これから続く義父との2人きりの生活。 ところで遺産はもらえるの?
(内容ここまで)
今日のツボは、相談者と勝野さんとのやり取り。
テープを2回廻してるのかと思った。
(笑)
相続とかになると、トンと弱いんだよ、この人。
同居と遺産をバーターしろよ相談者
さて、
最初わたしも坂井さんと同じで、なんで、今、義父の相続?
って思ったんだけど、そういうことね。
代弁すると、
「義父との2人きりの生活に何の見返りもないわけ?」
と、こういうこと。
当然だ。
普通、義父⇒夫 の順で亡くなれば、義父の遺産は夫を介して妻が手にする。
だけど、この順番が逆になっちゃうだけで天国から地獄。
義父の遺産は一円たりとも相談者にところには入ってこないわけだよ。
(あくまで法定相続分として)
この女、こういうことをはっきり言わないから単なる無料法律相談にしかなっていない。
そもそも、義父の遺産に執着してないんだったら今日の相談は無かったわけで、明らかにガッカリ感は見て取れた。
やっぱりこれからの生活が憂鬱なんだな。
分るよ。
だって、声が死んでる。
52歳って聞いてビックリしたもん。
世話も大変だけど、まさか襲われたりしないよね?(笑)
坂井さんも元気づけてあげればいいと思うんだけど、歩く六法全書にはムリ。
まず相談者が押さえるべきは、今現在、義父との関係におけるアドバンテージは相談者にあるということだ。
だってそうでしょ?
気に食わないんなら、とっとと実家に帰ればいいだけだもん。
つまり、義父との同居と遺産分割をバーターすればいいの。
でも、いくら世話したって寄与分(*)を主張できるのは相続人だけ。
(*)寄与分:
故人の生前中、財産の形成や維持に貢献した者が、法定相続分以上を受取ることの出来る分。
だから、義父が生きている今、同居とバーターしないと。
それこそ、遺言書か、あるいは生前贈与だ。
ま、だけど、そんなことを直接口に出すのも、それはそれで問題だから、戦略は練った方がいいけどね。
義父や義弟や義妹に、あんたらの今の安穏な暮らしは相談者が実家に戻ってしまうことで、根底から壊れてしまうことを、心から分らせないといけない。
まずは、「嫁は出て行っちゃうかもしれない」
この危機感を義父や義弟や義妹に抱かせるようにしないと。
で、もし、相手に動く気配がないときゃ、そんときはほんとに実家に戻るのを繰り上げればいいさ。
一度実家に里帰りして、爺さんを慌てさせても面白いと思うよ。
あのう。。などの会話が多すぎてイライラした文章だった。会話を全部載せる必要ない