偽装離婚?、アルコール依存症の妻とパチンコ中毒の夫

(回答者に交代)

志賀こず江:
はい。

ドリアン助川:
はい。

志賀こず江:
こんにちは。

相談者:
ああ、こんにちは。

志賀こず江:
あの、ちょっと、えー、もう少し、情報をください。

相談者:
はい。

志賀こず江:
えー、奥さん、おいくつなんですか?

相談者:
40・・4ですね。

志賀こず江:
44

相談者:
ええ。

志賀こず江:
そうすると、あまり、お歳変わらないわけですよね?

相談者:
そうですね、はい。

志賀こず江:
そうですね。
それからあ、この1回めの離婚をされたとき、

相談者:
はい。

志賀こず江:
このときも、結局は同居されてたんですか?

相談者:
いえ、違います、それは、もう、お互いに実家に帰りました。

志賀こず江:
ああ・・で、これ、期間は、どのくらいあったんですか?

相談者:
えー、3年・・弱くらいですかね。

志賀こず江:
あ、そうですか。

相談者:
はい。

志賀こず江:
それで、3年の間、奥さんが、お嬢さん連れて、実家へお帰りになってたんですか?

相談者:
そうですね、はい。

志賀こず江:
うーん。
で、戻る、きっかけっていうのは、何かあったんでしょうか?

相談者:
・・子ども・・

志賀こず江:
普通3年半くらいね、別居されていると、

相談者:
はい。

志賀こず江:
ま、なんか、あんまり復縁するってケースが、少ないように思うんですが。

相談者:
僕はあ、そこそこお金を貯めてえ、

志賀こず江:
うん。

相談者:
子どもが可愛かったんで、

志賀こず江:
ええ。

相談者:
子どものためにっていうのと、そうなる、半年くらい前から、あと半年後には、も一回3人で生活しようみたいな話に、自然となっていったと思います。

志賀こず江:
うーん・・なるほどねえ、
そうするとねえ、こう、伺っていて、なんかね、どっかで、この3人で、一つの、こう、生活の基盤を持って暮らしていくっていうのは、たぶん、ご相談してくだすってるあなたも、奥様も、お子さんもね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
なんか、そこでは、ベースが一緒のような気がするんですよね。

相談者:
そうですね、はい。

志賀こず江:
うん。
で、たぶん、その中で、あなたとしては、その生活のね、経済的な基盤だとか、

相談者:
はい。

志賀こず江:
そういうものを、こう、自分が、一手に背負ってて、もうちょっと前向きに奥さんの協力が欲しいと。

相談者:
ま、そうですね、はい。

志賀こず江:
うん、で、それも、ものすごく多大な要求をしてるわけじゃなくて、ま、パートでもいいから、ちょっと働いて、少し助けてくれればね、そしたらこんな借金もしなくて済んだのに、っていうところなんでしょうね。

相談者:
そおですね、

志賀こず江:
うん・・

相談者:
そこがどうかあるか分らんですね、はい。

志賀こず江:
うん、でね、人間の気持ちを、誰かがね、こういう方向にもっていくとか、

相談者:
はい。

志賀こず江:
そういうことって、ものすごく難しいと思うんですよね。

相談者:
はい。

志賀こず江:
例えばその、よく、ねえ、例に引かれるのは、その、川の岸辺に馬を連れて行くことは出来ても、その馬が喉が乾いてないと、水を強制的に飲ませることは、やっぱり難しい。

相談者:
・・はい。

志賀こず江:
そうすると、あなたがやっぱり、奥さんをこう・・ね、引いて、行くところまではいいんだけど。
やっぱり彼女自身がほんとにこうしたいとかって、思わないとね、なかなか働くということもしないでしょうし、

相談者:
はい。

志賀こず江:
うん、で、そうすると、あなたがさっき、仕事が出来ないし、みたいなこと仰るんだけど、

相談者:
はい。

志賀こず江:
でも、一面では笑顔がとってもいい、学童保育の仕事も出来た。
っていう面をね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
理解してらっしゃるので、そういうなんか、具体的な話ってのは、ご夫婦の間でなさったことないんですか?

相談者:
だから、前にも、そういう仕事・・が向いてたん違うか?とかっていう話は、

志賀こず江:
うーん・・

相談者:
僕は言いますけど、

志賀こず江:
うん。

相談者:
でもお・・また愚痴になります、そこプラス、それも黙って行ってたら、継続的にいてたのに、じゃあ、あの、先生が悪い、どの子が悪いって市役所言いに行って、

志賀こず江:
うーん・・

相談者:
で、再更新のとき、次回の契約結びません、みたいになったんですね。

志賀こず江:
ああ、じゃ、わりと、最近までは、働いてらしたんですか?

相談者:
図書館と学童保育くらいですかね、行ってたん、

志賀こず江:
ふうん・・

相談者:
結婚してから。

志賀こず江:
その働いてらっしゃる間に、得た収入っていうのは、奥さんは、どういうふうに使ってらしたんですか?

相談者:
いや、生活費の足しと・・
僕、いくら貰ってたかは、全然知らないです、彼女も言えへんし、

志賀こず江:
ふうん・・
そうすると、でも、生活費の足しにはしてくれてたんですね?

相談者:
そうですね、はい。

志賀こず江:
うん・・
で、ま、さっきのね、借金の200万なんですけどお、

相談者:
はい

志賀こず江:
これが、ほんとに、ただ全部パチンコに使っちゃったというのではなくて、

相談者:
はい。

志賀こず江:
あの、生活費に半分は使ってたっていうことになるとね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
あの、ほんとに純粋に法的な意味で言うと、

相談者:
はい。

志賀こず江:
ま、あなたの名前で借りた借金だとしても、

相談者:
はい。

志賀こず江:
これは家族の生活費に使った部分ていうのは、実は奥さんも、法的な責任としたら債務者なんですよ。

相談者:
はい。

志賀こず江:
うん。
ただ、そういうことを、たぶん、あなたが説明をしてもね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
ああ、そうなんだわと。
じゃ、わたしも一生懸命、一緒になって返さなきゃ、っていうところには、たぶんいかないんでしょうね?

相談者:
はい。

志賀こず江:
うーん・・で、結局、あなたとしては、どうしようと思ってるんですか?

相談者:
・・
どうしていいか分からへんですね。

志賀こず江:
ふうん・・

相談者:
ほんと言うたら、

志賀こず江:
たぶん、そうなんだ思うのね。

相談者:
はい・・

志賀こず江:
やっぱり、奥さんにしてみると、少なくとも、この方、誰か異性がいるとかってそういう感じではないんですよねえ?

相談者:
ないですねえ、

志賀こず江:
うーん

相談者:
それがあったら、またお互いに変わってるんでしょうけどね。

志賀こず江:
うーん・・ま、それが無いっていうことは、わたしは素敵なことだと思うんですよ、今のこの刺激の多い世の中でね。

相談者:
うーん・・

志賀こず江:
そうすると、やっぱり、彼女にとってね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
男の人っていうは、あなたしかいないわけですよね?

相談者:
それはあ、自分でも、言ってますねえ。

志賀こず江:
うーん。
そうだとすると、やっぱり、彼女はもっとあなたに褒めてもらいたいんですよ。

相談者:
・・

志賀こず江:
で、そういうことがね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
やっぱり、彼女の、こう、少し活力になっていくんだろうと思うんです。
だって、その、さっき仰ってたアルコール依存症っていうのも、とりあえずはちゃんと治したわけですよねえ?

相談者:
そうですね、はい。

志賀こず江:
うん。
そこから脱するっていうのは、やっぱり本人のものすごい努力とね、周りのやっぱり環境ていうのはものすごく大事だと思うので、

相談者:
はい

志賀こず江:
そういう意味ではわたしはしっかりしたご夫婦なんじゃないかと思うんですよ。

相談者:
どうなんすかね、見た目はみんなからそういうふうに言われますけどね。

志賀こず江:
うーん・・
でね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
たぶん、あなたとしてはやっぱり色んな不満があるから、

相談者:
はい。

志賀こず江:
周りからね、とりあえずうまくいってるじゃない、とかね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
ま、こんないいとこ奥さんあるじゃない、とかって言われるとね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
一つひとつ・・やっぱり、でもな、俺がこんなに頑張ってるのに、全然努力のね、度合いが違うぞ、とかね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
そういう気持ちになって、つい目線が上から、こう下を見るようになってしまうんだと思うんだけど、

相談者:
んん・・

志賀こず江:
もう1回ね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
あなたたちファミリーにとって、彼女が、欠けてしまうということがね、どれほど、やっぱり切ないことかっていうのを、ちゃんと意識をされた方がいいと思うんですよ。

相談者:
はい・・

志賀こず江:
うん。
だって、ほんとに今、法的にはご夫婦じゃ無い。
しかも大事なお嬢さん、あなたが親権者になってる。

相談者:
はい。

志賀こず江:
だとしたら、「別居しよう」、「出てけ」、ね。
「俺は、あとちゃんとやるから」・・って、言えばそれで済む話ですよね?

相談者:
それがなかなか出来ないですよ。

志賀こず江:
出来ないっていうところが一番の問題なんだと思うんです。

相談者:
そうですね、僕もそう思います。

志賀こず江:
だから、なぜ、出来ないのかを、もっとよくね、自分の気持ちを素直に認めた方がいいと。

相談者:
んん・・ですかねえ・・
そうなんでしょうねえ。

志賀こず江:
うーん・・
そこを、よーくね、見つめて、考えた方がいいんじゃないですかね。

相談者:
うん、今、思うたんは、やっぱり、3人でやっていこうって気持ちが、みんなに・・ま、それが一番ね、印象に残りますね。

志賀こず江:
うーん

相談者:
んー、こう、なん・・のあれもなく、やっぱり、そな、ふうに、みんな、思ってるんかなとは思いますわ。

志賀こず江:
うーん、
そう、なんか、不自然じゃないんですよね、きっとね。

相談者:
んん・・
はい

志賀こず江:
はい。

相談者:
もう、結論は出ないですね、もう・・

志賀こず江:
そうですね。

相談者:
◆△%&■3人がそう思ってるちゅうことは、一番よく、ちょっと・・身に染みたんで、も一回、はい、考えてみますわ。

(再びパーソナリティ)

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