体を張る母に頼る娘がネガティブ思考をやめて自立したい
テレフォン人生相談
2015年8月31日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女21歳 母 弟 妹 4人暮らし
今日の一言: 不幸を武器にしない、それが自立です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもしい?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に年齢教えてください。
相談者:
はい、21歳です。
加藤諦三:
21歳
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、今、独身ですか?
相談者:
独身です。
加藤諦三:
で、お父さんと、お母さんと暮らしてんの?
それとも一人?
相談者:
えーと、母と、兄弟3人で暮らしています。
加藤諦三:
そうですか。
で、
相談者:
はい
加藤諦三:
えっとお、今、働いてんですか?
学生ですか?
相談者:
あ、えーと、今、働いてるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
えっと、正社員ではなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
派遣社員として、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、週末だけ働いています。
加藤諦三:
あ、週末だけ?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
そいで、どんな相談ですか?
相談者:
えっとお、私自身、劣悪な家庭環境で育ちましてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
兄弟もちょっと、社会生活がうまく送れていなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、私自身も、まだ自立が出来ていないんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
まずはわたしが、ちゃんと自立して、
加藤諦三:
はい
相談者:
こう、人並みに幸せな生活を送っていきたいんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのときに、ちょっと・・あの、まわりの、
加藤諦三:
はい
相談者:
友人とかも含めて、回りの人たちと、こう、比べてしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしい、ほど、不幸な人が周りにいないのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと、比べて、ネガティブな気持ちになってしまうことが今までも多かったんですけど、
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
これからも、そういう気持ちを、ちょっと持ってしまいそうだなあ、って
加藤諦三:
うん
相談者:
感じがあるので、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうすればあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうネガティブな気持ちをなるべく持たないで、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、自立・・して普通にこう暮らしていけるかな、っていう、アドバイスを頂きたくて、電話しました。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、あなたの劣悪な環境で成長したって言いますけど、
相談者:
はい
加藤諦三:
具体的に言うとどういう環境だったんですか?
相談者:
うーん、たくさんあったんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしが小学生ぐらいのときにい、
加藤諦三:
はい
相談者:
父親が、宗教活動にのめり込んでしまってえ、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
仕事お、にあまり行かなくなってしまった時期があってえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
リストラになってしまったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そこから、こう、うまく、あの、立て直すことが出来なくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
こう、ウツ病になってしまって、ずうっと、
加藤諦三:
あの、
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんがウツになったっていうこと?
相談者:
あ、そうなんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
お父さんがうつ病になってしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのまんま、今も、まだ無職なんですけどお、
加藤諦三:
はい
で、さっき、そのお母さんと3人の兄弟と、と言いましたけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、離婚は、したんですか?
相談者:
あ、えっと、離婚は、えーと、わたしが高校1年生のとき・・5年前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚していまして、
加藤諦三:
はい
3人の兄弟も上手く社会的に適応出来ないっていう、3人の兄弟っていうのは、お兄さんとか、あのお、妹とか・・
相談者:
あ、えーと、わたしが長女で、
加藤諦三:
はい
相談者:
次が弟で、
加藤諦三:
次が妹なんですけど、
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
えーと、特に妹が、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお・・あ、わたしもでも、不登校だったりとかしたんですけどお
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
えと、妹もちょっと今不登校でして、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
で、弟も、ま、弟は割りと、こう、普通に学校も通ってたんですけど、
加藤諦三:
ああ、そうですか、はい
相談者:
はい
最近ちょっと、つまづいてしまってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
転校したんですけどお、
加藤諦三:
うん、うん、うん
相談者:
はい
加藤諦三:
小学校の頃にね、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう体験をしてですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、周りに色んな、その恵まれた人がいたときに、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の世界に閉じこもってしまったっておかしくないわけですよ。
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
あるいはすごい、こう、攻撃的になってね、
相談者:
はい
加藤諦三:
非行に走ったっておかしくないわけですよ。
相談者:
あ、そういう時期もあってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、ほんとに、中学3年生で不登校になって、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、高校・・生時代・・普通の高校生時代、ほんとに荒れに荒れて、
加藤諦三:
うん
どんなふうに荒れてたの?
相談者:
家に居ることがすごく、苦しかったのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
自殺行為なども、
加藤諦三:
うん
相談者:
自殺行為というか、あのお・・
加藤諦三:
自殺未遂までしてる?
相談者:
あ、そうですね、自殺未遂、みたいな、行為も何度かしたりとかあ・・
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
あと、お母さんに対してちょっと、ほんとに酷かった時期は、刃物を切りつけたりとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
傷つけたり・・そうですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
家の中で暴れたりとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
した時期もほんとにあったんですけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
そこから、徐々に、こう、立ち直って、来たって感じですけど・・
加藤諦三:
立ち直ってるんだよねえ・・
相談者:
はあい
加藤諦三:
で、お母さんは、どういう、お母さんだったんですか?
相談者:
母はあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
形式的なことは出来るんですよ、仕事とか、
加藤諦三:
あ、そうですか、仕事はどんな仕事してたの?
相談者:
今までは普通に仕事してたんですけど、ちょっと、今は、ちょっと、言い難いんですけどお
加藤諦三:
うん
相談者:
食べていくことが普通の仕事では出来ないのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと、風俗関係で働いて、るんですけどお、
加藤諦三:
ああ、そうですか、はい
相談者:
はい
ま、でも、過去、普通の仕事に就いていましたしい、
加藤諦三:
うん
相談者:
てか、そういう子どもの、なんていうんですかね、こう、形式的な手続きとかはほんとに、こう、締め切りは必ず守るし、出来るんですけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんていうんですかね、人の、心が、
加藤諦三:
うん
相談者:
あんまり分からないというか、
加藤諦三:
うん
分かりました、お母さんが、そういう、ことで、お父さんがそういうことで、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、あなたはそういう環境の中で成長したと。
相談者:
はい
加藤諦三:
それ、だけどですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
ここはあなたのすごいところでえ、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
それにも関わらず、周りとの人間関係をきちんとやってるわけです。
相談者:
あー
加藤諦三:
普通、人間関係はもう、めためたになってておかしくないです。
相談者:
あー
加藤諦三:
それでねえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあなたはね、
相談者:
はい
加藤諦三:
本当に人生でね、
相談者:
はい
加藤諦三:
素晴らしい人との出会いになると思います。
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
それは、今日はスタジオにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生が、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
いらしてますので、
相談者:
はい
加藤諦三:
話を伺ってください。
相談者:
あ、はい、ありがとうございます。
(回答者に交代)