家業を営む親子。仕事で息子に注意すると殴られる

テレフォン人生相談 2017年11月4日 土曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 男61歳 自営 妻58歳 長女34歳独身 長男31歳 二人共別に暮らしている

今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、あの、始めまして。よろしくお願い致します。

今井通子:
はい、こちらこそお、今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
息子のDVなんですが。

今井通子:
あ、息子さん?

相談者:
はい

今井通子:
はい。あなたはおいくつですか?

相談者:
61です。

今井通子:
61歳。

相談者:
はい

今井通子:
奥様は?

相談者:
58です。

今井通子:
58歳。

相談者:
はい

今井通子:
お子さんは息子さんお一人?

相談者:
あー、お、姉がいます。

今井通子:
お姉さまおいくつかな?

相談者:
30う・・よ、4ぐらいです、4ですね。

今井通子:
4・・

相談者:
はい

今井通子:
4歳。

相談者:
はい

今井通子:
で、子さんがおいくつですか?

相談者:
31です。

今井通子:
31歳。

相談者:
はい

今井通子:
今、お家にい・・お住まいになってらっしゃるのは、あのお、お嬢さんの方は結婚さ、なさってる?

相談者:
あ、してませんけど、出ております。

今井通子:
あ、外へ出てらっしゃる?

相談者:
はい

今井通子:
で息子さんは?

相談者:
別暮らしをしてます。別に。

今井通子:
はい。で・・どういった状況なんですか?

相談者:
え・・あの・・自営業で同じ仕事・・しとるんですが、

今井通子:
はい

相談者:
ちょっと先月・・息子にキレられまして、

今井通子:
はい

相談者:
ちょっと、DV・・暴力、ふ、振るわれまし・・

今井通子:
はい

相談者:
振られたんですね。それで、ちょっと・・酷かったもんですから、

今井通子:
はい

相談者:
あの・・ちょっと、ね、一日寝込んだんですが、

今井通子:
・・えーと(苦笑)一日寝る程、酷い・・暴力って・・

相談者:
えー、ちょっと、あ・・(苦笑)

今井通子:
と、ど・・どこをどういう風に。

相談者:
が、ちょっと顔面当たりをちょっとなぐ、殴られてしまって。

今井通子:
顔を?

相談者:
はい

今井通子:
はい・・これは、一回?、それとも何回も?

相談者:
え・・あの、前にもありましたが、もう、何年か前にありましたが、

今井通子:
はい

相談者:
その時はあ・・今回ほど酷くはなかったんですが。

今井通子:
うん

相談者:
今回ちょっと・・あまりにも酷く、キレまして。

今井通子:
・・はい

相談者:
今後どうし、どのような対応、ちょっと、悩んでるもんですから。

今井通子:
・・なるほど。まずあのお・・えーと、お仕事があんまり分からないような、ない、ある程度、何をご一緒にやってらっしゃるかと・・お教えいただけますか。

相談者:
内容ですか?

今井通子:
いや、だから息子さん、とそのむす・・

相談者:
ええ

今井通子:
うん・・の、こう・・

相談者:
仕事の内容ですか?

今井通子:
うん

相談者:
・・は(わ)その息子の・・その作業に対して、

今井通子:
うん

相談者:
わたしが、ちょっと、些細、もない事を注意したら・・キレたという事ですけど。

今井通子:
・・うん・・その、えー、息子さんの?

相談者:
はい

今井通子:
どういう態度、態度っていうか、あの・・

相談者:
態度って・・ま、ちょっとやり方・・

今井通子:
息子さんが・・やっている、作・・

相談者:
やっ、事が気に入らなかったので・・普通に注意したつもりなんですが、

今井通子:
はい

相談者:
その、あ・・なんか突然キレてしまって。

今井通子:
それは・・技術的な事?

相談者:
は(わ)、そう、そういう事になりますかね。はい

今井通子:
うん

相談者:
たまたまちょっと・・わたしが見て、やり方が気に入らないので、注意をしましたら・・

今井通子:
はい

相談者:
その・・キレちゃった、いう事ですね。

今井通子:
はい。こういう事は、前にもあったっておっしゃいましたけど、

相談者:
ええ、ええ

今井通子:
同じように・・技術的な事の、間違いを、注意したりすると怒るの?

相談者:
そう、ま・・プライドの高い・・奴ですからね。

今井通子:
うん

相談者:
なんか・・注意、人に注意受けるのは、うるさいんでしょうね、きっと。

今井通子:
うーん

相談者:
そんな気がするんですが。

今井通子:
うん・・じゃあ、お子さんの時からは、どういうお子さんでした?

相談者:
あ、あのお・・わたしも、そうだったんですが、あのお、ちょっと暴力を振るって、育てた部分もありますね。

今井通子:
あ、

相談者:
子どもに対し・・

今井通子:
あなたが息子さんに?

相談者:
はい

今井通子:
はい。それはどういう時に?

相談者:
え、だから言う事聞かない時に(苦笑)手を上げてたって事はあ・・度々ありました。

今井通子:
なるほど。じゃ、それが今・・巡り巡って返って来た?

相談者:
そ(苦笑)、そういう事にな、なりますね。はい

今井通子:
・・奥様はどういうご意見?

相談者:
・・ま、中間を・・息子との間を、持ってるんですが。

今井通子:
はい

相談者:
ま・・両方た、立ててるような形で・・中、取ってますけど。

今井通子:
なるほど。殴られた時は・・奥様、側にいらしたの?

相談者:
あ、いなか・・ったですね。はい、いなかったです。

今井通子:
じゃ、その前に殴られた時は?

相談者:
時もいなかったですね。

今井通子:
・・ていう事は、現場は見ていない?

相談者:
はい、そうですね。

今井通子:
うーん・・で・・そのお、こう中間を取ってるっていうか、その何?、意見としては、じゃあ・・

相談者:
ええ

今井通子:
どっちもどっちだと思ってらっしゃるって事?

相談者:
・・うん・・まあ、そういう事かもしれないですね、ま・・
「お互いに悪いんじゃないの?」みたいな・・

今井通子:
なるほど。その、注意したのも悪いと?

相談者:
そうそうそうそう、わたしも悪いし・・

今井通子:
ん、うーん

相談者:
向こうも凄く短気だし。

今井通子:
うん、うん・・あの、例えばその息子さんはそのプライド高いから・・

相談者:
ええ

今井通子:
「注意するのはよっぽど気をつけて言わないと駄目よ」みたいな事はおっしゃらない?

相談者:
ああ、そ、はい。
んまあ、ま、そういう事だと思いますけどねえ。

今井通子:
うーん・・で・・

相談者:
それ・・はい

今井通子:
あなたとしての問題点はあ・・

相談者:
はい

今井通子:
またこういう状況になるとお・・

相談者:
はい

今井通子:
かなり自分が怪我しちゃうかもしれない。

相談者:
えーそうですね。

今井通子:
うん・・で、対策としてはどうしたらいいか?っていう事ですか?

相談者:
そう、そういう事、そういう事ですね。はい、
はいあの、どうす、どのように、息子と・・接したらいいのか?っていう事・・相談したいです。

今井通子:
ふーん・・それはそのじゃあ、注意しないわけにはいかないんですか?

相談者:
・・だから、な、見て見ぬふりをしてるというか、まあ・・やはり・・その話もずっとそれ以来してないですし、あの・・女房・・通しての・・話になってますけど。

今井通子:
あ・・そうなんですか?

相談者:
はい

今井通子:
お仕事として話をしなくてもいい、仕事なのね?、じゃ。

相談者:
いいっていうか、だから、ひ、必要な事はだから女房を介して・・話が通じるっていう事ですね。

今井通子:
うん。それとその、別々の、仕事をしていられる・・

相談者:
あ、そう色々、はい仕事は、色々別とありますから。別々にや、やって・・

今井通子:
別々にできる・・

相談者:
はい

今井通子:
仕事なんですね?

相談者:
そうですね。

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
・・これはあのお・・子どもの頃に、

相談者:
はい

今井通子:
息子さんを、に、暴力振るって育てたからって、さっきおっしゃったけど、

相談者:
ええ、ええ

今井通子:
その息子さんは、

相談者:
はい

今井通子:
あなたに手をあげるようになったのは、いつ頃からなの?

相談者:
そうですね、だから・・4年5年とかそのぐらいの時か、時じゃないでしょうか。

今井通子:
あ・・ていう事は、あの、子どもの頃はそんな事がなかった?

相談者:
あ、こどもの時は別に、抵抗はしなかったですけど・・

今井通子:
うん。んで、まあでも、あれでしょ?、中学か高校ぐらいになると、体力的にも、相手の方が勝って来ますよね?

相談者:
そ、そうですね・・ま・・

今井通子:
その頃はどうだったんですか?

相談者:
その頃は、とりあえずわたしが、抑えましたけど。

今井通子:
・・ん

相談者:
中学校ぐらいまではわたしが・・

今井通子:
うん

相談者:
の方がまだ、力が強かったんで、はい

今井通子:
うん・・で・・

相談者:
ま、高校時代はもちろんわたし、手、手なんか上げませんでしたけれども。

今井通子:
うん。で・・高校お、卒業されてえ、

相談者:
はい

今井通子:
大学、いらした?

相談者:
いや専門学校行ったり、

今井通子:
あ、専門学校いらした?

相談者:
ええ

今井通子:
・・でどっかに就職するとかではなくう、

相談者:
は(わ)なしで、はい。いきなりはい。うちの手、てす・・入りました。

今井通子:
うん。なら・・

相談者:
はい

今井通子:
自営を手伝われて。

相談者:
はい

今井通子:
ていう事は、親子三人でやってるの?

相談者:
そう。そういう事で、はいそうですね、親子でやってます。はい

今井通子:
うーん・・ま、大体お話は分かりましたが。

相談者:
はい、はい

今井通子:
そうするともう一回その、ご質問をおっしゃってみて下さい。

相談者:
・・今後のだから、息子に対する・・付き合い方といいますか、ど、どのように対処したらいいか?って事です。

今井通子:
分かりました。

相談者:
はい

今井通子:
今日はですね。

相談者:
ええ

今井通子:
弁護士の、坂井眞先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願い致します。

(回答者に交代)

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