夫が息子の結婚に猛反対のときの振る舞い方。背景に家族が抱える不幸な事情

テレフォン人生相談 2018年5月12日 土曜日

2人の息子のうち長男を事件で亡くした夫婦。
次男が2人の子持ちと結婚の意向。
夫は猛反対。強行すれば縁を切る勢い。
相談者も一応は反対だが、息子の決心は尊重するつもり。
どう振る舞えばいいか?

結婚後のことを見据えて、夫、息子、嫁、すべてとの関係を壊さないための処方箋。
いつもは白黒はっきりさせる三石女史からちょっと異色アドバイス。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女52歳 夫57歳 長男は8年前に他界 次男25歳

今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。

相談者:
もしもし

今井通子:
はい

相談者:
こんにちは

今井通子:
こんにちはあ・・今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
えーっと、息子の事で・・相談させていただきたいんですが。

今井通子:
はい。
あなたはおいくつでしょう?

相談者:
52歳です。

今井通子:
52歳、息子さんはおいくつ?

相談者:
25歳です。

今井通子:
25歳。ご家族は他に、ご主人いらっしゃいますか?

相談者:
はい、おります。

今井通子:
おいくつですか?

相談者:
57歳です。

今井通子:
57歳。他のお、お子さんは?

相談者:
えー、長男がおりますが、

今井通子:
はい・・おいくつですか?

相談者:
あ・・亡くなっております。

今井通子:
あ、はい。何年前ぐらいに?

相談者:
8年前です。

今井通子:
8年前。
ご病気ですか?

相談者:
いえ、違います。

今井通子:
え?交通事故かなんか。

相談者:
・・えー、事件に巻き込まれて亡くなっております。

今井通子:
あらー・・それは・・お気の毒でしたねえ。

相談者:
はい

今井通子:
・・で・・えー、ほ、他には?

相談者:
えーと、そ、それだけです。

今井通子:
そうすると今、その25歳の息子さんが・・

相談者:
はい

今井通子:
一人っ子?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
で?、その息子さんどうなさいました?

相談者:
「彼女が出来た」と、言われたんですが、

今井通子:
はい

相談者:
その、お相手の方が、年は同じだと聞いております。

今井通子:
はい

相談者:
・・お子さんがいらっしゃいます。

今井通子:
はい。バツイチっていう事?

相談者:
はい、そのようです。

今井通子:
はい

相談者:
で・・いずれ・・結、婚をしたい、感じなんですが、

今井通子:
うん

相談者:
わたくし共としては、

今井通子:
はい

相談者:
どうしたものかと・・

今井通子:
あのお、お子さんがいらっしゃるっていう事で?

相談者:
・・そうです。

今井通子:
お子さんはあ・・坊っちゃん、お嬢ちゃん?

相談者:
そこは分かりません。聞いておりません。

今井通子:
おいくつぐらいかは?

相談者:
2歳・・3歳・・2人いると聞いてます。

今井通子:
お2人?・・あ、2歳の方と、3歳の方が、

相談者:
はい

今井通子:
年子でいると。

相談者:
はい

今井通子:
はい。
で・・坊っちゃんかお嬢ちゃんかは分からない。

相談者:
あ、はい

今井通子:
離婚されてえ・・どれぐらい経ったか分かんないかな?

相談者:
全く聞いてないです、まだそこまでは。

今井通子:
ふうーん・・同い年っていう事は25歳でしょ?

相談者:
・・そうなります。

今井通子:
2、3歳のお子さんがいるっていう事はあ・・二十歳か、21ぐらいで結婚したのかなあ?

相談者:
そういう事だと思います。

今井通子:
ですよねえー?

相談者:
はい

今井通子:
で、2人もお子さんがいるっていう事はあ・・

相談者:
はい

今井通子:
ま、2、3・・3年は・・ま・・

相談者:
そういう事になります。

今井通子:
う、うん、結婚されていてえ、

相談者:
ええ

今井通子:
んま、離婚後1年ぐらいでしょうかね?

相談者:
・・だと思うんですが。

今井通子:
はい。
出会いはどんなこ、ところだったか?、お・・お聞きになりました?

相談者:
友だちに・・紹介されたというふうに言ってました。

今井通子:
ふうーん・・息子さんとしては・・どういう、ところで、彼女に惚れ込んだんだろ?

相談者:
あまりハッキリは言わないんですがあ、

今井通子:
はい

相談者:
「話していて楽しい」と言いました。

今井通子:
あ、いいじゃないですか。

相談者:
性格についてちょっと聞いたんですがあ、

今井通子:
はい

相談者:
「短気かな?」とか・・それしか言わなかったですね。

今井通子:
なるほど(苦笑)

相談者:
(苦笑)

今井通子:
息子さんは・・短気じゃないのかな?

相談者:
穏やかな、息子です(苦笑)。

今井通子:
あ、穏やかなのねえ。

相談者:
おっとりしてます。

今井通子:
おっとりしてらっしゃるのね。

相談者:
はい

今井通子:
で、問題は、あなたの、今のお話の仕方だと・・お子さんがいらっしゃるという事に関して?

相談者:
はい

今井通子:
バツイチっていう事に関して?

相談者:
どちらかというと・・お子さんがいるっていう事ですよね。

今井通子:
うん

相談者:
相手の方に。

今井通子:
息子さんは、どちらかっていうと・・お子さんとも、付き合えてんのかしら?

相談者:
「会って、遊んだりした」って言ってました。

今井通子:
なるほど。
で、ご主人はどうおっしゃってんの?

相談者:
あ、大反対です。

今井通子:
大反対。理由は?

相談者:
はい・・子どもがいるというところですね。

今井通子:
あー

相談者:
子どもいるっていう・・

今井通子:
なるほど。
で、それに対して息子さんはどう思ってらっしゃんの?

相談者:
・・多分、あの子・・ま、息子の性格から行くと、

今井通子:
うん

相談者:
「よく考えなさい」とは伝えましたけども、

今井通子:
はい

相談者:
結婚を考え、ているんではないか?と思います。

今井通子:
今までに、息子さん、に彼女が出来た事ってあり?

相談者:
ないと、思・・高校の時に、あったぐらいです。

今井通子:
そのお・・

相談者:
あとは無いと思います。

今井通子:
「彼女が出来た」っていう風に、親に報告した?

相談者:
はい、しました。

今井通子:
うん、いや、だから、親に報告したっていうのは、これが初めて?

相談者:
いえ、高校の時も・・言いました。

今井通子:
あ・・高校の時も(苦笑)・・

相談者:
はい(苦笑)

今井通子:
「彼女が出来た」と言ったのね?

相談者:
はい、言いました。

今井通子:
はい

相談者:
(笑)

今井通子:
その高校の彼女はどこ行っちゃったんでしょうね(苦笑)。

相談者:
えーと・・もう、どすぅ、高校時代の付き合いでそのまま、別れたと思います。

今井通子:
なるほどね。分かりました。
でその、どうしたものか?で、今日のご質問は何ですか?、そうすっと。

相談者:
間に入っているわたしは・・主人と息子の。

今井通子:
はいはい

相談者:
どうし・・てあげたらいいんでしょうか?

今井通子:
その、「主人と息子の、間に入ってる」っておっしゃったでしょう?

相談者:
はい

今井通子:
ご自身の意見としてはどっちよ?

相談者:
わたしも・・出来れば・・

今井通子:
うん

相談者:
今の、付き合いについては・・

今井通子:
うん

相談者:
終わりにして欲しいと思ってます。

今井通子:
なるほど。

相談者:
ん、荒波に入ってく、ひ・・わざわざその大変なね?

今井通子:
うん

相談者:
・・自分の子どもではない・・子を育てて・・

今井通子:
うん

相談者:
行けるだろうか?と。苦労は目に見えてますしい。

今井通子:
うん

相談者:
・・それだけの・・覚悟が、ある・・だろうか?・・大丈夫か?、分かってるだろうか?っていうのが、あるので、

今井通子:
はい

相談者:
無理にい・・そういう苦労な道を歩まなくてもいいのではないか?
まして・・うちとしては・・先程申し上げましたように、兄弟一人、おりませんので、

今井通子:
うーん

相談者:
一人息子になってしまいますので、

今井通子:
なるほど。

相談者:
・・できれば息子には・・

今井通子:
うん

相談者:
うん、幸せに人生送って・・欲しいと思っています。

今井通子:
・・うーん

相談者:
それが幸せじゃないとは言いませんが、
・・そ、わたしの気持ちは・・そういう、やはりそちら側に、強いかと思います。

今井通子:
なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
そうするとご主人の側の方、に近い、ものがある・・

相談者:
はい

今井通子:
ていう事ですよね?

相談者:
ただ、本人がよくよく考えて決断して来た時に・・

今井通子:
うん

相談者:
・・受け入れてあげられる・・だろうか?。わたしは受け入れたとしても、主人が多分・・
「もう縁を、切る」って言い切ってますから。

今井通子:
なるほど。

相談者:
そこは丸く収められないような気がするんですね。

今井通子:
うーん・・で、ご両親はもう、他界されてんのかな?、それとも・・おじいちゃんおばあちゃ・・

相談者:
あ、他界しております。

今井通子:
両方とも?

相談者:
はい

今井通子:
うん。じゃここで、親子で、何とか、結論を出さなきゃいけないっていう、状態になっちゃったのね。

相談者:
・・そうなってます。

今井通子:
うん。という事で・・その、何、がご質問ですか?

相談者:
息子が今後「結婚したい」と言って来た時・・主人ん、は、間違いなく、反対します。

今井通子:
はい

相談者:
丸く収まる事はまずないんですが、

今井通子:
はい

相談者:
・・一番・・いい解決方法というか、道しるべみたいなものがあったら教えていただきたいんですが。

今井通子:
分かりました。今日はですね、三石メソード主宰で、作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います、
先生よろしくお願いします。

(回答者に交代)


「夫が息子の結婚に猛反対のときの振る舞い方。背景に家族が抱える不幸な事情」への8件のフィードバック

  1. 息子は娘より5歳は精神年齢低いよね
    簡単に言えばバカ
    これは本当らしい
    医学部も試験のみの成績で採ると女ばっかになるらしい(女医ばっかだと結婚妊娠出産で辞める人多く医師の数増えないので忖度されるらしい)
    真面目で勤勉なのは女の特徴だよと男性医師が言っておりました

    25の男なんてまだまだ子供…女子で言えば高校出たぐらい
    私が母だったらまずコブ付きバツイチに会って嬉しい顔して全力で喜ぶ
    で3日後
    「死んだお兄ちゃんが夢に出たんだけどもう少し待てって言ってた〜あの人じゃないって」
    とか言ってしまうかも
    やっぱり子供を育てるしかも種違いってのはキツイよ〜よっぽどの漢じゃないと
    よっぽどの漢ってそうそういない
    ウチの子じゃないと母はわかるのよ

    それかしばらく実子作らない事を提案するとか
    これは息子にしか言えないけどね〜

    マジに考えて食欲無くなったわ

    1. あんたイヤな姑だね。
      このお母さんがあんたみたいじゃなくて良かった。

    2. 私も。
      この人、嫌な姑になると思う。
      此方の方が食欲失せる文章。
      男尊女卑主義の女の、独特の嫌な感じが煮詰まってる。

  2. 子持ちと付き合うんだからそれなりに自覚はあるでしょうよ。
    ウチの血が入ってないからウチの子じゃない!なんて言ったら息子が嫌気さして消えるでしょ。
    母親にとってはそれが不幸。
    本当に幸せを願ってるなら好きにさせてやればいいのに。
    てかもっと話しあえよ。時間かけてさ。歩み寄らなきゃ何もわかんないんだからさ…。

  3. 犬でも死んだの?え?長男?・・ごもっともだけど
    電話しきてテンション低いってなくない?
    こいつ結局、せーかく悪りーよ。根本
    お・ま・え ローテンションガール

  4. ナイナイのお見合い番組見てても思うんだけど
    今はバツイチ 子持ちリスクのうちにはいらないよね
    初婚の人たくさんいても対等だもの
    要は人柄だと思うんだけど
    実際自分の息子だとそうもいかないかぁ
    でもこの機会逃してずっと結婚できなかった場合
    ずっと責め続けられること考えると
    ここは静観するのが一番だとおもうけどなぁ
    いつまでも夫婦で健康で仲良くいられる自信があれば
    どんだけつっぱねてもいいだろうけど
    縁を切って辛いのは相談者側だものね

  5. 二つ残酷なことを書く。
    一つは、実子がいても結局家庭内不和で悲惨な状況に陥っている家庭は、このテレフォン人生相談でもザクザク現れていること。
    もう一つは、このまま家族バラバラになったら、長男をあの世へ追いやった人間がほくそ笑むだけだということ。神戸の件なんてそうでしょうが。あの元少年、なんだかんだで大勢の大人の保護の中で生きてきて、遺族が止めてくれというのも聞かずに本まで出版しちゃった。
    絶縁し合ってお互い別々の道を生きていくというのもあるんだろうけどね。長男さんが事件に巻き込まれた年齢はおそらく高校生から大学生くらい?なんとなくイジメのターゲットにされて・・・というのかも?ならば、相談者家族がバラバラになっても、加害者は自責の念に駆られることはないもんだよ。
    相談者一家がどんな形であれ相談者一家なりの「家族の形」を見出して「生きて良かった」と思えることが長男さんへの一番の供養になる。

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    このお母様、ご主人との間で上手に立ち回ってご子息の結婚にうまく辿り着けましたでしょうかねぇ。
    親御さんも息子さんも、どちらもお幸せになられていればいいなあと。
    三石先生の「はたとひざを打つ」回答でしたから、そのようになっていらしたら相談した甲斐もあったという事ですね。

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