【日曜に読む傑作選】夫の携帯で浮気相手を呼び出し、手に汗握るカーチェイス!

テレフォン人生相談 2011年5月23日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 森田浩一郎(医学博士)

相談者: 女51歳 夫53歳 子供4人(男23、男21、男19、女16) 6人暮らし 夫の不倫相手52歳

今日の一言: 不安な人は、小さなことでも大事(おおごと)にしてしまいます。

加藤諦三:
もしもし?
テレフォン人生相談です。
最初に年齢を教えてください。

相談者:
はい、51歳です。

加藤諦三:
51歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
え、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えーと、ご主人何歳でしょうか?

相談者:
53歳です。

加藤諦三:
53歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
えーと、4人いまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
上から、23歳、

加藤諦三:
はい

相談者:
21歳、

加藤諦三:
はい

相談者:
19歳、

加藤諦三:
はい

相談者:
男の子3人に、

加藤諦三:
はい

相談者:
下に、16歳の女の子がいます。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
ええ

加藤諦三:
で、どんな相談ですか?

相談者:
ですね。
3日前に、あの、主人が寝てる時に、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、玄関に置いた携帯が、何かメールが来て鳴ったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
それ、フッと私が取りましたら、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、なんか付き合ってる人がいるみたいで、いろいろ書かれてたんですね。

加藤諦三:
その、付き合ってる人がいるというのは、

相談者:
ええ、ええ。
私はあの、全然知らなかったんですね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、その日のメールがあの・・娘の、部活の発表会だったんですけど、「どうだったの?」っていう・・

加藤諦三:
あの、16歳のね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
お嬢さん、はい。

相談者:
ええ。
一緒に、私達、夫婦、出掛けて見て帰ってきて、夜なんですね。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
「どうでしたかあ?」って、せ、で、最後に、「寒いから気を付けてね」って、「愛してます」とか書いてあんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、これ、「えー!?」と、私はびっくりして。

加藤諦三:
え、そ、その、最後のところに、「愛してます」と、それ、冗談じゃなくて・・

相談者:
ええ、そうです。
冗談じゃなくて、もうハートが、「愛してます」って書いてあるんですね。

加藤諦三:
ああ、そうですか。

相談者:
ええ。
私達がまだ付き合ってる時みたいな「愛してます、夢で会いたいですね」とか、「いつも、なんか、あれしたいですね」とか、そんな感じの内容で。
も、明らかにこれは、浮気でなくて、本気だと思ったんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
でも私達夫婦、喧嘩してるわけでもないし、夜も一緒に寝てるし、も、全然そういう素振りもないんですよ。
だから私は、「隣に寝てて、この人はね、彼女と、あの、手を繋いでる夢が見れますよ」、とかなったらもう、とっても気が動揺して?で、もう今日しかないと思って、その、あの、携帯持って出てですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
妹にあの、見せたんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
もう、これが来てとってもびっくりしてんだけど、私はもう、「どうしたらいいかなあ?」って。
で、妹は「どうしたいの?」って言うんで、「まずこの人が誰か会いたい」っつったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、あの、メールで、あの、「今すぐ会いたいから来て頂戴」って感じで呼び出ししたんですよ。

加藤諦三:
「今から会いたいから来てください」と?

相談者:
ええ、ええ、ええ、そうです。

加藤諦三:
それで、どこに来てくれって書いたんですか?

相談者:
あの、ファーストフード店。

加藤諦三:
ファーストフードの?

相談者:
ええ

加藤諦三:
はい

相談者:
「来て頂戴」って書いたら、あの、高速飛ばしてすぐ来たんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
「もう下りるけど、どこの店?」とかって感じで。

加藤諦三:
ええ

相談者:
でえ、それで1時間待っても来ないもんですから、「今日は来ないのかなあ?」と思って、私、あの、妹と一緒に外出たら、あの、ちょっと不審な行動する車があったので、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、ドライブスルー入ったのに、また出たり、駐車場グルグル回ってるので、

加藤諦三:
はい

相談者:
多分、うちの人のし、あの、車を探してたと思うんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
だから、「ないからもう帰ろう」と思って、もう、あの、大通りに出たんで、私達すぐ付いて行ったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら一旦、あの、道の、方に止まったんで、急いで下りて行って、あの、「何々さんですか?」って、聞こうとしたら、パアッともう、逃げたんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
高速入って。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、「ああ、もう、これだあ、絶対この人だ」って確信して、あの、追ってったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたらあの、高速下りても、どんどん、どんどん逃げてくんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あたしの車大きかったんで、あの、細い道に入っていって、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、途中で見失ったんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、また、私が急いで下りてって、「あ、こ、ここに行った」って道調べて、ずうっと付いて行ったら、やっぱりその車があったんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
もうこの人「逃げられん」と思って、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あの、車停めたんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで私、急いで下りてって、「何々さんですよね?」ったら、すぐ「すいません」って言ったんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
「面と向かって話がしたいから、」

加藤諦三:
ええ

相談者:
「あの、どっか行きましょう」ったら、「も、とっても気分悪いから、私の車に乗って頂戴。そこで話(はなし)しましょう」ってなったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら最初はあの、「どういう付き合いですか?」って、「私、今日初めて知ったんですけど」つったら、彼女・・

加藤諦三:
す、すいません。
もうちょっとゆっくり話していただけますでしょうか?

相談者:
あ、ごめんなさい。
もうすっごく、どうしていいか分かんなくて(笑)

加藤諦三:
はい

相談者:
ごめんなさい。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、「どういう付き合いなんですか?」って言ったら、

加藤諦三:
あはい

相談者:
あの、「ただ食事する友達ですよ」っておっしゃったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、いや、私もう・・

加藤諦三:
何歳ぐらいの人でした?

相談者:
えっとね、私より1つ上だって言いましたから、52歳です。

加藤諦三:
52歳ぐらい、はい。

相談者:
ええ、ええ。
で、「ただの食事する友達ですよ」って言ったんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、「違うでしょ?」って、「私今日、あの、うちの人のね、送信したメール全部読みましたよ」って言ったら、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「もう逃げられん」と思ったみたいで、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「これから会いませんから」っておっしゃったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
ね。
そして、「何でね、私に聞くの?」って。
あの、「おかしいんじゃないの?」って、「あなたの主人に聞きなさい」って言うんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、私達は、別れるとかそんな話もしないし、仲も良いし、ね・・
で、内容見たら、あの、子供さんも最近、ね、結婚したとか、孫の話とか、色々書かれてんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
ていうことはご主人もいるってことですよね?

加藤諦三:
はい

相談者:
「じゃあ、もうね、後で3人で会って、話(はなし)しましょう」っておっしゃったんですけど、「じゃあ、あなたのご主人も呼んでください」って言ったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
「話するなら4人でしましょう」ってことで。
でもよく考えると、付き合、あ、ねえ?
普通、旦那さんがいて、あのお、「このことバレたら困るから言わないで」って言うと思うんですけど、違ったんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、「じゃあ私、携帯の番号分かるけど、あなたの住所も、固定電話の番号も分からないから、書いて頂戴」って言ったら、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、違う、何て言うんですか、名前を書いたんですね。
嘘の名前。

加藤諦三:
はい

相談者:
本人のね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、私、妹も一緒に連れてっ行ったんで、この、彼女の、ね、旦那さんに電話、ね、ほんとかどうか?電話掛けたら、

加藤諦三:
あはい

相談者:
全然取らないんですよ。
だから「取らないってことはね、これ嘘の番号かもしれないから信じられないから、」

加藤諦三:
はい

相談者:
「あの、免許証か何か見せてください」って言ったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
「そしたら信用して、今日、私これで帰るから」って。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたらその人ね、「免許証も持ってない」。
あの、「車の車検証もない」って言うんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
じゃ、これじゃおかしいから、私信用できないから、この電話が通じるまでずっと、掛けてんですけど、取らないんですね、なん、もうずっと。
それで、「私の電話から掛けるから」って、本人が、あの、携帯電話出したんです。
そしたら待ち受け画面が、うちの人の、あの、写真なんですよ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、本人が電話してもやっぱりあの、自宅の電話取らなかったんですけど、「ええ!?」ってびっくりして、「なんでね?ご主人もいる人が、こんな待ち受け画面、うちの人なの?」って・・

加藤諦三:
はい

相談者:
もう、ね、もう、とにかくもう、遅い時間で、夜中の2時ぐらいだったんです、それが。

加藤諦三:
はい

相談者:
「で、もう、いいや」と思って、「じゃあ今日はこれで帰りますから、じゃあ、明日会いましょうね」ってことで、あの、終わったんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
私が夜帰ってきたら、「人の携帯持って出ていくな」って怒ってこれで終わり。
あと、口利かないんですね。
で、この2日間、うちの人は毎日酒飲んで、夜中帰ってきて、朝出勤してって感じだから、結局、あの、2日間、結局、話(はなし)してないんですけど、雰囲気で多分、

加藤諦三:
ん・・

相談者:
彼女から来たか何かで、分かって怒ってると思うんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で「、今日こそはもう、早く帰ってきて話(はなし)しよう」って、さっき、あの、電話したら、「今日は夜、絶対話、ちゃんとするから」って言うんですけど、私はもう気が動転して、今までそういう素振りがなかったので、結局、今日、どういう話し合いになるかも分かんないし。
でも、携帯の、メールから見ると、浮気じゃなくて本気みたいなんですよね。

加藤諦三:
はい

相談者:
2人でこれから生きていく方向に持っていこうっていう感じなんですよ。

加藤諦三:
ほーん

相談者:
要するに私と離婚するっていうことみたいなんですけど、とにかくこの3か月間が凄く不審だったんです、行動が。

加藤諦三:
えーと・・

相談者:
も、外出てタバコ吸いながらも携帯持って出る。
で、息子達も、「なんか最近おかしいでしょ。しょっちゅう外で携帯持ってるよ」って、私に。
だから私も「おかしいな」と思って、「何か隠し事あるの?」ったら、「何も隠し事はない」って言ってるんですよね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
一緒に寝てるんですよ、でも。

加藤諦三:
うん。
いや・・

相談者:
それだとそういう風に理解ができないんですね。

加藤諦三:
あ、ですから、あなたの考え方からすると、

相談者:
ええ、ええ

加藤諦三:
一緒の部屋で寝てるから上手くいっているという考え方ですよね?

相談者:
うーん

加藤諦三:
それで、今日のあなたの相談というのは要するに、

相談者:
ええ

加藤諦三:
こういう状況の中で、

相談者:
ええ

加藤諦三:
ええ、差し当たって、

相談者:
ええ

加藤諦三:
今晩話をする時に、

相談者:
ええ、ええ

加藤諦三:
どういう態度で話をしたらいいだろうか?っていう相談ですか?

相談者:
と、それと、「離婚しよう」なんて言われたら、私には離婚する気ないし、

加藤諦三:
ふうん

相談者:
だからどうしたら、どういう話し合いに持っていったら良いのか?って悩んでるんですけど。

加藤諦三:
ああ・・分かりました。
じゃあ、どういう話をしたら良いか?ということですね?

相談者:
ええ、はい

加藤諦三:
はい。
今日はあのお、スタジオに医学博士の森田浩一郎先生が、いらしてるので、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
伺ってみてください。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)

【日曜に読む傑作選】夫の携帯で浮気相手を呼び出し、手に汗握るカーチェイス!」への1件のフィードバック

  1. 森田翁にも「戦争だよ」を言わせる辺り、流石の森田翁も「気が済むまでヤッチマイナー」と突き放している気がする。ご存知なんでしょう。加藤翁も森田翁も。頭に血が上った人間につける薬はない、って。

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