プチ資産家が三度目の結婚したら全てを失い借金漬けにされて途方に暮れる
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの・・凄く・・深い森の中・・で今、迷われてるようなイメージがありますが。
相談者:
はい
ドリアン助川:
必ず、出口が見つかりますから。
相談者:
はい、ありがとうございます。(泣?)
ドリアン助川:
はい・・
相談者:
はい・・
ドリアン助川:
よろしいですか?
相談者:
はい、ありがとうございました。(涙声)
ドリアン助川:
はい・・はい、失礼しまーす。
相談者:
はい、失礼します。
(内容ここまで)
ドリ助 「借金背負った人ばっかりあなたのとこに行くんですね?」
オッサン 「・・そうですう」
(笑)
あのさ、二度失敗しといて婚活で資産言うなよ。
無いのを有るって言うのは罪だけど、逆は許されるし。
相手が見つかることもなくなるけど。
てか、今さらもう手遅れ。
二度あることは三度ある
と
三度目の正直
本来真逆のことわざのハズだが、このオッサンの場合はどっちでもいい。
とにかく三度目でついに借金のない女をゲットした。
ところがドッコイ一番の悪玉だった。
オッサン 「俺そんな豪遊した覚えもないし、生活費に苦労するはずがないんですよね」
今だにそんなこと言ってんのねえ。
最初っからカネが目的に決まってるじゃん。
ドリ助も、毒にも薬にもならん締めのセリフを考えてる暇があるんなら、いつ結婚したかぐらいは聞けよ。役立たず。
詐欺グループを逃がすな
聞けば、妻にポンッと524万も貸してくれた「友人」というのがグルだというのはすぐに想像がつく。
妻と友人の間でカネなんて動いちゃいない。
つまりこれは、借金トラブルなんかではなく、詐欺事件だ。
詐欺罪を適用するには、騙すつもりだったという内心の証明がハードルになるんだけど、この事案では、妻と友人との間でカネの動きがないんだから、警察がその気になりさえすれば詐欺罪で挙げるのは簡単だ。
てか、サラ金200万の方だってグルの可能性大。
実はもう一人グルがいる。
グルと言うより今回の絵を描いた中心人物と言っていい。
オッサン 「知ってる人に財産をすべて買ってもらったんですよ。それで返済はしたんですけど」
オッサンが保有していた財産とは、
オッサン 「親父が残してくれた、貸家が5軒ほど、月々35万ぐらい・・」
月の家賃収入が35万。
年収420万。
一般的な不動産の利回り5%で割り引くと、(*)
オッサンが持っていた収益物件の実勢価格は8千4百万円。
(*)不動産利回り:
訛りからするとオッサンは地方在住だが、利回りに都会も田舎も関係ない。
仮に家賃が低めに設定されてて利回りを4%に下げるとオッサンの所有物件は自宅を除いても1億円を超える。
ちなみにスルガ銀行の過剰融資が問題になったシェアハウス「カボチャの馬車」では利回り10%をうたってオーナーを集めた。
ところが、オッサンは今だにサラ金返済を続けてて、自宅まで差し押さえられたということは、5軒の不動産を売って得たカネはわずか524万円の返済で消えたことになる。
不動産こそが妻を含めた詐欺グループの本丸だったと考えるのが妥当だ。
オッサンのバカさ加減から考えると、不動産を買い取ったとされる男は、取り立てに来た仲間の男との話をつける役目も同時に請け負った可能性すらある。
つまり、代金の見せ金すら用意することもなく数千万円以上の不動産をせしめたわけだ。
さっき言ったように、全容解明は難しくない。
法務局(不動産登記)と国税(所得税)の情報を突き合わせれば、異常な取引は明々白々だ。
もっとも、あまたの詐欺事件がそうであるように、起きてしまった後では被害の回復は望めない。
金の方は言うまでもなく。
不動産は早々に転売されてしまっていて、詐欺グループから買った善意の第三者の利益は守られるからだ。
だからといって野放しには出来まい。
きっちりブタ箱に入ってもらう必要がある。
だけどそれもこれも、警察が疑念を持つところからしか始まらない。
水掛け論にしかならない脅迫の被害を真面目に捜査するだろうか?
オッサンが弁護士に駆け込んだとして気づいてくれるだろうか?
あるいは国税の告発から詐欺へと結び付けられるだろうか?
そもそもオッサン自身が詐欺に遭ったという自覚がない。
番組が犯罪と断定するのは立場的に難しいのかもしれんが、一つの可能性として相談者に示すぐらいのことはあっていいと思うのだが・・
もっとも、歩く六法全書は疑念なんて湧いてこないのかもしれない。
きっとそう。
かつてのこれもヒドかった。
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検証コメントに納得です
被害にあわれたとて
相談者のだらしなさ
・・どのみち先は長くなさそう
おっさん可哀そう。
警察が詐欺事件として扱ってくれればいいけども。
弱ってる人の話をしっかり聞いて、大局的な判断をできる人、いればいいけども…。