（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
あの、今、いい、ほんとにいいアドバイス受けましたねえ。
あなた、その、４００万円というよりも、

相談者：
ええ

加藤諦三：
その、相手の、そのお、昔の弟の、義理の弟の、態度が許せないっていう、その気持ちの方が大きいっていうことね。

相談者：
はい、そうです。

加藤諦三：
うーん・・
そうだとすると、今の大迫先生のアドバイスって、ほんとにいいアドバイスじゃないですかねえ。
とにかく、自分の意識をどっかに、

相談者：
はい

加藤諦三：
移すことでしょうね。

相談者：
はい・・分かりました。

加藤諦三：
よろしいでしょうか？

相談者：
はい

加藤諦三：
はい、どうも失礼します。

相談者：
ええ、こちらこそ、ありがとうございます、はい。

加藤諦三：
行動すれば行動するほど、相手を許せなくなります。

（内容ここまで）

ん？
判決出たんだよね。

で、何でこの人、また、元義弟に話し合いなんか申し込んでんの？

次は、差し押さえに向けての手続きでしょうに。

この手の裁判って、そのためのワンステップでしょ。

せっかく強制執行のお墨付きがもらえたのに、この段階で腰砕けになるなら最初から裁判するなよ。

てか、悪いのは、大迫か（笑）

加藤氏の言う、
「意識をどっかに移す」
なんてのは、やれること全部やってからでいいの。

 

もちろん、何も取れないかもしれん。
強制執行といっても、相手を丸裸に出来るわけじゃないし、財産隠しを暴けるほどの権限も無い。
もし、自営だったりすると、給与の差し押さえも出来ない。

でも人間、全力を尽くしてダメだったからこそ諦めもつくわけで、
あんたの言う気持ちの整理のためにもやるのさ。

だいたい、ほんとに多重債務で首廻らなかったら、とっくに自己破産したっていう通知が来てるはず。
だから、余裕はあるはずなの。

あんた以外には返してるんだよ。

てか、この人、かっこつけてない？
金なんかより気持ちの問題とか言っちゃって。

ま、ええかっこしじゃないと、ポンッと４００万貸さないけどね。

金が戻ってこないから、気持ちが治まらないんでしょ？
戻ってくれば、治まるんでしょ？

あんたに４００万が諦められるわけがないんだよ。

とにかく、判決が出たことによって時効は大幅に伸びた。（１０年）

どうせ暇なんだから、じっくりやれば？