離婚して12年。マンションの持分を盾に居座る元妻
テレフォン人生相談
2015年7月27日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男51歳 同居の長女19歳 別居の長男 前妻47歳
今日の一言: なし
(年齢、家族構成のやり取りは省略)
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
いえ、離婚しました。
加藤諦三:
離婚して今お一人ですか?
相談者:
はい、あと、子どもが2人いますけれど、
加藤諦三:
はい
相談者:
長男が、えー、独立して、生活してます。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと、暮らしてるのは今お一人ですね?
相談者:
あ、えー、長女です。
加藤諦三:
あ、長女と、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんは今何歳ですか?
相談者:
19になります。
加藤諦三:
19歳、はい、分りました。
で、どんな相談でしょうか?
相談者:
12年前に離婚したんですけれど、
加藤諦三:
はい
相談者:
3ヵ月・・たぶん、3ヶ月ぐらい、過ぎにい、
加藤諦三:
はい
相談者:
前のお・・妻があ、家に・・戻って来てえ、
加藤諦三:
家に・・はい、
相談者:
ええ
加藤諦三:
っていうことは、この19歳の今お嬢様が、いる所にということですね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
ええ
相談者:
わたし・・ええ
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、わたしい・・朝が早くて、夜遅かったもんですから、特にい・・気づかなかったっていうか、
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ、あの、息子お・・の部屋に居たような感じなんです・・
加藤諦三:
あー
相談者:
そこに閉じこもりっていうか、もう、なんていうんですかね、わたし居るときは、出て来ないんですよ・・全く。
音もしない・・しい
加藤諦三:
そうすると、最初に戻って来たときは、どういうふうに戻って来たんですか?
相談者:
いや、もう、合鍵があるんでえ、勝手に入ってきたような感じでえ・・
加藤諦三:
そいで12年間ということは、10・・年近く、そういうように、あなたの家に、
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
出たり入ったりしていたと。
相談者:
そうですね。
・・
それでえ・・
加藤諦三:
で、あなたは、それが気が・・気が付かなかったわけ・・
相談者:
ま、気づいてたことは、気づいてたんですけれどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
ただあ、あのお、わたしもお、仕事してたもんですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ。
あのお、色々、むこうの親御さんとも・・説得して、一時はあのお、引き取るっていう感じで、説得したんですけど、頑固として、言うこと聞かなくて、
加藤諦三:
はい
離婚するって言い出したのは・・奥さんの側から?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
ふうん、で、今、奥さん、ま、前の奥さん何歳なんですか?
相談者:
えー、4つ下ですかね。
加藤諦三:
4つ下。
相談者:
はい
加藤諦三:
と、40・・7ぐらい。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
それで?
相談者:
まあ、あのお、わたしもお、一人で・・お金もそんなになかったんでえ、やっぱりい、
相談者:
はい
相談者:
ちゃんとしなくちゃいけないんでえ、
相談者:
はい
相談者:
裁判沙汰とか、弁護士をつけて、なんとか解決しよう・・と、思っても、お金の(笑)余裕が無かったもんですから、ずうっとここまで来たんですよ。
相談者:
はい
相談者:
それでえ、長女があ、やっと社会人になったんで、この機に、なんとか解決う・・する方法ないかな?と思ってえ・・
加藤諦三:
だけど、離婚は、法律上はもう、離婚・・してるわけですよね?
相談者:
はい、してます、はい
加藤諦三:
はい
それで、離婚するときの、それは当然、協議離婚・・です・・裁判
相談者:
ま、そうですね。
加藤諦三:
家庭裁判所に、
相談者:
◆△%&じゃなくう・・
加藤諦三:
行って云々ということじゃ、ないですよね?
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
そいで、その離婚したときに、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、色んな取り決め、あの、約束事みたいなのは何にもなかったんですか?
相談者:
えーと、親権は自分・・持ったんですよ、二人とも。
加藤諦三:
む、息子さんも、お嬢さんも両方持ってたの?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの方が。
相談者:
ええ
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
当初、3ヵ月前後、バタバタしてえ、出て行く、出て行かないっていうか、むこうの親御さんとも話、したときにい、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、あのお、マンションなんです、集合住宅、マンション。
加藤諦三:
はい
相談者:
それ購入するとき、一割い、負担・・するということでえ、なん・・1割、名目上1割っていう、むこうの親御さんの、あれだったんで、1割、一応、1対9で、所有権・・設定したんですよ。
加藤諦三:
あ、そうすると、今あなたの住んでいるマンションってのも、何、
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ローン終わってんの?
相談者:
まだ終わってないです。
加藤諦三:
まだ終わってないの?
相談者:
それでえ、その離婚して、3ヵ月して、とにかく出て行ってくれとか、あの、むこうの親御さんも引き取るから、とにかく出なさいっていう・・話になったときにい、離婚したんだから、
加藤諦三:
うん
相談者:
出て行くの・・
加藤諦三:
あ、だから、出て、
相談者:
実家に戻れっていう、ことだと、
加藤諦三:
ああ、実家に戻って来いっていうことね?
相談者:
うん
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
ただ、前の妻は、一割負担ある、一割の設定があるんだから、出て行く必要ないとか、言い出してえ、
加藤諦三:
うん・・分りました。
相談者:
親の言うことも、全然全く、聞こうとしないでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
居座ったんですよ。
加藤諦三:
で、あなたが最後に会った・・ときってのはいつですか?、具体的に。
家に居たっていうんじゃなくて。
相談者:
・・
加藤諦三:
話をしたとき。
相談者:
話をした、ときは、もう、10・・年ぐらい前ですかね。
10・・1年ぐらい・・
加藤諦三:
じゃ、離婚してえ・・から、実際に会っては話、してないと。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
分りました。
それで、今日のあなたの相談っていうのは、
相談者:
ええ
加藤諦三:
こういう状態の中でえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分は、まあ、法律上離婚しているんだから、
相談者:
はい
加藤諦三:
実態、生活の実態も離婚したような、
相談者:
はい
加藤諦三:
実態にしたいということ?
相談者:
・・
加藤諦三:
それにどうしたらいいか?ってことですか?
相談者:
ていうか、ま、そう、それもありますけれどお・・出て行ってもらいたい(笑)っていうか、まあ、わたしも今後・・の、◆△%&■◎
加藤諦三:
いや、そら、出て行ってもらいたいっていうのは分るけど、出て行ってもらいたいって言っても・・出て行かないでしょ?
相談者:
はい
出て行かないでしょうね。
加藤諦三:
これ非常に難しい、あのお、ケースだと思いますけれども、
相談者:
ええ・・◆△%&
加藤諦三:
今日は幸いですね、その非常に難しい、ケースに、対応、して、いただける、最適な弁護士の先生だと思いますけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の、坂井眞先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみてください。
相談者:
はい
(回答者に交代)