クラミジアによる流産の危機。デリヘルから夫、そして妻へ

（再びパーソナリティ）

今井通子：
お分かりいただけましたか？

相談者：
はい、ありがとうございます。

今井通子：
ま、あの、時間っていうのもあるからね、

相談者：
はい

今井通子：
時が経てば、

相談者：
はい

今井通子：
だんだん、だんだん、また、仲良くなっていけると思うしい、

相談者：
はい

今井通子：
うん
ご主人の方があ、

相談者：
はい

今井通子：
そのお、帰ってきたい様子なの？

相談者：
あー、子どもには会いたがってますね。

今井通子：
だったら、やっぱり帰ってきてもらって、子育ても一緒にやってもらった方がいいかもよ。

相談者：
そおですね。

今井通子：
うん
で、そのうちに、

相談者：
はい

今井通子：
何かがきっかけで、

相談者：
はい

今井通子：
もしくはこんなことやってると、面倒臭くなってっていうふうになってくれば、もう、心解（ほぐ）れていってるから。

相談者：
そうですね。

今井通子：
うん

相談者：
はい

今井通子：
はい

相談者：
ありがとうございましたあ

今井通子：
はあい、失礼しまあす。

相談者：
はい、失礼いたします。

（内容ここまで）

今井　「だんだん、また、仲良くなっていけると思うしい」

（笑）
てきとー

結局、ちょっと長めの夫婦喧嘩として片付けられそう。
いいのか？、それで。

いや、いいんだよ、この夫婦は、それで。
そもそもが離婚相談じゃないんだもん。

デリヘル通って、性病うつされて、流産させられそうになって、相手は開き直ってて、それでも相談内容は、
「夫と上手くやっていくには？」
だ。

じゃあ、もう答えは、
「お幸せに」
以外にないよ。

さすがにクラミジアの件は、夫に猛反省させなきゃいけないんだけど、親までがこんなふうじゃね。
医者に叱ってもらうのが一番いいと思うんだけど、頼んでみたら？

ま、だけど、せいぜい、生の浮気がゴムの浮気に変わる程度の効果しかないけどさ。

結婚前の異性関係？塩谷ロジックの解説

あと、塩谷ロジック（笑）は理解できた？

なんで結婚前の異性関係を持ち出す必要あんの？
こう思った人も多いと思うんだけど。

では、解説しよう（笑）

まず、今回の件における夫に対する気持ちを以下の二つに立て分けたわけだ。

Ａ．　不特定相手との行為が気持ち悪い。
Ｂ．　妻を裏切ったことが許せない。

いずれも相談者が口にはするものの、ごちゃ混ぜにせずに分けて考えてみようってこと。

で、
塩谷氏が、「仮に結婚前の行為だとしたら？」と聞いたワケは、Ａの感情が、一体どれほどの大きさなのかを確認するためなの。

彼のロジックとしては、本当に行為そのものが気持ち悪いのなら、それがいつ行われようが、気持ち悪いもんは気持ち悪いはずだということ。

この質問に、相談者は「気にしない」と答えた。

ということは、本当は行為が気持ち悪いんじゃなくて、裏切り行為に対する怒りの何割かが、気持ち悪いへと姿を換えているのかもしれないということ。

どう？
すべてを理屈で捉えようとする、実に弁護士らしい職業病、失礼、回答だ。

その後の、「旦那に慰謝料を払わせる」、なんていう提案なんか、バカじゃないの？と思うけどね。

以上、塩谷ロジックの解説でした。