反目する姑が呼び寄せた義理の兄。「出て行かないと調停起こす」張り紙していい?
テレフォン人生相談 2017年7月7日 金曜日
実家の敷地の別棟に住む義母が義理兄を呼び寄せ一緒に暮らしている。義理兄の居候をやめさせたい。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女53歳 夫59歳 夫の母87歳 夫の兄62歳
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
今井通子:
はい。今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
あのお・・義理の母のところに、
今井通子:
はい
相談者:
長男が、ま、住み着いてしまっている、母は入院しているようなんですが。出てえ、行ってもらう事ができないのか?、というようなことです。
今井通子:
まず、あなたはおいくつ?
相談者:
53です。
今井通子:
53歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?
相談者:
59です。
今井通子:
59歳
相談者:
はい
今井通子:
それで、お兄さんがいらっしゃるの?
相談者:
はい62です。
今井通子:
62歳の、お兄さんがいらっしゃる。
相談者:
独身です。
今井通子:
で、そのお・・住み着いているっていうのは、
相談者:
はい
今井通子:
あなた達は別に住んでんのよね?
相談者:
ええそうです。
今井通子:
うん
相談者:
あのお・・わたし達、寺院なんですね。
今井通子:
お寺さん?
相談者:
はい。で、先代さんは、20、4年、ぐらい前にもう亡くなっています。
今井通子:
お母さんの・・ごしゅ・・
相談者:
そう、ぎぎ、所謂、ぎ、義父ですね、義父は。
今井通子:
うん。それで、お義母さまは、おいくつなの?
相談者:
87です。
今井通子:
87歳で、
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、後継いで、
相談者:
はい
今井通子:
62歳のお兄さんは、後を継いだわけ?
相談者:
継がないです。あのお、わたしの主人が、次男なんですけど、寺を継いだわけです。
今井通子:
で・・そうするとそのお兄さんは、
相談者:
はい
今井通子:
何してらっしゃんだろ?
相談者:
えー以前は、塾か何かの講師をやっていたようなんですが詳しいことはわたしも、あのハッキリは分からないですう。
今井通子:
あ、今はじゃあ何?
あの、無職で住み着いてんの?
相談者:
たぶん、たぶんそうだと思います。
絶縁状態というか。何も情報がわ、ない、ないというか、何も・・言葉を交わさないので、
今井通子:
はい
相談者:
そういったあ、ことがプライベートなことがちょっと分からないんですわたしも。
主人も、聞いても、あの、何も・・くわ、関わっていないというよな言い方するんですね。
今井通子:
ご主人はあ、でもご住職を継がれたわけでしょ?
相談者:
そうです。
今井通子:
そうするとお・・あなた達もお、お寺に住んでらっしゃるわけ?
相談者:
そうです。
今井通子:
住んでいる、けど・・そのどっかの部屋に、お兄さんが、
相談者:
ええ、あの・・
今井通子:
居着いた・・
相談者:
所謂あ・・裏側に、
今井通子:
うん
相談者:
あの・・隠居所というか、ま、名目上は、研修所というような名目で、
今井通子:
うん
相談者:
あの先代さんが、自分の、お金で、ま、所謂小さな・・隠居部屋というかね、小さなつっても、あの居住できるような・・隠居部屋を・・
今井通子:
ああ・・
相談者:
建ててあって、裏、全く、すぐ裏です。
今井通子:
そこにお兄さんが住んでる?
相談者:
ま、来てしまってるって感じですね。
今井通子:
うん。いつ頃から住み着いてんですか?
相談者:
2ヵ月ぐらい前です。それは・・
今井通子:
2ヵ月前に、
相談者:
ええ
今井通子:
どっかからか、は・・
相談者:
それは母がなんか、足が痛いということで呼び寄せたようなんですね。
今井通子:
んで、お義母さんの、世話をされてるわけ?
相談者:
世話というか、母を病院に、連れて行ってそのまま入院したようです。
今井通子:
うん
相談者:
実はあの、20年程前に、
今井通子:
はい
相談者:
母親が、調停を起こしてるんですね。
「わたしの言う事を聞かない」というような状態で、調停を起こしたんです。
それもその時に、長男が、そういったことを、ま、入れ知恵というと変ですけど、
「そういうものをやった方がいい」というようなことで、弁護士も付けて、調停をやりました。
今井通子:
相手ってのは、あなたのご主人?
相談者:
わたしと、主人です。
わたしが結婚して間もない頃ですけど。
今井通子:
理由はなに?
相談者:
んま・・
今井通子:
あ、言うこと聞かないって(苦笑)
相談者:
あそ、そうなんですよ母が、あの
「わたしの言うことを聞かない」というようなこと。それから、ま関わ、関係が上手く行かないっていうよなことで・・呼ばれました。
今井通子:
うん・・で、それはどういう形で解決したの?
相談者:
これはですね、あのお、母親が、調停を取り下げるということで終わってしまったんです。
今井通子:
なるほど
相談者:
て今、こ、わたしの、言い分だけになってしまうとあれなんですけど、ま、このお母さんは、あの我儘が強いので、治らないでしょう・・あの、このお、状態で、なるべく、軋轢(あつれき)を持たないように、双方関わりを持たないで下さいってなこと、だけが取り決められて、
今井通子:
あ・・はい
相談者:
結局、あの・・
「この調停を取り下げてください」というようなことで、裁判所の方がお母さんに言って、取り下げということで話が、終わってしまったんです。
今井通子:
これはそうすると・・俗にいう嫁姑問題だった?
相談者:
たぶん、そうだと思います。
今井通子:
うーん
相談者:
で長男を、毎週毎週、家に呼んで、二人で、ま、やってた7年間、長男が来てましたね、その頃も。
今井通子:
なるほど
相談者:
で、それなりに波風を立てないように、来たんですが、ここで、えー2ヵ月ほど前に、えー母が、
「足が痛い」というよなことで、き、長男を呼んだようなんですね。
そして、長男が、わたし達の方には、あ、来る、来たことも知らなかったし、ま、その、あと、今度は、所謂見舞いに母のところに見舞いに行って、夜、ここへ、あの寝泊まりするようになってしまったんですね。
今井通子:
うーん
相談者:
で、わたし達からすると、ま、不愉快・・であるということなんですが、この、兄に、ここは・・自分の所有・・権もないし、ここに居られても困るので、ここに居ないでもらう方法はないかというようなことなんですが。
今井通子:
はい
相談者:
ま、絶縁状態ですから、お互い関わらない方がいいっていうよな気持ちなのかもしれませんけど、ま、こういう緊急のことはね・・わたし達としては、やっぱり、言ってもらうこと、わたし達も、最低限の、必要なことは、言ってる・・つもりでいるんですよお、最低限の。
今井通子:
うーん
相談者:
ホントに・・誰かが亡くなったとかね。
今井通子:
うん
相談者:
い、言うていうか、あの貼り紙をしたりして、る、状態なんですけど。
今井通子:
はい。で、そもそもお・・その、お兄さんに、ここに居てほしくない?
相談者:
はい
今井通子:
で、出て行ってほしい。
相談者:
そうですね、で・・
今井通子:
というのが・・どうしたらいいか・・
相談者:
できれば・・
今井通子:
ていうのがご質問じゃないですか。
相談者:
そうです、ただ、先生それがね、この、言葉で言って・・それを、
「分かったよ」って言ってくれるような・・相手でないので、困ってるんですね。
今井通子:
なるほど
相談者:
家庭内のことなので穏やかにホントは話し合い、をして、こ、解決すればいいんですけど。
それを言・・っても、その歩み寄らない・・ていうか、その
「何言ってんだ」っていうような感じでえ
今井通子:
うん
相談者:
も言えば喧嘩になる・・っていう感じですよね。
今井通子:
うーん
相談者:
で今現状ね、じゃ、兄が、わたし達に何かをして来るのかつったら、そういうことではないんです。ただ、も前のことがあるので、やっぱりふ、不愉快。
今井通子:
うーん
相談者:
不愉快であるっていうその、見るだけでもストレスが溜まるので、この方に、その自分で、どちらかで、やってもらうようなことをする、何か手立てがないか?っていう、とこなんです。
今井通子:
ご主人も、そう思ってらっしゃんの?
相談者:
はい。それは、思ってます。ま、それは兄弟なので、多少はね、わたしよりは、あの仕方がないと思ってる部分はあるかとは思うんですが、やはり、気持ち的にはいいものではないと思います。
今井通子:
なるほど、わかりました。
そうするとお、あなたとしてはあ・・法律的な解決法も求める?、よ、要するにあなたのご主人の、ものですからね。
相談者:
ですから、そうですね・・
今井通子:
相続、したの・・
相談者:
だから、あの調停を起こすしかないと。まあね、実はあの、人か言われているんですが、
今井通子:
うん
相談者:
ま、その前に、何か、こう、こ、貼り紙をしてね、聞いて貰うとか。何か、違・・った、ことがまずできないかなっていう・・ところがあるんですが。
今井通子:
が、ごし、ご質問の内容ね?
相談者:
ええ
今井通子:
はい。分かりました。今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の坂井眞先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はいすいません。
今井通子:
先生よろしくお願い致します。
相談者:
はい
(回答者に交代)
お寺の奥様ねぇ。
こんなお寺の檀家だと嫌だなぁ。
まず、自分達の煩悩はらいなさいよ。と言いたい。