50歳の娘は片付けられない。実は娘家族の家に上げてもらえない寂しさ
(再びパーソナリティ)
柴田理恵:
あ、あのねえ?
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
あのお、今、あなた78歳じゃないですか?
相談者:
そうなんです。
柴田理恵:
ねえ、そしたらもうちょっとするとねえ?
相談者:
はい
柴田理恵:
段々、片付けも億劫になって来ると思うんですよ。
相談者:
そ、多分そうだと思います。
柴田理恵:
ねえ?
相談者:
はい
柴田理恵:
そういう時に、
相談者:
はい
柴田理恵:
段々、も、あと3年ぐらい経てば・・娘さんが掃除に来てくれますから。
相談者:
そうでしょうか。
柴田理恵:
ホントに、わたしもねえ、
相談者:
はい
柴田理恵:
母の家、いっつも、「掃除しろ掃除しろ」って怒られてた母の家を、
相談者:
はい
柴田理恵:
今はたまに行ってえ、
相談者:
はい
柴田理恵:
冷蔵庫の中にい、
相談者:
ああ
柴田理恵:
あー、忘れてる物ないかな?、とか、
相談者:
はい
三石由起子:
うん
柴田理恵:
見て、
相談者:
はい
柴田理恵:
「これはもう、真っ黒になってっから捨てるよお」とかあ、そやって、片付けしてます。
相談者:
そうですか(笑)
三石由起子:
うんうん
柴田理恵:
だからあ、きっと、
相談者:
はい
柴田理恵
あの、娘さんも、
相談者:
はい
柴田理恵:
そうやって、あの、お母さんの、片付けしてくれるようになりますよ。
相談者:
そうでしょうかねえ。
柴田理恵:
だって、
相談者:
はい
柴田理恵:
「お母さんの分も、これ買って来たわよ」という、優しい娘さんなんだもん。
三石由起子:
うんうんうん
相談者:
いやあ・・
柴田理恵:
だから、うん、
相談者:
はい
柴田理恵:
お母さんもお、
相談者:
はい
柴田理恵:
あのお、も、そういう風に、まあ、娘から何でもしてもらってるわっていう気持ちで、
相談者:
はい
三石由起子:
うん
柴田理恵:
気楽に遊びにい、行ってみてはいかがですか?
相談者:
はい、し、そのようにしてみます。
三石由起子:
うん
柴田理恵:
はーい
相談者:
はい、ありがとうございましたあ。
柴田理恵:
はーい、はい、失礼しますう。
相談者:
はい、すいません。
三石由起子:
どうもどうもお。
相談者:
はい、ごめん下さい。
(内容ここまで)
なんや、行き遅れ女のゴミ屋敷を期待してたのに。
それどころか、
生ゴミはちゃんと片付けられている。
トイレ、水回りはキレイ。
このメリハリ。
風水ドクターコパ、とか、スピリチュアル江原啓之とかの詐欺師連中に絶賛されそうな勢いだ。
要は整理整頓が苦手なだけ。
苦手って言うより、雑然さが性(しょう)に合ってるんだな。
アタシと似てるかも。
インテリア雑誌に載っているスッキリ部屋は好きじゃないの。
だけど、臭いとかには人一倍敏感で、洗い物が溜まっているのは許せない。
アンタさ、娘でホント良かったよ。
もしこれ息子だったら、もの凄く嫌な姑になってるから。
興味どころは何でアンタらが母と娘なんだ?ってところだけど。
女 「私達の頃は片方が片付けると片方はやらないっていうようなイメージがあるんです」
ああ、そういうことね。
性格は父親に似たんだ。
50代の夫婦に23の子供。
もう完成されちまった家庭に一体何しようとしてるんだか。
三石由起子 「あなた寂しいんです」
全くその通りなんだけど、驚くのは自覚の無さ。
女 「私が行っても居留守を使う」
マジ?、本当なら78の母親を門前払いってよっぽどだよ。
それでもって今日の相談内容。
それをまた真面目に相談してるってところがね。
闇は深い。
この相談者がやっていることは、子供部屋に声かけもノックもなくドアを開けようとしてるのと同じです。
娘夫婦は仲睦まじくいるところかもしれない。
この年代はそんな発想もなく、寂しさから訪れますが、そんな時でなくとも、相手の状況にかまわないので対応に困ることがあります。
せめて電話一本入れてくれればと思います。