離婚に際してローンのある共有名義マンションの財産分与のし方

テレフォン人生相談 2018年10月5日 金曜日

結婚20年。別居中の夫とは13年会話なく、夫のことは姉を介して知る程度。
これから離婚協議を始めるつもりだが手順を知りたい。
持ち分夫婦二分の一づつのマンションに住んでいて、ローンは夫が払っている。
残債は1千万、現在の資産価値3千万。
(時価4千万から残債一千万を引いた残りが3千万)
離婚後に自分がローンを払うのはいいが、住み続けたい。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女52歳 夫50歳 結婚20年 長女19歳 次女14歳 13年前から夫は別居 娘と3人暮らし

今日の一言: 愛には意思が伴ってはじめて真の愛になります。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

加藤諦三:
はい・・

相談者:
はい

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。

相談者:
あはい、すいません。はい、お願いします。

加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
52歳です。

加藤諦三:
52歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えーご主人何歳ですか?

相談者:
えーと50です。

加藤諦三:
50歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
2人います。

加藤諦三:
2人います。

相談者:
はい

加藤諦三:
で今は・・あの、じゃ、4人で暮らしてんですか?

相談者:
いいえ、3人で暮らしてます。

加藤諦三:
あ、3人ですか。はい分か‥

相談者:
あはい、主人は・・

加藤諦三:
はい

相談者:
いないです、一緒に暮してないです。

加藤諦三:
はい。で、今日の相談ていうのはどういう相談ですか?

相談者:
あ、えーとですね、えーと、離婚を考えてまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
え、で、それに当たって、

加藤諦三:
はい

相談者:
あ、その手順ん、が・・えっと、財産分与だとかっていう事から・・

加藤諦三:
うん

相談者:
もう、あの手順がその、どれを優先ん、順位とし、て行けばちょっと、分からなくて、

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
相談があるんですけど。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、あの・・離婚を考えているという事で、お互いの・・会話の中に、「別れる」とか「離婚」とかていう事が出て来てるわけではないんですか?

相談者:
ではなくて、

加藤諦三:
はい

相談者:
えーと、わ、わたしとは、一切あの・・もうじゅう、あのお、何年も・・えっと会話はないので。あ、あの・・

加藤諦三:
あー

相談者:
えー、一切ないんですね。ただ、あの、えーと、わたしの実の姉を介して、

加藤諦三:
は・・

相談者:
やり取りをしてるような状態ですね。

加藤諦三:
お姉さんを通して、は、話をする?

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
ふうーん、「何年も」というのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
かなり長いん、ですか?

相談者:
そうですね、15年ぐらい、になります、かね。

加藤諦三:
んー、んー

相談者:
はい

加藤諦三:
と・・実際に会うのは・・1年にどのぐらいなんですか?

相談者:
あ、会わないです・・全く会わないです。

加藤諦三:
・・単身赴任から・・ご主人は帰って来ない?

相談者:
・・えっと、別に生活しているようです。別の方がいるよう、なので。

加藤諦三:
あーあ・・「別の方がいるようで」というのは・・

相談者:
は(わ)・・

加藤諦三:
いるという、ふうな、なんか・・

相談者:
あのお・・姉も、ま、わたしい、に、気を使って言わない、とこもありますけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
「なんかいるみ、たい」、「な感じはするよ」っていうのは言っているので、

加藤諦三:
あー・・そうすると・・ま、も、もし別の人がいる・・あとでそのお、弁護士の先生に伺いますけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
別の方がいて一緒に生活をしている・・か?・・それともそうでないか?っていうのは、それなりに重要な、ことだと思うんですけれども、

相談者:
そう、ですね、はい

加藤諦三:
一応、別の人が、い、いて、一緒に生活をしてると。
それでなきゃ15年もっていう・・会話がないっていうのはおかしいっていう事かな?

相談者:
・・そうですね、あの、えっと他の、人の、他に、あの、知人が、いるんですけれども、姉ではない・・

加藤諦三:
うん

相談者:
人からの、

加藤諦三:
うん

相談者:
情、あの、入って来たりはするので、

加藤諦三:
うん

相談者:
そうするとお・・んなんか、こう・・あーの、結婚を求められてるっていう話も、その、あ、人づてから聞い・・たりして、わ、で、その前に、ま、あの、まだ離婚をしてないので、

加藤諦三:
ええ

相談者:
元々そういう、タイプの・・あの、男性なんですね、主人は。

加藤諦三:
ん?

相談者:
あの・・

加藤諦三:
「元々」、「そういうタイプ」ってのはどういう事ですか?

相談者:
んん、そういうタイプっていうか、あの、今の生活・・も・・あ、え、え、子どもがいくら、い、いても、新しい生活の方が魅力的であればすぐそちらの方に移るっていうタイプです。

加藤諦三:
あーあ・・その時その時で、要するに・・ま、例えばあなたと会ったと、きはあ・・ま、何十年前か知らないけど、

相談者:
え、ええ

加藤諦三:
情熱的になるけれども、スッと冷めて・・

相談者:
はい

加藤諦三:
なんか・・

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
ま、熱しやすくて、た、冷めやすいと。

相談者:
あ、そ、そうですね、はい・・そういうタイプですね。はい

加藤諦三:
で・・という事はあの、親しくはなれないですね?

相談者:
・・そうですね。

加藤諦三:
熱しやすくて・・要するに、熱しているうー・・関係っていうのはいつか冷めるわけですから。

相談者:
あはい、はい

加藤諦三:
誰でも。

相談者:
はい

加藤諦三:
んで・・続く関係なるってのはそっから親しいという・・関係になって来るわけですけれども、

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
熱しやすくて冷めやすいってタイプは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
その、人と親しくなるって事が出来ないんですよね。

相談者:
うーん、そ、ですね。はい

加藤諦三:
うん

相談者:
うーん

加藤諦三:
それで・・戻りますけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
離婚を考えている。

相談者:
はい

加藤諦三:
でえ、話は実際していない。

相談者:
していない、はい

加藤諦三:
それであなたの今日の相談ていうのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
す、こういう状態の中で実際に・・離婚の手続きを始めるのにはどういう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
手順があるのか?というのが、今日のあなたの・・ご相談ですか?

相談者:
そうですね、あの、マンションの・・その債務者が・・主人なんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、マンションの権利を、2分の1ずつ持っているんです、所有しているんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・マンションの、ローンが滞ってまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと差し押さえになる、事態になったんですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
で、それは、ちょ、今は、回避出来たんですけれども、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、そういう件もあって、

加藤諦三:
うん

相談者:
そのマンションの権利を、も、あの・・うーんと・・あの、事情があって、ちょっと、あの、うーんと、移動が出来ない状態なので、

加藤諦三:
うん

相談者:
どうしてもここの拠点から動かしたくないんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
ただその、差し押さえになっちゃうと困るので、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、そのマンションの・・もうこの後の、ん、支払いはわたしに全部掛かって来るんですけど、1本になると。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、離婚をすると、ま、その、財産の分与だとかっていうのを、なんか、きっちりしなければいけないので、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの・・

加藤諦三:
そこら辺の事を・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
あの、法律的に、よく、し・・あのお、知、知りたいという事ですね?

相談者:
あ、そうですね。

加藤諦三:
はい分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあのスタジオに弁護士の坂井眞先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、はい

(回答者に交代)


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