【日曜に読む傑作選】現実見ずに偉そうに講釈垂れるニート20歳は迂回ノイローゼ

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あのお・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた今、何を恐れてるんだと思います?自分が。

相談者:
・・分かりません。はい

加藤諦三:
自尊心が傷つく事を恐れてんですよね?

相談者:
・・そうなんですか?

加藤諦三:
つまりね?

相談者:
はい

加藤諦三:
働いていない。勉強していない事の口実・・その口実を色々、今、見つけて話しているだけなんです。

相談者:
・・

加藤諦三:
本当の、一番、底にあるのは・・勉強はしたくない・・働きたくない・・でも自分は、偉い、ひ、人で、みんなから認めてもらいたい。

相談者:
ああ、それはありますね、はい

加藤諦三:
それをしっかり認めない限り、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・三石先生の、いいアドバイスをいただいても・・

相談者:
はい

加藤諦三:
全部、抵抗して来るんですよ。

相談者:
ああ・・

加藤諦三:
自分を栄光化してるだけ。

相談者:
ああ

加藤諦三:
そして孤立すんの。

相談者:
・・そうですね。

加藤諦三:
孤立と栄光なんですよ。

相談者:
・・はあ

加藤諦三:
でしょ?

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、三石先生が言ったように、誰も聞かないの。

相談者:
はあ

加藤諦三:
普通はこれ、誰も聞きませんよ?

相談者:
・・はい

加藤諦三:
こんなの、だって、本音は分かってるんだもん、みんな。
あなたは・・働きたくないし、勉強したくないし。
だけど立派な、あの、凄い・・人で生きて行きたいという。

相談者:
・・

加藤諦三:
で、そのための口実として・・極めて答えるのが難しい事を次から次へと持ち出して、

相談者:
なるほど。

加藤諦三:
・・そして逃げているだけの話。

相談者:
なるほど。

加藤諦三:
これをね?

相談者:
はい

加藤諦三:
迂回ノイローゼっていうの。

相談者:
迂回ノイローゼですか。

加藤諦三:
う・・はい・・あの、きちんと、道を歩まないで、

相談者:
はい

加藤諦三:
迂回して行くんです。迂回路ってあるでしょ?

相談者:
・・あ、はい、分かりますね、はい

加藤諦三:
大学の入試が、ほんとは、勉強するのが嫌なの。
そして、落ちて傷つくのが嫌なの。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
だから入試がくだらないという、かた、言い方をするの。
大学に入って、一般教養を勉強するのが意味がないと言うの。
大学に・・落ちたりなんだりという自尊心が傷つくのが怖い、勉強したくない、将来働きたくない。
そういう事をすべて引っくるめて・・それを、正当化するために、色んーな事を、並べてるだけなんです。

相談者:
・・はあ

加藤諦三:
そして・・あなたが「現実を直視する」って言ったのは、心の底であなた、現実から逃げてるっていう事を、一番よく知ってんだよ、あなたはね?

相談者:
・・はあ

加藤諦三:
あなたは現実を直視して、いないんです。

相談者:
・・

加藤諦三:
現実を直視してない自分を知っているの。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
・・だから・・「わたしは現実を直視したい」っていう全く反対の事言ってるだけなんです。

相談者:
はあ

加藤諦三:
分かりました?

相談者:
・・はい

加藤諦三:
こっから出発しない限り・・

相談者:
はい

加藤諦三:
40年経っても、60年経っても・・80歳になってもおんなじ事言ってますよ?
メリーゴーランドみたいに、おんなじところぐるぐる、ぐるぐる回ってんの。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・分かりました?

相談者:
・・はい、どうもありがとうございます。

加藤諦三:
オーストリアの精神科医のベラン・ウルフが、迂回ノイローゼと言ってます。誰でも答えられないような問題を出して、今から逃げている人です。

 

「【日曜に読む傑作選】現実見ずに偉そうに講釈垂れるニート20歳は迂回ノイローゼ」への11件のフィードバック

  1. 貴重な回をありがとうございます!
    2005年のテレ人を聞いたのは初めて。
    (一番古いのはダンベルおばさん)
    ほかにも古いのがあったらぜひ読ませていただきたいです。
    加藤先生も三石先生も声がちょっと若いですね。
    そしてお二人がキャスティングされないのは
    仲が悪いのか?と思ってましたが
    そんなに噛み合わない感じもしませんね。
    またおふたりのタッグを聞いてみたいなあ。

  2. 14年過ぎた今、まだメリーゴーランドに乗ったままなのかな?気になります(笑)

  3. 2005年2月24日(木)以外にも何回か加藤諦三&三石由起子コンビの放送回はあると記憶。

  4. 仕事しながらリアルタイムで聞いた記憶が・・・

    改めて字面だけで読み返していると

    相談者:
    人を知りたいって言う事でパブに就職したんですね。
    でもお・・
    加藤:
    パ・・・はい

    加藤諦三さんがどんな表情だったか考えると笑えました。

  5. ほんとすげぇ
    台本かって位よくこんな言葉つらつら並べられるよお二方
    普通に勉強なるわ・・・

  6. 和歌山の爆弾男から、この相談を思い出してしまった。行動の大胆さと基礎知識の乏しさと鬱屈した劣等感と幼稚さ。そんなアンバランスさが相談者を彷彿とさせる。
    相談から18年。相談者の趣向からして「ユーチューブのゆっくり動画で学びました」と言ってそうだが、果たして今は何をして生きているのだろう。
    懐かしのユニット「加藤&三石」がキレッキレで斬新。

  7. 心理学の専門用語を教えてくれたの、皮肉というか情けというか。

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