家族別居に発展した父親の不倫をバラした娘が妹をダシに相談して来た本心
テレフォン人生相談 2018年1月22日 月曜日
不倫した父が家族と別居した事で高校生の妹が不登校に。姉がしてあげられることは?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女21歳大学生 一人暮らし 両親は5年前から別居 母と17歳高校2年生の妹は祖母の家で一緒に暮している
今日の一言: 憎しみを晴らそうとすると、世界はどんどん狭くなります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
・・お願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
・・はい、21歳です。
加藤諦三:
21歳・・今まだ独身ですか?
相談者:
大学生です。
加藤諦三:
大学生ですか、んで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
おと、お父さんお母さんと今一緒に住んでんの?
相談者:
いえ、わたしはあ、今一人で、暮しています。
加藤諦三:
一人で暮らしている。んで、あの兄弟は?
相談者:
妹が、一人います。高校2年生の、17歳です。
加藤諦三:
で、妹さんは、あの、ご両親と、暮してんですね?
相談者:
・・いえ、5年程前から・・
加藤諦三:
はい
相談者:
父い、は(わ)あ・・別居していまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
母や妹やわたし、とは、会ってないです。はい
加藤諦三:
そうすっと、その妹さんは、お母さんと暮らしてんですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、はい、分かりました。
で、相談はどういう事ですか?
相談者:
・・えっと妹の事なんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
妹が・・高校お・・に行ってるんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
2ヵ月程前から、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・ほとんど学校に、行けない、という状況・・になってまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい、その事で。
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
ほいで、「行けない」というのは、ど、どういう事ですか?、あー、例えば学校の、に、いじめがあるとか、色んな理由があると思うんですけれども、なんで行けないわけですか?
相談者:
ちょっと、かなり人目が気になるようで。クラスう、に、入って、こう一日過ごすっていうのが凄く・・しんどいという・・
加藤諦三:
あー、それね、はい。それは、そのまあ、学校に行かなく出したのは、2ヵ月ぐらい前ですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
その妹さんが、そういう、こう、人との付き合い方にね?
相談者:
はい
加藤諦三:
問題が出たのはいつ頃からですか?
相談者:
・・中学校の、時もお、
加藤諦三:
うん
相談者:
えっと、大体1年生の秋くらいから、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、不登校に、なって・・そのあと、ま、別室登校を、するようになって一応卒業して、で、高校に入ってからは、
加藤諦三:
うん
相談者:
その・・これまでその、2ヵ月前までは、あの、学校に、一応普通に行けて、いました。
加藤諦三:
ふーん、それで先程お父さんが・・出てってしまったのは5年前という事ですね?
相談者:
はい、そうですね。
加藤諦三:
そうするとお・・これは、お父さんがいなくなってからの話?
相談者:
・・中学校の、時は、そうですね、いなくなってから、ですね。
加藤諦三:
はい・・それで、お父さんとお母さんが暮らしてる時、
相談者:
はい
加藤諦三:
当然お父さんとお母さんの仲は悪かったですね?
相談者:
はい。覚えてる限りはずっと仲は良くなかったと思います。
加藤諦三:
うーん、その仲が良くなかったっていうのは具体的に言うと、どういう事ですか?
相談者:
元々わたしが、5年前、の時に、父親の、不倫を、わたしが父親の携帯電話を見て・・発見したんですね。
加藤諦三:
あー・・
相談者:
それで・・あの、わたしがあ、ちょっと父親とお・・いるのが、しんどくな・・った事で母、とか祖母に、ま、まずそれを言・・って、
加藤諦三:
はい
相談者:
それから、あのお、わたしと母、と妹、は・・実家からそんなに遠くはないんですけれども・・
加藤諦三:
うん
相談者:
祖母の家の方に、避難という形で、ちょっと・・出て行って、
加藤諦三:
うん
相談者:
そこからだったん、ですね。
加藤諦三:
うーん・・で、そのあなたがあ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんの不倫ん、が分かったというんですけれども、確かに不倫なんですか?
相談者:
あのお・・それについ、てえ・・わたしい、は、父と1対1で・・
加藤諦三:
はい
相談者:
話・・して、
加藤諦三:
あ、そうですか、はい
相談者:
聞き出そうとしたんですけれども、
加藤諦三:
ええ
相談者:
もう父は、えっと、何も言いませんでした。
加藤諦三:
あ、あなたが確認しようとしたけれども、な、何も言わなかったと。
相談者:
そうですね・・はい
加藤諦三:
あのお・・あなたの妹さんのことで相談って言うんですけれども、
妹さんがね?、なぜ、行かれなくなったか?という、そ、それが・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんの不倫の発覚と・・関係がありそうなんですか?
相談者:
妹にしてみれば、
加藤諦三:
うん
相談者:
突然、父親といきなり・・離れて、会えなくなったというような、状況、で、
加藤諦三:
ええ
相談者:
それから今は、ずっと会えてないってのが、あるので、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、わたし、が思ってる事なんですけど。やっぱり・・いきなり父親が欠けた・・っていう事、が妹にはあるのかな?という風に・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
思っています。
加藤諦三:
・・それで、も、もう一つ僕はそのお・・知りたいのは、その・・一緒に生活している時に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
・・その4人の関係がどうだったか?っていう事なんですけどねえ。
相談者:
わたし個人が、思っていたのは、やっぱり家族の、繋がりという、のを、あまり、わたしは感じ・・て・・
加藤諦三:
感じないの?
相談者:
いなか・・ったですね。
加藤諦三:
た、う、うーん・・すと、今日の相談は・・・妹のお・・あなたの言葉で言うと、人目が気になるという、事・・ですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、単純に気になるっていう事じゃなくて・・もうホントに人との関係が築けないと。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、家族の状況はこうだけれども・・わたしはどうしたらいいか?っていう事なのかな?
相談者:
あ、いえ・・妹、の事お・・が凄く心配なので。
加藤諦三:
妹が心配?・・て、妹をどう、したらいいか?という、事ですね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
今日はスタジオに、素晴らしい先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
相談してみてください。幼児教育研究の、大原敬子先生です。
(回答者に交代)
21の小娘が百戦錬磨の加藤大原タッグに社会の厳しさを教えられたという感じ。現役合格なら就職活動が控えている年齢。浪人か医学部としても学費がまだかかるはず。どちらにしろ寄りかかる相手が欲しかったのだろうか。両親の別居は相談者で始まったことではない。携帯電話をのぞき込む前から火薬庫みたいな家庭だった。そこに相談者は火をつけただけ。
背負わなくていい罪悪感から逃れるために妹を利用したら両親の二の舞を踏む。歩まなくて良い地獄への道から大原女史が引き戻そうとした。
いい女、いい母親になりそうな相談者だなァ
悩みは、とかくまともな当事者ほど苦しみを背負う
相談者もまだ子供、なんとも辛い出来事だと思う
耐え切れず非なる行動をとる子供も多い中
素直でいられる相談者には
すでに身近な人物の教えがあるのではなかろうか?
(この子の母親の人徳道徳じゃないのかな?)
この子が何もしなくても父親はズルかった
この子が何もしなくても妹は妹だった
”君の名は。”みたいな素敵な巡り会せで幸せになってほしい
どうか貴女の未来を閉ざさないでほしい
もう少し大人になって世の中みれば
もっとドぎつい状況で笑って生きてる男前、いい女けっこうおるでよ
貴女はそうなれると思います