（回答者に交代）

塩谷崇之：
はい、こんにちは

相談者：
お願いします。

塩谷崇之：
お話を伺ってる限りではあ・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
どうもやっぱりあなたはね、奥さんの事を・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
なんかこ、労働力としか捉えてないような、そういう印象を受けるんですよ。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
わたしが傍（はた）からそう、お話を聞いててそう思うんですから、

相談者：
はい

塩谷崇之：
奥さんはわたし以上にそう思ってるんだと思うんですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
わたしはいったい、何なの？という風に・・

相談者：
はあ・・はい

塩谷崇之：
うーん、で、しかもそのお・・今まで、１５年間（咳払い）・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
んー、の結婚生活の中で、

相談者：
はい

塩谷崇之：
奥さんがどういう気持ちで、この１５年を過ごして来たか？っていう事については全然・・あのお、あなたの話の中からは、見えて来ないんですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
その１５年間で奥さんと色々話した内容っていうのが、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あるんじゃないんですか？

相談者：
えーと・・妻の方は・・

塩谷崇之：
うん

相談者：
わたしに・・任せる、という考えでした、ずっと。
で、わたしは、「ある程度お金を貯めて（苦笑）、別になろうね」って、
「それが最終目標だね」という話はずっとしていました。

塩谷崇之：
だからずっと奥さん、我慢してたんじゃないんですかね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
うんー

相談者：
それは認めます。はい

塩谷崇之：
だから・・「あなたの事は好きだけれども・・このまま、前の生活に戻る事はできない」ていう・・

相談者：
はい、それは・・

塩谷崇之：
そういう話になってるんでしょ？

相談者：
はい、それは、分かります。はい

塩谷崇之：
うん。も、最後の訴えですよね？、もう、（咳払い）「だったら離婚したい」と。
「もう、あの家に戻って、前のような生活をするぐらいだったら離婚したい」と。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、それに対して、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたは・・それでも・・前の、生活・・に、

相談者：
はい

塩谷崇之：
戻そうとしてるんですよね？

相談者：
・・そうです、そうですね、はい

塩谷崇之：
奥さんはそこまでね、

相談者：
あ・・

塩谷崇之：
口に出してハッキリ言うっていうのは、

相談者：
はい

塩谷崇之：
相当の覚悟を持って言ってるんだと思いますよ。

相談者：
はい

塩谷崇之：
だって今まで１５年間ずーっと・・あのお、我慢して・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
「お任せします」と。

相談者：
はい

塩谷崇之：
「お任せします」っていうのは、あなたを信じてますっていう事でしょ？

相談者：
はい

塩谷崇之：
・・でもあなたはその言葉に甘えてえ・・きちんと奥さんの気持ち汲んであげられてなかったん、ですよね？

相談者：
はい、それは認めます。

塩谷崇之：
うんー

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、それがあなた分かるんであれば、

相談者：
はい

塩谷崇之：
どうすればいいのか？っていうのは・・見えて来るんじゃないんですか？

相談者：
いや・・はい

塩谷崇之：
あなたは奥さんと一緒に・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
家を出るっていう選択肢は考えられないんですか？

相談者：
いや・・＃＄％◆それ、かんが、考えています。
それ、それが・・先生たちが、おっしゃ、られるように・・お金の話・・とかに、なるんですね。

塩谷崇之：
うーん

相談者：
はい

塩谷崇之：
でもね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
今お話伺ってる限りでは、

相談者：
はい

塩谷崇之：
奥さん決して贅沢な、暮らし望んでない・・わけですよね？

相談者：
・・はい

塩谷崇之：
その、市営のアパートで、

相談者：
はい

塩谷崇之：
汲々になりながら生活するんでもいいと。手当をもらいながら生活をするんでもいいと。

相談者：
はう。そうですね。

塩谷崇之：
で、そこまでの覚悟が奥さんにあるんであれば、

相談者：
はい

塩谷崇之：
「じゃ大変だけども頑張ってみるか」と。

相談者：
はい

塩谷崇之：
いう風な提案をあなたの方が奥さんにね？、一言・・言ってあげればね、

相談者：
はい

塩谷崇之：
奥さん随分気持ち楽になると思うんですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
まずはね・・じゃちょっと１度・・家から出て・・一緒に家から出てやってみようかと。

相談者：
はい・・はい

塩谷崇之：
提案をしてね？、そこで初めて奥さんとの間で・・こう、なんていうんでしょうかね、一緒に考えるっていう、そういうテーブルが出来上がるわけですよね。

相談者：
・・はい

塩谷崇之：
なんか、色々、ん、何とでも方法はありそうな気がするんですよ、その、大事なのはその、色んな方法がある・・んことについて、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、奥さんと一緒にあなたがそれ考えるって事ですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
実家の事は、

相談者：
はい

塩谷崇之：
また考えて行けばいいわけですし、

相談者：
はい

塩谷崇之：
例えばその労働力が足りないんであれば・・誰かをね？、えー、雇うとか。

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう事だって選択肢としては、あるわけですよね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
今までの生活に戻すっていう事お・・を・・その考えを頭から一旦捨て去って、

相談者：
あ・・そうですね。

塩谷崇之：
うんー

相談者：
そうですよね、はい・・あ、そうですね、何か・・え、得るには、何か捨てなきゃダメですね。

塩谷崇之：
そうですね。

相談者：
はい、分かりました（涙声）。

塩谷崇之：
はい

相談者：
はい、ありがとうございます。

（再びパーソナリティ）