突然届いた遺産分割協議書に不安。透けて見える姉夫婦のたくらみ
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーと、2年前に離婚されて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、そしてえ、まあ、今回こういう問題が、多少あったということなんで、
相談者:
はい
ドリアン助川:
大変だと思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
これからそのお、何かにぶつかって行かなければいけないときって、バイタリティが必要だと思うんですよ。
相談者:
そうですね、はい
ドリアン助川:
ねえ
身体の、あの、中心から湧き出るエネルギーのようなものが。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
今、ありますか?
相談者:
今、も、何も元気が、ないです。
ドリアン助川:
無いという感じですよね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
何か毎日、おいしいもん食べるとか、楽しみ見つけるとか、されてますか?
相談者:
・・いえ、ちょっと・・ちょっと
ドリアン助川:
そうですか
相談者:
はい
ドリアン助川:
えっとお、あなたがたぶん、バイタリティ失ってしまうと、何ももう前に進まないと思いますので、
相談者:
はい
ドリアン助川:
何か自分を楽しませるとか、大事にすることもされてくださいね。
相談者:
はい、分かりました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
どうも、失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございましたあ
(内容ここまで)
塩谷弁護士
「7年経って遺産分割協議をすること自体はね、別に何にもおかしなことではない、よくある事なんですよ」
はあ・・
あんたが扱う相続案件は、善人どうしばっかなの?
”母親に譲るための遺産分割協議を義理の兄が進めている”
もうこれだけで、アラーム出てるっつうの。
さて、
戸籍謄本。
そりゃあ重要な個人情報には違いないけど、アカの他人ならいざ知らず、離婚したことも知ってる親族に見られて困る情報なんて無いよ。
ま、でも、確かに勝手に自分の戸籍取られたってのは気色悪い。
てか、母親の戸籍謄本に出戻りのあんたも載ってただけじゃないの?
で、
この義兄、自分が郵送しておきながら、差出人を母親にするとか、やることがせこい。
相談者
「7年間放っておいたことを、なぜ急に母の名義に全部変えるのか?
今後、母が姉夫婦の思い通りになったりしないか、っていうのを心配しております」
はい、あなたの心配はズバリその通り。
つまり、突然の遺産分割協議の理由は一つしかない。
名義変更の後、不動産を売却する。
もちろん、母親の名義だから母親が売却するんだけど、姉夫婦が積極的なんだから、これが何を意味しているのかは明らか。
母親はトンネルに過ぎない。
母親の懐に入った金は姉夫婦の思いのまま。
相談者
「父が死んだとき、現金の通帳は母名義に自動的に変えて、」
ナイナイ。
相続人の承諾なく自動的になんて変えられない。
たぶんこれ、母の口座に移したってことじゃないの?
それだったら、父親の死去を銀行が知る前なら可能だし。
これだって、姉夫婦に相当渡ってるかもね。
薬師丸ひろ子が死にそうな相談者なんだけど、バイタリティはあると思うよ。
塩谷弁護士 「お母さんに遺産がいくということは、どう使うかは、お母さんが決めることになりますんでえ」
相談者 「はい」
このときの「はい」は、音声レベルが上がったのかと思った。
専門家が自筆で書いた協議書?字が違うもなにも、普通パソコンで書いて公正証書でしょ。いくら司法書士でも本人にかわって代筆したのが有効になるのか僕にはわからないな。そういう事務所もあるのかな。