ババ抜きのババ。未登記の築50年の生家を手放したい

テレフォン人生相談 2015年10月30日 金曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者:  塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女49歳 夫55歳 娘二十歳

今日の一言: なし

加藤諦三:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いいたします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
49歳です。

加藤諦三:
49歳、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?

相談者:
55歳です。

加藤諦三:
55歳。
お子さんは?

相談者:
長女が二十歳でえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたくしの実家のお、相続の件なんですけどもお。

加藤諦三:
はい

相談者:
父はあのお、2年ほど前に亡くなりましてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
母が一人で、一軒家に住んでたんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
その一軒家というのがですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
土地はあ、母の母、ですからわたくしの祖母名義の土地だったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、10年ほど前にい、その祖母が亡くなったときにい、

加藤諦三:
はい

相談者:
母の兄と、弟が、

加藤諦三:
はい

相談者:
連名で、その土地を、所有することに、あのお、なったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
ですから、今、その、兄と弟の名義の土地の上にい、

加藤諦三:
はい

相談者:
母の、家が建ってる状況なんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
母の家は父が建てたものでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
上モノの登記はしてないんですけどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
ずうっと、固定資産税は払ってる状況です。

加藤諦三:
土地は、お母さんのお兄さんと弟の名義だと。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、家は?

相談者:
家は

加藤諦三:
お母さんの名義になってるの?

相談者:
登記してないんです。

加藤諦三:
登記してないんですか・・

相談者:
はい
両隣にい、兄夫婦の家とと弟夫婦の家があるのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
なんか、おんなじ建物のような雰囲気でえ、

加藤諦三:
あー

相談者:
上モノの登記をしちゃってるみたいでえ、

加藤諦三:
ああ、そうすると、お母さんは、何?、一軒家みたいになってるの?

相談者:
一応、一軒家なんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
くっついて建ってるので、ちょっと傍から観ると、もしかしたら一つの家に見えちゃってるかもなんですけどお。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで?

相談者:
それであのお、祖母が亡くなってえ、兄弟みんなで相続に納得したっていう、あの、判子とサインをした、その司法書士さんの、書類の中にはあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
その母と父が、生きている間はあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
穏便にそこにずっと住めるように、なってますっていう一文は書いてあったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、まあ、それで母も、住んでたんですけどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
ちょっと、このお、ところ、母も具合も悪いのでえ、

加藤諦三:
はい、お母さん何歳?

相談者:
78です。

加藤諦三:
78歳、はい

相談者:
はい
で、ちょっとあのお、入退院してたりしてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
一人暮らしはもう、無理だろうということでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
施設を考えてるんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
そうしますと、もう、完全に今住んでた一軒家は誰も居なくなるのでえ、

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
たぶん、以前は、あのお、兄いの嫁がですねえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしどもの実家の家を使いたいような話をしてたのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
たぶん、そういうことになるのかな?と、思うんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
こういうときにですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしい、は、あの、母がいなくなったらあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
黙って家財道具を、そのお、全部出してえ、そのまま、でいいのかあ?
それともそのお、無償でそのお、兄夫婦と、弟夫婦に建物を譲るようななんか、こう、一文を書いた契約書みたいなのを、交わしておいた方がいいのかあ・・

加藤諦三:
ただ、今お母さんのそういう、ものは名義としては、ないわけですね?

相談者:
そうなんです。

加藤諦三:
実態としては、そこにある、

相談者:
はい

加藤諦三:
名義上は、弟と、お兄さんのものになっちゃてるという・・

相談者:
たぶん、上モノは、誰かのものに、なってるのかもしれないんですけど、ただ、ちょっとわたしが不安なのはあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
今その建ってる家が、古いのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
結構雨漏りとかもする部分があってですねえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
使えないんじゃないかな?と思うんですよね。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
で、そのときに、更地にして返せとかあ、

加藤諦三:
ああ

相談者:
上モノを全部、わたしが取り払ってから、返して欲しいようなことを、後から言われるとお、ちょっと困るんですけどお・・

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオに弁護士の塩谷崇之先生がいらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います

相談者:
はい

(回答者に交代)

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