儲けたいんじゃなく損したくないことに執着するアタシ48歳専業主婦

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは。

相談者:
あ、こんにちは。
お願い致します。

大原敬子:
非常に最初から話を聞いていて、「面白い!」と思ったんですねえ。

相談者:
はい

大原敬子:
非常に心理的に、興味のある、会話だったんです。

相談者:
ああ

大原敬子:
「損をしたくない」

相談者:
はい

大原敬子:
「だけど、儲けたいとは思わない」

相談者:
はあい

大原敬子:
一瞬、「あら?言葉って、噛み合わない」と、思うでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
でも、共通してるんです。

相談者:
はあ

大原敬子:
つまり、リスクを負いたくないってことなんです。

相談者:
あ、そう、あ、リスクを負いたくない、はい。

大原敬子:
うん。
で、リスクを、負いたくないって一体何か?ってことですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それは、リスクを負う、そのものに、好きとか幸せとか満足とか、

相談者:
うん・・

大原敬子:
心の五感のものですね、

相談者:
はい・・(涙)

大原敬子:
が、ないってことなんです。

相談者:
あ、ない?
あ・・

大原敬子:
は・・

相談者:
はい・・

大原敬子:
すべて、

相談者:
はい

大原敬子:
金額、数字で、自分の心を見てるだけであって、

相談者:
ああ・・

大原敬子:
だから、先程ね?
あなた自身が、

相談者:
はい

大原敬子:
えー、れ、友達と、

相談者:
はい

大原敬子:
しょ、食事行った時にね?

相談者:
はい

大原敬子:
友達に、ご馳走するのは、いいと、

相談者:
はい

大原敬子:
でも、お会計で、

相談者:
はい

大原敬子:
間違えたら嫌だっていうのは、

相談者:
あ、はい

大原敬子:
お友達が、

相談者:
あ・・

大原敬子:
「そうか、あなたからご馳走になった」という、

相談者:
はい

大原敬子:
ものが、プラスがあるから、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは、そのお金に意味があるわけですよね?

相談者:
んん、あああ、はい

大原敬子:
ただ、レジにとっては、

相談者:
はい

大原敬子:
お友達が多く払っても関係ないですよね?

相談者:
はい、そうです、はい。

大原敬子:
で、お店が得するわけですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それは許せないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、もしですね、

相談者:
はい

大原敬子:
「今日こうして一緒に食べられたんだよね」と思って、

相談者:
はい・・

大原敬子:
ウキウキ状態の時には、

相談者:
はい・・

大原敬子:
お会計見ない時もあるんですよねえ。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
でも、「はあー、ご馳走してあげたわ、良かったわ。
でも待って、」

相談者:
はい

大原敬子:
「最後のお会計だけは、」

相談者:
はい

大原敬子:
「危ないので、」

相談者:
はい

大原敬子:
「チェックしよう」って思うのは、

相談者:
はい

大原敬子:
やっぱり自分の心の中に、常に、満足って、満たされた充足感が、

相談者:
はい

大原敬子:
ないんじゃないかな?と私は思ってるんですけど。

相談者:
あ、ない、ないってことですね?

大原敬子:
うん

相談者:
充足感、ああ・・

大原敬子:
と申しますのは、

相談者:
はい

大原敬子:
先程ね?

相談者:
はい

大原敬子:
もう1つです。
えーと、「私、えー、儲けたいのではない」と言いながら、

相談者:
はい・・

大原敬子:
投資をしていますよねえ?

相談者:
はい

大原敬子:
何故かというと、

相談者:
はい

大原敬子:
投資は、ものすごい損はしないでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
やっぱりお金儲けたいんですよねえ。

相談者:
ああ

大原敬子:
もっと極端に言うと、今日のお話は、

相談者:
は・・

大原敬子:
私は、お金に執着してるんでなくって、

相談者:
うん・・

大原敬子:
私毎日、

相談者:
はい・・

大原敬子:
自分らしく生きてるだろうか?じゃないでしょうか?

相談者:
ああー、そうです、ねえ、はい・・うっ・・自分らしく(涙)、

大原敬子:
うん・・

相談者:
充実してれば、

大原敬子:
うん

相談者:
そういう、ことが気にならなくなる、っていう、

大原敬子:
そう

相談者:
ことです、

大原敬子:
そう

相談者:
か?
あ・・うっ・・(泣)

大原敬子:
だから、お金が減ってしまう、とか、

相談者:
はい

大原敬子:
リスクを負ってしまうと、

相談者:
うん

大原敬子:
今日の私の1日は、マイナスになってしまうのね?

相談者:
ああー、そうですね、ま、はあ・・(泣)

大原敬子:
そうすと、「毎日減ってくと、私の人生は、毎日マイナス、マイナスじゃないか」って、

相談者:
ううー

大原敬子:
「生きてる意味はないんじゃないか?」と思う、

相談者:
ああ・・うっ・・(鼻をすする)
生きがいとか、やりがいとか、

大原敬子:
はい

相談者:
見失って、いる状態だと思います(泣)。

大原敬子:
あのね?

相談者:
ええ

大原敬子:
あなたは今まで無理して生きてきたんですよ。

相談者:
ああー・・(涙)

大原敬子:
すごく。

相談者:
う・・(号泣)

大原敬子:
そしてそれを無理して生きてきた、だけに、

相談者:
はい(泣)

大原敬子:
その習慣性ってのは自分の、

相談者:
はい(泣)

大原敬子:
その性格となりますよねえ?

相談者:
はい(泣)

大原敬子:
その性格を自分は変えられませんよねえ?

相談者:
はい(泣)

大原敬子:
今、お金に執着するという、お金に依存して、お金が自分の生きている、時間帯、

相談者:
ええ・・

大原敬子:
自分の愛情と、思う生き方でなければ、

相談者:
はあい

大原敬子:
今日(こんにち)まで、生きてこれなかった辛さがあったような気がするんです。

相談者:
ああ・・

大原敬子:
だけれども、

相談者:
はい・・

大原敬子:
あなた自身が、ほんっとにね、

相談者:
はい・・

大原敬子:
最初、「うわ!今日の相談、私も勉強になる!」と思ったぐらいに、

相談者:
はい

大原敬子:
「損をしたくない。
儲けたいけど、儲けたい、ことはしたくない」って、

相談者:
うん

大原敬子:
その時に、「何故、これだけ賢いあなたが、今日相談なさったのかな?」と思ったんです。

相談者:
ああ・・

大原敬子:
それは、

相談者:
うん

大原敬子:
生きがいが欲しいってことです。

相談者:
生きがい、はあい・・(涙)

大原敬子:
その、生きがいが欲しいって言うならば、

相談者:
あ、はい

大原敬子:
まず、自分が、今まできた、性格は、絶対変えることはないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
ただ絶対に、無理をしてたってことですね。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
で、自分の世界観が、

相談者:
はい

大原敬子:
今までは通用して、いたけれども、

相談者:
はい

大原敬子:
もう自分の体も心も、

相談者:
あ・・

大原敬子:
今までの方法だったら、

相談者:
あい

大原敬子:
もう駄目ですよという、信号が、

相談者:
あい

大原敬子:
今日のこの、お電話の、

相談者:
ああ、そう・・(泣)

大原敬子:
状態。

相談者:
あー、そうですね(泣)
はあ・・(鼻をすする)
たしかになんか、体も不安、んで、何ていうか、若い時とは違っ、たり・・して、きて、なんかやっぱり先、これから、不安なことばっかり待ってるんじゃないか?って、思ったりして、なんか楽しいことが考えられない、状態、なって、います(泣)

大原敬子:
あのね?

相談者:
はい・・

大原敬子:
あたし、いつも自分で不安になる時ですねえ、

相談者:
はい(泣)

大原敬子:
いつも、あのお、蒙古来襲の、北条時宗、思い出すんですねえ。

相談者:
ああ・・

大原敬子:
つまり、不安は、

相談者:
はい

大原敬子:
今、あなたができることを、

相談者:
はい

大原敬子:
とにかくやることだ。

相談者:
あー、できる、はい。

大原敬子:
それを私思ってますから、

相談者:
はい

大原敬子:
不安がなると、え、身近に、思うと、蒙古来襲なんて大きなもの来ませんから、

相談者:
はあい

大原敬子:
じゃあ、不安になる、だ、前に、

相談者:
はい

大原敬子:
これだけしとこうって思うんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
まず、実行すると分かります。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりますかしら?

相談者:
はい

大原敬子:
今あなたの中に、自分で、不安を作ってるのは、お金が減るということをやっていますけども、

相談者:
はい

大原敬子:
お金は心です。

相談者:
お金、心、はい。

大原敬子:
そう。
で、あなたがお金が減ってしまって怖いっていうのは、減るっていうことは、

相談者:
はい

大原敬子:
「私は、24時間を生きてなーい!」って言ってるんです。

相談者:
ああ・・

大原敬子:
24時間を生きる!っていうことは、

相談者:
はい

大原敬子:
今ある、ほんの小さなことです。

相談者:
はい

大原敬子:
大きなことではなくって。

相談者:
はい

大原敬子:
自分の身の回りのことを、片づけるってことでしょうかねえ?

相談者:
はい、はい

大原敬子:
それやってみてください。

相談者:
はい

大原敬子:
きっと変わると思いますけども、ちょっと加藤先生伺いますね?

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


儲けたいんじゃなく損したくないことに執着するアタシ48歳専業主婦」への1件のフィードバック

  1. 本日も鋭いご指摘ありがとうございました!
    今回の相談はまるで自分のことのよう。そうか、、、私らしく生きていない、、、小さい頃になくしたものがある、、、比較するものがないと幸せを感じない、、、よく考えてみます(´・_・`)

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