相続の分け前がない!惨めさを武器にしてボッチになった女60歳

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
あなた自分の、受けた被害を、物凄く強調しますよね?

相談者:
あはい

加藤諦三:
何でだと思いますか?

相談者:
分からないです。

加藤諦三:
自分の思うように、人を動かす手段が、私はこんなに惨めなの?ていうことですよね?

相談者:
う~ん、そうですねえ・・

加藤諦三:
そうでしょ?

相談者:
ええ

加藤諦三:
この態度やってる限り、周りはみんな離れていきます。

相談者:
ええ、ええ

加藤諦三:
お母さんも弟もね、

相談者:
ええ

加藤諦三:
このあなたの、もう、惨めさを演技してね、自分の不幸を武器にしてね、

相談者:
はい

加藤諦三:
みんなを操作しようとする態度にもう、嫌気がさしてんです。

相談者:
そうかもしれないですねえ。

加藤諦三:
ええ。
泣いてねえ、人を操作しようと思って、まともな人は、動きません。

相談者:
はい

加藤諦三:
もう、問題解決しようというね?その姿勢んなって、

相談者:
ええ

加藤諦三:
ほんとのことを言い出してごらん?
そしたら、あなたが変わったら、必ず周りは変わります。

相談者:
ええ、ええ、ええ・・

加藤諦三:
被害を強調して人を操作するのは止めましょうよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
したらね、弟とね、お母さん、変わってくる。

相談者:
そうかもしれないですねえ。

加藤諦三:
生き方を変えなきゃ駄目よ?

相談者:
生き方を変えますう。
変えてみますう。

加藤諦三:
うん。
生き方変えてみましょう。

相談者:
ええ、ほんとに。
恨むことばっかりでね?今まで。

加藤諦三:
ほんっとに、恨むこと多かったんだ、あなた。
父親への憎しみ、母親への憎しみ、弟への憎しみ。

相談者:
ええ

加藤諦三:
憎しみで心が乗っ取られちゃったんだ、あなたの心。

相談者:
ええ、ええ、そうですねえ。

加藤諦三:
で、そのね、憎むのは良いんです。
それはしょうがないんだ。
この惨めさの演技、止めてごらん?
事態は変わってきますよ?

相談者:
はい、止めてみます。

加藤諦三:
止めてみましょう。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
失礼致しまあす。

加藤諦三:
自分の不幸を、生きる武器にしている以上、人生の問題は、解決しません。

(内容ここまで)

またエラくもうろくした60歳が出てきたもんだ。
あたしの周りを見ても今どき60代で婆さんなんて呼び方が似合う人は居ないんだけどね。

相談者の場合、婆さんってことにしないと、単純な話を普通ここまで支離滅裂には出来ないよ。

ま、これだけキャラが立っていると聞いてる分には楽しい。
逆にキャラを超えるコメントが出来んのだが。(笑)

今日は何と言っても塩谷弁護士だ。
いつもは冗長な回答にイラつくんだけど(笑)、今日に限っては別。
この婆さんの与太話をわずかな時間で整理して突きつけて見せたのは見事だ。

涙する相談者にお構いなしに、
「あんたが機嫌を損ねることをしたんじゃないの?」
こう畳み掛けたのも素晴らしい。

 

話の本筋じゃないんだけど、相談者の母親の行為がいささか不可解ではある。
いや、娘を嫌っているんだろうけど、そこじゃなくって、郵貯の扱いとかさ。
一体なんのために旦那の方に移したの?
家屋敷にしたって、自分が亡くなるまで自分名義でいいじゃんか。

なんかね、あわてて自らを一文無しの状態にしようとしている。

アレを申請するつもりなんだよ。
旦那の年金が失われると途端に生活が苦しくなるってことじゃないの?

アレってそう、生活保護。

そのやり口はよく見ておいた方がいいぞ、相談者。
あんたも申請するでしょ?

 

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