留年した息子を卒業させるには? 私が薦めた、調理師より大卒
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
まず、休学するって決めたのは誰なんですか?
相談者:
本人ですう。
マドモアゼル愛:
ほんとは、やめたかったんじゃないの?
相談者:
そうだと思います。
マドモアゼル愛:
ねえ?
相談者:
それ、お勉強が嫌いなんでしょうかね?
大学には行く、
マドモアゼル愛:
うん、だから、その時点で、まずお母さん・・が心配だったら、話し合われたのか、どうなのか?ってことなんですけども。
相談者:
話・・ええ、話はしましたね。
マドモアゼル愛:
そしたら、どうだったのかしら・・
相談者:
いや、今、振り返ってみますとね、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
大学のときも、こういう工業系とか、工業じゃなくて、調理師・・の学校へ行きたいとは言ってたんですよね。
マドモアゼル愛:
なんで、じゃ、それが、理工系の、
相談者:
(笑)そうなんですよ。
マドモアゼル愛:
いや、いや、なぜですか?、だから、それは。
相談者:
いや、調理師より、こっちの方がいいんじゃない?ってちょっとアドバイスしちゃっ・・たんです・・
マドモアゼル愛:
お母さんの意見ですよね?、じゃあ。
相談者:
ええ、わたしの気持ちとして、
マドモアゼル愛:
ですよね?
相談者:
ええ。
1年生終わったときも、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
2年生になるときに、いや、やっぱりきつい、みたいな、あの、お勉強がね、それ、話してたんですよね。
マドモアゼル愛:
んん・・
相談者:
「何甘えてんの、頑張んなさい」、みたいな感じで、
マドモアゼル愛:
じゃあ、こう言っては悪いでけども、その都度、お母さんが、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
の考えで、
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
息子の方向決めてきてるよね?
相談者:
や、それは言えますね。
マドモアゼル愛:
ていうか、それ、結構重大なこと・・だと思うのね。
相談者:
ええ・・はい。
マドモアゼル愛:
そいで、息子さんは、お母さんを拒否するほど力が無いですよね?
甘えん坊だから。
相談者:
あ、はあい。
そうですね。
マドモアゼル愛:
ねえ。
そいで?
お母さんに、
「僕はこうじゃないんだ。僕はこうじゃないんだ」
って言っても、
マドモアゼル愛:
はあい。
マドモアゼル愛:
大らかに構えられて、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
まるで、ゴムの壁で押すかのように、
相談者:
は、
マドモアゼル愛:
対応されたら・・結構、彼、苦しいよね?
相談者:
と思います、はあい・・ええ。
マドモアゼル愛:
もし、お母さんが、もうちょっと
相談者:
はあい。
マドモアゼル愛:
自分の所有物としての息子ではなくて、相手というものを、
ちゃんと見てくれたとしたら・・
彼は、もうちょっと成長したかもしれないよね。
相談者:
うーん・・うーん。
マドモアゼル愛:
あと、お父さんの気持ちっていうの?
相談者:
お父さんは・・
マドモアゼル愛:
大学中退は珍しくないので、
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
どっちでもいいのでは?、っていうのは、すごくお父さんとしては、
相談者:
ダメですよね。
マドモアゼル愛:
ん?
相談者:
嫌ですよねえ。
マドモアゼル愛:
や、そおう?
僕は大らかな態度だなって気がするのよ。
相談者:
そ、いや、大らかですよお。
マドモアゼル愛:
うん、非常に大らかな態度だよね、それって。
相談者:
はあい。
正解なんでしょうか?、正解ていうか・・
マドモアゼル愛:
僕は正解だと思います。
相談者:
いやあー、でも卒業して、次にした・・
マドモアゼル愛:
お母さんは、自信がないんです、だから。
相談者:
あ、それはありますね。
お母さんも大学出てないのでえ。
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
せめて出なさい、みたいな・・
マドモアゼル愛:
それから、あともう一つ?
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
息子さんは、誰のものか?っていう・・視点だよね。
相談者:
いや、そうですね・・はい。
マドモアゼル愛:
お母さんのものでしょうか?
相談者:
いえ、違いますね。
マドモアゼル愛:
違いますよね?、やっぱりね。
相談者:
ええ、はい。
マドモアゼル愛:
でも、きっと、そういうサインを、
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
ずうっと送っていたかもしれないよね?
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
そうなると、母が進めた、道はこの子には合わなかったんだと。
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
じゃ、この子の本当の気持ちはなんだろうか?あたりを、
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
探っていくっていうのが、ま、見守ってあげるっていうのが基本の態度だと思うのね、親として。
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
それで、旦那様は、それを、見事にやってるよね?
相談者:
うーん。
相談者:
これ、相当な人物だよ、お父さん。
相談者:
いやあ、でも、ぱっと言って欲しいなっていうところもあるんですね。
卒業くらいしなさい!みたいな感じで。
マドモアゼル愛:
だから、行きたい学校行って、行きたい勉強すんだったら、卒業するんじゃないの?
そいで、大学っていうことに囚われずに、
相談者:
そうなんですよねえ。
マドモアゼル愛:
あのお、なんで、調理師になってはいけないの?
相談者:
いえ、いけないじゃない・・ないんで、そのときの気持ちとしてはあ、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
ま、4大出て、
マドモアゼル愛:
うん。
相談者:
と思ってたんですね。
マドモアゼル愛:
お母さんの世間体じゃないの?、それ。
相談者:
あ、それはあるかもしれないです。
マドモアゼル愛:
うん。
そしたら、子ども、元気無くなるのは当たり前だと思うのよね。
相談者:
そうです、ええ。
マドモアゼル愛:
子どもの心を、随分操ってきてるよね、これまで。
相談者:
ああ、はい。
感じます、自分でも。
マドモアゼル愛:
だから、
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
子が成長するために、今のお母さんは、
相談者:
ええ。
マドモアゼル愛:
の態度は、よろしく無いっていう視点は、必要じゃないかなあ?
相談者:
うーん、はい。
マドモアゼル愛:
相当、この子は訴えをしていたのに、
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
何か、ゴムの壁に、突き放されて、怒ることも出来ない、苦しさがきっとあったんだと思うよ。
相談者:
うーん。
マドモアゼル愛:
ちょっと、あの、僕からは、その視点くらいのお話ですが、
相談者:
はあい。
マドモアゼル愛:
加藤先生にちょっと、はい、聞いてみたいなと思って・・
相談者:
ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)