借金の踏み倒しを許す民事の判決の限界。夜逃げに為す術なし


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(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
ええ

相談者:
ありがとうございます。

加藤諦三:
あの今ね、中川先生がおっしゃったようにね、

相談者:
はい

加藤諦三:
割り切るっていう事お、大切だって、おっしゃって、ほんっとにその通りです。
それであなたが今ね、割り切れないのは、な、なんでだと思いますか?
なんで、ここまで54万5千円に執着してんだと思う?

相談者:
あのね、お金っていうよりも・・

加藤諦三:
そうです。

相談者:
悔しさ。

加藤諦三:
そうです。
だから、その悔しさは、恐らくあなた、まあー「13年前ぐらいに離婚した」って言いますけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
離婚ん、を、含めてね、

相談者:
はい

加藤諦三:
長い人生、物凄い色んーな、怒りとか敵意とかあったん、そして、ずーっと抑えて生きて来たんでしょ?

相談者:
・・はい

加藤諦三:
その長い、長い人生で、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの心の中に、

相談者:
はい

加藤諦三:
隠された怒りや、ね・・憎しみ、敵意が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
・・放されてないわけですから。

相談者:
あ・・

加藤諦三:
その、その悔しさは。

相談者:
・・うん

加藤諦三:
その、隠された敵意が・・54万円の執着となって現れてんです。

相談者:
・・うん

加藤諦三:
だから・・中川先生言ったように、割り切るためにはね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたこのお・・68年間の人生をずーっと振り返って、

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしは、あの人に、
あっ・・あの人にこういう屈辱を与えられた・・

相談者:
はい

加藤諦三:
悔しかったけど、ジッと我慢した。

相談者:
はい

加藤諦三:
あ、そういえばあの時あの人にまた騙されたと。

相談者:
はい

加藤諦三:
色んな長い人生の・・

相談者:
・・はい

加藤諦三:
人間関係をぜんーぶ整理して下さい。

相談者:
・・分かりました。

加藤諦三:
・・それが整理できれば、

相談者:
はい

加藤諦三:
50万円の執着は消えます。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
取られた、発端だって罪の意識でしょ?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
だから今の困難は、

相談者:
はい

加藤諦三:
過去の出来事の未解決な表現なんです。

相談者:
・・うーん

加藤諦三:
あなた、色んな事を未解決なの。
解決してないの。
心の中で。
だから・・これからしっかりと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
未解決な問題を、何が解決してないかを、きちんと、明らかにして、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・それで、この54万はすっかり忘れましょ。

相談者:
・・分かりました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
人を操作する一つの方法は、相手の罪の意識に訴える事です。

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(内容ここまで)

つまり、いわゆる夜逃げに遭ったわけだ。

自己破産だと、合法的に返さなくてもいいのに、それすらできないんだな。(*)
貸しちゃいけない人に貸したもよう。

(*)自己破産できない:
自己破産は返済能力が追いつかないことが前提となるが、そうであっても、以下のような免責不許可事由に該当すると免責許可(借金の棒引き)が下りない。
・自己破産して年数が経っていない。
・破産前に借り入れしている
・資産隠しがある
etc.

 

巧妙に言い寄ってきたとかなら分かるけど、夜中にドアを叩き続きるとな。

それ取り立て側のやることじゃ・・
そんな態度のデカイ無心ってある?

 

加藤諦三 「ちょっと理解しにくいんですよねえ」

人間、理由がないと貸さないわけで、それは心理的にも。
優越感、寂しさ、孤独の恐怖、そして負い目。

最後、相談者は罪の意識だったことを認めてましたが、
例えば、貸さない方が悪いような気持ちにさせるみたいな。

小さな貸しを与え続けた後で、過大な要求をするのはヤクザのやり口。

今日の格言は借りに来た人の行為のことを言っているんだけど、操作されてしまう相談者への戒めでもある。

 

でも68歳がよくやったと思うよ。
これ本人訴訟でしょ?

もっとも、少額訴訟(*)は本人訴訟が前提。

(*)少額訴訟制度: 
訴訟費用や手間がネックとなって泣き寝入りするケースに対応するため、処理の迅速化を図り1998年から設けられた制度。
60万円以下の民事案件を扱う。
審理は1日で、その日に判決が下りて確定する。(控訴できない)
代理人を立てても別に構わないが、申立人、弁護士ともにペイしない。

 

あと、

警察: 詐欺にはならない。
中川: 詐欺にはならない。

ま、そうだけど、警察はともかくとして、中川クンは、も少し説明したら?

 

アタシの理解だと、
詐欺だけど、それを立証できない。

こう。

つまり、はなから返すつもりなんてなかったの。
本来、これで詐欺罪は成立する。

だけど、それは内心の問題であって立証できない。

ただ、この立証できないっていうのも、手抜きに過ぎない。
だって、捕まった詐欺師は例外なくこう言う。
「騙すつもりなんてなかった」

それを詐欺罪に持っていくのは、状況証拠に他ならない。

成人式に着る着物のレンタル契約を結んでいた貸衣装屋が成人式当日にもぬけの殻になっていれば、だますつもりは無かったというのは苦しい。

ただこれだって、警察が動いたのは、被害者数が多くて、騒ぎが大きくなってからだ。

ま、手抜きというのは言い過ぎかもしれん。
マンパワー不足であり、経済的問題。
公権力って言ったって税金で賄われているわけだし。
弁護士だって商売だ。

これを利用した隠れ犯罪者がウジャウジャいるってこと。
引っかかれば貸し手責任として被害者が負うことになる。

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