（再びパーソナリティ）

柴田理恵：
いや、あのお、確かにい、旦那さんはお婿さんじゃないですか？

相談者：
はい

柴田理恵：
この中で、唯一他人なのは旦那さんですよね？

相談者：
そうです。

柴田理恵：
うん・・そしたら、旦那さんの事、守ってあげなきゃいけないんですよね？

相談者：
ええ

柴田理恵：
あなたがねえ。

相談者：
ええ

柴田理恵：
あなたが、ご主人の事も考え、

相談者：
はい

柴田理恵：
で、ご両親の事も考え、

相談者：
はい

柴田理恵：
で、逆にご両親と、

相談者：
ええ

柴田理恵：
ご主人が仲悪くならないように、

相談者：
ええ

柴田理恵：
こう、繋いであげる事があ、

相談者：
ええ

柴田理恵：
大事なんですね。

相談者：
はい

柴田理恵：
はい

相談者：
分かりました。

柴田理恵：
はい

相談者：
はい

柴田理恵：
よろしいですか？

相談者：
はい、ありがとうございました。

柴田理恵：
はい、はーい、はい

相談者：
はい

柴田理恵：
失礼致しまーす。

相談者：
失礼致しまーす。

柴田理恵：
はい

（内容ここまで）

息詰まる攻防だった。（大げさ）

女　　　　主人とも話はしてます。
大原　　ご主人さまよりあなたの意向の方が強いでしょ

女　　　　名字を変えるっていう事ですか？
大原　　名字を変えるのはあなたが彼と結婚したかったんですよ。

女　　　　主人とわたしと相談した上でのお、結果ですので
大原　　そうです。何故言うかっていうと、両親、過干渉じゃなかったですか？

女　　　　朝も早い仕事だったので、どうしても
大原　　あなたの一番いけないところはですね、色んな理由を付けるんです。

 

こういうときの大原先生は実に頼もしい。
最初、柴田さんの迎合にイラついてた（アタシが）から余計ね。

結論にロックオンしたらそこに向かって外さない。
切り返されたら、切り返す。
それでも切り返してきたら、スリ替える。（笑）

いや、三石、大迫と、この番組、頼もしくない女なんていないんだけどさ。

 

大原敬子　　その場その場だけ良ければいい

ほんとこれ。
女もそうだけど、両親にも年の功みたいのがまったく感じられないのね。

発言とかは、どうせこの女の都合のいいように切り取ったものだけど、１０年以上も先の婿の定年後のことを約束させるとか、バカバカしさに気づかないのか？

だいたい結婚を許す条件とか、娘の出産リミットを一体どう考えていたのやら。

 

週末婚。
使い始めは内舘ドラマだと思う。
見てたし。

ＴＢＳ系列　金曜ドラマ　『週末婚』　１９９９年
脚本：　内舘牧子

げ、もう１７年も前か。

この枠って、山田太一脚本の『ふぞろいの林檎たち』とかいいドラマが多かったなあ。
今は知らん。

インターネットなんて回線遅いし、見るものなかったし、検索エンジンはクソだし、帰宅後の娯楽はもっぱらドラマ鑑賞。

でも内容は、週末婚がメインテーマと言うより、姉妹の確執に男関係をからめたドロドロ。

松下由樹と永作博美との口げんかの長セリフが強烈でさ。
今見るとコントだけど。