【日曜に読む傑作選】かつての職場に言いたかったことを手紙で伝えたい女
(回答者に交代)
三石由起子:
はい。こんにちは
相談者:
こんにちは
三石由起子:
はい、あのお話を聞いててね、
相談者:
はい
三石由起子:
あの、あなたの・・悔しい気持ちは・・物凄くよく分かる。
相談者:
あ、
三石由起子:
うん
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、ホントによく、伝わりました。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。あの、「スピードが合わない」なんてね、そりゃ無理でしょ、そのね、年季の入った人たちとね、
相談者:
はい
三石由起子:
一緒に・・やったんだから、
相談者:
はい
三石由起子:
そりゃあ、まあ、しょうがな、かったな。
相談者:
はあ
三石由起子:
でね、あの過去のことをお、人間考えるときって・・何ていうのかな、考えなきゃいけないことと・・考えても無駄なことがあるんですよ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
そこは、あの、分かっておかなきゃいけないんだけれども。
「言い訳え・・が、多いっていうことをずーっと言われた」って、言ったでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
それはあの、多分みんなが言うんだから・・多分あなたは言い訳が多かったんだろうと思うのね。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。だからそれはあなたね・・自分で、胸に手を当ててさ、そういえばあの時、ただ「ごめんなさい」って言えば良かったなとかあ、・・ね?
相談者:
はい
三石由起子:
あの時い、ただ「すいません」って言っとけば良かったなとか、
相談者:
はい
三石由起子:
あの言い訳は無駄だったなっていうことは思い出してね、徹底的に反省した方がいいと思います。
相談者:
・・はい
三石由起子:
それは、うん、新しい職場に行くんだからね?
相談者:
はい
三石由起子:
でね、無駄なことはですねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
そのお・・最後に?、「言ってやりたいことがある」みたいなことなんだけどさ、それはねえ・・よした方がいい。
相談者:
あっ
三石由起子:
どうしてかっていうと、
相談者:
はい
三石由起子:
人間というのは・・聞きたくない人の言葉って聞こえないんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
自分があ、大事に考えてる人が、言う言葉だとね、
相談者:
はい
三石由起子:
一言も逃さないように聞こうとするのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
でもお、どうでもいい人の言葉っていうのは・・言われても、聞こえないの。
相談者:
はい
三石由起子:
で、かえってね、軽蔑されたりする。
相談者:
はい
三石由起子:
だから例えばね、あなたが言いたいこと、全部手紙に書いたとするじゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
そうすると、そのお、評価はね、「最後まで言い訳をした奴」と。
相談者:
はあ
三石由起子:
うん「やっぱりなあ」と。
「くだらん奴だった」っていうことをね、確認させてしまうだけになるのよ。
相談者:
あーそうなんですか。
三石由起子:
うん、そうなのよ。
相談者:
はあ
三石由起子:
それでね、あなたが大事なのは過去じゃなくて未来なのね。
相談者:
はい
三石由起子:
今からあ、新しい職場に行くんじゃないの。
相談者:
・・はい
三石由起子:
だからあ、えーと、もう、あなたは、切り捨てられたと思うかもしれないけど、
相談者:
はい
三石由起子:
辞めたってことはね、あなたも切り捨てたのよね、その人たちをね。
その切り捨てた人たちのことを・・あなたはエネルギーを使って・・罵ったり、考えたりしなくていいんですよ。
相談者:
あ・・はい
三石由起子:
うん。それよりもね、ただね、あのホントに言い訳が多かったと。これはわたしは反省してね、
今度・・新しい職場で、ね?、あの「『言い訳が・・が多い奴』なんて言われないようにして、みせます」とかあ、
相談者:
・・はい
三石由起子:
「少し、あのお、スピードも、アップできるように、勤めようと思います」とか。
「長いこと、わたしをありがとうございました」っていう・・お礼状ね、書いてご覧なさいよ。そしたらねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
「あ、あの子はいい奴だった」になるんですよ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
「あの子いい奴だったじゃないか」って。
「あーしまったな」と。
相談者:
うん
三石由起子:
「やっぱりい・・とっときゃ良かったな」とね?
「もう少し親切にしてやれば良かった」と。
「あんなに・・あの怒鳴るんじゃなかった」って、人をお、そのお、北風と太陽じゃないけどさ、
相談者:
はい
三石由起子:
人をそういう気持ちにさせるっていうのは罵る言葉じゃないんだよ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
あの、怒鳴ったりい、罵ったりい、言いたいことを言ったりしてえ、それが人の胸に届く、のはねえ・・教師が先生を怒ったりね、
相談者:
はい
三石由起子:
うん、母親が子どもを怒ったりねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
これ、命かけて怒りますから、
相談者:
ああ
三石由起子:
それは何かっていうと愛情があるでしょう?
相談者:
はい
三石由起子:
根底に。
相談者:
はい
三石由起子:
そういう時に怒ったり罵ったり、叩いたりしてもね、
あ、今、叩くのなんか・・大問題になっちゃうけどさ(苦笑)、そういうことしても・・相手の胸には愛情が伝わるから、
相談者:
・・はい
三石由起子:
それは、身にもなるし、
相談者:
はい
三石由起子:
相手をお・・尊敬もするし、ね?、反省もさせるわけよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ところが同じことをあなたがやったらあ、あなたね、
相談者:
はい
三石由起子:
軽蔑されます。
相談者:
ああ
三石由起子:
ほら見たことかと。
相談者:
ああ
三石由起子:
うーん。「やっぱり・・最後まで言い訳して行ったよ」と。
相談者:
ああ
三石由起子:
「言い訳が足りなくて書いてまで行った」と。
相談者:
ああ
三石由起子:
「良かったなあ」って「あんな奴クビにして」て。
分かる?
相談者:
はい
三石由起子:
そんなことされたくないだろう?
相談者:
は、はい!
三石由起子:
しちゃダメ!
相談者:
は、はい!
三石由起子:
あのねえ、お礼状と、自分の反省文書きなさい。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
自分は言い訳が、ホントに多すぎた。スピードももうちょっと頑張ると。
今度新しいお、職場ではあ、
相談者:
はい
三石由起子:
もうあのお、みんなにい・・アドバイスもらったことを全部活かしてね、
相談者:
・・はい
三石由起子:
あのお、楽しい生活をしてみせると。
相談者:
はい
三石由起子:
うん
相談者:
はい
三石由起子:
季候の挨拶から始めて、
相談者:
はい
三石由起子:
それが一行目。
(再びパーソナリティ)
管理人さんのコメント,今日も
面白くて爆笑してしまいました(^.^)
今年も 為になり愉快なコメントを
楽しみにしております♪
お体に気を付けて下さいね★
今年もどうぞよろしくお願いします。
この相談者さんは割と記憶に残っている人ですね。
管理人さんのコメントで、あの時のあの人と同一人物だったのかぁ、と妙に感動することがあります。
シリーズ物これからもピックアップしてくれたら嬉しいです。