儲けたいんじゃなく損したくないことに執着するアタシ48歳専業主婦
テレフォン人生相談 2016年2月8日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 専業主婦48歳 夫50歳 子どもはいない
今日の一言: 理由もなく焦っている人は、小さい頃に大切なものを失っています。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、お願いします。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい。
えと、48歳です。
加藤諦三:
48歳。
結婚してます?
相談者:
してます、はい。
加藤諦三:
えーと、ご主人何歳ですか?
相談者:
50歳です。
加藤諦三:
50歳。
お子さんは?
相談者:
いない、です。
加藤諦三:
すと、今、お2人で暮らしてんですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
はい。
なんかあの、私すごくお金に、執着、して、しまっ・・て、いるん、ですけど、
加藤諦三:
は、はい
相談者:
お金を儲けたいっていうのではなくて、なんか「損をしたくない」っていう意識がすごく強くて、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんかお金に、拘ってしまう、
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
う、ので、
加藤諦三:
はい
相談者:
それは、どうしたらいいか?ってちょっと相談、
加藤諦三:
はあい
相談者:
させていただきたいと思いました。
加藤諦三:
はい、分かりました。
あの、儲けたいっていうよりも損したくない、例えば、
相談者:
はい・・
加藤諦三:
具体的に言うとどういうこと、なのかな?
お・・
相談者:
例えば、あの、自分が買った洋服ですとか物が、
加藤諦三:
はい
相談者:
例えば次の日に、バーゲンで安くなって、
加藤諦三:
ああ、はい
相談者:
いたりするとすごく、ショック、ってい、いう感じで、あと、あのお、投資信託をやってるんですけど、
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
どうも楽観的に、なれなくて、いつも悪い方に、考えて、それがなんか不安で、やっぱり、損したくないっていう気持ちが、強いんです。
なんか儲けたいってより、あの、削りたくないっていう、
加藤諦三:
うん
相談者:
意識がものすごくつよ、く、なんか自分でも異常っていうか、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんでこんなにお、お金に困ってるわけではないんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんでこんなに、お金に執着っていうか、損したくないっていう意識に囚われて、
加藤諦三:
うんう・・
相談者:
しまうのか、はい。
加藤諦三:
今働いてんの?
それとも、専業主婦?
相談者:
いや、わた、しは、専業主婦なんです。
加藤諦三:
専業主婦ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすとお、ご主人の給料があ、
相談者:
はい
加藤諦三:
この先い、例えば、「給料が上がってく」っていう風に、
相談者:
はい
加藤諦三:
言ったとしても、
相談者:
はい
加藤諦三:
「ほんとに上がるのかなあ?」
相談者:
うん・・
加藤諦三:
っていうな、疑いを持つわけ?
相談者:
あ、でも、そういうのは、あんまり疑わずに、
加藤諦三:
ええ
相談者:
素直に受け入れられるん、ですね。
加藤諦三:
ああー。
で、友達、とお、食事に行って、ま、割り勘になった時に、
相談者:
はい
加藤諦三:
正確に、
相談者:
はい・・
加藤諦三:
割り勘にしないと、気に入らない?
相談者:
あ、いや、そういう時は自分が多く払っても、損したっていう、形にはならな、いんですね。
だけど例えば、合計で、
加藤諦三:
ん・・むし、はい。
相談者:
ああ、多く、言われてしまうと、損、させられちゃったっていうか、そういう、気持ちになるんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
友達、の分を多く払う分には、損したとは、おも、思わないです。
加藤諦三:
う、うん、うん、うん。
要するに、友達に、ご馳走してあげて、
相談者:
はい
加藤諦三:
ちゃんとこれだけ、たくさん払ってあ、ご馳走してあげたということを、お友達が喜んでくれれば、それは何でもないんだよね?
相談者:
そうですね、はあい。
加藤諦三:
だから、「お金に執着してる」って言うけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
みんながきちんとあなたの払ったものを、認めてくれれば、払うことは嫌じゃないんだよねえ?
相談者:
そうですね。
そ、そうです、とにかく「損した」っていう気持ちにならなければ、
加藤諦三:
いいんだよね?
相談者:
そうですね、ああ、そうですね、はい。
加藤諦三:
それじゃね、もう1つ質問だけど、
相談者:
はい・・
加藤諦三:
例えば、バスでも何でもいいんだけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
ギリギリのところで、あ、バスが行っちゃった、待たなきゃなんないって、
相談者:
はい
加藤諦三:
これものすごく、気になる?
相談者:
あ、気になります。
そうです、あとレジの、順番とかも、そうですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
ウフッ(笑)
加藤諦三:
それで、だけど今は、あの、生活上にす、なんか支障がきたしてるってわけじゃないんですよね?
要するに・・
相談者:
あ、でもなんかあの、
加藤諦三:
はい
相談者:
調子があまり良くない時には、眠れなかったり、その1個のことに、
加藤諦三:
あ・・
相談者:
「今日こんな、損してしまった」とか、
加藤諦三:
ああ・・
相談者:
ずっと、うじうじ考えて寝られなくなってしまったりする、
加藤諦三:
ことはある?
相談者:
ことはあります、はい。
加藤諦三:
という、また、その夜中フッと目が覚めたら、
相談者:
はい
加藤諦三:
「ええっ?」と思って、またそのことが、浮かんで、くる。
相談者:
くる・・そうですね。
悔しさをこう、復習してしま、わ、っていうか・・
加藤諦三:
うんうん。
あ、これあのお、原因がきちんと、解き明か、せると、思いますけれども、
相談者:
はい、ありがとう、はい。
加藤諦三:
あのお、今日はですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてるので、
相談者:
ああ、ありがとうございます、はい。
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、お願いします。
(回答者に交代)
本日も鋭いご指摘ありがとうございました!
今回の相談はまるで自分のことのよう。そうか、、、私らしく生きていない、、、小さい頃になくしたものがある、、、比較するものがないと幸せを感じない、、、よく考えてみます(´・_・`)