舅姑に尽くした31年が報われない悔しさ余って一生懸命アピールのウザさ

(再びパーソナリティ)

今井通子:
そ・・良かったね。

三石由起子:
うん

相談者:
はい、ありがとうございます。

今井通子:
はーい

三石由起子:
お見事でした。

相談者:
はい。ありがとうございました(かすれ声)。

今井通子:
はーい・・

相談者:
ありがとうございます(かすれ声)。

今井通子:
じゃあ、失礼しまーす。

相談者:
すいませーん。(鼻をすする)

(内容ここまで)

こういうタイプは苦手。
こんなにやってますアピール激しい人種。

つくづく
情けは人の為ならず。
施しは、施した当人が口にした途端、その価値を失う。

なぜアピールするかと言えば、思惑どおりの反応が得られないから。
だから、逆に言うと、あしらい方は簡単だ。
三石女史はよく心得ている。

確かによくやってる。
フォローで言ってんじゃなく。

だから姑との関係は良好でないとおかしい。
やって来たことと結果が矛盾してるわけだ。

だけどね、ホントは矛盾なんてどこにもないの。

起きていることは全て正しい。 勝間和代

 

NHKの今日の料理の鈴木登紀子さんの回がいい。
いわゆる創作系のアレンジ料理が苦手なアタシにとって、セオリーを教えてくれる一人。

御年92歳。
あまり出ないけどね。

北陽(女性お笑いコンビ)が生徒役で出てた時、人参を紅葉(もみじ)型に抜く作業があって、北陽が、輪切りにした人参の真ん中を抜いていたわけ。
それを見た登紀子さんが、

「真ん中抜いたら、一枚しか取れないじゃない」
端から抜くと二枚取れるわけだ。

と、
北陽  「細か!」

それに対して登紀子さんが端から抜いて見せて、芯と外側の色合いの変化によって、より
「紅葉らしく見えない?」

そこで初めて北陽が、「ああーっ!」

なんにでも理由があるの。

【NHKニュース 2021年1月8日 15時03分】
料理研究家 鈴木登紀子さん死去 NHK「きょうの料理」出演
12月28日、東京都内の自宅で亡くなったということです。96歳でした。

 

姑が「白菜は一人一枚勘定」って言ったのは、鍋の大きさや他の食材とのバランスと経験値から確立した知恵だ。

間違っても、食べる分として一人一枚ではない。
1枚半食べる人がいて、半分しか食べない人がいて、用意する分としてのちょうどいい塩梅(あんばい)が「白菜は一人一枚」だ。

後先考えずに、ザクザク切るアンタに姑はイラついたの。

切ってしまうと保存が効かない。
野菜は包丁を入れると痛む。

野菜を全部使わないというのは主婦の知恵だ。
少しだけ残しておくと、味噌汁に入れたり、お昼の焼きそばに入れたり、それ用に買い足す必要がない。

でも、アンタにとっては、
「とにかく何もかもが細かい」

目上の人とのつき合いで何より大切なのが言われた後の態度。
北陽の素直さ、可愛げは、登紀子さんを笑顔にした。

 

グレープフルーツの件なんか、ほんと象徴的。
アンタは胸張るんだけど、姑と埋めようのない溝がアリアリ。

ちょこっとでいいから姑の立場で考えてみて。
アンタとは車で一時間の距離。
脳梗塞系もしくは循環器系の知らせを聞いたアンタがまずやったことが果物カゴの用意。
姑が感じた、とてつもない、よそよそし感って理解できないかしら?

ポロシャツの件も、分かってないクセに尋ねもしてくれない悔しさ。

アンタ、やることが雑なの。
有りていに言えば心がない。

当たり前だ。
だってアンタ、姑に関心がない。

アンタ自身が言っているように、動機は夫に結婚を後悔させないためで、関心は舅姑からの評価。

早い話が義務感。
声を聞きたくて電話してるんじゃないし、行くのが憂鬱(ゆううつ)ですらある所へ嫌々行く。

女 「義理の関係なんで、とにかく母が苦手なんです」

それさ、
こうなってしまったからではなくて、31年前からずうっとでしょ?

内心をカモフラージュできる強(したた)かさでもあれば別だけど、アンタにそれはない。

形だけで人を懐柔できると思ってたのなら舐め過ぎだ。

サイコパスでもない限り、人間関係は常に双方に原因がある。

 

舅姑に尽くした31年が報われない悔しさ余って一生懸命アピールのウザさ」への19件のフィードバック

  1. 今どき こんな話があるなんて…三石さんのアドバイスも分からない訳ではないけど このお姑さんは 多少体は弱っても イジは弱らないし老後の世話をしても 死ぬまで感謝もされないと思います。

    一番腹が立ったのは なぜ旦那が一番大切にすべき自分の妻を守ってやらなかったのか!…😡…ということです。
    こんな義父母の子供だから 妻の気苦労も見て見ぬふりの男気のない優柔不断な男なのでしょうか。
    この程度の男を好きになった相談者さんの自業自得というと 少し言い過ぎでしょうね…。。(〃_ _)σ∥

    私ならこんな義父母との縁は とうの昔にスッパリ切ってます…_(^^;)ゞ

  2. 長男の嫁は嫌われて、次男の嫁は可愛がられる。
    知り合いにも居て、よく聞く話しですが、本当コレ何なんでしょう?

    家族が集まる準備とかやって当たり前、次男の嫁は何なら遅れて来ても、よく来たねー言われてるw

    お嫁さんの性格もあるし旦那のフォローなんかもあるんでしょうが・・・お疲れ様です。

  3. 回答者、ナイス回答だと思います。
    ただ、相談者、別居ですよね。
    24時間、365日逃れられない同居に比べたら…感がどうしても拭えません。
    私、同居。憎しみは年々増しますよ。
    ただ、年齢的に考えれば向こうが先死ぬじゃ無いですか。それまで、我慢。(自分が先死ぬかもしれないけど、それはそれで、面倒みるひとが減ったわけだから、自分達でせいぜい頑張ってー、と思います。)

    1. 人の生き死にをどうのこうの書くのはルール違反ではないですか?
      自分が先死ぬかもしれないけどそれはそれで・・・・ってひどくないですか? 恐ろしい人だと思う。

  4. ホントーの苦労はこれからだよ。
    近い将来じいさまが先に逝き、ばあさまの面倒を看ることになる可能性が特大。
    感謝の気持ちの無い人の介護は、自身の人格を破壊するほど苦痛。
    今の盆暮れの実家集会の比ではない、現実の介護は格闘の連続です。
    ばあさん、お願いだから心から「ありがとう」を言える姑になって!
    その一言で良いよ。
    そうすればこのお嫁さん、精一杯頑張れる人だと思います。

  5. 感想、たしかにそのとおりだけどさ、二十歳ちょい超えたばかりのヨメに最初から敵対心むき出しで噛み付いてくるウトメらに対して上手いことやれってったって無理じゃない。
    最初にウトメが仕掛けた関係が30年続いたってしゃーないよ。

  6. 確かに相談者は、形式にだけこだわって心が無い(=相手に伝わらない)かも知れないけど義理の関係においては、ほとんどの人が形式第一で凌いでいるのでは?  
    そこをお互い許容しあう知恵と礼儀が欠けているように思いました。
    こんなに一生懸命やっているのは自己満足の為だとあっさり認めれば、見返りが罵声でもあきらめはつくし。
    逆に義理の関係が上手くいくなんて気持ち悪!!。

  7. 管理人さんの秀逸な読み!さすがです。
    私も相談者さんの籠盛りの話なんだか
    引っかかりました。
    雑な親切の押し売りは相手にもわかりますよ

  8. この相談者さんには今までよく頑張った!と言って差し上げたいけれども
    確かに管理人さんの言うような人はいます。
    私も過去にウチで働いてくれてた人が
    まさにそんな感じで、とても気が利いているように見えて
    実は心がない(あえてそう表現させてもらいます)から
    何かイライラしてしまって・・・
    例・お中元お歳暮をくださるが、包装紙に包み直した跡が有り
     使い回しであることが明らか。(せめてバレないようにきれいに包みましょうや)
     ・掃除の時間に一生懸命掃除をしているように見えるがほかのことを考えているからか、全然綺麗になってない。むしろ前よりも汚くなってるくらい。
    ・・・一見ものすごくいい人なのでイライラする私が意地悪なのだと思ってたけど、管理人さんの意見を読んで腑に落ちました。

    もうね、嫁姑はうまくいかないのが普通と思っておれば
    ダメージも少ないですよね。
      

  9. 仕事だったら、自分が評価されるだけだけど、旦那の顔たてんといかんやん、旦那が好きで結婚したんであって、こんな姑、声も聞きたくないし会いたくもないよ。
    居直って何もしない嫁だっているんだから、どちらか労ってあげてもいいんじゃない?

  10. 管理人さんのコメントを先に読んで、随分辛口だなぁ、と感じたけど、よく読み直してみると納得出来た。

    相談者の努力は旦那と上手くやっていきたい為であって、姑さんなんてそもそも眼中に無かった。だから、姑さんと仲良くなれなくて当然である。そう割り切らずに、義理で付き合っている姑さんに好かれようとする魂胆が、可愛くなく見える。
    加藤先生だと、そのあたりズバリと指摘しそう。

    白菜の件にしろ、ポロシャツの件にしろ、本当に仲良くしたいのであれば、管理人さんの指摘通りだろうなぁ。
    「来年の夏まで生きてるか分からんのに!」って言った姑さんに、まさかフォローなしじゃないよね!?

  11. 別居?????
    いいなぁ。
    四六時中一緒に生活しなきゃならない同居の人に比べたらなんと楽なことだこと…
    そこにいない姑の事ばかり考えてずーっと過ごして来たのね、もったいない。
    趣味や何か楽しみ見つけたりする時間も立場もあるのにね。
    三石先生に労われて泣いてるし…認めて欲しかったのね。
    自分が変わろうとしない自己憐憫ばかりの人にはさぞかしうれしかった事でしょうね。

    管理人さんのコメント、その通りだなぁ思いました。

  12. 姑に素直になれって言われても最初に結婚に対して条件だされてるから
    身構えるよね
    心から寄り添える気持ちの余裕なんてなくなると思う
    私もこの相談者よりの人間だからわかる
    多いんじゃないかな 認めてほしい人
    私達の時代「寿退社」って言う言葉があったくらいだから
    働け 家を建てろっていう条件は人に話せないくらい惨めな話だったとおもう
    今男を産めって言葉が非道なように
    自分が正しいって言ってもらえると又元気がでてくる
    しかし この姑自分達を介護してもらうというのに
    嫁にこんな感情いだかせる言動とるなんて
    頭悪すぎ(笑)
    可愛がってる次男の嫁も それとこれとは話がちがいますって
    逃げるだろうしね

  13. この話題、それぞれの置かれている立場や受け止め方で全然解釈がちがうくなるよね。田舎の古い考え方が残っている家に嫁いだ私には、他人事に聞こえない。自分が我慢すれば良い問題でもないし。今までの積み重ねがあるから、姑に関わることだと自分でも自覚なく裏目な行動をとってしまうのかな?と感じた。
    私だったら、結婚時の約束があっても全力で逃げるな(笑) 介護が必要になったら仕返しするかもしれない。

  14. 久しぶりに コメントも二桁を超え 舅姑問題にたいする関心の高さを物語ってます…今後も テレジンのレギュラー相談の地位は揺るがないでしょう…残念ながら…。

    管理人さんの強烈なアッパーカットにフラフラしながらも(私も含め😅) 皆さん それぞれ一家言あるようで 普遍的正解のでるような問題ではないですね。

    …ここで口直し?に 以前から気になってた疑問を…
    …加藤先生と三石さんとは 食い合わせが良くないのでしょうか…_(^^;)ゞ…大好きなお二人ですので 一度お手合わせを…と願ってます…(*^ー^)ノ♪

  15. このお嫁さん、よく頑張っている。家を建てるために働いて、男の子も生んで、できることはしている。舅姑を心から慮っている嫁がどれほどいるでしょう? 令和の時代、このようなお嫁さん居ないと思います。白菜の話はその場にいないとわからない、鍋の大きさとか関係なく、どれだけの人数か、他に料理があったかなどでぜんぜん違います。舅の病気も管理人さんの想像でしょ?自宅療養の軽い病気だったかもしれない。

    男の子を産め、家を建てろ、稼げ!なんて言ったら嫁なんかこない。 それでも、息子を好いてくれて、懸命にやっているなら、認めてあげるのが年長者の度量ではないですかね?ダメだしなんて誰でもしますよ。

    私なら、この嫁に感謝に言葉を言います。俄然張り切って仕切ってくれると思います。最後は誰かの世話にならないと人間死ねないです。80代後半になってこの姑こそ、人生の勉強ができてないとおもいます。

  16. この嫁のこの性格が姑をこんな嫌な人にしてしまったんだよ。
    最初、結婚反対ってよっぽどじゃないの?
    私のどこが?って言ってる人は、たくさんの人を傷つけてきたことに気づいていない。
    気づかそうとすると、被害者になる。
    まさに、この嫁タイプ。
    だって、言われたことにすべて反発してきてるじゃない。いい人ぶって。
    姑は気づいてるんだよ、そんないやらしい嫁に。

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