テレフォン人生相談　２０１６年５月１９日　木曜日

パーソナリティ：　今井通子
回答者：　坂井眞（弁護士）

相談者：　男８０歳　１２、３年前に前妻が亡くなった後６つ下と再婚　５０歳と４０歳の息子

今井通子：
もしもしい、テレフォン人生相談でーす。

相談者：
はい、よろしくお願いします。

今井通子：
はい

相談者：
はい

今井通子：
今日は、どういったご相談ですか？

相談者：
あのね、せがれに、

今井通子：
はい

相談者：
現金１千万と、土地、４０・・２坪ぐらい、あげたんですけど、

今井通子：
はい

相談者：
わたしの、部屋も一つ作るっていう条件でえ、お金を渡したんですよお、お金と土地を。

今井通子：
はい

相談者：
今から、５年ぐらい前に、ちょうど、そのお、癌やっちゃって、い、胃癌やっちゃって、で、「どうせ、長生きできない」ってえ、言われて来たから、だから、せがれにも、「どうせあげるならいいや」と思ってえ、あげてえ、
で、今になったら、部屋も何も作ってくれないんですよ。

今井通子：
はい

相談者：
で、その、１千万のお金も、足してもらって、あげた金なのに、そういうわけなんですね、自分の部屋を作ってくれないんで、一応、どこへ相談したらいいんだか、分かんないんで、相談したんですけど。

今井通子：
なるほど。

相談者：
ええ

今井通子：
あなたおいくつですか？

相談者：
８０です。

今井通子：
８０才。

相談者：
はい

今井通子：
はい。
奥様は？

相談者：
前の母ちゃんが、今から、１５年ぐらい

今井通子：
あ、１０・・

相談者：
あ、１２、３年前です。

今井通子：
あのお、１２、３年前にい、

相談者：
はい、はい

今井通子：
亡くなってえ、

相談者：
はい

今井通子：
で、前妻さんっておっしゃる事は、その後またご結婚されたのお？

相談者：
はい

今井通子：
その結婚はあ、そうするとお、おいくつぐらいの方と？

相談者：
えっと、６つぐらい下の人です。

今井通子：
っていう事は、現在だと、７０・・・

相談者：
４、５ぐらいですね。

今井通子：
よ、４才くらい？

相談者：
はい

今井通子：
その・・奥様は、今も、いらっしゃるわけ？

相談者：
います。

今井通子：
はい、じゃあ、それで、お二人はあ、

相談者：
うん

今井通子：
現在どこで住まわれてんですか？

相談者：
今、いむ、家を建てたとこから、約１時間半ぐらいのとこに住んでます。

今井通子：
それは、借家？

相談者：
中古の、いちお、家を買ったんです。

今井通子：
持ち家に住んでらっしゃると。

相談者：
はい

今井通子：
はい
そしてえ、あなたの息子さん、

相談者：
あん

今井通子：
息子さんは、お一人？

相談者：
ん、２人です。

今井通子：
お二人息子さんいらっしゃる。

相談者：
はい

今井通子：
上の方は何才ぐらい？

相談者：
５０ぐらいだと思います。

今井通子：
５０ぐらい？

相談者：
ええ

今井通子：
じゃあ、下のお、息子さんは？

相談者：
じゃ、じゅ、じゅ、１０（とう）ぐらい下だと思います。

今井通子：
はい

相談者：
はい

今井通子：
で、今あ、そのお、息子さんに１千万借金してかえ、あの、しかも、あげてえ、

相談者：
ええ

今井通子：
土地をお、あのお、これは、元々の、持ってらした土地？

相談者：
そうです。

今井通子：
うん、持ってらした土地をあげたと。

相談者：
うん

今井通子：
これは、上のお子さん？それとも、下・・

相談者：
上です。

今井通子：
あ、上の、じゃ、５０才ぐらいの息子さん？

相談者：
今ね。

今井通子：
うん

相談者：
うん

今井通子：
そうすると、３年前にい、

相談者：
うん

今井通子：
土地と、お金を、あげた段階で、

相談者：
うん

今井通子：
ご長男は、

相談者：
うん

今井通子：
そこの土地に家を建てたのね？

相談者：
うん、建てちゃったんです。

今井通子：
はい

相談者：
うん

今井通子：
で・・

相談者：
出せるから、

今井通子：
うん

相談者：
「金、くれ」っつったんだけど、前の母ちゃんと苦労してえ、あれだったんだけど、癌でえ、やってるし、だ、出したくない、ないと思ったから、長生きできねえと思ったからあ、だから部屋を作れば、ような条件で、渡したんですよね。

今井通子：
うん

相談者：
うん

今井通子：
それでねえ？

相談者：
はい

今井通子：
そのお、そこの家を作ってえ、

相談者：
はい

今井通子：
そいで、あの、もう、息子さん達はあ、

相談者：
うん

今井通子：
息子さん達だけで、そこの新しい家に住んでらっしゃるわけね？

相談者：
そう、そうだと思います。

今井通子：
で、下の、む、息子さん、

相談者：
うん

今井通子：
４０才ぐらいの息子さんはどうしてらっしゃるの？

相談者：
だから・・電話すっと、切っちゃうんですよね、携帯電話だと、俺から電話あると。
だから、で、出ないんですよ。

今井通子：
ほお、下の息子さんは、じゃあ、下の息子さんには、だって、土地もお、

相談者：
うん

今井通子：
お金もあげてないんでしょ？

相談者：
うん、だけどお、小さい時からあ、あんまり、合わなかったような、い・・なんか・・（言葉を詰まらせて）

今井通子：
そうすると、もう、早いうちに、独立されちゃったのかしら？

相談者：
だから・・前の母ちゃんが死んで、間もなく、出てっちゃったんですよね。

今井通子：
うーん・・なるほどお。

相談者：
うん、それで、このお、３ヵ月、４ヵ月前には、せがれ２人と、

今井通子：
うん

相談者：
わたしと、

今井通子：
うん

相談者：
３人で、「少し援助してくれよ」っていうような調子で、そしたら、
「２万円ぐらいは、出していいなあ」な、ぐらいで、言ってくれたんだけど、

今井通子：
うん

相談者：
だけど、帰ったら、これも、誰が言ったんだか知らんけど、嫁さんが言ったんだか、なんか知らん、全然、そないして、してくれないんですよね。

今井通子：
うん

相談者：
せがれが、もう。

今井通子：
お２人とも？

相談者：
うん、下の奴は、「うんうん」つってるだけで、そ、うん、せがれは、始めから出ない、下のはね。

今井通子：
うん

相談者：
電話には、出ないんですよ。

今井通子：
そうするとお、

相談者：
はい

今井通子：
その、息子さんにい、

相談者：
うん

今井通子：
１千万をあげたあ。

相談者：
うん

今井通子：
で、あなたはそれを、借金したんでしょ？

相談者：
いや、借金は、３００万で、ぐらい。

今井通子：
ああ、なるほど、

相談者：
うん

今井通子：
じゃあ、自分の持ってらっしゃったお金とお、

相談者：
うん

今井通子：
借金３００万をお、

相談者：
うん

今井通子：
息子さんに１千万、

相談者：
ええ、１千万

今井通子：
耳を揃えてえ、

相談者：
はい

今井通子：
お渡しになったわけね？

相談者：
ああ

今井通子：
で、今のお話で、わたし聞きたかったんだけどお、

相談者：
うん

今井通子：
その息子さんとの契約書は、何にも書いてないのか？

相談者：
何にも書いてない。

今井通子：
うーん・・

相談者：
何も書いてないで、ぼやっとしたよな状態で、

今井通子：
うん

相談者：
ちょうど・・ひ

今井通子：
で、その時は、でもあれ？

相談者：
うん？

今井通子：
「部屋を一つ作ってくれよ」と、言ったあ、

相談者：
うん・・うん、うん

今井通子：
それに対して、「うん」と言ったんですかあ？

相談者：
言ったるよ・・言った。

今井通子：
なるほど。

相談者：
うん

今井通子：
から、土地は、元々持ってらした土地？

相談者：
うん、わたしが、昔、持ってた土地です。

今井通子：
これは、何年間ぐらい持ってました？

相談者：
もう・・・３０年以上だと思います。

今井通子：
３０年、以上？

相談者：
あん

今井通子：
はい

相談者：
はい

今井通子：
持ってらした、

相談者：
うん

今井通子：
土地をお、これは、名義を書き換えたの？

相談者：
書き換えられたんです。
あの、丁度、具合悪かったから、何もかも、あの、実印も何も渡しちゃったんですよね。

今井通子：
うん

相談者：
うん、それで、あるところお、で、調べた、ら、全部、向こうのものになってんですよね。

今井通子：
うーん

相談者：
うん

今井通子：
ああ、これは、じゃあ、あの合意で書き換えたんじゃなくって、

相談者：
うん

今井通子：
全部渡しちゃったんで、

相談者：
渡しちゃった、実印渡しちゃったから、もう、

今井通子：
うん

相談者：
こんなやつを

今井通子：
ご長男が、それでえ、

相談者：
うん

今井通子：
書き換えちゃったわけね？

相談者：
うん

今井通子：
はい。
で、あなたは、他には、土地とか持ってない・・

相談者：
うん、持ってない。

今井通子：
なってないのね？

相談者：
はい

今井通子：
で、今の生活はそうすると、年金生活？

相談者：
国民年金だし、

今井通子：
うん

相談者：
５万か、６万ぐらいしか無いからあ、

今井通子：
うん

相談者：
でえ、今の母ちゃんも、そんなにもう・・持ってなくて、２、３万だ、月２、３万だと思うんですよね。

今井通子：
うん
奥様の、国民年金

相談者：
何かね、よく聞かないけど、２、３万らしいんですよね。

今井通子：
２、３万

相談者：
月に。

今井通子：
２、３万は、奥様が持ってらっしゃると。

相談者：
いやいや、入れてくれてるんです。

今井通子：
うん、うんうん

相談者：
それで、生活してるんです。
あのお、

今井通子：
で、あなた自身はあ？

相談者：
はい

今井通子：
何をしたいんですか？

相談者：
だからあ、

今井通子：
要するにい、

相談者：
うん・・・

今井通子：
１千万、あげました。

相談者：
うん

今井通子：
土地も、あげました。

相談者：
うん

今井通子：
そこでえ、約束としては、口よ、約束だけなんだけどお、

相談者：
うん

今井通子：
えー、部屋を一つ、あなたの部屋を、

相談者：
うん

今井通子：
建ててもらいますと、

相談者：
うん

今井通子：
約束をしたのに、建ててもらえませんでした。

相談者：
うん

今井通子：
それをお、取り戻したいっていう事？

相談者：
取り戻したいよりか、んもう、それは良いんだけど、だから、あの、月にねえ？

今井通子：
うん

相談者：
「３万ぐらいくれないか」って言うんですよ。

今井通子：
あ、これだけの事をしてあげたのでえ、

相談者：
うん・・も、ど・・

今井通子：
「今後、月に３万ぐらいは下さい」と。

相談者：
うん、だからね？

今井通子：
はい

相談者：
３００万借りてんだから、

今井通子：
うん

相談者：
「月３万ぐらいを、もらえないか？」っつうんで、

今井通子：
うん

相談者：
で、あのお、せがれ２人と、相談したら、「２万ぐらいなら・・」っていうよな、話は出たんだけど、それ、が、全然断ち切れちゃってえ、

今井通子：
うん

相談者：
だからあ、せがれ達はね、

今井通子：
うん

相談者：
「ほんな、ごちゃごちゃ言うんならね」

今井通子：
うん

相談者：
「弁護士立てて来い」って言うんですよね。

今井通子：
で、そのお、わたしが気になるのは、

相談者：
はい

今井通子：
３００万をか、借金しましたねえ、

相談者：
うん

今井通子：
お相手は、どういう方なんですか？
あ、ずーっと、待ってくれるの？

相談者：
で、この３００万を借りてるのは、

今井通子：
うん

相談者：
だから、今の住んでる家を、だから今の母ちゃんに渡すっていう事で、

今井通子：
うん

相談者：
この間、公正証書みたいのに行って、

今井通子：
うん

相談者：
帰って来たんですよね。

今井通子：
あ、３００万って何、

相談者：
うん

今井通子：
今の奥さんに借りたの？

相談者：
そうです。

今井通子：
あ、そういう事？

相談者：
うん

今井通子：
でえ、これを

相談者：
うん

今井通子：
これをお、

相談者：
うん

今井通子：
どういう形で、やったら、

相談者：
うん、どうしていいのかな？と思って、

今井通子：
お金が、ま、月に３万ずつもらえるようになるかを、

相談者：
うん

今井通子：
教えて欲しい、という事？

相談者：
うん、そうです。

今井通子：
分かりました。

相談者：
はい

今井通子：
今日はですね、

相談者：
はい

今井通子：
弁護士の坂井眞先生が

相談者：
はい

今井通子：
いらしてますので、

相談者：
はい

今井通子：
伺ってみたいと思います。

相談者：
はい

今井通子：
先生、よろしくお願い致します。

相談者：
お願いします。

（回答者に交代）