盗みグセの36歳の息子と立派な母親を演じる女
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、今日のお話聞いてましてね、
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
まるでそのお、息子さんに腫れ物に触るような形で、
相談者:
はい
ドリアン助川:
皆さん、連絡は取り合ってるんだけど、
相談者:
はい
ドリアン助川:
みんなで一度、その息子さんを囲んで
相談者:
はい
ドリアン助川:
徹底的に、っていうのは、まだやられてないわけですよね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
あのお、森田先生も仰ってますけど、
相談者:
はい
ドリアン助川:
そこだと思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
今まだ遠慮があるような気がするんですよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
なので、えー、これまで皆さん溜まってるもの全てもう、
相談者:
はい
ドリアン助川:
もう・・バアーンと爆発させるぐらいの気持ちで、
相談者:
はい
ドリアン助川:
息子さんに一回対峙された方がいいと思います。
相談者:
そうですね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
息子がどう否定しようが、何しようが、もう、そこで聞くだけでもいいから、聞かせたらいいわけですよね?
ドリアン助川:
ええ
相談者:
わたしたちの、
ドリアン助川:
その上で、
相談者:
はい
ドリアン助川:
そのお、息子さんにちょっと、しばらく一人で暮らしていただくとか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
その判断があるんじゃないかと思います。
相談者:
あ、そうですね、まずう、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
まず、みんなでですよね?
ドリアン助川:
そうです。
相談者:
わたしと、向こうのおかあさんたちだけが、話し合っても、もう、解決しないことですもんね?、それは。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい、分りました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
どうも、失礼します。
相談者:
ありがとうございましたあ。
(内容ここまで)
病的なものを感じるけどね、息子
姑の財布からカネを盗るって、それだけで頭おかしいんだけど、見つかって尚、止(や)めないってところが。
人間、出来心と言って、魔が差すというか、やってしまうことはある。
だけど、見つかったりすれば、針のムシロ状態。
そこに居られなくなる。これが普通。
猜疑心(さいぎしん)の目に囲まれながら、平気で一緒に生活出来るってのは感情のネジが飛んでるから。
息子自身が苛(さいな)まれていないとすれば、サイコパス。
平気で見え透いた嘘をついて認めないところは、虚言癖。
専門医が診れば、何某かの診断名がつくんじゃない?
嫁が精神病むのも当然。
夫とは話が、っていうよりも、気持ちが全く通じないだもん。
母親は夫を悪く言うし、それを必死で庇ってはみるものの、夫の行動癖は一向に治らない。
母親が、弱っていく娘を見かねて、あんたにメールして来たってのが今回の話なの。
よくまあ、36歳の今まで、無事に来れたもんだ、息子。
話聞いてると、この相談者にも色々言いたいことはあるんだけどさ。
なにより、このモンスターを育てたのは紛れもなく相談者。
なのに、自分を高みに上げたまま息子批判に同調する。
森田爺 「ちょっとキツク言って申し訳ないけど」
相談者 「いいえ、もっともっと言ってもらいたいんです」
「お母様はちゃんとしてるのにねえ・・」
こう言われたいわけ?
甘やかしてたのはその通り。
結婚1年目の借金の対応を、2回の200万の借金のときにやんなきゃいけなかった。
だけどねえ、そうは言ってもねえ、
単に甘やかしたとかのレベルじゃないと思うんだな、この36歳の男の症状。
心理的な成長が止まってるの。
この母親が反省するとしたら、
相談者 「いや・・気がつきませんでした」
これ。
今、振り返ってみて、もし本当に心当たりがないとしたら、それほどあんたの抑圧がヒドかったってこと。
いい子だったんでしょ。
息子が小さい頃にあんたの財布からお金を盗ることが出来たなら、36歳になって義母の財布から盗ることは無かったかもしれない。
「息子を庇うつもりとか全然なくて・・放り出しても、息子が死んでもいいからって、ぐらい、これ以上、迷惑掛けるんだったら、ぐらいにしか、もう、思えなくて」
立派なセリフだけど、他人の目(ひとのめ)を意識して言ってないか?
自分がダメ母と見られるの嫌だからでないの?