家業を営む親子。仕事で息子に注意すると殴られる

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
お願いし、お願いします。

坂井眞:
あのお・・

相談者:
はい

坂井眞
ご相談の・・

相談者:
はい

坂井眞:
内容なんですけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
最初はま「息子のDVだ」とおっしゃって、

相談者:
はい

坂井眞:
息子の暴力、の問題だっていうところから・・

相談者:
はい

坂井眞:
入っていて。

相談者:
はい

坂井眞:
ま、確かに・・顔面殴られて仕事できなくなっちゃうってはそれ自体、問題、だけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
どうもお話をずーっと伺ってますと、

相談者:
はい

坂井眞:
もちろんDVも、あっちゃいかんけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
それだけじゃなくてその、31歳の、息子さんとの・・関係?

相談者:
はい

坂井眞:
どういう風に保って行ったらいいのかな?っていう事も・・ご相談されたいようにも聞こえるんですけど。

相談者:
あ、そうそう

坂井眞:
そっちも結構・・

相談者:
そう、そういう事・・

坂井眞:
大きいんだよね?

相談者:
そうです、そういう事ですね(苦笑)

坂井眞:
そうですよね?

相談者:
はい、そういう事です。

坂井眞:
あのお、顔面殴られちゃ、もちろんいかんし。

相談者:
ええ

坂井眞:
その我々の法律の分野で行くと、

相談者:
はい

坂井眞:
喧嘩なんかで顔面殴っちゃって、

相談者:
はい

坂井眞:
とんでもない怪我をして、刑務所行って来いみたいな事もホントに起きるんですね。

相談者:
はい

坂井眞:
失明しちゃったりとか。

相談者:
はい

坂井眞:
脳に障害与えちゃったりとか。

相談者:
はい

坂井眞:
色んな問題が起きるので。

相談者:
そうです、はい

坂井眞:
それはあのお、どっかできちっと話せるんだったら話した方が・・いいと思います。

相談者:
はあ

坂井眞:
でも、なんかその、その話だけではなくて、

相談者:
ええ

坂井眞:
えー自分からあ、なんかを言うと・・割りとすぐ不機嫌になって、

相談者:
はい

坂井眞:
一番酷い時が、そのな、顔を殴られちゃった時・・

相談者:
あー

坂井眞:
っていうような、ご相談に聞こえたんだけど、そんな感じでいいのかな?

相談者:
そうですね、はい

坂井眞:
それで・・もう一つお聞きしたいのは、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、まあ、具体的な仕事はともかく、その現場で、その職人的な仕事されてるっていう感じなんですかね?

相談者:
あ、そうですね、はい

坂井眞:
だからそのお、キャリアのずっと上のあなた・・

相談者:
はい

坂井眞:
お父さんからしてみると・・

相談者:
はい

坂井眞:
ま、かなりキャリアを積んだ息子さんを見ても、

相談者:
はい

坂井眞:
まだちょっと仕事の、仕方として、

相談者:
はい

坂井眞:
「『ここはもうちょっとこうした方がいいんじゃないか』と言いたくなる」って、こんなイメージ?

相談者:
ええ

坂井眞:
でいいですか?

相談者:
そうですね、はい

坂井眞:
うん。それでそうするとあなたが、そのお・・んまなんて親方っていうか事業主っていうか。

相談者:
はい

坂井眞:
仕事をもらって来るのはあなたなんですか?

相談者:
そうですね。

坂井眞:
でその・・

相談者:
え、今は・・

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
今は両方、息子さんももらって来る?

相談者:
そう、息子が、もうなっちゃってますね。

坂井眞:
あーなるほどね。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
でそこで、力関係も多少変わって来てるんだね、きっと。

相談者:
そうですね。はい、そ、あります。

坂井眞:
昔はお父さんの仕事に、

相談者:
はい

坂井眞:
息子が加わって、

相談者:
はい

坂井眞:
一から教えてあげて、みたいな形なんですよね。

相談者:
はい、そうですね。

坂井眞:
でもう・・えーっとさっきの経歴からいうと31だから、現場あ、に出て10年ぐらいやってるのかな?

相談者:
そうですね。はい

坂井眞:
すっと息子さんも自信がついて来て、

相談者:
はい

坂井眞:
プライドもできて来て、

相談者:
はい

坂井眞:
「いつまでも偉そうな事言うなよ」みたいな感じになってるわけ?

相談者:
はーい

坂井眞:
ですか?

相談者:
そう、そ、そうですね。

坂井眞:
であなたから見ると、

相談者:
ええ

坂井眞:
そうは言ってもまだたかが10年じゃないか、みたいな気持ちもあるんですか?

相談者:
あります、はい

坂井眞:
うん。でまあ、そういうところの関係性をどうするかなんですけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
あの根本的な解決にはならないところで言うと、

相談者:
はい

坂井眞:
ベテランであり、いー、技を磨いて来られたお父さんからすると色々あるとしても、

相談者:
はい

坂井眞:
もう、息子さんがそういう、「うるさいな」っていう事を言って、自分でも仕事を取って来たり、中心でやっている以上・・

相談者:
はい

坂井眞:
あんまりそのお・・そういう、先輩、の、

相談者:
はい

坂井眞:
おそのお・・プロとしてのね、

相談者:
はい

坂井眞:
アドバイスみたいな事は、あまり、言わない・・

相談者:
はい

坂井眞:
ていう事も一つの選択肢だよね。

相談者:
はい、あ、すいません、はい

坂井眞:
えー・・ただそれとは別に・・話ができるんだったら、暴力の問題はちゃんと話しておいた方がいいと思います。

相談者:
あーはい

坂井眞:
そんな気に入らない事があったからと言って、

相談者:
ええ

坂井眞:
えー、人の顔を殴るような事が、事があっちゃいけないと。

相談者:
え、ええ

坂井眞:
ましてこれ外で、なんかそんなような事があったらね、

相談者:
ええ、大変な事です。

坂井眞:
け、刑事事件で、刑務所入って来いなんて事も・・あり得ますからね。

相談者:
そ・・はい、はい

坂井眞:
そこはやっぱり、その腹が立つとか。怒って、キレて、物を、言うとかいう事とは全然違う世界なんで。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
そこはあのお・・そういう話ができるんだったら、

相談者:
はい

坂井眞:
冷静に・・奥様交えてね、

相談者:
はい

坂井眞:
「お前気に入らないことがあったとしても、こういう事は絶対駄目だぞ」っていう事は言っといた方がいいと思いますよ。

相談者:
はい、はあ、あ、はい

坂井眞:
そういう話はできるの?

相談者:
あ、できるとは思います。

坂井眞:
うーん。で、それはあの、DVっていう最初おっしゃった話ではそこはちゃんと押さえといた方がいいと思いますけど、

相談者:
はい

坂井眞:
あと息子との・・関係っていうのは、

相談者:
はい

坂井眞:
一つ、 さっきちょっと出てましたけど、
もう今、仕事も息子が結構中心になって来てるっていうんであれば、

相談者:
はい

坂井眞:
あー、まちょっと、こちらも・・こうギアチェンジをして、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、求められたら教えてあげると。

相談者:
あー・・

坂井眞:
でえ、ちょっとできるだけ我慢すると。

相談者:
あ、我慢、はい

坂井眞:
で、明らかに・・先輩のプロから見て・・

相談者:
ええ

坂井眞:
ミスだと・・

相談者:

坂井眞:
いうような事があればね、

相談者:
ええ

坂井眞:
それは、あの、仕事を持って来てくれてる人に、

相談者:
ええ

坂井眞:
申し訳ないじゃないですか。

相談者:
ええ、はい

坂井眞:
ちゃんとした仕事をしなきゃいけないから。

相談者:
そうですね。

坂井眞:
それはあ、あの、

相談者:
はい

坂井眞:
これは、え「違うよ」という事は言ってもいいと思うけど、

相談者:
ああ、はい

坂井眞:
あの、何というか、先輩から見て、ちょっとこれは、やり方不味いんじゃないか?っていうような事を、

相談者:
はい

坂井眞:
あんまり、気軽に、言っちゃうっていうのは、ちょっと避けるというのも・・

相談者:
ああ

坂井眞:
必要かもしれない。

相談者:
あー

坂井眞:
だからそれはあのお・・こちらの気持ちの持ち方をちょっと変えるっていう事ですかね。

相談者:
はい。あーそうですか。

坂井眞:
ま、だって、要するに、この仕事は俺が作って来たんだって。

相談者:
ええ

坂井眞:
お前も俺が育てて来たんだっていう・・

相談者:
はい

坂井眞:
それは事実なんだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
そういう気持ちがあるじゃないですか。

相談者:
はい

坂井眞:
でも、10年やってると、向こうも段々自信が出て来て、

相談者:
そうですね。

坂井眞:
で今ちょっとそういう、ある意味で、

相談者:
はい

坂井眞:
これも、も、もう10年やるとね、

相談者:
ええ

坂井眞:
え、やっぱり10年じゃ未熟だったって気付く時が・・

相談者:
はあ

坂井眞:
来ると思うんだけど。

相談者:
はい

坂井眞:
ちょうど自信ができちゃった時だと思うんですよ。

相談者:
あーなるほどね。

坂井眞:
それなりにきっとできるでしょ?、お父さんから見ても。

相談者:
うんそうですね。

坂井眞:
ね、それなりに・・

相談者:
ええ

坂井眞:
あの、プロの世界になってるんだけど、

相談者:
ええ

坂井眞:
でそうすると・・も、もう一人前だと思ってもまだまだ先があるみたいな事って・・

相談者:
あ、はい

坂井眞:
あるわけで。

相談者:
はい

坂井眞:
で、そう思ってる人になんか、上から物言っても聞こえない人は聞こえないから。

相談者:
はい

坂井眞:
そこはちょっとそのお、見守ってあげて、

相談者:
はい

坂井眞:
でホントに仕事として不味きゃ言ってあげるぐらいな・・

相談者:
あー

坂井眞:
感じでね。

相談者:
はい

坂井眞:
でそれをもう、ちょっと・・あの、代替わりしつつあるんだったら、

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっとこっちもギアチェンジして言うと。

相談者:
はあ

坂井眞:
いうような、事じゃないかと思うんですよね。

相談者:
あーそうですかね。あーはい

(再びパーソナリティ)

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