加藤諦三との攻防。「今日の相談は何ですか?」を言わせない女68歳の支離滅裂

テレフォン人生相談 2018年7月2日 月曜日

多趣味どうしで、好きなことをやらせくれる夫に一見なんの問題もなさそうなのだが、話が散らかりすぎて、何の相談か分からない。

加藤氏が、何度も話を折ろうとするのだが、もろともしない。

妹だけがやっていた父の介護をするために医療関係の仕事を60歳で退職したものの、結局父親が田舎に帰ってしまった無力感。
オレについて来いタイプの夫への不満。
自分でも働いてお金を稼ぎたい。
身体は健康そのものだが、ウツだとも言う。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女68歳 夫70歳 結婚38年 子どもはいない

今日の一言: 自分自身である事の権利を信じれば、救われます。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
・・あ、よろしくお願い致します。

加藤諦三:
はい。
最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
68歳です。

加藤諦三:
68歳ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人は何歳ですか?

相談者:
70歳になります。

加藤諦三:
70歳で・・

相談者:
はい

加藤諦三:
んで、今、お2人で暮らしてんですか?

相談者:
はい、そうです。子どもがいませんので。

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、結婚してからどのぐらい経つの?

相談者:
30歳の時だったから・・

加藤諦三:
あそ・・

相談者:
38年ですね。

加藤諦三:
ん、もーう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
約、約40年ぐらいですね?はい分かりました。

相談者:
はい、そうですね。

加藤諦三:
それで、どんな相談ですか?

相談者:
ん?

加藤諦三:
それで、どんな相談ですか?

相談者:
えーっとですね、あたしい・・主人は凄く・・アウトドア派でして、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしも、まあ、どちらかと・・いうと、山登りもしますし、

加藤諦三:
はい

相談者:
山岳部に入ってまして、

加藤諦三:
あ、山岳部に入ってたの?

相談者:
はい・・だけど球技が、不得意で。ゴルフ・・とか、

加藤諦三:
はい

相談者:
結婚した当時に・・ゴルフセットを、そ、揃え、揃えてくれて、

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、「一緒に回ろう」っていう風に、言え、言ってくれたんですけど、わたし、昔っから球技は、と、不得意だったんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、グリーンって綺麗じゃないですか?

加藤諦三:
ん、はい

相談者:
で、回れたらいいなーと思って。

加藤諦三:
はい

相談者:
まあ、練習に励んだんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
全然上達しなくて、も、わたしは、これやーめたっていう風に感じで。

加藤諦三:
はい、それで?

相談者:
それで・・あのお、山を・・大学の頃からやってまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、山の方にわたしが引きずり込んじゃったっていう感じなんですね。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
で、山は時々、行きます。

加藤諦三:
一緒に行くって事ですね?

相談者:
はい、一緒に。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
主人は凄くこう・・活動的っていうか、

加藤諦三:
はい

相談者:
「俺ももう70だから」・・

加藤諦三:
はい

相談者:
「将来」?

加藤諦三:
はい

相談者:
「家で」・・「休みがあったら、ボーっとして酒飲んで、」

加藤諦三:
ええ

相談者:
「そういう人間にはなりたくないから」・・「頑張ってやってんだよ」・・って言うんですね。

加藤諦三:
はい。
「頑張ってやってる」って、何を頑張ってやってるっていう事?

相談者:
えっとですね、生涯大学行ったり・・

加藤諦三:
ああ、そういう意味ですね?要するに・・

相談者:
ええ、ええ、そうです。

加藤諦三:
か・・会社の事ばっかりでなくて、他にも・・色々やってるっていう事。

相談者:
そうですそうです・・

加藤諦三:
はいはい

相談者:
ゴルフも・・しょっちゅう、週2回は行きますし。

加藤諦三:
はい

相談者:
あと、テニスもやりますし。
競輪選手のような・・ロードバイクっていうんですか?

加藤諦三:
はい、はい、はい、はい

相談者:
あれもやります。

加藤諦三:
はい

相談者:
そのようにして、凄く頑張ってますけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしはもう、それについて行けなくって、結構1人ぼっちです。今日もゴルフ入ってるので。

加藤諦三:
うん

相談者:
うん、1人ぼっちです。

加藤諦三:
あーあーあ

相談者:
で、明日もこう、なんかね・・明日は・・その・・生涯大学のなんかの・・で、明日は「お弁当作ってくれ」って言われてるんですけれども。

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、それは・・あの・・嫌じゃないので作りますけれども。

加藤諦三:
はい。で、今日のあなたの相談というのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人の方は、活動的で・・テニスもやれば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ロードバイクもやれば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ゴルフもやれば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど自分は・・今・・そういうように・・アウトドア派ではないと。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、それが何となく寂しいと。

相談者:
あ、それはありますね。

加藤諦三:
という事ですね?

相談者:
それと・・自分自身の・・ちょっと仕事を・・ある程度の年齢までしてまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
それで辞めたんですね。父の・・わたし3姉妹の長女でして。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、父を、ちょっと面倒看なくちゃ、妹にばかり・・あれしててはいけないと思って。

加藤諦三:
ええ

相談者:
父をこっちに引き取って、1年間ぐらい暮らしたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
その間に、うちの主人がちょっと軽い脳梗塞になりましたので、

加藤諦三:
はい

相談者:
「僕はやっぱり」・・「田舎に帰るよ」っていう事になって、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、帰っちゃったんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
「お願いだから一緒に居てよ」「一緒にずーっと行こうと思ってわたし仕事辞めたんだから」って言ったんだけれども。

加藤諦三:
ええ、今日・・

相談者:
それで、まあ・・

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしは・・今、それから、全く仕事もしないで、

加藤諦三:
ええ

相談者:
山もポツンポツンと行くだけなので、

加藤諦三:
はい

相談者:
また仕事始めました。それがあ・・とても付いてけないんです。

加藤諦三:
・・

相談者:
その仕事に。

加藤諦三:
・・

相談者:
で、今・・試用期間中で三月(みつき)なんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
68なんですけど。

加藤諦三:
はい。で、今日のあな・・

相談者:
それで・・

加藤諦三:
はい

相談者:
それを辞めようか?、辞めないでいようか?・・その・・

加藤諦三:
で、その仕事がキツいっていうのは、ど・・

相談者:
悩みもあるんです。それで・・どうしたものか?と思って。

加藤諦三:
そうすと、今日・・

相談者:
わたし、お料理作ったり、そういう事は凄く好きなんですけれども、

加藤諦三:
・・え、

相談者:
明日もお弁当作るんですけれども。

加藤諦三:
え・・あの今日のあなたの相談というのは・・

相談者:
それを・・

加藤諦三:
どういう事ですか?

相談者:
自分でもう家に居た方がいいのか?

加藤諦三:
・・というのは・・

相談者:
それがあまりにもこう・・今こう、鬱(うつ)状態なんですね、わたし今、こうやってお喋りしてるんですけれども。

加藤諦三:
・・はい、はい、要するに・・

相談者:
うん

加藤諦三:
今、鬱状態にある・・

相談者:
夜になると、明日は頑張って行くぞ!と思うんですけれども。
朝になると、なんか凄く気持ちが塞ぎ込んでしまって。

加藤諦三:
はい

相談者:
行く、行く気がなくなっちゃうんですよ。

加藤諦三:
・・要するに・・

相談者:
はい

加藤諦三:
何・・を、相談したいのか?が・・あ・・

相談者:
何かその・・仕事の中で・・生き甲斐を求められないんですよ。

加藤諦三:
というより・・

相談者:
今までの、ずーっとやって来た仕事っていうのは・・

加藤諦三:
うん

相談者:
患者さんに対して・・凄くこう・・生き甲斐が求められたんですけれども、

加藤諦三:
それで・・

相談者:
今やってる・・

加藤諦三:
その仕事は、い、いつ辞めたんですか?

相談者:
60歳です。

加藤諦三:
8年前ぐらいに辞めた?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、わたしは・・鬱ではないけど、鬱に近い鬱状態だと。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
どうしますか?っていう・・

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
そういう事ですか?

相談者:
はい、そうなんです。

加藤諦三:
法律う・・を越えてですね?・・

相談者:
はい

加藤諦三:
人生の色んな事に対して、

相談者:
はい

加藤諦三:
いつも素晴らしい回答をしていただいてる・・弁護士の中川潤先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、よろしくお願い致します。

(回答者に交代)


「加藤諦三との攻防。「今日の相談は何ですか?」を言わせない女68歳の支離滅裂」への8件のフィードバック

  1. こういうのが時々出てくるから、テレ人リスナーはやめられない〜

  2. 「加藤先生ですよね~」って、その続きで何言うつもりだったんだろう。

  3. 68で病気をしたこともない。
    痛いとこもない。
    親の介護は妹がしている。
    山登り 着物 生け花好きな事どんだけでもやっていい。
    ただただうらやましい。

  4. あれこれしてても達成感がないんでしょうね。ご主人と同じ趣味なら良かったのに、ご主人は別々に好きなように過ごしている。
    夫婦二人で達成した何かが足りない。
    子供がいないのも大きな要因だ思いますけどね。

  5. とりとめもなく自慢混じりの不満を吐き、その最中は他人の話が全く耳に入らない。
    こんな年寄りになりたくないなぁ。

  6. 誰かの役に立ってるって実感が欲しいんだと思う。
    それで仕事してみたり、父親の面倒みてみたり。でも結局は父親は妹のところに戻っちゃうし。
    いくら多趣味でも虚しくなっちゃうよね。
    私の人生ってなんだったの?とかw
    余裕ありすぎなのも虚しさを呼ぶ時あるわな。

  7. 人の話を聞かない人間は終わってる。
    電話してきて、ここは”人生相談”で・す・よ!??

    しゃべり倒して、人に聞いてもらう所ではないよねー

    ...たぶん

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