
ほんとに。
垣花正:
響くような気がしますね。
那須恵理子:
うーん
玉置妙憂:
特に介護の方って本当に困っている方も多いし、
垣花正:
うん
玉置妙憂:
うん、孤独になりがちなんですよね。
垣花正
うん、うん
玉置妙憂:
それから、亡くなって行く人の気持ちにどうやって寄り添ったらいいんだろう?っていうのも・・
垣花正:
はあ、はあ
玉置妙憂:
とっても、もう、も、難しい問題だと思うんです。
垣花正:
うーん
玉置妙憂:
わたし、もう1つ本を、あの、書かせていただいて、
那須恵理子:
はい
玉置妙憂:
あの、『死にゆく人の心に寄りそう』という本なんですけれども。
垣花正:
はい。これ光文社から一番最初に出た本ですね。
玉置妙憂:
そうですね。
これがわたくしの本当に、根本になってまして、
垣花正:
うん
玉置妙憂:
うん、この本に、やっぱりその辺りは、あの、十分に書かせていただきました。
垣花正:
はい。ということで、ま・・死にゆく人の心に寄りそう・・大変難しいことだと思います。
で、頑張りすぎない練習・・これは頑張りすぎてる人にはホントにもしかしたら難しいかもしれないですけど。
玉置妙憂:那須恵理子:
うーん
垣花正:
これぜひ・・玉置妙憂さんの言葉をね?聞いて、またいろいろと、考えて・・
玉置妙憂:
はい
垣花正:
みてください。
玉置妙憂:
そう、そうですね。
垣花正:
ていうことでね。
いよいよ、だから、4月1日から・・
玉置妙憂:
はい
垣花正:
はい。テレフォン人生相談の新パーソナリティとして、番組に登場しますんで。あの、楽しみにしております。
玉置妙憂:
ありがとうございます。
垣花正:
はい。今日は短い時間でしたが、どうもありがとうございました。
玉置妙憂:
ありがとうございました。
垣花正:
玉置妙憂さんでした。
良いお話しを読ませていただきました。管理人サン ありがとうございます😊「動け!」そして継続する、成し遂げる。それを頑張り過ぎずにやる。
むつかしい…でもハードルをめっちゃ低くしたら私にも跳べるかと思った。ちっちゃな事からやるか。
ラジオを聴きながら、なんと強く、優しく芯がとうり、努力家で聡明で、言い尽くせません、ありがたいお言葉、どんな道を選んでも,後悔するのが人間です、自分の人生を顧み,後悔ばかり、自分だけと思っておりましたが、少しだけ気持ち楽になりました.喜寿の男も救われました、ありがとうございます。
一番新しいパーソナリティですが、苦労も相当されていらっしゃったことをプロフィールでも知っているだけに、頭が下がるというのが本心です。
アンチ加藤さん派としては、今井さんや柴田さん同様、ちょっとほっこりする放送になっているのではないかと思います。末永く頑張って欲しい!
もう匿名じゃなくて「アンチ加藤」って名前に統一しろよ
動け。
行動するっていうことが、
大切なんだと改めて思いました。
思いばかりの私に一歩踏み出すように言われているようでした。
ありがとうございます。