長続きしない娘の専門学校進学の是非。父親の頭に無かった高卒就職のお兄ちゃん

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、よろしくお願いします。

大原敬子:
はい。お話を聞いていて、

相談者:
はい

大原敬子:
どちらかっていうとお父さんが・・ステレオタイプのような感じがするんです。

相談者:
はい

大原敬子:
このお父さん、要求を通すには、

相談者:
はい

大原敬子:
「物を大切にするから」・・「何々を買って下さい」って。

相談者:
はい

大原敬子:
そうしなければ、自分の要求が通らない事を、彼女は知っている。

相談者:
はい

大原敬子:
じゃ何故お嬢さんは、そうなったかっていうと、今、先程ね?、お父さんの言質の中で、
「些細な事なんですけどね」って事と・・

相談者:
はい

大原敬子:
些細な事はどういう時生まれるかっていうとね?

相談者:
はい

大原敬子:
日頃の不満を、ある状況を・・例えば、洗ってないとか、

相談者:
はい

大原敬子:
洗い物そのまんまだっていう事にかこつけて、

相談者:
はい

大原敬子:
日頃の不満の感情を吐き出す事が、些細な事なんです。

相談者:
はい

大原敬子:
くすんだ、い、もうホント、ブツブツ、ブツブツ、不満な事がいざ言えないですよね。

相談者:
はい

大原敬子:
だから・・「これだよー!」って、小さな事を突いて自分の感情を吐き出すの。これ些細な事なんです。

相談者:
はい

大原敬子:
よく、「些細な事です」って、いいえ、とんでもないです。
些細な事っていう事は・・もう、日頃充満してるんです。
不満怒りが。
そうした吐き出し方をする時に、「些細な事」って言うんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、もう1つ、お父さんのやり方の中で、言質(げんち)を取るんですよ。
お嬢さんからすると、言質を取られるって事です。

相談者:
はい

大原敬子:
つまり、「『整理整頓をして綺麗にする』と言ったよね?」

相談者:
はい

大原敬子:
「してないよね?」

相談者:
はい

大原敬子:
現地を取る、言質を取られる関係っていうのは、段々お嬢さん、話せなくなってしまうんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
言えば、なんか言われるから。

相談者:
・・

大原敬子:
それなのに、ここまで来たのは凄いなってわたし思ってるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
聞いていますと、不登校っての疎(まば)らになるはずです。普通は。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、ちゃーんと、1学期の後半から2学期。

相談者:
はい

大原敬子:
ね?、高校も1学期、2学期ってなってるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
お父さんが何処を基準にして、み、見るか?って事なんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
それは、日頃のお父さんの中に、妻に言えない事の不満を・・子どもに向けてる事もあるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
だから・・子どもが凄くそこに・・こう思ってる事があるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、先程、お兄ちゃんが、「2人共関係悪い」って言いましたね?

相談者:
はい

大原敬子:
お兄ちゃん我慢してるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
ですから、今、「いやあ、妹をどうさせようか?」って言う前に、まず、お兄ちゃんにどう話をつけるかが大事なんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
あのお、今、先程、えー、心配だなと思ったのは、「いやあ、長続きしないで」言ってるんですよね・・
嫌でも我慢してやる事を長続きっていうんですよね。

相談者:
はい

大原敬子:
ですから、お嬢さんが今まで、長続きしなかったのは・・褒めてくれない。

相談者:
はい

大原敬子:
「君が選んだ道だよね?」・・「当然だよね?」って言ってしまうと・・励ましのあれもないんですよね。

相談者:
はい

大原敬子:
褒めてくれたら頑張れるんです。
となると、このお嬢さん、普通だなって。
・・よく、卒業まで出来たなってわたしは思うんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そこまでどうでしょうか?

相談者:
あ、ま、先生の言われた通りで、

大原敬子:
うん

相談者:
あのお、わたしがあんま・・自分でもう、決めつけて、

大原敬子:
そうですねえ。

相談者:
あのお、怒る方が先なんですね。

大原敬子:
うん

相談者:
褒めるって事が・・あんましないですよ。

大原敬子:
それはですね、

相談者:
はい

大原敬子:
まさかと思う、変化球なんですけども。

相談者:
はい

大原敬子:
妻に対する感情を、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもに持ってったんですね。

相談者:
あー・・原因はそこでしょうか?

大原敬子:
はい・・まずね。

相談者:
はい

大原敬子:
というのも、お嬢さんが普通だから。
感性がいいから。

相談者:
普通ですか?

大原敬子:
普通ですね。

相談者:
普通ですか?

大原敬子:
あのね?

相談者:
はい

大原敬子:
人が見たら、人が見たらね?、そんなに遠回りって思うかもしれませんけども、

相談者:
はい

大原敬子:
不登校のところに、期間があるんです。

相談者:
ええ

大原敬子:
こんなに明確に。

相談者:
はい

大原敬子:
で、もっと言うと、不登校の子ほど・・感性は豊かなんですよ?

相談者:
ああ・・3人の子どもの中でも・・ま、一番そうかもしれません・・はい

大原敬子:
そしてまた、「料理が上手」って言いましたね?

相談者:
はい

大原敬子:
味覚が発達してるんです。
味が分かるって事は、非常に心の中が潤沢で、や、あの、なんて、豊かなんですよね。

相談者:
あー

大原敬子:
それでね?

相談者:
はい

大原敬子:
先程ね、就職の件です。

相談者:
ええ

大原敬子:
調理師は合ってるなって思ってるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そこを、常にあなたが、過去の話を持ち出すんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
過去の話はすべて・・励ましの言葉があったなら別ですよ?

相談者:
はい

大原敬子:
「頑張ろう」
「お父さんも行くから頑張ろうね」
「頑張ろう」
で、止めてしまったらこれは我儘です。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、
「君が『やる』と言ったよね?」
「『塾も行く』って言ったよね?」
「しないじゃないか」
・・これで長続きしないっていうの分かるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
で、非常にね、塾で長続きがしなくて止めてしまうお子さんていうのはね、

相談者:
はい

大原敬子:
プライドが凄く強いんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
それからもう1つはクラブ入りましたね?

相談者:
はい

大原敬子:
そうすると仲間外れになった、って。

相談者:
はい

大原敬子:
多分このお嬢さん・・気は強いと思いますよ。
だから、じ、

相談者:
そうです、強いです、はい

大原敬子:
そうでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
すと、仲間外れに傷付くんですよ、凄く。

相談者:
はい

大原敬子:
となると、次にどうするかですね?

相談者:
はい

大原敬子:
お父さんが、そうか、今まで僕がね、怒りの矛先を、娘に向けてったんだ。

相談者:
はい

大原敬子:
っていう事が変わると、あなたの会話が変わるような気がするんです。

相談者:
はい

大原敬子:
ど・・「凄いね」って、「調理学校に行くってのは凄かった」って。
ただね・・お父さんところに、離れたいために、遠くに行くのか?

相談者:
はい

大原敬子:
長続き云々ではないですよ?

相談者:
はい

大原敬子:
そして、金銭的にこうだと。

相談者:
はい

大原敬子:
調理学校は行ってもいいけれども、これをどうしようか?
どうしようか?です。

相談者:
はい

大原敬子:
「それでも、君が、8時間先のとこ、の調理学校行くならば、お父さんは、バックアップするよ」っていう事を、

相談者:
はい

大原敬子:
まずは・・決断はしないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、お兄ちゃんに今度、話すんです。

相談者:
はい

大原敬子:
下の、妹を見た時にね?、「お父さん、結構ね、強引に決めつけていた」って。
「でも、今は、調理学校行かせる以外ないんだけども、その気持ち分かってくれるか?」って事で、お兄ちゃんには絶対に話す事です。

相談者:
分かりました。

大原敬子:
で、お兄ちゃんが「いいよ」って言った後に、

相談者:
はい

大原敬子:
始めて具体的な話に持って行くんじゃないでしょうか?

相談者:
分かりました。

大原敬子:
これね?

相談者:
はい

大原敬子:
強引にお嬢さんに調理師学校行かせます。

相談者:
はい

大原敬子:
お兄ちゃん反抗したら、あなたまたパニックになりますよ。

相談者:
あはい

大原敬子:
年が離れてないですから、近いですから。

相談者:
はい

大原敬子:
このお嬢さん・・立ち上がると思うんです。
今の・・お嬢さんの・・意気込みを信じてあげて欲しいなと、思うんですけれども、

相談者:
はい

大原敬子:
今井先生いかがでしょうか?

(再びパーソナリティ)

「長続きしない娘の専門学校進学の是非。父親の頭に無かった高卒就職のお兄ちゃん」への3件のフィードバック

  1. ほんと細かい父親。上の息子にも同じ様な対応してるんだね。
    家でたまにでも娘が自分達の為に美味しい料理を作ってくれる事、息子が高卒で働いてる事に関しても、どんなにか有難い事で幸せな事だって気づいたらどうなのか。
    もっと自分達の子供に感謝したらどうなの。そういう所にこそ細かくなったら?

    不登校ぎみながらも将来やりたい事を見つけたって事を褒めてあげたらって思う。

    個人的には子育ての大変さも、子供が存在してくれているだけで恩を返してもらったと思ってる。

  2. 上記の匿名さんの言葉
    「子育ての大変さも、子供が存在してくれているだけで恩を返してもらった」
    本当にその通りだと思います。
    親が考え方を変えないと。

  3. 私も娘さんと同じでした
    中高と人と上手く関われずで、どうにか頑張って通学し卒業したけど、バイトしても要領悪く長続きせずだったから
    母親は私は見込みがないと思ったのか専門学校への進学を認めてもらえなかったんです
    それから何10年か経っても好きな道へ進めなかったのが未だに悔やまれる
    仕方なかったとは思うけど今は親と疎遠です
    多分、娘さんの進学を認めなかったらそう言うことになるんじゃないかなぁ

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