ろう者の夫を支えるアタシに離婚を勧める母。見透かされている心の迷い
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
こんにちは、よろしくお願い致します。
高橋龍太郎:
んまあ・・えー、お母さんがそういう事、止めないのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あなたに心お・・の、動揺があるからですよ。
相談者:
・・
高橋龍太郎:
あなたがお母さんに、つけ込まれるような、動揺を見せるからあ・・お母さんとすれば、あっ、もっと責めれば、娘はこっちに来る・・っていう風に思ってるわけ。
例えば「結婚に反対だったんだよ」・・一人娘が、遠くに行けば・・どんな理想的なお家でも、でも、そこが理想的だったらば・・なかなか言いにくいけど、それでも多分、このお母さんだったらば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー「年取ったら一緒に住んでね」って言いかねないと思いますよ。
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
だってあなたの動揺の仕方はそうじゃない。
「この結婚に反対だったんだ。わたし親不孝者なのかもしれない」って、思うでしょ?、そう言われて。
相談者:
はい、そうで・・
高橋龍太郎:
普通のあなたが、結婚生活を営んでて・・もう親が弱って来たから
「一緒に住んでよ」って言われたときに、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
「いやもうわたしは、こっちでもう生活を決めたから、一緒に住めないよ」って・・きっちり断れる?
相談者:
・・いや、自信ないです。
高橋龍太郎:
自信ないでしょ?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから・・例えば、支えて欲しいっていうような・・あなたの・・その気持ちはあ、あなたの弱さの表れだよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ご主人、と向き合って娘と3人で・・周りから何と言われようと、支えたいっていう風に、100%あなた思ってないからお母さんに突っ込まれるのよ。
相談者:
うーん・・はい
高橋龍太郎:
あなたが本気で思ってたらお母さんなんか・・いくらどう言おうと、突っ込まれようがないじゃないの。
相談者:
うん、はい
高橋龍太郎:
問題は・・お母さんが、突っ込む余地はあなたの側にあるんですよ。
だって最終的に、先に弱るのは親なんだから。
相談者:
・・はい
高橋龍太郎:
強い、娘に・・いくら言っても、言う事聞かないと分かったら、今度自分たちの身を守るために下手に出て来るよ。
そりゃ、いずれは、もう70近いんだから。あなたに面倒看てもらわなきゃなんないの・・親の方なんだから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それを、そこまで強気に言わせるのは・・あなたが・・心の奥底で、お母さんの言う事に、何割かの真実はあるなっていう、こと・・それが見透かされてるってことですよ。
相談者:
うーん、やあ、そうですねえ
高橋龍太郎:
ね
相談者:
うん
高橋龍太郎:
だからそれをお、あなたが封印できない限りは・・同じやり取りが続くと思うよ。
相談者:
・・うーん
高橋龍太郎:
たださ・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
こう言っちゃなんだけど。だって、まったく、ね、両耳がどの程度聞こえないか分かんない、聞こえない人を・・ちゃんと会社が支えてくれる・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから娘さんだって・・
「ちゃんとお父さんー・・を支えてやって行こうよ」って多分言ってくれてる。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それはやっぱりさあ・・それこそ、赤の他人でさえそれだけ支えるんだったらあ・・夫婦となったからには僕は(わ)そ、僕は、もう・・決心して。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
100%・・夫と一緒に・・家庭を添い遂げるっていう強い意思を・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
示すべきだと思うけど。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だからあなたが隙を見せずに・・ちゃんと対応すればお母さんはそのうち、言わなくなるか。
もしくはそれでも言ってたら今度逆に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
「そんなこと言い続けれてると、お母さんが弱った時にわたし面倒看てあげられなくなるよ」って言いなさい。
相談者:
・・あん、そうなんです、そしたら、
「もういいよ、面倒なんて看なくていいから」ってもう・・
高橋龍太郎:
うん、じゃ・・
相談者:
ホントに、#$%◆
高橋龍太郎:
もうそれで・・だって、そういう人に限って自分が病気になった時に、
相談者:
(苦笑)
高橋龍太郎:
もう、ワナワナしてあなたに毎日電話掛けて来るよ。
相談者:
あは(苦笑)
高橋龍太郎:
「でもあの時に『もう面倒看なくていいよ』って言ったわよね?」
相談者:
うん
高橋龍太郎:
「『もうわたしは一生あなたを、面倒看ないわよ』って言ったよね?」っていう風に言ってごらん。
そん時初めてお母さんは気付くのよ、自分がどんな・・酷いことを言ってるか。
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
でも想像力がないってそういう事だから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あなたが・・強くある以外に、お母さんを撃退する方法はないと思うよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
(笑)はい、どうですか。
(再びパーソナリティ)