姪とのコミュニケーションに悩むワケ。外化、エクスターナリゼイション

テレフォン人生相談
2015年6月5日 金曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)

相談者: 女67歳 夫66歳 子ども2人 姉69歳 姪30歳(4人兄弟の末っ子 43歳と42歳の姉と38歳の兄)

今日の一言:
心の中で起きていることを外で起きていることと考える。
外化と言います。エクスターナリゼイション。

(年齢、家族構成のやり取りは省略)

相談者:
で、

加藤諦三:
はい

相談者:
今日の相談は自分の、子どもではないのですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
相談してるのは、わたしの姪についてなんです。

加藤諦三:
姪についての相談、はい。

相談者:
はい

加藤諦三:
姪は何歳ですか?

相談者:
30歳です。

加藤諦三:
これはなに?、あなたのお兄さんの、子ども・・

相談者:
ええ、姉の子、です。

加藤諦三:
あなたのお姉さんの子どもね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分りました。
その、お姉さんの子どもの・・30歳の、どういう相談ですか?

相談者:
と・・ま、人とのコミュニケーションが上手くいかないってこと・・です。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、特にあの、母親との、コミュニケーションがちょっと、上手くいってない・・

加藤諦三:
ということは、あなたのお姉さんと上手く・・いってないということですね?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、上手くいくときもあるし、そうじゃないときも、っていうことです。

加藤諦三:
はい。
で、あなたのお姉さん、今、何歳ですか?

相談者:
69です。

加藤諦三:
69歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
でえ、まあ、コミュニケーション上手くいってないという・・ことは具体的に言うと例えばどういうことですか?

相談者:
えーと、そうですね、あの、なかなか返事をしないっていうか、あのお・・あの、どうするの?って聞いても、返事が無いっていうことですね、
あの、決めなければいけないときに、あの、イエスもノーも言わない、っていう感じです・・

加藤諦三:
要するにお母さんが、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたどうするの?と・・
例えば、どっか買い物に行くとき、一緒に行くの?行かないの?って言っても、

相談者:
ええ、それ、あのお、ハッキリ言わないで、じゃ・・じゃあ、行かないの?って行ってしまうと、もう、ものすごく怒って、はい。

加藤諦三:
怒る・・うん。
そのお・・姪御さん、兄弟は?
(後ろで呼び鈴 ピンポーン×2)

相談者:
兄弟は、あと、他に3人おります。

加藤諦三:
3人?

相談者:
はい

加藤諦三:
えっとお、

相談者:
上から言うと、

加藤諦三:
はい

相談者:
姉が2人で、

加藤諦三:
はい

相談者:
それぞれ、43と、42。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、兄が38です。

加藤諦三:
3人の、方は、もうみんな結婚して、

相談者:
独立しております。

加藤諦三:
独立している。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすと、この30歳の、

相談者:
はい

加藤諦三:
お嬢さんと両親で暮らしているということですね?

相談者:
あ、そういうことです。

加藤諦三:
ですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、この30歳の・・お嬢さんというのは、どういう・・子だったんですか?

相談者:
あの、小さい頃から、あの、大人しい子でした。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、あのお、両親、共稼ぎだったので、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、わたしの、つまり、あのお、祖母ですね、祖母に、預けられたっていうか、あの、学校帰りに、あのお、

加藤諦三:
はい

相談者:
家(うち)へ寄ったわけですね。
だから、家に帰らずに。

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、あのお、祖母があんまり話をするっていう方(ほう)ではないので、ちょっと、やっぱり、しゃべらなかったと思います。

加藤諦三:
そうすと、本人が大人しい子だったということは、あれ?、不満が色々あったけどれも、色んなこと我慢してたっていう意味ですかね?

相談者:
あー、そうだと思います。
素直な、ま、何でもハイ、ハイ、って言う子だったと思います。

加藤諦三:
ま、素直というよりも、従順ということなんでしょうねえ。

相談者:
はい

加藤諦三:
うーん・・
それで、いつ頃からですか?
この、従順な子どもがですね・・

相談者:
はい。
えーと、あのお、結構前からも・・あるんですが、高校卒業したくらい、から、ちょっと、あのお、色々家庭内で、あの・・まあ、本人にとっては、ちょっと、まあ、辛い立場あ・・があったと思います。

大学に、すぐに、行けるとこもあったんですが、ちょっと、姉の子供の面倒なんかを、ちょっと看させられたとかっていうのがあって・・

で、看させられたというよりも、本人も、そんなに嫌がってやらなかったんですけども、子ども、の、面倒なんか看てて、大学行くのは、ちょっと遅れてしまいました。

加藤諦三:
え、ちょっと・・あのお、子どもを看ててえ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
この、43歳と、40・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
今・・ん?

相談者:
42の方(ほう)なんですけど、

加藤諦三:
そうすると、姪ということですか?

相談者:
そうですね、そう、自分に、と・・とっては、甥に当たるんです・・

加藤諦三:
甥・・甥・・ああ、そういうこと・・

相談者:
はい

相談者:
ただ、甥の世話でもって、

相談者:
はい

相談者:
大学に行けなかったっていうのは、どおいう意味なんですか?

相談者:
あのお、ちょう・・その、姉(姪の姉)が体壊してしまったので、

加藤諦三:
はい

相談者:
面倒看てくれって母(姪の母)の所に来たわけなんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
(後ろで子どもの声)
母は、その、あたしの姉ですけど、あの、まだ、働いておりましたので、面倒看られなかったんです。

加藤諦三:
甥の世話で、大学に行かれなかったってのは、本人が言ってることでは無いん・・

相談者:
ですね、そうですね、こっ・・まあ、直接そういうふうに聞いたわけではないですから。

加藤諦三:
誰が言ってることなんですか?、この・・

相談者:
ま、そう、そういうふうに・・言われると、確かに、はっきり言われたわけではありません。

加藤諦三:
うーん・・
要するに、周りの世間体で・・で、言っているということですね?

相談者:
そおですね・・

加藤諦三:
ていうことは、周りが非常に世間体を、重んじるという・・

相談者:
はい

加藤諦三:
環境の中に居たということですね?

相談者:
はい、そうです、そうだと思います。

加藤諦三:
うーん・・
このお、30歳のお嬢さんと、

相談者:
はい

加藤諦三:
お母・・その30歳のお母さん、あなたのお姉さんですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
が上手くいっていないということは、どちらから・・聞いてるんですか?
お嬢さんの方ですか?、それとも、お母さん、お姉さんの方?

相談者:
姉ですね。

加藤諦三:
お姉さん?
この子の母親の方(ほう)からですね?

相談者:
そうです。
ただ、あのお、その姪とはわたしはしゃべっても、コミュニケーション、ちょっと出来ない、状態なんで・・

加藤諦三:
あなたと姪とは上手くコミュニケーション出来ない。

相談者:
はい

加藤諦三:
最近、具体的に言うと、あなたがコミュニケーション出来ないっていう、具体的な場面っていのは、どういう・・

相談者:
コミュニケ・・そうですね、コミュニケーション出来ないっていうと・・
2つのうちのどっちかに決めるとき、まあ、どんなときでもそうですけど・・何て言ったらいいでしょう、あの、大学決めるときに、あのお、2つう、どちらかを選ぶう、段階になったときに、今日の、ほんとに、夕方頃に決めなくちゃいけないんだけど、どっちにするの?って言っても、返事が無かったんです・・

加藤諦三:
・・

相談者:
それから、最近は、あのお、車を買う、ことに・・どうしても必要だからって買うっていうことになったんですけれども、最後の段階で、色を何にするかっていうのを返事が無くて、決め、決められないんです。

加藤諦三:
そいで、それを、あなたとしては、コミュニケーション出来ないでえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
このお嬢さんを・・今日の相談というのは?

相談者:
あの、そう、要するに話、が、あのお、とにかく、取りつくシマがないっていう感じなので・・今は、何を言っても・・

加藤諦三:
うん、たぶん、そうだろうと思いますよ。
誰ともコミュニケーション出来ないような環境の、中で、成長してきたんだという・・

相談者:
あー、そうですね。

加藤諦三:
ふうに思いますけれども・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ですから、非常に・・そうなってきたら答え難いと思うんですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオに、

相談者:
はい

加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)


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