破綻した住宅ローンにしがみつく冷めた夫婦。この期に及んでなぜか夫を信じる女

(再びパーソナリティ)

今井通子:
お分かりいただけました?

相談者:
はい

今井通子:
・・で、ご自身ではどうしようと思われてる?(笑)

相談者:
そうですね、出ることにな・・ったらあ、んもう一人で・・出て行く、ことをお・・にするう・・と思います。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい。ただ何か、その65になったらあ・・

今井通子:
うん

相談者:
あのお・・え「年金が増えるから、大丈夫だ」って言ってるのでえ、

今井通子:
うん

相談者:
また半年様子見てみようと思います。

今井通子:
分かりました(苦笑)

相談者:
はい

今井通子:
じゃそういうことで。

相談者:
はい

今井通子:
はい、失礼しまーす。

相談者:
ありがとうございましたあ。

(内容ここまで)

完済は74か。
まさに住宅ローンと共に生きるって感じだな。

年金生活のくせしてボーナス併用とかイミフ。
もっとも、こういう人は多くて、退職金で繰り上げ返済する計画が何らかの理由で頓挫したケースだ。

夫の場合、大金を手にした途端、欲が出た。
ローンの返済に充当すればつつましい年金暮らしだが、2倍に増やせば、ローンも返せて、退職金も手元に残る。

考えたことってこんなとこだろう。

退職金を運用に回すという考え自体は悪くはないよ。
2千万を年利5%で運用すれば100万。
年間ローンの大半を賄える。
さらに、その100万を使わずに再投資すれば、8年で3千万だ。

ミドルリスクぐらいは取る必要はあるけど、それだって長期スパンで考えればいいだけ。

もちろん、退職金はタネ銭として使えないから、悠々自適な老後は当分の間おあずけだ。

そのために、定年を迎えた男がやらなきゃいけなかったのは、嘱託で残るなり、再就職するなりして、退職金に手をつけずに、やれるところまで引っ張ることだった。

これが我慢できなかったんだな。
カネと同様、浪費した時間はどうしようもない。
短期で一儲けなんて考えるからこうなる。

 

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