妹が来るたびに妻がイライラ。妻と姑と妹とのはざまで悩む鈍感男

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、こんにちは

大原敬子:
あのね、

相談者:
はい

大原敬子:
加藤先生と、あなたのお話を聞いていると、

相談者:
はい

大原敬子:
あたしはね、あなたの中の、弱さとズルさを見たんです。

相談者:
はい

大原敬子:
今日、今、あなた自身が、

相談者:
はい

大原敬子:
ま、針のムシロってのはおかしいんですけども、

相談者:
うん

大原敬子:
奥様の感情の絨毯の上に座ってね、

相談者:
はい

大原敬子:
三度の食事を食べたりすることが、今、自分自身が、

相談者:
はい

大原敬子:
アップアップになった状態で、今日電話なさったの?

相談者:
いや、前から思ってたんですけども、

大原敬子:
うん

相談者:
最近そういうふうに、あったもんだから、

大原敬子:
要するに限界ですよね?

相談者:
ええ

大原敬子:
そういうことですよね?、今日の電話は。

相談者:
はい

大原敬子:
でね、あなたがね、気にするなって仰ってましたね。

相談者:
ええ

大原敬子:
気にするなっていうことは、自分がどっちに立ってる位置か分からないでしょ?

相談者:
分からないです、はい

大原敬子:
気にかけるなってことは、もう、俺の所に火の粉を持ってくるなってことですよね。

相談者:
ああ、そういうふうに、やっぱ取られるんでしょうね。

大原敬子:
そらそうですよ、そう思いません?

相談者:
ああ

大原敬子:
なぜならば、今、例えば、妹さん来ますね、

相談者:
はい

大原敬子:
そのときに、あなたが、いつまでも盾になってくれない弱さを、お嫁さん知ってるんですね、奥様は。

相談者:
あーはい

大原敬子:
「あ、今日、妹来る?」
「じゃあ、今日、どっか行けよ」

相談者:
はい

大原敬子:
「どっか、遊びに行きな」
「でも、お母様は?」
「いいよ、僕が言っとくよ」、
ていう強さが欲しいんです。

相談者:
はい

大原敬子:
言ったことあります?

相談者:
いや、あります、それは。
イライラするからって言うから、
じゃあ、今日、ちょっと出かけて来たらどうだ?っていうふうな話、したんですけども、
「いや、仕事あるから、そういうわけにいかない」

大原敬子:
そら、行かないですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
だって、イライラする。
じゃあ、じゃあ、君がイライラするならば、出なさい、ですもん。

相談者:
ええ

大原敬子:
ていうことは、奥様のせいになってしまうでしょう?

相談者:
ああ、そうですね。

大原敬子:
あなたち夫婦は、自分の責任を負いたくないんですね。

相談者:
うん・・

大原敬子:
そのときに、
「今日はいいから、仕事なんてどうでもいいんだよ」
って。

相談者:
はい

大原敬子:
君の体が心配だから、とにかく、どこどこにって具体的に言ってくれれば、納得するんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そう君がイライラするならば、

相談者:
はい

大原敬子:
行きなさい、だから、納得してないでしょ?

相談者:
ええ

大原敬子:
分かります?

相談者:
分かります。

大原敬子:
そういう答えがいつも多いんじゃないでしょうかね?

相談者:
そうですね、
「そいじゃ、出たらどうか?」
って格好で言いますんでね。

大原敬子:
うん、具体的でないでしょう?

相談者:
ええ

大原敬子:
それから、妹さんとか、そのお誕生・・は、前もって決まってるの?
突然来ますか?、妹さんたち。

相談者:
いや、前もって電話来ます。

大原敬子:
だったら、
「明日行けよ、君」
って。

相談者:
はい

大原敬子:
「いいから、いいから、ここは僕に任せな」
ってことありました?

相談者:
それはありますけども、ちょっと、自宅で仕事してるもんでね、

大原敬子:
はい

相談者:
空けられないんですよね。

大原敬子:
人間てのはね、

相談者:
はい
事情は分かっていても、

相談者:
はい

大原敬子:
分かっていながらも、あえて、盾になってくれるときに、耐えられるんです、人間は。

相談者:
はい

大原敬子:
そこ、盾になるってどういうことか、分かります?
あなたがね、解決したいならば、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが、
「いや、言っています。」
「言っています」
ニュアンスは?ってことです。

相談者:
・・

大原敬子:
「あー、行きなさい、いい、じゃ、行けよ」
ってときは、

相談者:
うん・・

大原敬子:
「しょうがないな」
でしょう?

相談者:
ええ、そうなりますね。

大原敬子:
ね。

相談者:
はい

大原敬子:
それは、奥様と、あなたとの、今日の相談の、

相談者:
はい

大原敬子:
なんとか、うまくいきません、の解決なりませんでしょ。

相談者:
ならない、その場しのぎ、て格好なりますね。

大原敬子:
女は、ウソでもいいから、そんな無謀なことをやって、あなたは、それで大丈夫なの?っていう、愛が欲しいんです。

相談者:
はい

大原敬子:
妻と一緒にやっていきたいわけでしょう?

相談者:
そうです。

大原敬子:
でも、今、この事情があったときに、言葉だけの、「行けよ」、は行かないんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
その女性の心をあなたが今知らなければ、この解決はいきませんよ、ってことです。

相談者:
ああ

大原敬子:
頭が痛いときに、
「大丈夫か?」
って。
「こんな環境で悪いね」
ってことは言って欲しいんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
そういう言葉が、女の人、
「ああ大丈夫、頭なんとかなる」

相談者:
はい

大原敬子:
頭が痛い、血圧が高い、てのは、これだけわたしは、苦労してるのよ、あなたがそれを、

相談者:
無視してるような格好・・

大原敬子:
いえ、無視ではないです。

相談者:
ええ、無視ではないですけども、

大原敬子:
「分かってるだろ、こんな状況を」

相談者:
はい

大原敬子:
「それで僕に言うのか?」
って責めてるんです。

相談者:
うん・・

大原敬子:
何をしてあげればいいのかな?って言って欲しいんです。

相談者:
うん・・

大原敬子:
つまり、この妻は、

相談者:
はい

大原敬子:
家の状況全部知っています。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、あなたはですよ、

相談者:
はい

大原敬子:
この状況分かっていて、それでも君は言うのか?になってるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
それが今、妻の限界なんです。

相談者:
はい

大原敬子:
と、どうします?

相談者:
どうして欲しい?

大原敬子:
僕、何が出来ること、やって欲しいことないか?

相談者:
うん・・

大原敬子:
だけれども、今、どこどこでこうしろとか、これは出来ないよ、って。

相談者:
うん・・

大原敬子:
出来ないことを直に言うことによって、彼は全部状況を分かってるんだと感じるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
女性は馬鹿じゃないですから、

相談者:
ええ

大原敬子:
事情、分かってるけれども、それを黙認しろということが許せないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
苦労を、あえて言葉に出してくれたときに、もういいかなあ、許そうかなあ、と思うんです。

相談者:
はい

大原敬子:
これから、あなたがなさることは、

相談者:
はい

大原敬子:
もう、とにかく、妻がいなければ、この家はもっていけないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
だから、妻の存在はすごく大きい、ってことをあなた認めること。

相談者:
はい

大原敬子:
で、妻の基盤の上であなたは仕事をしてることを、自分は気づいて欲しいんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、見て見ぬ振りではなくって、

相談者:
はい

大原敬子:
状況は分かるけれども、僕の今の力では何も出来ない、すまない、って気持ちが欲しいんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりますか?

相談者:
はい、わかります。

大原敬子:
それも、言葉で出して欲しいの。

相談者:
はい

大原敬子:
それから、時々食事したときに、あ、これ好きなんだと思ったものを、早く見つけてください。

相談者:
はい

大原敬子:
あたくしがなぜね、

相談者:
はい

大原敬子:
食べ物かって言うと、

相談者:
はい

大原敬子:
よく皆さんね、愛ってのは、香水とか、そういうものと思いますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それよりも、
「えー!、この人あたしの好きなもの、知ってたんだ」
その、大きなものじゃなくって、ほんの小さなものを、

相談者:
はい

大原敬子:
黙って、テーブルに置いてくれたときに、女の人は感じるんです。

相談者:
あー

大原敬子:
言わなくっても、全部知ってるんだと、自分の都合のいいように、変えていくんです、女性は。

相談者:
はい

大原敬子:
ですから、今日から、今、あなたがなさることは、妻に関心を持つこと。

相談者:
はい

大原敬子:
あまりにも妻の関心を持ってないです。

相談者:
そうでしょうかね(笑)

大原敬子:
と、わたしは今日、思いました。

相談者:
あー、はい

大原敬子:
「あのね、大変だよねえ、妹帰った?」
って。

相談者:
ええ

大原敬子:
「いや、分かる。ありがとうね」
って言葉が、ほんとに欲しいんです。

相談者:
あー
そういうこと言いませんもんね、今は。

大原敬子:
じゃ、今日から、

相談者:
はい

大原敬子:
ありがとうの連発ですね。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、もう一つは、君がいないと、僕はだめなんだという言葉です。

相談者:
はい

大原敬子:
歯が浮くような言葉ですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたみたいに朴訥な人が言うときは、相手は信じます。
それが、コミュニケーションです。

相談者:
はい

大原敬子:
今の今日のお話を聞くと、あまりにも夫婦間の、コミュニケーションが無かった。

相談者:
ああ

大原敬子:
そして、あなた自身が妻に関心を持ってなかった。

相談者:
はい

大原敬子:
それが原因だと思いますけれども、先生いかがでしょう?

(再びパーソナリティ)

妹が来るたびに妻がイライラ。妻と姑と妹とのはざまで悩む鈍感男」への2件のフィードバック

  1. 喋ってることを 文字にするって 本当 難しいですよね。
    私は「 ?」と思って ちょっと前に戻って「そっか!」と確認出来るのが 嬉しいです。

    この相談者 返事が軽いし さっき言ったことと違くない?と感じた所があったんですが「分かってないのに 分かってるつもりの人」だったんですね。
    相談者の奥様 気の毒みたいです。
    上っ面な その場しのぎの返事ではなく 気持ちが欲しいんですよね。
    女って して欲しい時は 「こうしてくれ」って具体的に言いません?

    1. うん、そうね。
      奥さんは愚痴を言ってんだから、
      旦那は、共感すればいいだけなんだよねえ。

      それを、「気にするな」とか、
      はては、「俺が言ってやる」
      おちおち愚痴すら言えなくなっちゃうっての。

      三石、大迫さんあたりに、女の愚痴は聞いてやればいいんだっていうのを厳しく言ってもらった方が良かったかもね。

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