息子家族と同居して元気に働く女75歳がそれでも不満なワケ。目指すべきは内的成熟

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
#$%◆はい、えへへ(笑)

加藤諦三:
あなた75歳で今健康で働けてるわけですよね?

相談者:
ええ、はい

加藤諦三:
それからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
色んな、人間関係も、恵まれた環境ですよね?

相談者:
はい、ひふふ(笑)

加藤諦三:
でもあなたが何で今、こんなような、ふ、電話を掛けて来るかというと、

相談者:
はい

加藤諦三:
ずーっと、夫が亡くなられてから、

相談者:
そうです・・はい

加藤諦三:
ずーっと、必死になって、

相談者:
ええ

加藤諦三:
働きずくめで働いて生きて来たんでしょ?

相談者:
・・あ、はい

加藤諦三:
その、働きずくめの人生の中で、ふと、親を看取って安心して、

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
気が付いた時にはあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
何か自分の人生に、ぽっかり穴が開いたような、

相談者:
ええ

加藤諦三:
空虚感が今、来てんですよ。

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
で、その空虚感をう、埋める時に、

相談者:
はい

加藤諦三:
気持ちは分かりますけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
お孫さんに行くっていうのは、

相談者:
ああ、はい(苦笑)

加藤諦三:
でも、

相談者:
はい

加藤諦三:
今あなたが、目指さなきゃならないのは、

相談者:
ええ

加藤諦三:
内的成熟なんですよ。

相談者:
・・

加藤諦三:
あの今までねえ、

相談者:
ええ

加藤諦三:
せっかく積み上げて来た人生なんです。

相談者:
ええ、はい

加藤諦三:
だから、この積み上げて来た人生を振り返って、

相談者:
はい

加藤諦三:
成熟の方向、人との関係から、内的成熟に、

相談者:
ええ

加藤諦三:
切り替えて下さい。

相談者:
ふふ(苦笑)そうですね。はい

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。

相談者:
色々、ありがとうございました。

加藤諦三:
何事も、当たり前と、思うな。アルフレッド・アドラー

(内容ここまで)

2、3年前に看取ったのって実の母親なのかしら。
あれだな、男短命、女長寿の家系なんだな。

笑わないで。
あるんだから、そういうの。

で、そこから次男家族と同居とな。
フム。

いや、そら、こうなる。
どうせそれまでだって、ババと大ババが暮らすとこになんて、子どもたちを連れて行ったりしてないんでしょ。

 

中川  「んなの当たり前で、あたしなんか娘とだって話通じないだから」

まったくのピント外れ。
あのね、家族だったら話通じなくても、なんの問題もないよ。
よく言うでしょ、沈黙に耐えられる時間が親しさのバロメータ。

普通、食卓の会話ってのは、その人に向かって話してても、みんなに聞かせるつもりでしゃべってるもんなの。
で、分からなきゃ聞けばいいし、聞かれた方は説明するし、面倒くさければ、「アンタには関係ないの」とか平気で言うし。

よそよそしくて、そういうことも出来ないで、疎外感を味わっているわけよ。
その理由は家族になっていないから。

おい、次男夫婦。
形だけ作って胸張ってないか?

 

中川  「何か自分の楽しみを」

こういうのも良く言うんだけど、50年家族のためだけに生きて来た人がなかなかね。

なんか、役割を見つけたいよね。
嫁が台所仕事とかを、少し任せてくれたりするといいんだけどねえ。
たぶん、それは死んでも嫌なんだな。

時間が解決してくれることを信じよう。

 

忘れとった。
長男の嫁?
これは、中川先生言うとおり。
あきらめるしかない。

予告なしに、「下に来てるの」
って言われてもねえ。

てか、歓迎されないところにノコノコ出かけるって、何かの罰ゲーム?
気にしいのアンタにとっちゃ、次男家族との食卓の比じゃないと思うよ。

 

おーい、森田好々爺、出番だっつの。

「奥さまねぇ、お母さんいくつで亡くなったのぉ?・・ああ、そお、オレとあんまり変わんないよ。あのねぇ、いい?、オレが代わりに言うけどさ、あなた、よく頑張って来たよぉ、ご主人早くに亡くされて・・アアヤコウヤ」

 

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